2019年5月7日火曜日

2011 attack the block エドガー・ライト

 このヒトの作った映画なら見る、っていう人物が非常に少なくなってしまったのですが、エドガー・ライト、は数少ないそういう監督の一人です。

 他には、宮崎駿、庵野、ジェームス・キャメロンくらいですかね、なんだかんだ文句言いながら絶対観ますね。
あと脚本家なのですが、マイケル・アーント、このヒトの脚本は絶対に信頼できる、ほんとに数少ない一人。この映画おもろいやん、ってのはほぼマイケル・アーントが絡んでる。


 エドガー・ライトはイギリスのコメディテレビ出身の監督でこういうテレビドラマから監督っていうパターンは結構多いですね、あとイギリスってのはモンティ・パイソンの時代から、コメディ・ドラマ、が強いのですね。

 日本のお笑いって、短いコント、ネタ、ばっかりですが、イギリスはコメディドラマ、というのが主要なスタイルというわけ。連ドラの長編コントみたいなことですかね。もちろん英語がわからないと面白さが伝わらないわけですが、英語がわかれば、ブリテンは非常にレベルが高いですね。イギリス人はイギリス、ってコトバを使わないですよね、イギリスって何語なん?ブリテン、が普通。UK、というのもあまり聞かない。

 とにかく英語のスラングっていうか若者文化を勉強するにはもってこいの素材だと思います。ブリテンのティーン文化ってのがわかります。

 たぶんほとんど理解できませんけどね。スラングパーティーなので。

 Fam、っていうコトバを多様してます、Fam?って何?って思ってたのですが、Family
のことですね、Hey Brother、のBro、っていうのは古くて、Bruv、さらにそれが進化して、Fam、おれたち家族、というわけで、親友のことを、Famって言うのですな。この映画は一応ギャング映画なので、ギャングコトバを使ってるというわけ。


「わぁ!エイリアン、ポケモンとは全然違うぜ!」
とか
「家に帰ってFIFA、をやっとくべきだった・・・」
とか
「ガキは家に帰って宿題をやって、NARUTOでも観て寝な!」

 みたいに、日本文化が相当浸透してるなー、ってのが観てて楽しい。