わりかし古いんですね2006年かぁ・・・。 監督はJJエイブラムス、昨今のバキバキドカン系のハリウッド大作ではだいたいこの人ですね、どういうルックスなのかまったく知らん。割と露出が少ない監督なのかも。
トム・クルーズも結構なおっさんだと思うのですが、やたらと走ってる、とにかくよく走る、ってのがこの映画の印象かもしれません。走る、というアクションの根源にフォーカスを当てたのかもしれませんね。
エイブラムスのやり方なのかわかりませんが、強めの色調補正、ってのがこの時期のハリウッドの特徴かもしんないですね。画面がイエローぽかったり、全体的にブルーだったり。ハリウッドのオフィスってだいたいこの感じの色合いだな、ってイメージがつくと思います。
ワタシはこれって見ずらいだけだと思う、非現実感をだして映画っぽくする手法なんだと思いますけど、なーんか全体的に見ずらい。もっとナチュラルなラィティングでいぃんちゃうの?
あと音とか声もあえてリアルにするために聞き取りずらくやってるのかもしれません。これもまぁたしかに現実的にヘリが近くにあったら何を叫んでも聞こえないんですけど、そこのリアリティいるのかいな?って思いますね。
しかし映画全体としてはまぁまぁよく出来てると思います、アクション映画としての出来は良い、もーちょい見やすくしたらいいと思うんですけどな、手ブレとかで躍動感が出るっていう人もいるし好き好きなのかもですけどね、それって手抜きがしやすいからなんじゃないの、とおもふ。
ワタシはキューブリックみたいに画面の細部までがっつり作り込むほうが好きです。