2017年4月28日金曜日

1999 デ・ジ・キャラット

 ゲーマーズというAMG(アニメ・マンガ・ゲーム)系のショップが作ってるアニメってことで、流通とかいろんな意味で斬新なアニメです。

 ワタシ、このアニメがヲタク向け、と完全に名指しで作られたアニメの初だと思いますね。ヲタク、がキャラとして登場するし。そんなにハッキシと言い切ってるのはこれが初めてだった気がする。というよりヲタク向け、というのをパロディにした、メタヲタクアニメなんですわね。ヲタク向け商品を扱う、お店が作ったアニメですから。デジキャラ以降、このスタイルってのはおみかけしません。ドンキホーテのドンペンのアニメとか無いですもの。

 最初は3分アニメで、オープニングアニメだけで終わったりするアニメなんですが、スペシャルやらなんやらかんやらでちょこちょこと続き、最終的には普通のTVアニメにもなりました。


 内容はエピソードごとのばらつきがえげつなくて、つまんないのは相当つまんないし、面白いのは相当おもしろいです。ワタシ的には、やっぱりワンダフル版のすげー短いやつがとっても面白いですw ちょっとシュールでもあります。置鮎さんはいい仕事しやがるでありんす。デジ子こと真田アサミの声だけはすげー耳に残ってるって人も多いんじゃないですかね。





 デ・ジ・キャラット NYOのオープニングアニメはオープニングアニメとしてはとっても素晴らしい出来ですw。曲もいい。ワタシはアニソン好きでも全然無いんですが、デ・ジ・キャラットの曲はすごいよく出来てますね。耳にへばりつく感じ。Welcome to~~ のやつも、あきはばーら、あきはばーら、のやつもすごいメロディが素晴らしい、こいつやりおる。CMソングとか書かせるべきですね、こぉいうキャッチ、あるいはフック、の能力がある人っていますよね。ローリング・ストーンズのギター、キースもこの、とにかくバキッ!!と耳に食いつくようなメロディのセンスを持った人間といわれております。

 エピソードとしてはマジカノミスキーツアーというエピソードがすごい名作回なので時間が無いひとはこれだけでも見ることをおすすめします。