2018年3月24日土曜日

2018 ハンターハンター 35巻

 もちろんこのブログのレヴューってやつは自分が読んだことを忘れない為っていうのが主目的なんですが、だいたい全部読んだものだけをレビューしてます。

 けどHxHは例外で、明らかに完結しそうにないので一巻ずつ書いているわけです、さて36巻が出るのは何年後でしょうねw

HxHは普通のマンガとは違うスリルがあって、うわっ、また物語の展開を広げてる!これは伏線回収出来ないで終わりそうだ!もうやめてくれ!みたいな心配を読者がしないといけませんw

 最近やってる、王子継承編みたいなのは、明らかに登場人物過多ですでにもう100人以上のキャラがいます、こりゃ~・・やりすぎてるのでは・・。


 富樫氏は最後まで構成みたいなのを作ってから描いてるのか、その時のひらめきで描いてあとでなんとか辻褄を合わせようとするのか、どっちかわかんないタイプですね。だいたい、あぁ文字コンテで全部書いてるな、ってのはすぐにわかります。アドリブで描いたなってのもすぐわかる。

 最後まで脚本を描くってのは実は問題があって、途中で破綻はしませんが、なにか神の一手みたいな偶然から爆発的に面白くなるっていうこともありません。それと描きてのモチベーションも下がってきます、終わりが決まっているのでノルマをこなす作業みたいになりがち。
 ひらめきタイプは当然のこと、空中分解するリスクを常にはらんでいます。大失敗に陥るのが90%以上。
 
 宮崎駿はアニメを作画しながら同時にコンテを描いていました、すでにアニメの作画が始まってるのに、まだ結末まではコンテを描いていないっていう。これはモチベーションを保って、どうなるんだろうなぁ、オレ?っていうのを楽しんでいるのですね、作画が出来てきてから、あぁこういう映画になったか・・じゃあオチはこうだっていうふうに変えようっていう。


 クラピーのエンペラータイムにも制約があるのだ、っていう設定が突然ぶっこまれてる点から見ても、最初から全部計算ずくってのは無さそうです・・・、でもだったら団長が強すぎるのでは・・?・・ちゃんと描き切れるのか、期待しないで待とう。