2018年12月26日水曜日

2010 ラジアントヒストリア

 アトラス先生によるDSのロープレ、あんまし有名では・・ない?でもリメイクも作られているのである程度は売れたはず。

 時間を巻き戻して歴史を変えていく、というFF13-2と同じ感じのゲームです。ロープレ、というのは時間が逆に動かせる。という発想から生まれたらしい。ゲームのシステムはオーソドックスなロープレにちょっとアクションと謎解きがあるという、昔のスクウェアチックなゲームと言ったらいいのでしょうか?

 戦闘システムはマス目があってそれによってタクティクスが変化するという、ロックマンエグゼみたいなシステムです。

 とにかく時間を戻す。というのがキーポイントで、普通なら裏技扱いの過去に戻って・・というやり方が、このゲームでは常道です。常に時間を巻き戻して進む。


 「これは重要な決断だぞ・・・よく考えろ」

 という戻れないよフラグ、を出して来ますが、まったく気にする必要はありません、いつでも、どこでも過去に戻ってやり直せます。
 分岐でどっちかにしか進めない、みたいな言い方をしますが基本的に

「すべての分岐を踏む」

ことでフラグが立って進めるようになります、結局全部やるんかい!っていう感じ(BAD ENDにつながる選択肢は見なくてもいいんですけど)

 詳しく言うと、ハイスルート、とロッシュルートがありますが、必ず全部のフラグを回収することになる。時間を戻してフラグを立てていくのは結構むずいです。
 思ったよりも、敵が強い。というのがさすがアトラス先生ですね。中盤あたりの攻撃力のインフレがすさまじく、一発で全体のHP2/3もってかれて二発くらったら終わり、みたいなのがザラ。
 さらに鬱陶しい雑魚がめっちゃ多いです。バステやら仲間呼び、バフがやたら強いなど・・。あとまったくダメージが通らないカニがいるし・・・主人公のストックの攻撃力が弱くてほぼダメージソースにならないってこともかなりある。


 プレイアビリティ、がちゃんと考えられてるゲームで、セーブポイントが豊富で、いつでも時間を戻せるし、さらにイベントスキップだけでなく、テキストスキップ機能もついています。(同じ場面、に何度も戻るから)戦闘にはオート戦闘もあって、レベル上げも楽ちん。


 ストーリーは硬派っていうのか、シリアスっていうのか。あまり遊びなく、正統派な感じでずいずい進みます。セカイが砂漠に飲まれる・・・けど大国は戦争をしてる、戦争を止めてセカイの砂漠化をとめなくっちゃ!というなかなかのわかりやすしなやつです。お決まりの超兵器、

 キャラデザは独特、奇抜ってこともないけれど、今風でもありません。ただやっぱドット絵調なのはワタシ的には高得点、やっぱロープレはドット絵じゃなくっちゃ!