2012年3月28日水曜日

pepita

c-5

 生意気なやつだと殴られた子供の
目は年老いていく
                    ーーファイト

 pepita 井上雄彦 ガウディを読見ました。

 良くない方向に行ってるなという感じがします、ガウディも井上雄彦も、ガウディは完全に観光資材でテーマパーク扱いだし、井上雄彦はまわりがオールイエスマンか、賛美者ばかりで、イカン事になってる気がします、自然や神に敬意を払い出したら、なんとなく表現者として終わりって気がします。ドストは自分ではそういってながら、実際には最後までちっともカミサマなんて信じてないところが良かったのに・・・
 お金が出来ると、世界の美しいところばかり見るようになってしまうからダメですね・・・それに周りにもいい人間が集まってくる、それもダメです、ウィトゲンシュタインはお金は哲学者にとって悪だといって、田舎の教師になり、その村の人々は全員悪人だとラッセルに訴えます、ラッセルは特別そこに悪人がいるわけでもあるまい、だいたい悪人ばっかりだよと言いますが、ここは特別悪人ばかりだとつっぱねます。そういう人間的なとこがヴィトの良いとこだし、なんとなく何か表現する人に必要なとこだと思います・・・漱石もそういう人間らしさがあるものね。
 ガウディ建築に対しても僕はあまり好意を持てません、ガウディが良いんじゃなくて他が悪すぎるだけって気がします。現代建築は、現代音楽と同じくらい0点です。マイナスです、全部NBでふっ飛ばしたい気持ちを誰にも抱かせると思われる・・・誰かが戦闘機やらでっかい武器やらでっかい建物を立てたがるやつはモテない欲求不満なペニスの持ち主だと言ってましたが、まさにそうだと思う、なんとなくいらつかさせるのはそれが原因・・・・ではそれに群がる観光客は・・・・・・種付けしてもらいたがってる○○○ってとこですか?

 もっと言えば自然が懐かしく思えたり、好ましく思えるのも建築がひどすぎるだけなのかもしれません、人間は建築においてまだ0点から一歩も動いてないのかもしれない。