昨日新宿の世界堂に画材を買いにいきました。
都営線の秋の一日フリーパスで。
都営線は殆どの土日祝日は乗り放題一日500円の切符が売ってます。
JR、METROはわかるけど都営線ってなんやねん?って思ってる人が結構いるんじゃないですか?
あと京成線と京王線。いや東京ってほんと電車走りすぎ。それもこれも原因は1つで皇居と江戸城がネックになって、パリみたいに環状線が何周かと放射線がいくつかっていうすっきりした駅になんないのですね。江戸城ってのはお城としては丸腰で、なんの防御にも適してないところに建ってるので、その工夫としてすべての道にゆるいカーブを持たせて、方向感覚を失わせるっていうめんどくさいことをしてしまったのです。だから東京の道は、京都のように真っ直ぐじゃなく、すべてゆるーくカーブしていて道に迷うようになってるのです。
そんなことはどうでもいいとして、世界堂でなんかいいペン無いか、と探していたら画材を探してるうちに、いや、アナログは鉛筆だけでハイライトとかペン入れはスキャンしてデジタルでやったほうがいいかと思い始めていたところ。
「木炭が中に入ってるのってどこにあるんですか?」
って聞かれました。
「全部木炭が中に入ってますよ」、って答えときました。デッサンコーナーだったので木炭が箱売りされてたんですね。
「木炭そのものじゃなくてそれが木で包まれてるのがいいんです」
「はぁ・・・」
それはただの鉛筆やないか!
他にも世界堂は人間観察する場としては面白いです、すぐただのかっこつけの素人か、玄人かが見分けつきますね。マニュアル本コーナーを見てるのは明らかにとーしろーです。マンガコーナーでスクリーントーンを買い漁ってるのはクラシックなオタクです。まじ!?まだアナログでトーン貼ってるのかよ!ってつっこみたくなりますね。あと美大教授のおっさんがいます、大概がハゲてるからわかる。チョークとか木炭はあたまにつくと禿げるんです。コピックまとめ買いしてるのも時代遅れのオタク女子です。あとなんでかわからないけどスケブをめっちゃ買っていく外人がいます。いっつも思うんですけど外人と東洋人、色のセンスも違うけど、画布のスケール感覚ってのが全然違いますよね。なんで西洋人ってのはでかいスケブを好むんですかね?カラヴァッジョとかレンブラントとかを見ても、兎にも角にも絵がでかい、ってのに驚きます。絵が上手いんじゃなくて絵がでかいってのにまずびっくり。ほんとこれはセンスが全然違うんですね、日本は家が小さいからっていうけど中国だって絵は小さいから関係ない。しかし金髪の若い女の人が画材を持っていると絵になりますね~。ただ金髪の女で画家としてすごいってのは1人もいない、まぁ簡単にいうと途中で種付けされて絵どころじゃなくなるんでしょーね。