2018年12月5日水曜日

2018 プロフェッショナル 宇多田ヒカル

 再放送でしたが宇多田ヒカルのドキュメンタリーを見ました。

 宇多田ヒカルってこんな顔だったっけ??っていうのがファーストインプレッションw なんかもっと下膨れの顔だったような・・・、なんかシャープなフェイスラインになりましたね。あとメガネっ子だったってこともしりませんでした。
 で35才ってのにもばびった。若っ!!15才でデビューしてまだ35なんですねー・・恐ろしい子!w でもキャリアでいうと20週年・・・ベテランアーティスト・・

 で、ヒッキーの制作現場ってのもあるんですが

「普通!」

 ってのが一番印象的でしたね。そのへんのアマチュア宅録ミュージシャンとほとんど何も変わらない。MIDIキーボードにマイク、モニター、ラップトップ、それだけで曲を作ってる。

 もちろんそっからスタジオにスタジオ・ミュージシャンを呼んだり、オケを呼んで録音したりっていうのはプロとアマの違いではありますけど、基本的にやってることは、アマチュアでもセカイトップクラスの金持ちアーティストでも同じなんですね。
 ただ違うのは、才能、だけです。


 宇多田ヒカルって、ワタシの中で、才能人だってのはそんなの誰にだって明らかですけど、ワタシの予想、を裏切るタイプのヒトで、すごい珍しいグループの箱に入っています。
 だいたいこのヒトはこうだろうな・・、っていうのがあって、その枠から外れるってことはほんとにめったに無いんですけど、ヒッキーはその中で例外中の例外。読めないヒトというイメージです。
 正直このヒトは絶対ダメになる、というカテゴリに入れていたのですけど、どうやらそうでは無かったらしい。かなり確信を持って、あっこのヒトはダメになるタイプのヒトだ、って思ってたので、ものすごい意外。
 ワタシはこの人間整理ボックスを外すってことはめったにないのです。こいつクズだな、って判断する目利きとしてかなり優秀だっていう自負がある、特に悪くなる、ヒト、を見極めるのは経験上外したことがなかったのですが、ヒッキーに関してだけは全然当たらなかった。良くなってる、とは言わないですけど、ワタシが思ったように悪くはならなかった、全然別の方向に進んだ。
 もっとサバサバして合理的なヒトだとも思ってたけれど、実際はエモいヒトだってのもすごく以外。ミュージシャンとしてはめっちゃ困るプロデューサーですねw感情論ばっかりじゃねーかよ!わからねーって!っていう。


 あと突然取り出した本が、ナボコフの「Pale Fire」って・・かっこつけすぎでしょw 超読みにくいで有名な本です。 ワタシも大学時代にかっこつけてこの本読んでたってことを思い出した。マヤコフスキーじゃなかっただけましか・・。