2021年11月26日金曜日

ウガンダ ベーシックインカム社会実験

  結構前にNHKでやってたドキュメント番組

 ウガンダのクソ田舎の村で、ベーシックインカムを与えたらどうなるか?という社会実験。

 えぐいことしますなぁ。


 なんか閉鎖集団での実験というと、必ずオチはみんな狂気に陥って殺し合いを始め、最後には誰もいなくなる、っていう「蝿の王」みたいな話と決まってるのですが、これこそ、まさに迷信ってやつなんでしょう。


 結果的には、お金の使いみちは、投資、健康、食料、家、教育。といった堅実な使いみちがほとんどで、ギャンブルやらコミュニティを破滅に導くような結果にはならないという結果でした。そりゃそうだ。


 よく経済を回すためにお金を使わないと、と知ったようなことを言っている輩、凡愚な大衆がいますけども、たしかに、お金が循環するならば、どんどんお金を使ってもどうせ帰ってくるのだから、バシバシ使って良い。

 けど実際はそうではないのです、おわかり?こんなのマルクスじゃなくてもわかりそうなもんですが、お金をは循環しません。企業の売上余剰は、純利益、となって、純利益は所有者に集積される、株式会社なら株主。つまるとこお金を使えば使うほど、お金はお金持ちに集まって、消費者はどんどん貧しくなる。経済が回れば回るほど、ますます資本は集中し蓄積される。それによって、資本の蓄積が起こり、蓄積された資本は、軍事費となり富国強兵、強化された軍隊は領土や権利を拡張し、さらに市場を拡大する、これにより世界市場、が生まれより多くの人間が貧しくなり、貧しくなった分だけ、さらに資本家は富裕となり、そしてすべてを支配する、おしまい。

 

 良い悪いではなくて、資本というのは競争なんですから、競争したら最後に勝つのは一人だけ、こんなことどんなアホにでもわかる話、トーナメントをやっていけば、最後の勝つのは一人。後はすべて敗者となると言うわけ。


 それを防ぐためには、金を、自分たちの中だけで使うという方法があります、自分の親から買い、自分たちの村、グループの中だけで金を循環する、そうすれば、グループ内を循環するお金の量は減らない。これがユダヤマジック。ユダヤ教グループは、自分たちの仲間内でしか金を使わない、そうすれば、他の資本家たちに搾取されない、他のグループとも商売をすれば、グループ内の資金は増えるばかり。やったぜ。

 宗教と経済は相性抜群であって、保護貿易とも言う。経済的持続可能とは保護貿易ということになります。以上保護貿易についての授業でした。

 つまりみなさん、金を使うなら、使う相手を選べってことです。