007映画の8作目ですが、小説的には2作目。
ボンドにはロジャー・ムーアが抜擢されて、ボンドのキャラがなんか変わりましたね。ショーンコネリーのボンドは、クールで女好きって感じでしたが、ロジャーのボンドは、とにかく女好き、でクール、な感じではなくなり、おちゃらけものだがやる時はやる、っていうふうな感じに変わりました。
映画としてはこりゃひどいですねw
小説的には過去にさかのぼってるのでスケールダウンしていくってのはまぁ仕方ないんですけど、なんか映画全体としてちぐはぐ、ヒロインの女もいまいち。アクションもなんだかメリハリが無い。どこか劇的に悪いってこともないんですが、全体的にイマイチという失敗作です。純粋なる失敗作って感じですね、どうせ失敗するならめちゃくちゃに失敗するほうが良い。
こりゃファンの人々が、やっぱショーンコネリーのボンドが最高だった、って言いたがるのも無理は無いって感じですね。