2020年3月31日火曜日

2010 ハイスコアガール

90年代のアーケードゲームブームを題材にした、恋愛マンガです。

 後半?いや3巻以降は学生恋愛マンガとなって、ゲームは恋愛のダシとして使われるだけです。1、2巻までは面白いです。
 やっぱり懐かしいというか、あの時代のワクワク感が伝わってきますね、スーファミ発売とか、プレステ発売、世界を震えるほどのショック、ゲームに限らず、やっぱり90年代ってのは熱い時代でした。何度も言ってますけど、あの世紀末の熱狂的な感じ、刹那主義とコンピュータの進歩がもたらす未来へのワクワク感、あれを超えることはもう無いんだろうなぁ・・・あとは斜陽、ひたらすら下り坂。まるで1932年515事件の後っていう感じですね。

 これからはひたすら落ちていくだけなのだ。



 冷静に分析しますと、なんであの時代が熱かったのかっていうと、それはやっぱり人口、なんですよね第二次ベビーブーマー、1945年に生まれた戦争ベイビーたちが、25年後1970年にガキを生む、こいつらが第二次ブーマー、この二次ブーマーがハイティーンを迎える1985~1995、これが熱い時代の申し子達となるわけです。
 人間って、10~25の時にしか感じられないものってのがあって、どんなバカでも大人には感じられないセンサーで、時代、ってのを感じ取り生み出していく。
 それ以上の年の人間は、正直死んでるのと同じ、もう何も感じない。それまでに経験した物事を武器にあとは斜陽、下っていくだけです。


 ものを売るってのにもやはり数の力でして、このたくさん売るならこの第二次ブーマーをターゲットにするしかないわけです、だからなんでもこの世代に刺さるように作られています。

 懐かしい~、ってことで・・・。

でもやっぱりいつまでも懐かしがってないで新しいものが生まれないといけない・・・というか、古いものを、無くさないといけないと思いますね。

2020年3月30日月曜日

雑談 コロナウィルス 環境を守るっていうこと

 ちょっと今日は真面目な雑談コーナー、数年に一度の真面目回です。

 
 世間はコロナでもちきりで、外出をなるべく控えようということになってますけれど、これって、たぶんこれからもうずっとこうなる、というのの予行演習みたいなことになると思ふ。
 というよりは、これからはこうやって暮らしていかないと、本当はいけないんだよ、ってことですね。

 
 環境を守ろう云々って会議を開いても何一つ決まらないけれど、疫病の蔓延、という形で、物理的に強制されて、人類はこの数十年でおそらく一番環境に優しい生活スタイルを取らされています。

 今まで環境に優しく、って口先だけで言っていた輩に、環境に優しい生活ってこういうことだぞ?実際こういうことになってみて、耐えられますか?あなたが望んでいたのはこういうことですよ、って言ってやりたい。

 よく言われますが、一番環境に悪いのは、飛行機、です。ビニール袋どころではない、汚染の元凶は航空機、しかも格安航空だの観光だの、って、航空の数はどんどん増えている、環境に悪いから飛行機やめろよ、って誰も言わない。観光産業でお金を稼がないといけないからってわけ。

 今はコロナですけれど、いずれ、気候変動でむちゃくちゃになって、外に出られなくなって外出したくても出来ない、ってことになるでしょう、今はその予行演習ってことです。

 別にだから環境に優しくしようということではまったくないのです、こういうことなんだぞ、環境に優しく生活するなんて 実際には無理 なんだから(外出禁止は半永久的に続きます、ってことになったらどうなる?と今一番想像しやすいと思います、そんなの暴動になる、というか誰も言うこと聞かないに決まってる)
 キレイゴト言ってる場合があったら、くだらない会議で無駄話をしてないで、1円でも一秒でも多く、最悪の環境で生活できる家、食べ物を開発する、あるいは地球外で生活する方法を開発する、ほうに集中しようってことです、確実に環境は悪化するし、それを阻止することなんて出来ません。あるとすれば一つ、今ウィルスがやってるように、言うこと聞かないと死ぬことになるよっていう脅迫しかありません。


