2017年6月24日土曜日

松本人志 Presents ドキュメンタル

 Amazon プライム?で見られる松本人志のお笑い番組でして、ルールは参加料100万、フリースタイルで、全員を笑わせると、参加料の100万円を総取り出来るといういたってシンプル、なお笑いマゾの為の番組ですw


 ガチの笑ってはいけないみたいな感じ。


 でも正直、ほんとーーーーーーーに笑わないでおこう、って思ったら笑わないことって可能だとワタシは思います、自分がキライな奴が何を言っても面白くないし。
 それでも笑うのは、面白いことをしたっていう賞賛みたいなものになってきちゃいます、相手のことを認められるかどうか。空気の読めない、おれはまじで笑わない、っていうやつは、ハッキリいって一番笑いを理解してない奴です。



 そういうわけで、まじで笑わない奴が出てきてしまうことによってどっちらけの終わり方をしてしまうのですが、まぁさもありなんって感じですね。まさしくそれも含めてドキュメンタリーだったのかもしれないですけど。


 一番でも面白いのは参加料100万を殆どの芸人は持ってないってことでした、もしかしたらそれも演出なのかもしれないけど、演出にしたってそれはいい演出だと思います。誰かから借りたり、会社から借りたり。おれは宵越しのカネは持たない主義、みたいな人もいたりして、あぁ~、やっぱ芸人って壊れてるよなぁ、でも壊れてるから面白いんだろうなぁって思います。


 よく賞金1000万みたいな番組は数あれど、参加料を自腹しないといけない、このルールを考えた作家、あるいは松本人志はやっぱ天才のひらめきですわね。


 でも笑ったら負け、じゃなくて、一番おもしろかった奴を自分たちで投票して勝ちを決めるという自己投票システムのほうがいいとワタシは思いましたね、それも秘密投票じゃなくて公開投票。そうするとその人の笑いのセンス自体が問われることになるし、オレが一番おもしろかったって言うのは、ほんとにそうだった場合以外は芸人として命取りになるし。
 それであとでみんなで飲みに行ってぱぁっと遊べばいいんじゃないですかね。まじでカネ儲けをしてどうするって話しで。


それと10人は多すぎ、やっぱマジックナンバーである5、か7にしたほうがいいです、1000万っていうキリのいい数字が良かったんでしょうけど、10人は目が散る。


 まぁそういうわけでお笑いマゾの方はご覧になって下さい、松本人志も行ってましたけども、まったくもって女子供向けでもテレビ的なかる~い番組が好きな人にも向いてない番組です。でも、これはこれでいいんだと思います。つまんねー、っていう人が大勢いるんでしょうけども、テレビじゃないんだし、お前ら向けに作ってねぇしってことなんですしね。