2014年4月9日水曜日

みどりのマキバオー つの丸   1994

 Iはよく考えたらガキの頃に最後まで集めたマンガはつの丸作品だけでしたね。いっつも他は借りてすますだけだったから。あとスーパーマリオくんですが、これもまだ続いていて完結まで集めてはなない。いやスーパーマリオくん続きすぎだろw もう30年近くやってるのでは・・・月刊誌で50巻近く出るのはすごすぎです。


 Iがそんなにマンガを集められたかったのは99%予算の問題ですけど。


 しかしそんなIが全部買うなんてことは相当ハマってたってことですね。モンモンモンを全巻持ってるのなんて学校でIだけだったでしょう、モンモンモンってすげぇマンガで普通ジャンプって打ち切られたらそこでズバっと終わるのに、打ち切られてからもずっと単行本だけで存続して8巻まで出ました、7巻がすげぇ面白いのです。だから12巻でモンチャックがマキバオーに出てくるのですけどこのネタをわかるのは相当すくねぇですよね。つの丸と漫☆画太郎はジャンプの極北の2星ですよね。でもこぉいうぶっ飛んだ才能をひろってるところが、ジャンプの基本嫌いだけど憎めないとこです。よく連載何周年、で他の作家から絵を送られるってことがあるけど、つの丸、画太郎だけは、群を抜いてますものね。

 

秀逸w

 



マキバオーはだから相当思い出深い作品ですねー、13巻以降の第二部は集英社の悪いクセで人気があるうちは連載を続けさせようと、ストーリー的には簡潔してんのに蛇足を付け加えるわりぃやり方です、魔人ブウ戦と同じ、フリーザで終わっとくべきだったのに・・・。


 マキバオーもマキバオーとカスケードというこの一騎打ちで終わらせるべきでしたね、力石、カルロス・リベラ、ホセ・メンドーサ、なんて上手くいくケースはまぁ少ないですよ。それでも、ハリマオーあたりは、あら~~?って感じだったし。
 スラダンは山王でざっくり終わって本当に良かった。



 で今読み返してわかることは、やっぱ読み返すと違うものが見えてくるなぁーってとこです、ガキの頃はなんだろう、バックグラウンド的な部分、やれモーリアローの過去だの、なんだのってところなんてすっ飛ばしてはやくレース始まれ!って感じで読んでたけれど今は、おっさんの、みんなの夢を乗せて走るんだ、っていうところとか、ピーターⅡがワクチンにいい話をしてやるところ、チュウ兵衛が名言を吐くところにうるうる来てしまいますね、二着なんて負けと同じだ、一着を目指さないなら走る意味はないってとことか
 
 本当にさみしいのはあいつらに会えなくなるところだからな


っていうところなんて、うっときちゃいますね。


 そして今になってわかるにはやっぱチュウ兵衛がキーなんですよねこのマンガは、ガキの頃には全然気づけ無いトコでした。チュウ兵衛が死ぬなんて、ガキの頃はチュウ兵衛なんていなくても走れるだろ、って思ってましたもの、でも今はチュウ兵衛がいないってことの意味がわかるようになった。

 こんな重要人物が途中で死ぬマンガってのはなかなか今も昔も無いものなー。ワンピースでエースが死んだ!ってみんな騒いでたけど、仲間は1人も死んでないし、そりゃ他のマンガでもそぉです。暗くなりすぎるし、子供にはショックがでかすぎるものねー。禁じ手ではあります。禁じ手ではあるけど、キャラに感情移入しすぎて1人も死なせられないのもダメなんですよね、もののけがまさにそぉだったな・・・



 やっぱいまさらなのですが、マンガってのはいいですね、やっぱIは映画やアニメ、ノベルよりもマンガが好きだなー、マンガって面白いかそうじゃないかがなんでかわかんないけどすぐにわかるんですよね、パラっとめくるだけで、映画とかアニメだとパラっとめくれないから、最後まで見て、なんじゃこれ!!って二時間くらい無駄にするのに、小説はもっとひどいですし。シロウトやインディーズの映画や小説なんて絶対読みたくないけどマンガなら見して見してー!ってなりますものね。その見して―!って気軽に見れるとこがマンガのすごいとこで、ゲームやARやネトゲもっと高度なものは結局時間とカネがあるブルジョアにしか楽しめないから・・・・・純粋にメディアとしてマンガがやっぱりいちばん好きだなー・・・