 ワタシは環境を守るっていう奴らの言ってることが、すべての人間がイエス・キリストになれば世界から戦争や争いはなくなるって言ってるやつらと同じように聞こえるのです。出来もしないことをいつまでもほざいてないで生産的なことをしようぜ!頼むぜ!ってことです。
 

2020年3月29日日曜日

2007 GIANT KILLING  ジャイアントキリング

 25巻までしか読んでませんが、まだまだ連載中ですしたぶんワタシは続きは読まないのでこのへんで。

 監督、が主人公のサッカー漫画です。ワタシの勝手なイメージで、ジャイアントキリングっていうタイトルの通り、日本代表が、アルゼンチンとかブラジル、イタリア、フランス、とかをワールドカップでバシバシ倒してワールドカップで優勝する、みたいな話だと思ってましたが、実際はもっと地味です。

イギリスのアマチュアサッカークラブを率いてた監督が、日本のリーグ下位チームを率いてリーグ優勝を目指す、いや地味か!!っていう漫画。


 サッカー選手だけじゃなくて、地域密着、コミュニティ、フロント、ファンとのつながりが大事やでー、みたいなことに重点を置いております。

 
 いつからか、地域密着、住民とのつながり、地元企業との・・・うんぬんかんぬん、ってのが重視されるようになりましたね、どっから輸入してきたのやら?でもそういうつながり、コミュニティーってやつは、トップダウンで、私たちは地域密着です!みたいなこと言っても、は?ってことです。繋がり、って自然にできてくるもんで、コミュニティーを作りましょうって口に出してる時点で、つながりが無いってのをゲロってるようなもんです。

 ワタシはそういう、ふるさと、地元、故郷、家族、我が国、愛すべき日本、美しい国日本、日本の技術は素晴らしい、みたいなの嫌いですね。ナショナリズムが嫌いです。鎖国主義が嫌いです。

これを掘ると長くなるので割愛。

 それとやっぱしワタシはサッカーってルールめちゃくちゃじゃない?って感じるアメリカ人的な感覚がありますね。リードしたらずっとパス回しで時間つぶしたり、大げさに倒れてみたり、痛がってみたり。
 サッカーがもしアメリカのスポーツだったら、20秒以上自陣でのパス回し禁止、自陣へのバックパス禁止、っていうルールになると思うし、痛がってたらすぐ交代できるけど二度と戻ってこれない、っていうルールになると思う。あんないてー、ってぺたんぺたんしてる時間すげー無駄だから。

 ヨーロッパってやつは紳士であれ!っていうふうに曖昧にさせておいて結局は貴族だけが得をするっていうふうにしたい文化ですから、南米はなるべくルールをシンプルにしたい、あとずるい、ことが悪いことではない、ずるくて狡猾なやつは偉いっていう価値観がありますからね。

この漫画には意図的にか、大げさに転げ回るような選手はいない。ちょっとフットボール美化しすぎてるなぁっていう感じがする、なんだろうか?なーんて言ったらいんですかね、どうやってもキレイゴトを力技でねじ込んでくる教育テレビみたいな感じがして、ワタシは肌が合わないですねこのマンガ。
 べつにわるいところなんて一つも無い、文部省推薦的なマンガですけどね。

