2020年3月22日日曜日

1974 007 黄金銃を持つ男

 小説では12作目、映画では第9作。

 今回の舞台はマニラ、バンコク、という東南アジアが舞台。

 シナリオはしょうもないのですが、絵力があります、風景的に珍しいし、美術やセットもかなり凝っている、アクションも結構よく出来ていて、いまいち続きだった映画シリーズですが、汚名返上って感じだと思います。

 やっぱりロジャー・ムーアのボンドはコメディ路線でして、ライトな感じの雰囲気ですね。が、今作から、結構ハマって来たって感じでしょうか。

 当時がカンフー映画ブームが起きていたんだなぁってのが如実にあらわれております。カンフー映画の撮り方、ってのが相当影響を与えておりますね。