2021年12月29日水曜日

2001 メタルギアソリッドツー サンズ・オブ・リバティ、METAL GEAR SOLID 2: SONS OF LIBERTY

メタルギア ソリッド の二作目


 今回は雷電というキャラクターが主人公になっております。


突然実写に切り替わったり、デジタル社会、が及ぼす影響が誇張されていたり、アメリカがまだまだ世界の中心だったり、この時代、を象徴する作品となっておりやす

 9/11と同時期に発売されて、新しい時代、ってのを印象づける作品だったようです、21世紀は9/11で始まった。そして20年後の現代、アメリカが対テロ戦争に敗北して撤退、中国によって覇権国家の地位を奪われる。

 

 21世紀前半の歴史書にタイトルをつけるとすれば「超大国アメリカの没落」になるでしょうね、ここ20年アメリカはすべてにおいて衰退しておる。 


 だから没落するまえのこのアメリカ像ってのがなんか懐かしいですね。


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物語はこの手のゲーム、この手のストーリー、ミリタリーSFみたいなジャンルではゲームでも映画でも一番練り込まれてると思います。

 が、やっぱこの手のジャンルがあんま好きじゃない人には、はぁ・・・?って感じですし、ちょっと言いたいことを盛り込みすぎてるという気もします、しゃべりすぎ。戦場でこんなしゃべってる場合じゃねぇだろって話ですし、あんな変なカッコのヤツ目立ちまくりだろ・・・みたいなツッコミポイントも多い。

 

 ですがかなり考えられて練られているのは間違いない、VRによる弊害、情報統制による体臭操作、などなど、未来を先どったアイデアも盛りだくさん、これは素直に良作と認めないほうがダサいですね。間違いなく名作!スタンプあげちゃう!

 

ただゲームとしては、ワタシはほんのちょっとだけプレイして諦めてしまったことからもわかるように、ハマらない人には全然はまらないし、正直面白くない。ゲームである必要ある??普通に映画を作ればいいんじゃないの?って思いました。映画監督になれば良いですのに。

 ゲーム自体の構造とすれば、いわゆるムービーゲー、非常につまんないです。

なんでも映画化したがる、常にネタ切れ状態の映像業界なのになんでメタルギアは映画化されないんですかね?