1985 goonies グーニーズ

名前は聞いたことあるけど実際は見たこと無いシリーズ。スピルバーグ作品でもある。私たぶん見たことあるんですが、なぜか記録に残ってなかった。
 
 goony ってのはアホウドリ?のことらしい?なんで彼らが自分たちのことをグーニーって読んでるのかは不明。

 内容は、なんだか街が買収される?ことになって、引っ越ししてばらばらになってしまう子どもたちのグループが海賊船の財宝を記した宝の地図を手に入れて・・・

 っていう話です。


 これも前書いた気がするんですけどこのCGが普及する以前のアクション映画ってのが私は好きですね。セットが手作りで作ってて楽しいんだろうな、ってのがこっちに伝わってくる。いわゆる、すごいお金をかけた文化祭をやってるみたいな感じなんですよね、そんなの楽しいに決まってる。
 CGになってしまうとCGは外注だし、演技はグリーンバック、出来上がりは綺麗でも作るのは楽しくない。
 あれです、機械いじり、は楽しいけれど、半導体になってしまうと、もはや素人には何も手が出せないってことですね。CPUをカスタムしよう、なんて大規模な設備があるプロにしか出来ない。

 つまりこのCG以前のアクション映画の良さ、ってのはスチームパンク的なことなのかも。


 もちろん35年前の映画なのでふるーいです。アクションとか演出、演技の感じ、でもキッズたちは上手だと思います、欧米って子役が演技めっちゃうまいと思う。これは英語でしゃべってるからなのかも?ネイティブには下手っぴなのかもわからん・・・。日本の子役というといかにも劇団ひまわり、いかにもゼニゲバの親のゴリ押し、ってのを感じますよね。

 

2020年3月26日木曜日

2006 ミッション:インポッシブル3  Mission: Impossible III

 わりかし古いんですね2006年かぁ・・・。 監督はJJエイブラムス、昨今のバキバキドカン系のハリウッド大作ではだいたいこの人ですね、どういうルックスなのかまったく知らん。割と露出が少ない監督なのかも。

 トム・クルーズも結構なおっさんだと思うのですが、やたらと走ってる、とにかくよく走る、ってのがこの映画の印象かもしれません。走る、というアクションの根源にフォーカスを当てたのかもしれませんね。


 エイブラムスのやり方なのかわかりませんが、強めの色調補正、ってのがこの時期のハリウッドの特徴かもしんないですね。画面がイエローぽかったり、全体的にブルーだったり。ハリウッドのオフィスってだいたいこの感じの色合いだな、ってイメージがつくと思います。

 ワタシはこれって見ずらいだけだと思う、非現実感をだして映画っぽくする手法なんだと思いますけど、なーんか全体的に見ずらい。もっとナチュラルなラィティングでいぃんちゃうの?

 あと音とか声もあえてリアルにするために聞き取りずらくやってるのかもしれません。これもまぁたしかに現実的にヘリが近くにあったら何を叫んでも聞こえないんですけど、そこのリアリティいるのかいな?って思いますね。

 しかし映画全体としてはまぁまぁよく出来てると思います、アクション映画としての出来は良い、もーちょい見やすくしたらいいと思うんですけどな、手ブレとかで躍動感が出るっていう人もいるし好き好きなのかもですけどね、それって手抜きがしやすいからなんじゃないの、とおもふ。
 ワタシはキューブリックみたいに画面の細部までがっつり作り込むほうが好きです。

2020年3月22日日曜日

1987 修羅の門

 ふるーい格闘マンガです。
1987というと33年前ですか・・まぁそれよりもずっと古い空手バカ一代とかもあるんでたいして古くもないともいえますが・・

 正直絵も古いし、上手でもない。



ただこの作者がすげー格闘技が好きなんだなってのは伝わってきますね。物語の流れは基本刃牙と同じです、無差別格闘トーナメント編、ボクシング編・・・、刃牙よりもこっちが早かったのか?同じくらいかな?まぁ作画のスタイル的にまったく違いますけども、最近の格闘マンガってだいたいこのプロットですわね。あらゆる格闘技が一緒に戦う最強トーナメントだぁ!!っていうやつ。


 格闘技のストイックなマンガなのかな?と思いきや、古流武術の秘奥義!みたいなので決着がつくファンタジーバトルマンガでもあります。蹴りのかまいたちで空気を切り裂く、みたいな荒唐無稽アクションもありつつ、アームロックからの肘鉄、みたいな地味渋い攻撃もある。

