2023年7月4日火曜日

1992 真女神転生1

  これが初代みたいなタイトルですが、真、がつかないのがあるので、実質的にはメガテン3です。


 スーファミになったことでボリュームがスーパーアップ、特に悪魔の数が劇的に増えました。

 ほいで今作の特徴が、アライメントシステム。向こうのTRPGではよくあるシステムなんですが、JRPGではあまり見ない。


 これが非常に厄介で、自分の属性がLAWかCHAOSかNEWTRALになるわけですが、自分の属性と一致した悪魔しか召喚できないし、属性一致の装備しか装備できません。

 ぶっちゃけLAWのほうが断然有利。というのはLAWには回復とかバフ持ちが多く、メガテンってやつは伝統的にバフが強いのです。攻撃魔法なんて後半はほぼ役に立たない。

 CHAOSは常に回復役不足です。


 序盤の金剛界ってところでカオスはかなり厳しい・・・、この金剛から出ることはできないので、手持ちで戦うしかないが、カオスの悪魔がほぼ作れない材料しかでてきやしねぇ。LAWよりのザコばっかり。外に出れないので精霊も作れないし、装備も変えない。ドハマリポイントになっています。


三島由紀夫みたいなやつとトルーマン、どっちを殺すか、というファンキーな二択を迫られ、トルーマンを倒すとカオスになってしまう・・・、ジャップは普通そっちを選んでしまうだろう、でも三島を倒すのが正解です。


 それとかなり交渉が難しくなりました、仲間になる可能性が相当下がった気がします。さらに主人公の知力ステータスが仲間になりやすくなる(これが本当なのかわからん、でも説明書にはそう書いてある。昔ゲームって説明書にはそう書いてあるけどバグで実は意味ないってことがひじょーによくある)

 

 よって説明書を信じるならば、主人公は知力にステを割かないといけないし、魔法が使えないのに、魔力、は魔防、でもあるので、ある程度あげなくてはならず、速度も上げないと命中が低い、力に鬼ぶりしてマッチョマンにするっていう作戦がとれずに平均的な能力のザコとして運用せざるをえない。知力は戦闘ではなんの役に立ってるのかわからん。もちろん終盤になれば、武器、が強いので役に立つようになるのですが、序盤はかなりきつい。


 ですが序盤を超えると攻略の自由度がかなり上がり、強化の方法もぐっと増えるため簡単になっていき、さらに終盤には、主人公の武器が強くなり、ほぼ一人で勝てます、主人公とヒロインの二人でラスボスまで何の問題もなく勝てる、ぶっちゃけ仲魔いらん。

 ボスにもBINDやジオ系が入るボスはスタンさせられるので、なんにもさせずに勝ててしまいます、アトラスゲームはだいたいこの序盤が一番むずいってパターンが多いのですけどこの作品はちょっと終盤のボス弱すぎかもしれません。


 ストーリーは、とんでもないことがなんの前触れもなしにどかどか起きまくる、とんでもない話です。さっくり親が悪魔に食べられたり、核戦争で世界が崩壊したり、大洪水が起きたり・・・

 普通にプレイするとだいたいはNewtralルートだと思います。たいていメガテンはニュートラルがグッドエンド的なことだと思う。

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 問題点

ワールドマップが崩壊後は特にどこをみてもまったく同じ風景だし、どこが通れるのかもかなりわかにくいです。ルートも奇妙。

 これはGBA版のバグなのか知りませんが、フィールドでのエンカウント率が異常に高い、数歩で敵にあたる、ロンダルキアレベル。あとBIND、が回復しないし、解除する方法もありません。これは完全なバグ。BINDがとにかく強い、パラライズはアイテムで治るけどBINDはどうしようもない、敵にも同様。BINDが強すぎます。