2016年8月26日金曜日

1984 名探偵ホームズ  EP5   青いルビー

ホームズのEP5、名作回ですね。

 ほんととんでもない数の作画です、特に今回は背景の枚数が尋常じゃない、うそだろ!!ってくらいの作業量です、週間アニメですからね。信じられないです。一日18時間缶詰、って感じの書きまくり感。30分アニメですけど1時間くらいの膨大な作業量。

 
 特に車でロンドン・ブリッジをぶっ飛ばすところのカメラの操作なんて、まぁ!!すばらしーー。って感じ。デジタル操作が無いこの時代にどうやって撮影したんだろうってくらいのカットですね。

  
 でもこのカットのやり方見たことある!この構図、あれじゃん!ってのが随所に見受けられます、駿氏ってやつは同じ技を使うのを恐れないっていうか、何度も試して精度を上げていくタイプなんですね、一回やったからもうやりたくないってのじゃなくて、前良かったからもっと良くしようって感じ。


 ヒロインはまた少女でして、勝ち気で活動的な女の子っていういつものヤツです、声優はパズーの田中真弓、よって、ものすごいラピュタのテスト版を見ているような感じ。いやー、でも毎週テレビアニメでこのレベルのやつがやってたら生きてて楽しいでしょうねー。アニメーターは死にかけてるだろうけどw



 昔にくらべてアニメの数、自体はものすげー増えてるのですよね、80年台は一年に、50本くらいですか(1つの作品が割と長いですし)、今だと1クールに50とかですものね。作画崩壊ってよく言われてますけどそりゃそーだって感じ・・・。なんでそんなにアニメの数、は増えたんですかね?確かに今では、デジタル技術で手を抜こうと思えば割と安上がりでできるし、ジャンプアニメ方式の全然動かないやつだったらもっと簡単なんですけど、特にマンガ原作は構図とか借用出来ますし。キャラデザとかも楽ですしねー。


 ワタシはマンガ原作のやつってそれってなんか意味あるん?ってすげー思うのですが・・・。