2023年7月28日金曜日

1991 ゼルダの伝説 神々のトライフォース

  ご存じ2Dゼルダの一つの完成形とされる名作。


 わたしこのゲームやったことがあったと思ってたのですが、どうやらやってなかったらしい、ワタシがやったのは「夢を見る島」、だったみたいですね。基本的システムは同じですが、「夢島」、はジャンプできるのでクセでジャンプしようとしてしまう。


 ゼルダっぽいゲーム、トライフォースっぽいゲーム、というように、一つのジャンル、を確立した作品です。


 昨今ブレワイからゼルダブーム再燃というか、ゼルダ人気が過熱しておりますね。FF16よりも、ゼルダのほうが売れてるんでしょうたぶん。結局いまだにPS5売ってないしね。あとPS5高すぎる、通常版が今6万。海外では売れてるらしい、でもまわりでやってる人一人も見ない。一部のYoutuberとか業界の人だけ。

 まぁ海外では安いのかも、特にアメリカではドル高で体感2/3だから4万って感じでしょう。インフレだからもっと体感安く、3万くらいなのかもしれませんね。3万なら買える範囲ですわ。 

 (ニューヨークは現在最低賃金は13ドル、つまり時給1800円、最低、ですから平均は2500円くらい。およそ日本の倍ですから、プレステ5は実質3万、グラボと考えたらこれは買いです)

 それでも一部の豊かな国の一部の中流以上しかやれないゲーム機ではありますね。まぁ昔からゲームってのは高級なエンタメですからね。

 子供がおこづかい貯めて買うのはまず不可能ですけどね、6万は。


 そんなことはいいとして1991年でこのクオリティはえぐすぎますね。ファミコンからスーファミになってこのゲームやった人はぶっ飛んだでしょうね。


「とぶぞ」


すべてが高いレベルでまとまってると思うのですがまずボリューム満点、非常に広いマップを旅する、あるいみオープンワールドのはしりですね。ダンジョンもひねりが効いていて、ほぉ、って感じ。数も相当ある。さらに表、裏の世界を交互に入れ替えて進むってのも、ワールドマップ自体が非常にギミックだらけのダンジョンとも言えます。

 確かに、こんなんわかるかよ!!っていうドはまり要素もあります。水の神殿の滝の裏の道は気づかないと気づかない、詰みますねこりゃ。それがゼルダですけどね、下手したら詰む。やれること全部試す・・・あとオカリナの入手方法もめっちゃむずい。スコップで掘り出すってのはきびしすぎる。


 どんどんアイテムが増えるごとにアクションが追加されていくので、飽きさせないってのもあります、ずっと同じことだけだと飽きる。これはロックマンシステムといったらいいのか。

 結構難易度もあってやりごたえもあります。難易度はかなり高めかもしらん。アクションの難易度はそこそこ、謎解きも最近のゲームに比べるとかなりむじ。

 闇の世界回復手段乏しいし、ボス前に回復とかもない。適当に剣ガチャ押しするとはじかれる、ってのもいいバランスだと思う。

 キッチュで謎の、ゼルダ、っぽいサブキャラ、豊富なサブイベント、とゼルダらしさも確立されております。


 実はシナリオがかなりシリアスです。説明書に結構な分量の物語も載ってるし、よくよく読むと重めのストーリーとなっています。ゲームに夢中でみんなぽんぽんスキップしてると思うけど。

 親父も死ぬし、神父も死ぬし、悪いやつは若い娘をイケニエにしとるし、ファンシーな見ためと裏腹にシビアな内容。ドラゴンボールの悪いやつもむちゃくちゃ悪いのと同じです、絵面がシリアスじゃないだけで、街ごとぼかーんってやったり、星をばごーんってやったり。あんな悪いやつ他では見ないね。ピッコロいいやつ、みたいなことになってますが、大魔王時代はまじでむちゃくちゃしてました。


 とにかく間違いなく名作、やってないとゲーマーとは呼べない。やるならむずすぎる部分に修正が入ったGBA版をオススメします。