2016年8月10日水曜日

リオオリンピック 体操男子団体

 内村航平はかっこ良すぎる、ってのをしばらく前から書いてきましたが、大本番でもやっぱり結果を出してくれました。
 
 ほんと結果出すよなぁ~このひと・・・・。こんなに結果、を出す人間は最近では見たことがありません、滅多にヒトを褒めないワタシですけど、脱帽、最敬礼、です。

 やっぱ結果って大事ですねw


 最初に鞍馬でミスが出た時はあちゃちゃちゃちゃーーー・・って感じだったのですが、まぁ踏ん張ってくれましたわい。というか悪い流れになりそうなのを内村航平が、がっ!オラァ!って感じで戻していましたね、一人だけ全部出るとかムチャクチャですけど、無茶を通すよなぁ・・・。

 ふっと、真剣モードに入ると表情と目が変わりますよね、マンガみたいな表現だけどほんと実際にそうで、キラっと目が光る、あっマンガじゃなくて現実にもこうなるんだって感じ。周囲の空気をナウシカが怒った時みたいにふわっ、と変えられる。う~む、すーばらしぃ。こんなに圧倒的に世界一なヒトってなかなかいませんよね、特に日本人では。コービーとかレブロンのレベルですもん。


 それとやっぱり白井さんのポイントゲッターはすごかったです。奥の手最後に残してました。予選の順位が低かったせいで、第一グループじゃなく、最終種目が床になったので、さらに白井さんの切り札感が強かったですね。

 白井さんしかし、いい表情持ってるますねー、役者になればいいのに。こぉいう、まっすぐな表情を持ってる俳優ってほんと貴重です。昔の加山雄三みたい。




 本来はでもやっぱ最後に鉄棒!新月面、着地!決まった!金!!!ってのがわかりやすかったですけどね。予選の順位のせいで最終演技でもなかったし。あの最終演技で会場が静まり返って一人だけで演技をするのがかっこいいんですけど、まぁそれは個人総合でってとこでしょうか。しかし予選ではウクライナの選手がかなりの高得点。たぶんこのウクライナの選手、ものすごい感動的なエピソードを持った選手です、なんかのドキュメンタリーで見ました。ウクライナが分裂して、体育館の予算も無くなり、ボロボロの器具で練習し、カネを稼ぐために、あらゆる大会にエントリーしまくっている。そんなハナシ。
 こぉいう、映画みたいなエピソードを持ったヤツってのは強い・・・、強力なライヴァル出現ですねー。



 中国はなんかドキュメンタリーでは「日本は内村以外はザコだね」、みたいなこれもマンガ的悪役のセリフを吐いていましたけど、実際には点数が伸びずにロシアにも負けてました。ほよよ。
 あのでも中国の、我を通す感じ、折れないで自信過剰な感じ、ヒールとしては100点ですけどね。やっぱ競争が激しいし、エゴイストじゃないといけないんでしょうね、大陸は。


 しかし内村航平的には、もはや取れるタイトルはすべて獲得したことになるんで、どうするのですかね。マイケル・ジョーダンみたいに、もはやこれ以上オレが最強だということを証明する必要なんてない、って感じで引退するのでしょうかね?