八書とは、いろいろな雑学の本という感じで
儀礼
音楽
占い
天体占星術
祭儀のやり方
経済学
などいわゆるリベラルアーツですが、古代のリベラルアーツはほとんどがオカルトに終始しております。始皇帝は焚書坑儒で学問を根絶やしにしたといいますが、これが古代の学問であり、ほとんどが単なるオカルト、始皇帝が学問なんて無駄だ!といって学者と本を燃やそうとしたのもうなずけるといえます、ほとんど何の役にも立たぬ。合理主義者の政には不要としか映らなかったのですね。
その中で音楽、楽書、というのが意外な感じで、音楽は、「人間の教化に最もふさわしいもの」として、ものすごい重要視されております、良い音楽を聞くだけで民は正義となり、善人になる、悪い音楽を聞くと天変地異が起きて国が滅ぶ。すごく音楽が重要視されておりますね。
あと経済は、めちゃくちゃです。まず、誰でもお金を作って良かったらしく(!)それで経済が大混乱しております。貴金属のおカネを作ると削って薄くする奴らが現れるなど、カネがかかるとみんな小狡いことをして自分の利益だけを求めるのは古代から何も変わらんようです。