2016年4月2日土曜日

1977  Star wars  New Hope スター・ウォーズ

スター・ウォーズ一作目、ワタシ初めて見ましたw

 何かだけ一回見たことあるんですが・・あれは一体なんだったのだろう、第二作目だったのかなぁ?

 1977年ってどういうイメージですかね、わたし今時系列順に映画を見るってのをやってるんですけど1968年の スペース・オデッセイ、で映画の技術ってのは爆発的に進歩しましたね。キューブリックの映画って一体どういうわけか、フィルムなのにものすげーーーーー綺麗、ほんとにどういう魔法なのか、1人だけ20年後のカメラを使ったような綺麗な画を取ります。その約10年後、スター・ウォーズが発表されました。

 もうこれ以後はこういう映画ばっかし、ってくらい、完全に勢力図を塗り替えましたね。なんか人間ドラマだの、重苦しい話、探偵もの・・・、みたいなジャンルを全部ぶっ飛ばして、映画=何も考えないで見れて楽しい、ジャンクフードを食べながらダラダラと楽にみようぜ、堅苦しいのはもうやめにしよーぜ!
 っていうのが主流になりました、およそ40年後の現代!もそぉいう流れですね。堅苦しいのはやめにしよーぜ!ラーズフォントリアーじゃねぇんだからさ!!


 こぉいうと、大衆はバカになったみたいな感じに聞こえますがほんとはそんな簡単なことじゃなくて、(どうせ頑張ったところで何も変わらないから)楽しくやろーぜ! っていう括弧書きがついてるのですわね、やれカウンターカルチャーだの反共産主義だの、デモだの思想だの言論だの。結局何も変えることなんて出来やしねぇじゃん、結局カネじゃん! 
 もうやめにしよーぜ!それよりこっちはこっちで楽しく生きてそのへんでくたばればいいや。ダンスクラブでオールナイトしよーぜ!っていうことなんですね。戦後、っていうことで、ひょっとしたら新しいセカイを作ることが出来んじゃないか?っていう努力とか理想みたいなのが、だいたいあぁやっぱ何にも変わんねぇわ。ってことに落ち着いたのがこの時代なんだって感じがします。もぉいいや言うこと聞いたフリしてヘラヘラネアカ笑いしてる、っていう消極的抵抗が一番権力の力を削り取れるんじゃねぇのっていう戦略の転換なのかもしれませんね。



 さて映画自体は、やっぱり良く出来てますね。この時代でこんなこと出来るの!?すげー!っていうカットもたくさんあります。とくに変な動物の乗り物、とかまったく活躍しないけどものすごい気持ちいい感じに仕上がってます。
 けどなんだこれしょぼい・・・っていう残念カットもあります。星が爆発するシーンはどう見てもプラスチックが爆発してるようにしか見えません。

 まず星が爆発するとこう見える、っていう実際、の映像を見たことが無いからどうやって作ればいいかわかんないし、実際フォトリアルに作ったところで、その映像がキヲクに無いから伝わらないのですよね。

 あといちばんの欠点はヒロインであるお姫様がまったくかわいくないおばさんみたいなヒトってことですね、なんで・・?って感じ。もっと気品がある感じのヒトにすりゃあいいのに、なんかぽちゃっとした小デブのおばはんで、まったく助ける気がおきない、一体どういうキャスティングなんでしょうか・・??アメリカ人には美人に見えるのでしょうか?やっぱちょっとズレてんですよね、ミス・ユニバースを見てもわかるように。ちょっとだけズレてる。でもオードリー・ヘップバーンが美人だ、って言うとあれ、同じじゃん・・、みたいにも思うし、こんなアジア人がかわいいとかを見てみると、んぅ!??ってなる。かといってヨーロッパのスーパーモデルみたいなのはガリガリだし頬骨が浮いてて好感が持てない。
 男も胸毛さっわ~~、みたいなのがモテたり、ハゲオヤジとセックスする金髪っていうシーンも死ぬほどある。と思えばムキムキマッチョがモテたりする・・。わかりませんね。


 ムキムキが好きっていうのはほんとにワタシは理解出来ない領域。