ひじょーに有名な本だけど読んだことないってものをたまには消化していくことにしてます。
ん~~発言がヒジョーにむっかしいですねw
ただ面白くは無いってことは確かです。
ただ、やっぱしIが気になるのは、ユダヤ人の被害者視点から書かれたものはそれほど五万ご、いや死ぬほどあるのだけれど、ユダヤ人の迫害をしなければならないという、側の意見というものは抹殺されてるのはやっぱ公平じゃないですよね。
つまり今でもパレスチナ人やらイラン、イラクの人々はユダヤ人なんていなくなってしまえと思ってるわけですけど、彼らの意見、というのは耳をかされることもないわけです、発言権が与えられてない。過激派、というレッテルを貼られて。過激、になるまえにじゃあちゃんと話しを聞こうとしたんか?って話しですよね。
ユダヤ人は何の理由もなく、攻撃された、ってのは、アメリカが何もしてないのにテロの標的になったっていう議論と同じくらいメチャクチャです。アメリカは何もしてないのにテロの標的になった、といって戦争を始めたのはホワイトハウスのユダヤ人ですけどね。パレスチナでホロコーストの再現をやってるのもユダヤ人、ユダヤ人もすべてシオニストの支持者ではない、というのはドイツ人だって全員ナチスじゃないってのと同じことですね。
ヒトラーが別に悪いってのも間違いです、いくら1人ヒトラーが悪くたって誰も支持しなかったら権力なんてとれっこない、じゃあ何がドイツ人をヒトラー支持に向かわせたかっていうに、そりゃヴェルサイユ条約で到底無理な賠償金とかをやり過ぎたからです、プロレタリが失業して街にあふれる、そしたら、社会の上層部の富裕層を一掃するという政策に投票するのも当然です、その街にあふれた失業者を誰か助けようとしたんか?っていうとまったく誰も、です、ヒトラーだけ、がその解決策を提唱したってとこです。
それもWW1でドイツが負けたのが原因だって考えると、じゃあWW1はなんで起こったのかというに、イギリス、フランス、アメリカで植民地で資本主義帝国化し他の国家を植民地にしようとしたからです、それを逃れるには自分たちも資本主義帝国化するほかなかったから、じゃあ資本主義帝国が悪いのかというに、ヨーロッパの資本主義化を促したのは、囲い込み政策によって農村が国有化されて、農民が貧困で街へと流れ込んだことが大きな要因です、またイスラム国家がヨーロッパを侵略しようとしてたから・・・・なんて続けてたらキリがないですね。
ほんとはこんな簡単な論理じゃないですけど、簡単にはそういうことでして、つまるとこ正しい、ヤツなんて1人もいないってことです。第一次も第二次も、イギリスがけしかけて挑んだマッチポンプともいえるわけです。そこまで考えたのじゃなくて、ただ何も考えて無い内にそうなったってだけですけれど。
仲良く平和に暮らしたい、っていう決まり文句がありますけど、そんなの大嘘ですよね、仲良く平和に暮らすには、限りあるものを分け与えたり、自分の権利を放棄することも当然必要です。それなのにそもそも、国家は移民を認めすらしてませんからね、ムチャクチャです、何も分け与えることなんかしないし、国益最優先だが、平和を求める、なんじゃーそりゃ。実際行動も伴って平和を求めている国家なんてこの星には1個も無いです。
アンネの平和への願いを大切にしよう、ってのも、結局はなめんなって感じですよね、平和のポーズを取ることで、さらに権利を獲得しよう、ってだけです。
誰も平和なんて望まない、そんなの息苦しいだけですもの。生き地獄ですそんなの。