2012年7月1日日曜日

姿三四郎 1943

中国で黒澤大全集というものをGETしましたので、もう一度見返しています。43年といったら戦争のどまんなかなんですけどどうやって映画なんか作ったんだろうなぁとやっぱり不思議ですね、不景気だから映画作れないとかほざいてるのより何倍もヤバイのに、そしてかなりしっかりしているのです。なんで黒澤は最初からカットの切り方のリズムが抜群なのかわかりません、そんなの練習することなんて出来なかったろうに・・、天性のものなんでしょうか、私的には・・・用心棒あたりからなんかあざとい編集になって黒澤おわたって感じですね。悪いやつほど・・・が最後の黒澤映画ですかね・・・
 ストーリーはまぁ、戦中にそんなヤバイストーリーなんて出来ないでしょう。でも制約があるなかでの遊びってのがあって、古典芸能みたいでそれは楽しいものです。