第六作目は架空の中南米が舞台。
美術館から盗まれた神像、その秘密とは?
っていう話なんですが、これもまた、センシティブな話題ばっかり盛り込んでおりますね、野蛮な現地人、インディアン?、戦争を起こして両方に武器を売って儲けようとするロシア人、石油の利権を狙って戦争を先導するアメリカ人、いやこれ湾岸戦争やないかい!!
戦前のマンガはえげつないですねぇ。お金のためにパンパン人を殺します、これ子供向けなんだよね一応?・・・まぁ実際現実がおカネのためにパスパス人を撃ってるんだから仕方ないのか・・・
マンガとしてはもうなんかめちゃくちゃ、構成とかも酔っ払ってるのか?っていう感じのグダグダ具合。クスリでもやってるのかしら。
もうなんか現実が空想を通り越していって、おちおち普通にマンガなんて描いてられないのでしょうか、なんか不安定です。ナチスが台頭し始めているのでせうか?
本当になんか奇妙な不安みたいなのがつきまとう作品ですね。