 主人公は始めっから最強、最強の古武術の伝承者であり、絶対負けない。

 一度裸絞を食らって、これはどうやっても返せない!っていうことになりましたが、なんと単純に力を本気で入れたら外せました。うそーん。

 マウントを取られても、指の力だけで相手のカラダに穴を空けて脱出、うそーーん。とにかく主人公は最初っから最強で絶対負けないマンガです。

 ちょっと他のマンガと一つだけ異質なところがあって、主人公が相手を殺すってことですね。主人公の秘奥義を食らうと死ぬ。ふつう格闘漫画だと試合が終わればあとはめでたし、ですが、この漫画は、また殺してしまったね、っていう苦い終わり方をする。それはでも作者のこだわりらしくて曲げるつもりはないようです。


 総じて・・・、よっぽど格闘マンガ好きでもない限りあまりおすすめできませぬ。


 続編として 第弐門ってのがあるんですが、読むかどうかわからぬ・・・。

1974 007 黄金銃を持つ男

 小説では12作目、映画では第9作。

 今回の舞台はマニラ、バンコク、という東南アジアが舞台。

 シナリオはしょうもないのですが、絵力があります、風景的に珍しいし、美術やセットもかなり凝っている、アクションも結構よく出来ていて、いまいち続きだった映画シリーズですが、汚名返上って感じだと思います。

 やっぱりロジャー・ムーアのボンドはコメディ路線でして、ライトな感じの雰囲気ですね。が、今作から、結構ハマって来たって感じでしょうか。

 当時がカンフー映画ブームが起きていたんだなぁってのが如実にあらわれております。カンフー映画の撮り方、ってのが相当影響を与えておりますね。

2020年3月19日木曜日

2018 ランペイジ 巨獣大乱闘 Rampage

 テレビでやってましたな。

 動物が巨大化して暴れまわる!!

 っていう小学生が思いつくような映画であり、キング・コング以来、ハリウッドが大好きな映画です。

 でかくしよう!!っていうやつ。

 アメリカ人はアホだっていいますが、合理的でもあります、でかいほうが強い。それは絶対そのとおり。なぜか日本は昔からコンプレックスなのか、でかいよりも小さいほうが強いっていうふうにしがちですね。弁慶よりも牛若丸、大昔から必ずそう、フリーザも小さいほうが強い。
 
 ガリガリの細マッチョなのに、ムキムキのマッチョとも力比べで負けない!みたいなの。そんなわけない。パワー=重さX速さ、この力学の定理は絶対にゆるがない。総合格闘技などを見ても、結局はパワー。

 でも反対に、でかくしたら重すぎて動けないっていう見方もある、それもそのとおりで、ミサイルよりも細菌兵器、ちまたを揺るがすウィルスのほうが厄介でもあります。

 なんにせよ!でかいほうが派手で面白い、これは真実のようです。

 

2020年3月16日月曜日

1988 ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

 なぜか知りませんが、名作といえば、のテンプレとしてドラクエ3、っていうイメージがありますよね。
 名作?ドラクエ3でしょ。

何この行列?ドラクエ?っていうギャグもあります。

思い出に残ったゲーム、ドラクエ3
予約したゲーム ドラクエ3
並んだゲーム ドラクエ3
セーブデータが消えたゲーム ドラクエ3
などなど、何かといえばドラクエ、みたいなとこがあります。

 様々なテンプレ、元ネタ、ゲームシステム、社会現象、DQ1やマリオがゲームのパイオニアと言えるとすれば、ドラクエ3はファミコンゲームの完成形、として語られることが多いですね。セーブが消える、という致命的な罠以外、すべてが奇跡的なバランスと言われておる。その最大の売りはワタシはボリュームだと思いますね、ファミコンとしては考えられないくらい超大作。魔王バラモスを倒したら真の魔王ゾーマが現れ、広大な裏世界、がまた始まる。なにそのワクワク感!!
 今ではラスボス倒したあとに裏面ってのは普通すぎるほど普通ですが、当時、魔王を倒したあとにこんなに分厚い裏面が容易されてるものなんて無かったはず。とにかく圧倒的な充実感があります。いままで食パンしか食べれなかった人がバーガーキングに行くみたいな、胃もたれ寸前の爆ボリューム。


