だいたいこの時期に2023年のベスト・アルバムを発表してます。でも今回はその番外編。今年はまだまだ全然2023年のアルバムをディグれていません。
でも最近発見したバンドがあるのです
SuiseiNoboAz
読み方はまったくわからん、スイセイノボアズ?? このバンドの知名度が低いのはこの意味わからんバンド名のせいな気がする、もったいないような。Suisei だけでいいのでは?
ある人が、一人だけ、今年のアルバムはこれ、と紹介してたのです。
まずこのバンドの3020 って曲を聞いてみてください。
こんなぶっ飛ばされるような曲を聞いたのは、相対性理論初めて聞いた時以来って感じです。
しゃべってるやん
まったく歌ってません、しゃべってるだけ。ロックが衰退して、ラップがそれに代わりほとんどの曲がヒップホップとラップになって、いい加減もう飽きた。ラップを超えて、ただしゃべってるだけになりました。もう韻を踏んでダジャレ言ってるやつらはダセーのだ。
ポエトリーリーディング、と言われてますが、そういうわけでもない。とにかく新しい感じがしました。そしてなんかようやく2020年代、っていう世界の方向性を与えてくれるような気がしますた。
なんやねんこの曲!って言う人と、すげーバンド現れたやんけ、ってはっきり二分する感じだと思われます。でもどちらにせよ、新しい、のは間違いない。必聴です。
やっぱ埋もれているだけで、こういうすごいバンドってのはいるものなんですよね、ほんと日本人って音楽が嫌いで、真面目に音楽作っても何も浮かばれませんけども、肥溜めの中にこそ、輝くダイヤモンドが隠れているものです。このなんにも音楽が評価されない社会で音楽作ってるのだもの。