2012年9月30日日曜日

citizens フランス革命史


フランス革命の編年体の本なのですが、問題が山積しています。まずミシュレのフランス史を読みたかったのに、拙訳しか存在してないうえ

に、英語のテクストも見つからなかった(フランス語は残念ながら少ししかできません・・)、フランス革命史をきちんと整理したかったのに

、それを体系的に説明してくれる本は日本のどこにもなかった。
 だから一応編年体のものを手にとってみましたが、体系的に説明しようとする努力さえもしてない、日本よりもましだけど、このアメリカ人

学者はアメリカ人学者の悪いところを全部引き受けてるような野郎で、なにかといえば、家族、家族、家族!アンチ暴力(ただしアメリカ人だ

けは暴力は許される)、落ち着いて家族思いの冷静な老人を敬い、ごりごりの資本主義びいき(ともかくアメリカが金持ちで他の国が貧乏なの

だけは許される)、のまったくの糞野郎でして、しかも訳者が悪いのか知らないけれど、文章がやたらめったら読みづらいし、何がいいたいの

かわかりにくい。

 それでもやはり無いよりましで、ぼや~んとイメージは出来た。もっと客観的に起こったことをバーっと並べて、図式化して説明をくれるよ

うな本が欲しい・・・無いんだろうけど・・・フランス語覚えて自分で読むほかないのか・・・