まずタイトルの座りが悪い気がする・・・
ディシディアって何?
ラテン語でアナザーストーリーの意味らしいのですけどもっと、ファンゲームなんだからわかりやすく、FF オールスターヒーローズみたいなわかりやすいのでよかったんじゃないの?かっこつけたいんだったら FF FRIEND X FUTURES とか・・まぁこれは今短時間の思いつきなのでいまいちですけど、ラテン語から名前つけようってのは安易ですわね。
ゲームの内容は、KHのバトルを空中戦が主体になった3D格ゲーみたいなものです。でも格ゲーとしてはちょっとキャラによって能力に違いがありすぎるし、絶対避けれる技、と避けれない技、みたいなのがあって、詰め切れてないって気がしますね、格ゲーってのはディテールがすべてなので、シビアにタイミングとか速度が大事なわけです、SQさんは格ゲーのプロじゃないんで、タイミングがけっこうルーズだったり、当たり判定もびみょ~。RPG要素があってキャラが成長してくってのもあるし、格ゲーでは無いのだ、って言ったらまぁそうなんでしょう。ただ空中追撃はひどい。CPUはレベルが高いとほぼ100%当たらないし。
特にCPUには当たりやすい攻撃とそうじゃないのがあって、単発の決め技系を持ったキャラはCPU相手だと超辛いです、対ニンゲンだったらほぼ関係ないのだけど 操作感としては知らないヒトがほとんどだと思いますけどカスタムロボに近いですね、空中ダッシュ連発、ハメ攻撃っていう流れが・・・
まぁ普通に考えてティナを使いますでしょうね、ティナのメテオっていう遠距離のランダム攻撃は、ランダムなだけあってCPUも避けられないので、ランダムな故に対CPで無類の攻撃です、HP攻撃のトルネドも、相手が自動で避けた場所で当たるので特に狭い場所ではハメ殺しが出来ます。メテオとトルネドだけでどんなCPUにも勝てる。そしてレンジがほぼ無限のフラッド連発だけでも勝てる、CPU潰しみたいな性能です。けど対ニンゲンだと速攻でガチガチコンボで食らって終わりです。メテオはただ近づけば避けられるし、トルネドは狙いがバレバレなんでミドルレンジにツッコまれたらただのサンドバッグ。
しかしCPUをメテオとトルネドだけで倒しても全然面白く無いのも事実、ただの作業です。
ファンゲーなんですけどオリジナルに思い入れがあるヒトはやらないほうがいいと思いますw えっ!?こんなんじゃない!!Iが思い描いてたバッツはこんなんじゃない!!ってすげー思う。暗黒の雲がありがちな美女の魔女になってるーーー!!エクスデスの声こんなんじゃないーーー!!!!!みたいながっかり感・・・特にケフカは完全な道化になってて、声までチャラいヒトになってます。FFⅥ、ゲーム自体は好きじゃなかったけどケフカは結構好きだったのにな・・・。
ケフカはめちゃ弱いラスボスでしたけど、デザインは面白かったです、ケンコバが観念的か!!って突っ込んでましたけど、まず異形のモンスター、次にグロいモンスター、そしてペニスと性器みたいなまじか!?っていう形態を倒すと最後に天使が現れるという、確かに非常に観念的wなフォルムをしてました。
ただやっぱFFⅤには思い入れがありすぎてあのテーマが鳴っただけで涙がこぼれちゃうパブロフ状態なのですなー、それに音質もよくなってるので、聞いちゃう・・・。音楽聞くだけでも価値あり。
ただすげー残念極まり無いのは操作出来るのは主人公とラスボスだけだってことです。ガラフもファリスもティファもユフィも使えませぬ。全体的に♂ばっかし・・・む~~~。特にIはガラフ使いたかったな~・・
まっみんなそれぞれ不満があるもんでしょう、同人ゲーってそういうもんですわね、これはオフィシャルの同人ゲーなのでシビアなゲーム性とかよりも、わー、懐かしい・・・っていう気分にひたれたらそれでOK!なんでしょう。
やっぱりⅣのシナリオってよく出来てたな・・・ってこう比べられるとよくわかりますね。エクスデスはただの無、みたいな存在ですが、Ⅳってただの悪者、とは割り切れないところもあったり、泣かせやがる・・・
隠しキャラのけっこうどうでもいいキャラクターのシャントットというキャラの声優が林原めぐみです。こんなしょうもないキャラにそんな声優をキャスティング出来るSQの予算の豊かさにちょっと腹が立つw 声優ってそんな高くないのですかね?でもいやぁ・・無駄遣い・・・。普通ならめぐみ氏のネアカキャラとネクラキャラで2キャラはやってもらえます。もっとメインキャラに据えりゃいいじゃん。
ストーリーをクリア後のやりこみ要素がめっちゃあるのですけど・・飽きます・・・。ん~やりこみは出来るってのは・・・飽きずに出来るようにしなくちゃいけませんなぁ。ちょっと詰めが甘いですねこのゲーム。