 ワタシもやったこともちろんあったのですが、例によってピラミッドでデータが消えて詰んだ。
 ピラミッドで詰む。これもものすごいあるあるなんじゃないですかね?別にピラミッドでセーブが消えるという仕掛けになってるわけじゃないんですけど、ピラミッドというダンジョンが妙に記憶に残る作りになってるのですよね、黄金の爪の仕掛け、まっすぐ進むといきなり落とし穴にハマるという仕掛け。わらべうたがヒントの仕掛け、魔法が使えなくなるフロア。そしてやたら敵が強い。

 そしてもちろんドラクエ3といえばルイーダの酒場。
 仲間を酒場で探す、という定番を生み出しましたね。自分で仲間を作れる、その自由さに驚愕しましたな。

 あと主人公の親父が死んでいる、あるいは死ぬっていうのも定番の流れとなりました、英雄の息子、っていう設定。


 さらに  そして伝説へ・・・ っていうサブタイトル、ワタシは未だにこのサブタイトルを超えるサブタイトルって無いんじゃないかと思いますね、誰だよこれ考えたの、天才かよ。「伝説の勇者」とか「龍の伝説」みたいな凡庸なタイトルを考えてしまいがちです。そして伝説へ・・・  いやなにそれ!?文章じゃん!タイトルなのに文章じゃん!!ある種革命ですわね。名詞じゃないんかい!っていう。今のラノベタイトルの文章タイトルも、いわばこの「そして伝説へ・・・」のパクリです。
 そして日本語でしか作れない文でもあります、主語が無いうえに、・・・、が何をさしてるのかも曖昧。曖昧この上ない文章。

 ドラクエⅢの舞台は実在の世界そのもので、ポルトガがポルトガル、ロマリアがローマってな具合。ジパングも登場する。その世界が、ドラクエ1の世界、アレフガルドの上に乗っかっている、という世界観、ゾーマを倒すとつながっていた2つの世界が切り離されて、下は伝説のドラクエの世界、上は現実世界になった、というオチとなります。

 なにそれ!?天才かよ。そういうわけでファミコン世代には名作、といえばドラクエ3、これは変わることは無いでしょうね。

2020年3月15日日曜日

1973  007  死ぬのは奴らだ  Live And Let Die

 007映画の8作目ですが、小説的には2作目。

 ボンドにはロジャー・ムーアが抜擢されて、ボンドのキャラがなんか変わりましたね。ショーンコネリーのボンドは、クールで女好きって感じでしたが、ロジャーのボンドは、とにかく女好き、でクール、な感じではなくなり、おちゃらけものだがやる時はやる、っていうふうな感じに変わりました。


 映画としてはこりゃひどいですねw 

 小説的には過去にさかのぼってるのでスケールダウンしていくってのはまぁ仕方ないんですけど、なんか映画全体としてちぐはぐ、ヒロインの女もいまいち。アクションもなんだかメリハリが無い。どこか劇的に悪いってこともないんですが、全体的にイマイチという失敗作です。純粋なる失敗作って感じですね、どうせ失敗するならめちゃくちゃに失敗するほうが良い。



 こりゃファンの人々が、やっぱショーンコネリーのボンドが最高だった、って言いたがるのも無理は無いって感じですね。

2020年3月12日木曜日

1982 The Dark Crystal ダーククリスタル ジム・ヘンソン

  なんだかわからないけれど異様な熱意と情熱を感じるものってのがありますね、あっこれちゃんと見ないといけないやつだってもの。

 この映画もそういうオーラを放っています。

まったく知らなかったのですが、ファンタジー映画としてはかなり有名なものみたい。

 いわゆるマペット映画、でして、マリオネットパペット、を使って制作されております。じっさいどうやって動かしているのかは知らん。とにかく操り人形を使った映画で、独特、としかいいようがないですね。

