韓国のアクション映画なんですが、すげーわかりやすくいうとダイハードの韓国版です。
でも相手はテロリストではなく、北朝鮮の工作員であり、しかもその女性スパイが送り込まれているっていうところが違います。
1999年のカメラってこんなにひどかったっけ??って思うくらいなんか画質っていうか、発色が悪いです、もっと1980年とかの映画を見てるみたい、遅れてたんですね韓国は・・・。
ともかくリアルに銃撃戦を描きたい、というより、ガンマニアが作ってるなっていう感じで、俳優よりもガンがかっこよく映るような絵の作り方をしてますね。
俳優がまた、かっこよくないし、カワイクもないです、1999年ってこんな感じか!?って思う、遅れてたんですなぁ・・・。こんなに古臭い感じ??っていう。
ただその古臭い感じっていうのか、ある種ダサくて、いもっぽい感じ、が逆にちょっとノスタルジックで、いい感じを出してもいます。
韓国映画でありがちな、最初のほうはベタベタで、ダイジョブかよこの映画・・・って感じで作っておいて、最後のほうに一気に金をかけて、全体としてなんか良かったっていう印象を持たせるように工夫されてると思います。
ガードを下げさせるっていうやり方ですね。最初からバァーーーーーン!!って金をかけてあとは尻つぼみっていうハリウッド映画は多いですが、韓国映画はそのへんは計算していて、最初はダサく、最後にとにかくかっこよくっていうのが上手くできています。
最後のほうでサッカーの試合があるんですけど、実際の映像とエキストラを使っての撮影を混ぜてつかってるんだと思うんですけどこれがかなり上手くいってると思います。金かかってる。
脚本も、最初のほうがどうかと思いますが、結構フリの回収もしっかりしていて、良かった頃のハリウッドアクション映画をよく研究してるなぁって感じです。
何も考えないで見れる映画だし、とにかくマシンガンをかっこよく撃つので、それが見たい人にはオススメ出来ます。 美少女のおっぱいが見たい、イケメンが見たいっていうだけの最近のオーディエンスには一切オススメできませぬ。