さて風邪の中で映画を見ると、妙にこっちが弱ってるので刺さったりします。刺さるっていう言い方って方言なんですかね?刺さるってのはココロに突き刺さって印象が残るってことです。この映画はアウトドアで遊んでいたら腕が挟まって抜けられなくなったヒトが生還するまでを描いた映画で、いわゆるワンテーマものの映画ですね。ストーリーとかじゃなくて、1つの状況、を突破するまでが描かれるっていう。ダニー・ボイル独特のテンポと遊び心のあるタッチで描かれています。
ダニー・ボイルはIはトレインスポッティング世代だからだいたいは見てますね。しゃれとるもなーっていうややロックテイストの映画を作る監督、しかしこの映画かなりグロいのでカップルで見るべきではない。なんか笑えるグロさではなく、リアリティなグロなのでうわたーーー、いてーーー!!ってなる。
ただこの山だの、海底だの、ジャングルだの、秘境探検シリーズってのは、ふるーーーくからあってさびれませんね。山なんか昇るのはバカだ、なめんな、って言う人もいますね。それで失敗したらレスキューってなめてんのか、って。台風サーファーと同じ扱いをする人もいます。けどIはこういうバカな冒険野郎マクガイバーのやつのほうが、頭カチカチのカチカチ山育ち、公務員志望、みたいな工場のマスプロ製品みたいな人間よりも大好きですね。
猪木ではないですがバカになれ、ってことです。まともな人間のまともなハナシ~~、なんて誰が聞きたがるものか。