2015年7月18日土曜日

1902 W・W・ ジェイコブズ  猿の手 

 たぶん殆どのヒトはこの話を読むことはないと思うのでオチも書いちゃいますけど。つまるところはなんでも願いが3つ叶うけど・・・。っていう魔法のランプシリーズのお話です。


 猿の手のミイラには高位のインド僧による魔法が使われており、持ち主の願いを3つ叶える。それをもらった老人はあまり信じないで200ポンドくれや、って頼むと、息子が事故死してその保証金として200ポンドが与えられる。2つ目の願いで息子に帰って来て欲しい・・・って頼むと・・・・・っていう話です。


 こういう、型があるお話ってありますよね、特に短編は。こういうのって小説っていうよりは大喜利なんですわね。探偵小説を読んでてもそう思います、物語っていうよりはそれは大喜利に近い。そうじゃない短編も探偵物もある、雰囲気ものってやつです。特に何がいいたいかわからんけど雰囲気があるっていうの、キャッチャー・イン・ザ・ライとか、バスカヴィル家の犬とかは雰囲気ものです。


 まぁメモで書いてる記事なので短めに。