これまでとガラっと変わっておとぎ話みたいな話。
ペルシャのクセルクセス王が、ユダヤの美女、エステルに一目ぼれして王妃にしました。
叔父のモルデカイはユダヤ人であることから処刑されそうになっていたところを、エステルは王に頼み込んで助けてもらいました。
さらに、ユダヤ人を迫害する人々を皆殺しにしてよいという命令を出しました。
ほいでユダヤ人がその敵を殺害した日はプリムの日という祝祭の日となりました。というお話。
ユダヤ人にとってはそりゃいい日なのかもしれませんが、いい奴が一人もいない話であります。美女だからという理由で王妃にしてそれのいいなりになるクセルクセスもクソだし、モルデカイをユダヤ人だからといって迫害する敵もクソだし、だからといって皆殺しにしてその日をお祭りにするユダヤ人もいかがなものかです。
教訓は、結局のところ美女ならなんとでもなる、でしょうか。