2013年12月21日土曜日

1973 仁義無き戦い 深作欣二

     1973 仁義無き戦い 深作欣二
 
 昔のものなのにテンポのいい映画やなぁと思ってたら、いつものクセで二倍速で見てたからでしたw
 でもちゃんと出来てるという感じはしましたね。当たるのもわかる気がします。

 梅宮辰夫、松方弘樹、菅原文太、田中邦衛・・・あたりのひとが、特に前者三人が、妙に昔のヒトには印象があるらしくて、ダウンタウンの番組とかでも出てくるけれど、元ネタがわからないので全然おもんない。ってヒトがいると思います、Iもまったくそれです。それがすべてパキーンと氷塊しますね。なるほどね、こぉいう役をやってたからあぁいうボケが成立するんか、と。
 24時間シリーズとかでも豪華ゲストといって50以上の俳優が出てきても、若い人には誰やねん!って感じで全然伝わりません、高っちゃんのネタはメンバーには面白いけど・・・、って感じで。といって若い奴に伝わるジャニーズなんて出してもおもんないしね・・・あのゲストをたくさん使うのは違うと思うなぁ・・鬼ごっこみたいに、仕掛けの方は顔を出さないほうが面白いのに・・・、若手とかを集めるのも違うなぁ・・・確かにそういうわけでは放送作家って40が限界ってのもわかりますね。いやでも見る側もガキがいなくなってるからいいのか・・・


 映画の話しですけど群衆シーンがやたらこなれとるならぁ!wって思いますね、企業監督で数を打つタイプの映画監督にしか出来ない感じですね、こぉいうのってタイミングの問題で息を合わせないといけないから、新進気鋭やら、天才タイプの監督にはモブシーンが取れない、予算の都合もあるし。AKは晩年取る本数が減ってどんどん下手くそになるしね。才能というよりはチームワークと運動神経の組体操みたいな感じです。

 ただIはやっぱしサラリーマン監督は嫌いですね。なんか映画一本にかける濃度が薄い、ほいで結局何が言いたいねん・・・ってものが多いきがします。一年に2本も3本も作るのはダメですよ、とりあえず腹いっぱいになりゃいいんだろって白飯だけ出されても、味!ってなるのとおんなじでね。

 最後のシーンが多分有名なシーンなんですけど、かなりうまく撮れてますなぁ、あの内装が赤塗の車がすごい赤がキレイに出たんですね。

 しかし昔のアレを調べたりするとヤクザ映画が死ぬほどつくられとるもなぁ・・現代版時代劇なんですが、好きやなぁ時代劇が。ハリウッドも基本時代劇ですからね・・・