2018年3月22日木曜日

2013 足摺り水族館 panpanya

 点描を使ってるマンガ家を久々に見た。

 水木しげるが死んで最後の点描マンガ家が死んだと思っていたら新しく点描家が生まれていた

 つげ義春がインタビューで、もう作品を描かないという境地に達したと言っていた

ランボーも途中で詩作をやめて普通の人間に戻った

 いつまでも現役であり続けるのはダサいという

いつまでも生きているのは見苦しいという

けど舞台で死ぬのは俳優冥利に尽きるともいう

 絶頂期に死んで落ち目を見せないのはかっこいいという

けどオスカー・ワイルドのようにボロボロになって野垂れ死にするのも、芸術家らしい生き様だと思ふ

誰にでも好かれようとするのがかっこわるいのだと思ふ

いつまでも昔の自分でいようとするのがかっこわるいのだと思ふ

ただしく生きようとはおもわないのである

かっこよく生きたいと最近は思ふのである

ある日本の版画家は飢えて死んだ

このマンガはどことなくその版画家の絵に似ているのである。