2013年2月15日金曜日

op9 making-16 肉弾 岡本喜八 1967



 
 

  今日は下書きが多かったので2枚。


 岡本喜八の肉弾をながら視聴。67年制作なんですよね、ちょっと画像が粗すぎないか?なんでそんなにカネが無いのかわかんない、ほいでなんで白黒なのかもわからん、67年でしょ?戦後まもなくならわかるけれど。もうこの時代になると、戦争を語るのがマニエリスムになっていて、なんかもう昔話みたいに誇張されて無茶苦茶になってますね。リアルじゃなくなってる。神話化されてしまってる。だからあんまりよろしくないかもですね・・・が、評価は高い代表作ということで。ん~~~~~~~~~~。



 ・OP9はOP10(pereat mundus)という、姉妹作品のようなものがあって、そこへ完全にではないけどゆるくつながっていく予定なのですが、そこで海に沈んだ都市のシーンがあるんですけど、なかなか資料が見つかんないですね、東京水没、みたいなイラストはあるけど、実際にはそんなんないからなぁ・・・、しかもアニメやイラストでは沈んだところが青とか透明で描かれるけれど、本当は水没すると黒く沈んでしまうんですよね、だから実写だと映えない、海ってのは基本黒い。
 駿さんはパンダコパンダ、コナン、ポニョと街を海に沈めるのが好きなヒトですけど、作画として成功してるとは思えない、空間が弱い。彼に限らずアニメの海シーンってうそ臭い。夜のシーンも、薄い青で書くけど、実際は夜ってもっと暗いし、輪郭線が消えるし・・・だからアニメには夜がほとんど無いものだったりする・・・。ん~どうやって描けばいいんだろう・・・
 あのコナンみたいに、気合さえあれば何分でも潜ってられるってのはやなんですよね・・・(気圧で耳がイカれるよ)。カリオストロのあの口につまむだけでずっと潜ってられる妙なボンベも納得でけへんしな・・・。そう、アニメ的演出が嫌いなんですね乙は、最近それに気が付きましたね。なんかあのひみたはなのなまえ?とかいうアニメが良いという話を聞いたのですけど、あぁ幽霊ものか、と思ってすぐいやんなりましたね、あのなんか狐?のマンガもなしだと思いました。だって幽霊がいるなら自分も死んで幽霊になりました、でいいじゃん。幽遊白書にしたって、そんな必死に幻海まもらなくても閻魔王と友達なんだからべつにえぇやんって思いますよね。やっぱそれはタイムマシーンと同じで天国とかあの世、幽霊、描いたら作り手として終わりだと思いますけどね。