 ものすごく一般受けしないであろうデザインセンス、なんとも言えない色彩感、世界観、キャラデザ、すべて尖りまくっていますね。いやオリジナリティがすぎるだろ!っていうギザギザに尖った世界観です。


 このジム・ヘンソンなる人物、マペット業界の第一人者らしく、あのセサミストリート、「ラビリンス」、などあぁ、あれそうだったんだ!っていうマペットものをかなり手掛けております。


 好みがはっきりとわかれる作品でしょうけど、とにかくめっちゃ頑張って作ってるってのが伝わる映画です、これは久々に良作ですね。最近テレ東のアクション映画ばっかり見てるので久々の名作にひやっとしました

2020年3月11日水曜日

LENOVO ideacentre 720 apr  シャットダウン 不具合 出来ない 解決策

ワタシのパソコンはLENOVO のAMD CPUのやつなんですが、なんでか知らないけれどゲームを起動したりするとたまに失敗して、起動しない。
 さらにシャットダウンしても本体の電源が落ちない、っていう不具合になります。

 グラフィックドライバがわるいんかな?と思ってAMDでドライバを更新しても改善されず。


 がやっと解決法がわかりました。

 グラフィックドライバじゃなくて、LENOVOのドライバを更新すると改善されるみたいです。いやパソコンのドライバ自動で更新されないの?ワタシが設定をミスってるだけ?


https://pcsupport.lenovo.com/jp/ja/products/laptops-and-netbooks/ideapad-s-series-netbooks/s540-15iwl/81ne/81ne001bjp/yn006lc3/downloads/automatic-driver-update


こちらからどうぞ。


 しかしながらLENOVOのドライバのダウンロードが複雑なうえに、このサイト上でフリーズするという状態です。LENOVOなにしてんねん!

 今度PC買うときはやっぱINTELにしようと思います、スペック的にはAMDのほうがいいんですけど、やっぱ不具合が多すぎますね、あとサポートしてないってのも多い。PCゲームも内蔵GPUレンダリングに対応してないってのが多くて全然活用出来ない。またBLENDERを使ってるんですけど、すぐに落ちる。
 
 INTELでグラボを別で買ったほうが良さそうです。



 全然関係無い話ですけど、自動運転カーってあるじゃないですか、アレって絶対失敗すると思いますね。自動運転ってつまりエラーが一発出たら終わり、けど一日パソコンを使ってたら何かしらエラーは起きます、テキストエディタでさえエラーするもの。
 エラーが出ないシステムを組むってのは今の人間の技術じゃ正直無理。だから人間が不具合が起きないようにずっと見てないといけないっていうふうになると思うんですけど、それなんの意味があんねん!?って話ですからね、ずっと監視してないといけない自動運転って自動じゃねぇもの。
 それとここ10年で電気自動車革命が起きると言われてます、それもほんとか?って思いますよね、だって充電するとこどこにもないじゃん。一部都会でしか使えないってことになる、それってすげー不便なのでは?

 さらに関係ない話ですけど、空を飛ぶ車ってなかなか出来ないねー、って言う人がイますけど、いやそれってヘリコプターじゃないの?かなり昔からあるけど・・・。なんかタイヤがついてないと嫌なのですかね?
 普及しないのは、高いからと、コービーの事故でもわかるように危険だからです。事故ったら即死。だから空を飛ぶ自家用の乗り物って永遠に普及しないと思うのですよね、技術的にではなくて、単に危険、だからです。老いぼれが操縦して墜落して民家に突っ込む大事故なんてことが容易に想像出来る。

