なんかいやな予感がしていたので、本当に必要不可欠なファイルだけはバックアップをとっていたので、これまでの数年の苦労の成果が0ってことは無かったですが、一週間分くらいの仕事データと、消えたとしてもまた手に入るファイルはたぶん死にました。HDDを取り出したので近々データをサルベージしようと思いますので乞うご期待。
私はそれほどなパソコンフリークではないのでなかなか分解に手間取りました。ネットで情報を探しながら試行錯誤しました。
まず分解するまえのBEFORE写真
パソコンの中ってややこしそうだな・・・と思わせるのは、ATXPOWERってやつのせいですよね、みるからにややこしそうなコードびっしりのやつ(メモリの横に刺さっているやつ)あれが初心者には、どうもこいつは嵐になりそうだぞ・・・っていう気分にさせるたぐいのものです。
まず全面ガードを外します、これは必要ない。
するとドライブが丸出しに。Frontierの公式サイトでは電源の外し方が書いてなかったのでここで詰まってしまいました。えっ?・・・どうやって外すの?
プラスドライバーがさせるようなところはなく、あのどう考えてあかないだろうっていう丸い穴の固定具みたいなのしか見当たらない。はて・・・・
バゴーーーン!!!こういう方向に開くのだ!これはもうすべて取り外したあとの写真になってしまいましたが、まさかの観音開き。すべてのコードが電源から飛び出しているのかと思いきや、前面からのUSBケーブルがあってこれは取り外す必要なし、というか物理的に手が入らないので取り出せない。この写真の右側の真ん中から二つ出ている灰色のコード。右上はドライブ。
わたしは最初右上がHDDだと思っていたらHDDはこの画像だと空になっているドライバの下の空間に刺さっていました。黒いネジを四本外すととれるようになりました。HSSがSAMSUNGだったことを初めて知る。それ以前に私はこのパソコンは1T容量があるんですが、パーティションでDドライブがあったので、二つHDDがあるんだと思ってましたが、仮想で分けられていただけだったんですね。そんなのあたりまえじゃん、って思われるかもしれませんがワタシはそれレベルの初心者だったのです。
で、取り外した電源ユニットを分解して魔女狩りです、どこが爆発したのか?ちなみに電気が焼き切れた時の臭いがぷ~んとしていてこいつが爆発したのはどうやら間違いない。バチバチいってましたし、それ以前に1月くらいまえからハーレーダビッドソンかよっていうヴォンヴォン唸り声をあげていました。
当然ほこりがびっしりなんですけど、電源ユニットのファンを分解して掃除するなんて普通のユーザーには不可能ですよね?そんなことしてる人いる??まぁほこりが原因で爆発かな・・・って思いました。カラフルなコイルみたいなのが見えますが、どうやら臭いがしてるのはこいつだし、なんかぬるぬるしてる、白いボンドみたいなのは中国のメーカーが適当に塗りたくってるのではなくてこれは普通にあるものみたいです。
おやおや・・・?
真ん中の丸い円筒形のやつ(コンデンサ、あるいはキャパシタというのだ)がひしゃげてますがな。こいつが爆発した正体のようです。
まぁこのパソコンはもう8年近く使っていて、電源ユニットって寿命は5年らしいので、仕方ないかなって感じですね。パソコン自体も8年もてばまぁ元は取れたかなぁという感じ。ヤマダ電機に早朝並んで限定何台っていうやつをかったんですな。たしか7万くらいだったと思われる。(23.6ワイドモニタ付きです)年でいくと一年8000円くらいと考えると、まぁまぁ・・・お疲れ様でした。って感じですかね。まだモニタは生きてるはずだし。
そこまで不満は無かったのですが、カードリーダは3カ月くらいでぶっ壊れましたし、スリープモードも速攻でぶっ壊れて、何故か自動で電源が入ってしまうので常につけっぱなしにするほかなくなったのは残念。あとそれによってLEDがピカピカ鬱陶しい。それくらいだったので、frontierのパソコンには特に文句はありません。デザインはダサい。
あとスモールPCなのでグラボを増設しようとした時にロープロしかつけられない、それ以前に電源ユニットが250Wしかなくて、拡張できないのが残念。それはまぁおまえが先に調べとけって話ですけどね。
最近小さいパソコンばっかり売ってますがスリムタイプなのは後で拡張出来ないってことをみなさん覚えておいてください。かといってタワー型の拡張可能なやつは最初からグラボがバンドルされて売っているのがほとんど。自分で後から改造する必要はないようになっています。
タワー型で電源容量たっぷり、好きにカスタマイズしてね、っていう製品は私は探してみたけどどこにも売ってませんでした。BTOパソコンはカスタマイズをすることで儲けているみたいなので、カスタマイズをユーザまかせしたら利益率が下がるんでしょうね。それがやりたかったら0からケースを買い、マザボを買い、CPUを買い・・・って自作するほかないようです。けど自作すると結局バラでパーツを買うことにより値段的にグラボがバンドルされているのと同じかそれ以上の値段、さらに組み立てる労力を差し引くとマイナスになるんで結局バンドルされてるゲームパソコンを買うのが一番のようです。
けどそういうケースからマザボを選んで・・っていうのがシュミレートされてちゃんと使えるパーツのみが選択肢にあがってきて仮想のマシンをくみ上げられるっていうサービスがあってもいいのにって思いますね、まぁ製品の発売数が膨大でアップデートがすぐに間に合わなくなるし、この会社の製品妙に上にあがってくるけど裏でつながってんじゃねぇのってことにすぐなるから無理なんでしょうな。
ただ!自分で分解したり組み立てたりすると、経験、というかけがいのないものも手に入ります。前面にUSBをつけてるのがケーブルの配線をややこしくしてるんだな、便利だけど、コードがぐちゃぐちゃになるんだ。また実は思っているほどパソコンの配線はややこしくないってこともわかります、ケーブルの一個一個がまとめられていて本数が多いのでとんでもなく複雑そうに見えますけども、結局はマザーの刺すところは決まっていてそっから伸ばしてるだけなんだ。パーツ数でいくとガンプラとかとたいして変わらない。精密機械でパーツひとつずつがもろくて高いっていうのを除けば、難易度は大型のプラモくらいの単純さであるということがわかりました。
ただ一日完全につぶれるけどな!!w