2014年9月3日水曜日
1991 final fantasy 4 SQUARE SFC
FFVはIのゲーム人生では一番の名作と勝手に決めてるのですけどⅣってのはまともにプレイしたことがありませんでした。友達がクリアするのを見てたのでなんとなくやる気がなかったというか、なんでかしらないけれど中古であんまし流れてなかんたんじゃないかなー? というよりも世代じゃなかったってことなんでしょうね、Iがものごころついた時にはもうみんなⅣはクリアしてたんです
FFVはIが人生で一番やり込んだゲームですね。
Ⅳはドラマ、に重点が置かれてるんですよね、キャラクターが大事なんです。それぞれに歴史やキャラ設定がある、あんましそういうRPGってのは当時は無かったです、キャラが立ってるってのは、ドラクエのⅣ、もそういう点で斬新でした、だって1,2,3,の主人公なんてどういう性格なのかとかなんて一切わかんなかったですしね、ムーンブルクの王女は犬だったってくらいしか。
Ⅳの特にリディアですよね。召喚士ってのは派手な髪型で、少女でありながらもオトナであって(このいきなりオトナになって再登場っていう演出が斬新でした)、だいたいでかい宝石をつけてて、ローブを着てて、太ももは出していく、っていう、召喚士っていうものの原形は全部このリディアだと思います、当たったんですよねー。ローザの影の薄いコト。おばはんって感じがするのだよね・・・ただの優しくて清楚でいいヤツってキャラなので何の印象にも残りませぬw セシルはなんかネガティブヒーローって気がしてこれも新しかったですね、いっつもぐずぐずしてる。
Ⅳが一番好きっていうFFファンは多いですが、やっぱこのキャラが立ってるってのが良かったのでしょうね、他にもキャラがいて、どんどんどんどん死んだり、怪我したり、でバタバタとキャラクターが変わっていくのですけど、ちょっと多すぎって感じがしないでもない、1ダンジョンごとに1人死んでんじゃねぇか、そういう死に別れ、っていうのはここぞという時に一発出すからものすごい印象に残るわけで、毎回誰か死んでたら感情移入する暇が無いって気がしますね。それに一回使ったらなんだよ死なねぇのか今回は、って歯止めが効かなくなるし。
でもエンディングというか、ラスボス戦はちょっと感動します、で感動に浸ってたらけっこうラスボスの強さがえぐくて、あっという間に全滅してまた同じシーンを何度も見てだんだん腹が立ってきますw 今までに戦ってきた仲間が総登場っていうありがちっちゃあありがちなソレなんですけど、まんまとやられてしまう、ラスボスはゼロムスというこれはちょっと安易なネーミングのボスでして、ラスボスのキャラがちょっと立ってないなーという気はする、Iがエクスデス先生にいろんな複雑な感情を持ちすぎてるのかもw 当時はネットで攻略法を探すってのが出来ませんでしたから、攻略本を買うしかなかったんですけど、攻略本はラスボスは自分で倒せみたいな調子でほんとーーにリアルファイトしたぜネオエクスデスとはな!w
ゼロムスのビッグバーンは目が悪くなるので今では絶対出来ないヤツです。
でもやっぱ初期のSFCのFFはこのラスボスの強さが魅力なんですよねー、1、2はあんま強くなかった思い出がある、FFⅢはたぶんやってないな・・・・。基本レベル上げはしないからなんでしょうけどね、レベル上げれば普通に勝てると。でもIが思うにはレベル上げが必要なRPGゲームってのはゲームバランスが破綻してんですよね、普通にやってりゃ勝てるっていうふうにしないと、FF4,5はそのギリギリの上限ギリギリの強さです。絶妙なタイミングでエリクサー投入!速く!速くローザに回ってこい!リディアは死んでろこのやろう!っていうねw
Vはラストエリクサーのタイミングと風魔手裏剣のストックがあと1個でも足りなければ!っていうあの緊張感です、全員侍で銭投げるという、なんだこの古風な戦闘集団はw ラスボスにカネを放り投げて倒すなんて・・・・
ちょっと真面目な話しをするとやっぱRPGってのは小説の新しい形なんですよね。小説が進化?変化してRPGというメディアになった。今のガキは小説を読まないというけれど、小説はロープレという形となって残ってるという気がIはするのです、読書感想文を止めてロープレ感想文にすればいいんですね。RPGのゲーム感ってのは長編小説とすごく近い、途中のかったるいところもあって、長いっていう苦難もあって、だんだんと感情移入してって、最後にクライマックスっていう。始めっから最後まで面白いっていう小説はありません、だんだんと入っていくっていうこの感じ。
特にFFは古典やら神話からの引用が多いですよね、そっから北欧神話とかを知ったというヒトも多いでしょう。
グーングニル(北欧神話のエッダ、に登場するオーディン神話より)
ルーンもオーディンが覚えた魔法のコトバです。
カインの武器に ランスオブアベルというのがあるけどこれはもちろん旧約のカインとアベルの物語からです。
トールもゲルマン神話
アーリマン はブラフマンと並んでヒンドゥー教の悪の神です。
エリクサー、エリクシールもインドの神話の流れです、ソーマ、という不老不死の薬もそう。
などなど
それにIの世代はFFで基本英単語をならったという人も多いのでは?w ファイア、サンダー、ブリザード、CARE 、RAISEなんか中学でちゃんとならった時にはなんとなくニヤニヤしたものです。
ともかくやっぱIはⅤに個人的思い入れがありすぎるんですけどⅣも明らかに名作であるには疑いなしですね。テレビゲームの黄金時代でした。
ⅥからFFはヴィジュアル系みたいなノリになり、女向けみたいな色気も出したりなんかしてクソゲーになってしまいました、こんなことをいうとだからおっさんは!と言われるのかもですけど・・・。でも仕方無かったんかもしれません、だってⅣ、Ⅴでゲームとして突き詰めるトコまで突き詰めたって気がするのです、これからどうしようって時に、山頂に立ってたらどっちの方向に行ったって下る他無いんですもの・・・