2013年2月14日木曜日

random review Hurt locker Kathryn Bigelow

 いまさら?って感じですけど、zero dark を見てから逆流してます。

 やっぱ監督の演出というよりは、内容がもう成立してしまってるなぁという感じですね。もしアメリカ以外の国家の監督がこういうものを撮ろうとしても、まず無理ですからね。まぁアニメでやってしまうってのはありですけど、けどやっぱ前線にいませんからね、嘘をついても仕方ない。
 それでもお涙ちょうだいのしめっぽい演出じゃないのはいいと思います。前にも書きましたけれど、ドライな質感は好きです、中国のオカネをかけた映画の、まぁ演出過剰ときたらって感じですしね。
 演技も普通っぽくて良いです、特にサンボーン役。だんだんハリウッドはスターシステムをやめてきたんですね、むしろ他の国家が、スターシステムに頼るようになってますからね、こんなスターが登場してます!カワイイ!カッコィィ!みたいなの、そういうスターの名前がぱっと思いつきませんからね。というかこの映画、女の俳優がほとんど一人も出てこないのですね、すげぇ。女の監督なので、あるいはなるほど、なのかもですね。男の肉体が好き・・・・なのか・・・。女が描いてる男の友情モノなのかもですね。確かにそれって、ありそうで無いですから、あるんだろうけど古典的なそれってないですよね。 

 ともかくクリエイターとしては羨ましいなっってのが一番あります。語るべき事があるのはいい、後列にいる人間が何言っても二番煎じにしか聞こえないから。