2015年9月29日火曜日

2007 Tales of Innocense テイルズオブイノセンス  DS

  テイルズシリーズってやつはナンバリングタイトルじゃないから何番目の作品かわかりずれぇですね。テイルズ 7 イノセンス。とかにしてくれるとありがたいのだけれど。じゃないと、あれ、これやったっけ?ってわからなくなります。しかしテイルズシリーズってけっこう出てますよね、FF、DQに並ぶくらいのロングシリーズになってるはずです。



 イノセンスはRっていうPSPのリメイク版もありますが、オリジナルのDS版をやりましてん。やたら敵の攻撃力たけぇ、ってのが第一の感想ですね、ギルドっていうサブミッションみたいなのを無視してると、雪国に突入したあたりでザコに楽勝に全滅させられて、あれーー?ってなります。とくにマンタ系の敵はえらい強い。3Dテイルズシリーズは移動すれば魔法は避けれたんですけど今回はほぼ避けられません。イタイです。魔法ガードをするしかないんですけど魔法ガードはスキもろ出しなんで、魔法を使われないようにどれだけコンボでハメられるかってのが大事なんですが、お約束のテイルズシリーズ味方さっぱし役にたたないので、属性に合わせてアクセサリーそして武器も変えるっていうのが結構大事です、武器をカスタムで属性変えられるので。スタイルもほぼ防御重視のガーディアンの一択。


 というかそんなことしなくても、きちんとギルドミッションを無視しないでこなしていけばちょうどいいレベルになります、せっかく作ったんだからギルドミッションやれ、っていう製作者側の圧力なんですねw DSゲームだから割りと短いな、20時間くらいで終わるな~と思いきやギルドでなかなか遊ばされちゃいますw まぁでも24時間くらいですから、短いっちゃ短いですね、やや消化不良気味って感じもあります。裏面もやればいいんでしょうけど。けっこう後半になって覚える技もあるのにほぼ使わないで終わってしまいます。何度もいいますけどやっぱIは裏面でやり込むってのは違うと思うのですよね、普通にストーリーをクリアすれば一応すべての遊べる部分は遊びつくせるっていうバランス、が一番だと思う。


 
 一番参るのは終盤の初めあたりで回復役のアンジェがいきなり抜けるってことです、うそぉん、って感じ。ちゃんと育てないと使い物にならないので、アンジェがいきなり抜けられても、そんなのうそですやん、って感じになります。わりとすぐに戻ってきますけど、それにしたってそんなん嘘ですやんってくらいイタイです。武器とか買ってねぇし・・ってなる。アンジェを外すほうが考えにくいので、プレイヤーはみんな、嘘ですやん!ってなったと思いますね。しかもいなくなるだけでなくおもっくそ裏切りやがるしな・・この◯◯ビッチめ・・。


ラスボスはレベルが低いとどうあがいても勝てませんが、レベル・・、50あれば勝てます。だから強いとも弱いともいえませんね、きちんとレベル上げせよってことですw ガーディアンの打撃軽減、踏ん張り、があるかどうかでかなり違います。だいたいギルドで最強の防具を1つ手に入れるくらいでちょうどってとこですか


 でも今回割りとキャラクターのバランスが良いです、毎回誰がこのキャラ使うねんっていうドM専用のキャラがいたり、劣化コピーのごとく役立たずがいるもんですが今回誰を使っても戦えます。これは珍しい。6人、っていうキャラの人数がベストなのかもしれませんね。テイルズシリーズでバランスが良いのって初めてじゃないかっていう気がします。いっつも役立たずがいたから・・・。まぁそれでもアンジェとリカルドを使うでしょうけどね、リカルドの遠隔射撃はほぼ無敵、しかも魔法秘奥義系はかなりハメが効く。アンジェは回復役でありながら近距離でもかなり強い。後は好きな前衛を選ぶのみ。


 でもやっぱIは3Dテイルズよりも、デスティニー、エターナル、リバース、みたいな2Dの感じのほうが好きだなぁ・・・みんなはどうなんですかね3Dのほうがやっぱいいのですか?どうも、なんか3Dって技がちゃちぃ気がするし、絵が汚いですよ。あらゆるゲームが3D化していくなかで逆に2D路線を推し進めて欲しいものです。



 ストーリーは前世にカミサマだった人々が、生まれ変わって前世の運命を変えていくみたいなお話ですが、まぁ・・・・、45点くらいw そんなストーリーが大事な作品ってわけでもないです。といってなんじゃこのハナシ?って拒否反応が出る類のものでもないので子供にも安心。ちょっと欝傾向が強かったのも修正されてかなりライトな質感です。
 
 RっていうPSPのリメイクも合ってそっちはつまりHD版ですわね。たぶんDS版よりもPSP版をやったほうがいいと思います、オリジナルだから味があるってわけでもないので。文字が潰れて読めないってのもあるし。


 ともかく総評としてかなりバランスが良いので高評価です。ゲームはバランス。アイデアやデザイン、ストーリーなどもありますけどともかくバランスこそゲームの真髄。

絵は構図
映画はテンポ
小説は真心
音楽は才能
笑いはフリ
マンガは情熱
そしてゲームはバランス。
これはかなりの名言だしちゃったなw ちなみに演技は器、です。音楽という領域だけは努力というものを受け付けない蜃気楼の塔なんですわね。