DONT EVER UNDERESTIMATE HEART OF CHAMPION
っていうセリフが毎年NBAファイナルの煽り映像で使われています、その元ネタは一体どっから来てるの?って思ったNBAのファンに、どういうことー!?っていうのを説明してくれます。
こっからはネタバレ。まぁネタバレっていっても、NBAのファンであればその結果は知ってるんですけどね。
簡単に言うとカミサマジョーダンが三連覇を達成し、NBAでもう自分の実力を証明する必要は無くなった、といってMLBの野球選手になるという超電波な決断をした年、まったくの混戦状態に陥ったわけですね、どこがいったいジョーダンの王座を引き受けるんじゃい?って。
その時に彗星のように登場したチーム、ヒューストンロケッツが連覇するまでのストーリーを追った物語です。一度優勝した翌年、レギュラーシーズンではチームがバラバラになってしまい、ドレクスラーをトレードで獲得したのだけれど、今までのガードのヴァーノンマックスウェルがベンチに回されてやる気を消失するなどプレイオフでも第六シードからのスタートになってしまったのですけど、ギリギリの状態に追い込まれてから、エリミネーションゲームを次々と突破し、連覇にいたるのです。絶対に連覇はなしえないだろう、ただのラッキーパンチだったのだろっていう周囲の予想を覆し連覇を達成した時にヘッドコーチが言ったセリフが
DONT EVER UNDERESTIMATE HEART OF CHAMPION
決して、王者のハートをみくびるな。
っていう名言なんです、だから連覇がかかったチームがNBAファイナルに出たら必ずこの名言が引用されるわけです、過去に優勝したチームであっても。今年のファイナルであれば、王者、レブロンをみくびるなよ、ってことだったのですわね。結果負けましたけど。
ヒューストンがチーム内の不和をどうやって解決して、チームをまとめるかっていう人間ドラマも面白いんですけど、今では伝説のプレーヤー、ジョーダン、バークレー、そして超初々しいシャックの若き頃なんかも見れるのが楽しいです。もちろん、オラジュワン、ユーイングなんかも・・・
ただこのドキュメンタリー日本語版なんて存在しないでしょうな・・・