2020年3月10日火曜日

2010 零の軌跡

軌跡シリーズの何作目か。英雄伝説的には7、になるらしい

 英雄伝説シリーズはナンバリングがややこしいのですよね。前にも書きましたけれどこれはわざとで、数字ナンバリングにすると(~~~7、みたいな)新規が手に取りづらい(7まで出てるの!?今更途中から入れそうにない・・)ので、昨今こういう名前のつけかたなのです。

 前の軌跡シリーズからは同じ世界ですが、別の話。となっております、エステルとかは一応出てくる。

 このシリーズから軌跡シリーズがメジャーになるきっかけになったようですが、原因はすぐにわかります

 イラストのクオリティがグ~ンとあっぷ!!萌えゲーに大進化!!

 これです。それまでのシリーズはふるーーっ!80年代アニメかよ!っていうデザインでしたが、一気にギャルゲーっぽいデザインへ。デザインが変わるだけでこんなに変わるの?って感じ、ヨシュアは単なる優男に、キリカはもはやまったく別人。

 メインは男ですがサブキャラのほとんどが(爆乳の)美少女、ホストみたいなイケメンばっかりです。硬派なイメージだったファルコムですが、ガラっと雰囲気変わりましたね。(もともと下ネタは多かったけども)主人公は今回はノーテンキなバカではなくて、普通に正義感の強い男。正直空気。普通のことしか言わないしなんの個性も無い、ただ女という女にモテまくり。典型的ギャルゲ主人公です。嫌われないためにいる存在
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 ゲームシステムとしては、基本一つの街を拠点としたゲームとなっていて、移動もしやすい。また、ワタシこれはかなり大事だと思うのですが、マップ移動システムがあります、地図から行きたい場所を選択するだけでワープ出来る。
 これがクソ便利。このシリーズなんか推理モノっぽいイベントが多く、主人公たちが警官なこともあって、基本聞き込みが多いんですけど街をウロウロしなくていいので超便利。これあらゆるロープレに搭載すべしだと思う。

 バトルシステムはこれまでの軌跡、と基本同じ、少し追加などもある。
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 プロットなんですが、割とオトナ向けです。帝国と共和国に挟まれた自治州、は貿易依存経済で、実体はマフィアや汚職政治家が跋扈している、その中で警察として何が出来るか?みたいな話。どっか中南米の話かにゃ?
 この2つ(以上の)大国に挟まれた小国、ってのはひじょーによくあるやつですけどね。だいたいは大国の言いなり、その中でもがいてるが実質政治家、権力者は全員クズでいかんともせし(どっかの極東の島国のことかにゃ)
 悪の大王ドーン!正義の味方バーン!!っていう爽快ストーリーではなくて、マフィアの仕業だが政治家が糸をひいてて僕らには何もできない!っていうおよそ王道RPGとはかけ離れた感じ。ゲームのほぼ大部分、しょうもない警察の仕事や、劇場のスターを守る、的な、スケールの小さいことをします。

 しかしいきなり終盤になると、悪魔とか呼び出す黒幕が現れて急にファンタジーな展開に。まぁ王道といえばそうなんですが、前半までの渋いシナリオが台無しになってる気もするし、最後まで渋いと逆にシブすぎるって言われる恐れもあるし・・・。
 ワタシは今から奇妙なこと書きますけれどあまり気になさらぬよう。

 悪魔を本当に呼び出せるならそれ「宗教」、じゃなくて、「科学」じゃない?
宗教ってのは嘘、だから宗教なのであって、本当に、悪魔を呼べたり超人的パワーを手に入れられるなら、それは科学です。真実、を追求するのが科学だから。それを邪教だ!って排除するほうが、非科学的な行為なんではないのかしら?
 べつにそんな宗教論どうでもいいのですけど。


