2015年9月12日土曜日

マクビティ フォーユー ダイジェスティブビスケット

マクビティ フォーユー! マクビティダイジェスティブビスケット・・・

というフレーズが耳にこびりついて脳内インプラントになった人は多いと思います。なんでこのコトバが異様に耳にまとわりついて離れないのかは謎です。たぶんガキの頃は、マクビティフォーユー
マクビティダイジェスティブビスケット というコトバが一言も理解できなかったので呪文みたいな気がして覚えてしまったのでしょうね。

マクビティってのは会社の名前、 フォーユー、というひどい日本語英語はあなたに、これは中学に入ればわかります。少女のthank youの発音がアメリカ英語っぽくテェンキュウ!ってなってるのも耳に楔を打ち込まれますね。センキューでもサンキューでもなく、テ!ンキュウなんだって。



 マクビティダイジェスティブビスケット、これに関しては一切意味不明。ダイジェスティブビスケットってなんやねん!ってのがわかるのは高校二年でdigestion が消化、という意味、よくいうハイライト、ダイジェストのダイジェストは消化しやすいように、わかりやすいように編集したものだ、というのに気が付き、ダイジェスティブビスケットというのは消化しやすいビスケットのことだったのか!とわかるわけです。


 しかしなんでマクビティダイジェスティブビスケットは消化しやすいのかの謎は解けません。全粒粉使用!!とシールが貼ってあるけれども、事態は悪化するばかりで全粒粉ってのがなんのことなのかわからない、すべてが粒の粉っていうけれど、すべてが粒じゃない粉ってのが存在するのかがわかりません、立方体が含まれてるの?

 そしてオトナになってネットで調べてわかるのですね全粒粉というのは小麦をフルイにかけないで全部粉にしたものなのだ、マクビティが消化しやすいのは重曹がふんだんに使われているおかげでやわらかいカチカチのビスケットじゃないソフトな食感のビスケットなのだと。

 しかしビスケット・・?ビスケットって何?クッキーとビスケットは違うの?ってことが気になりだすわけです。ビスケットとクッキーの違いは、実ははっきりしません。国ごとの慣習でビスケとクッキーは違うわけ、しかれども、イギリスでビスケは固いものクッキーはもっとふんわりしたもの、逆にアメリカではビスケは柔らかく、クッキーは固い。なんとフランスではビスケはスポンジのことです。マクビティ、マクビティ。Mc...はスコットランドで~~の息子の意味だ。ということさえわかれば、マクビティはスコットランドらへんのヴィッティの息子が立ち上げた会社だとわかります。マクドナルドはドナルドの息子、マッカートニーはカートの息子だと。
 実際マクビティはスコットランド、エディンバラが発祥の地。ということはマクビティビスケットは、固い方のビスケなのだとわかります。しかれどもビスケを柔らかくしてしまったらそれはクッキーなんじゃねぇかっていう気もする、なんて奥が深い。マクビティ フォーユー

 ちなみにビスケットのビス、とはラテン語でダブル 、バイノーラル、バイセクシャルとかのバイ、と同じ意味。ケークするってのは焼くってことで、ビスケットは2回焼いて固くしたパンのことです。

 クッキーはオランダ語のクークで小さいお菓子の意味らしく、イギリスにはクッキーというコトバは存在しませんでしたとのこと。ちなみにブラウザに溜まりまくってしまうクッキーは、レトロゲームのマジッククッキーというアイテムに由来して、マジッククッキーを集めないと次に進めない、だからクッキーで情報を集めるっていうのが由来らしいです。しかしこれは都市伝説臭い。


じゃあ少女はなんでイギリス英語っぽくセェンキューって言わないでアメリカ英語っぽくテェンキュウ、って言ってたんだよ、って疑問が起きますけどこれは日本人が作ったCMだからアメリカ英語とイギリス英語の区別がついてないってだけでしょうね、海外のマクビティはフォーユー!なんて日本語英語使いませんから。


 ちなみに海外のCM




 このように本場のマクビティの宣伝文句はSWEET ! 甘い、カワイイ!ってのを押してるみたいです。っつーかこのCM卑怯だw特に猫はーーー!! ちなみにCMってのは日本語英語でADVERTが普通。

 

 なんにせよマクビティがごっつ美味しいやんけ!ってのにショックを受けたものですね、あんまビスケとかそんな美味しいとは思わなかったけど、マクビティチョコはごっつおいしくて、全粒粉恐るべしって思ったものです・・・