Coup d'Etas =Attack the Nation
クーデタ。何故かフランス語の世界共通語のコトバ。クーデタとは何じゃ?ってのをわりと知らないですよね、反乱、暴動、過激派の暴走、テロリズム、革命、と何が違うの?って。
違いは、伝えるメディアがどっちの味方か?ってのに依存してるんですけど、過激派、って読んでる時点で、どっちかにバイアスをかけてるわけですね。過激派自体は、自分たちを正統、あるいは伝統、だといってるはずです。
ともかくクーデタってのは基本的には、体勢内部の権力闘争として武力行使が行われる場合をさすことが多いみたいです。民間人が武力行使するのは、反乱や革命です。クーデタは、国家権力がシビリアンコントロールを外れて、政府転覆をはかったりすること。よって基本的には軍属の攻撃だってことです。
軍が国家の言うことを聞くのは、国家がちゃんと権利とカネを払う場合。国家が軍に給料を払えなくなると、あるいはインフレなどで通貨の価値がなくなると、軍が暴走しクーデタとなることが多いですね、旧ソ連とかそんな具合。
日本みたいに、いたずらに財政赤字を増やしていくと、これはクーデタの危険を高めてるわけです、平和が大事、とかほざいてるやつは、財政赤字をなくすことを考えたほうがいいです。街角でデモやビラ配りなんてしてる場合じゃなくて。
軍が国家の不平等、とか貧困が多いみたいな、大衆の味方となって行動するということはまずなくて、自分たちの権利、とか政府の無力さを攻撃するために行動するのですね。
トルコの財政がどういう状態かわかりませんが。でもそりゃそうだって気がするのですよね。クーデタ、軍の暴走を止める術ってのは基本用意されてません。シビリアンコントロールだ、と憲法に書いてあろうがなかろうが、戦車に轢かれてミンチ肉にされてしまえばおしまいです。現代の戦車の威力ってのはえげつなくて、フランスのテロ?でトラックで100人近く死んでしまったみたいですが、戦車が1つ暴走すれば。下手すれば、街1つぶっ飛ばされてしまいます。
軍が暴走するのは至極当然で、クーデタは、必ず起こる、どこで、いつ?ってのが決まってないだけで、軍はいつでも間違いなく暴走する。
しかしフランスのテロもそうなんですが、最近多いですねこぉいう、歴史の教科書的な事件。テロには屈しない、的な決まり文句を吐くのですけど、イギリスがEUから離脱したり、移民を制限したり、右翼政権が選挙に勝ったり、実質それって負けてるのと同じですけどね。負けとるがな、って誰も言いませんケド。
そしてオトナが隠してるコトですけど、明らかに、オリンピックが狙われまくってますよね。パニックやらカネのつながりとかがあるんでしょうけど、ちょっと危なすぎる・・・。