 難易度は低いです。緑川さんや、剣聖、みたいなしゃばい敵は全然現れない、依頼全部無視して適当にやっても全然ラスボスも困らない。3rd、に慣れてるような人には、ちと簡単すぎかも。仲間も基本4人ずっと固定で、戦略的に幅があまりないし、そんな考えなくても普通に勝てる。
 ちなみに絆開放するのはランディが良いと思います。そんなBLルート腐女子誰も選ばないと思いますけども、ランディと主人公のコンビクラフトが一番のダメージソースなので、一番使えます。女子二人はアーツ担当なので攻撃しないし。

2020年3月8日日曜日

1971 007 ダイヤモンドは永遠に  diamond forever

 007映画、第7作。  小説的には第四作にあたり、小説的には昔の作品へ戻ってるんですね。

 やっぱり前回が不評だったようで、ショーン・コネリーが帰って来ました。今回の舞台はラスベガス。

 しかしショーンコネリーいきなりめっちゃ老けたのは気のせい?やっぱり年的に限界ではありますな。

 
 なんかカーアクションが妙にかっこいい。なんでだろう?カースタントがものすごいよく撮れてます、まじっぽさがあるっていうのか、なぜかはわからぬ。

 ワタシ車に全然興味無いんですけど、それでも、60年代の車がかっこいいってのはわかりますね、あの四角くて長い感じの車。現代の丸い車、ものすげーダサいですね。あんなにどんどんダサくなっていくものってのも珍しい。
 それに正直全部同じや! なんかいくつも車種がありますけども、ワタシにはまったく全部同じに見える。


全体としては前作がむちゃくちゃだったのを反省してか、こぢんまりとしてますがちゃんとまとまってはいます。しかしどうもスケールダウン感がいなめない。マンネリズムにもなってる。でも得てしてこういうマンネリしたくらいが大衆受けはよかったりするのですよね。

2020年3月6日金曜日

2000 ミッション:インポッシブル2 Mission: Impossible 2

 MI2ですが、2000年に一番ヒットした映画のようです。

う~~~~~ん、ワタシ的には1のほうが良かった気がしますな。

プロットはめちゃくちゃです。まぁアクションだからそこはどうでもよい。


 アクションは派手なんですが、戦闘機だ!大砲だ!!みたいな荒唐無稽アクションではなくて、回し蹴りや、投げ技、みたいな肉体的なアクションに特化させたみたいですね、監督はジョン・ウー。

 アイデアとしてはそれっぽい感じで、ウィルスをばらまいて、ワクチンを独占的に販売して金を稼ぐ、というリーマンショック以前の世界を象徴するような感じ。

 GREED IS GOOD  強欲は美徳だ、と2000年頃の世界は言ってましたからね。それがリーマンショックで一年ほど地の底を這うような不況に陥りましたとさ。


 ちょうど現在コロナショック、で荒れてますけれども、まぁ狙ったようになんとかショック、ってのは起こるよなぁって思いますよね。だいたい一年に一回はなんとかショックってのが起こる。

 90年代後半には、もはや金融技術が進歩してるので、バブルとかは起こらずに順調に経済はコントロール出来るって言ってたのが嘘みたいに、なんらかのイベントってのは起こりますなぁ。

2020年3月2日月曜日

1969  女王陛下の007  On Her Majesty’s Secret Service

 007映画の第6作

 ショーンコネリーがどういうわけかボンドを降りてジョージ・レーゼンビーがボンドとなっています。舞台はスイスの雪山・・・・


 なんですが、むちゃくちゃですなこの映画w なんか脈絡が全然無い、プロットがめちゃくちゃ、どういうこっちゃ?っていう展開。

 どうやら、いろんな不都合が重なったみたいですね、まずショーンが降りたのもでかいし、ほんとは別の作品にする予定が、政情不安で撮影ができなくなったりと、トラブルにつぐトラブルってことみたいです。

 ようするに大失敗作ですなこれは。ずっと雪山なので絵変わりもしないし、ワンパターン。アクションもほとんど合成。レーゼンビーがこの一作しかボンドをやってないことからも、歴代の中でも指折りの失敗作なのでしょう。