ワタシはマンガは全部終わってから読む派なんですけど、一部、あっこれ完結しないなw ってのはいつまでも待ってたところで永久に読めないので読むことにしてます。ワタシのSEIMEI、のほうが早く終わっちまうなってもの。
つまり
「バガボンド」「ベルセルク」「HxH」そしてこの「喧嘩稼業」ですね、四大休載漫画と言われているw あと「ガラスの仮面」もそうっちゃそう。ただガラスの仮面はもうすぐ終わりそうな予感もある。バガボンドも作者的にはもう書きたいところは終わったからどうでもよくなってる感がすごい。最後には農業をやるっていうガッカリエンド・・・。
そういうことを考えるとペースを崩さずにサクサク書いているJOJOの作者は超人マンなんだって思いますね、あの人ドラキュラだと言われてますけど、確かに・・・ドーピングでもしなきゃあの生産性はおかしいぜ・・。
ワンピースも別な意味でいつまでも終わりそうにないですけど、ワンピの最近の迷走ぶりはひどくないですか?まぁ最近と言ってもそこまで読んでないけどちょっと期待薄。JUMPの悪いところが出ましたね、本当にカスッカスになるまで連載させるという、ドラゴンボールの二の舞・・・。
この喧嘩商売というマンガもまぁ絶対に最後までいくことはないでしょうねw 第一巻からずっと最強の格闘技を決めるトーナメントを開催するということを前フリしてたのですが、そのトーナメントが始まるまで、にすでに10年以上経過してしまいましたw スラムダンクばりにひとつの試合が長くて数年にわたってひとつの試合をずっとやってますし、さらに作者は休みがち、いつ突然終了してもおかしくない。さらにHxHやベルセルクのように超売れ筋漫画ではないところも、いつ打ち切りになってもおかしくないヒヤヒヤ感があります。
内容はいろんなマンガのいいところをパクリまくっているんですがw 最強格闘技トーナメントというのもバキの丸パクリですし、ほんといろんなとこから剽窃している。まぁわざとやってるんですけどね。
作画は特殊で背景はほぼ完全に写真と3DCG、キャラ作画も顔と手だけは手書きであとはCG処理をしてるのが半分、動きがあるコマなどは手書きで書いています。
バキのあのクセの強い作画と荒唐無稽なアクションが苦手な人には、ほぼフォトリアルで、うそくさいけど一応現実世界の物理法則にのっとっているので、こっちのほうが好きという人が多いかも(タダほんとぎりぎりのリアルですけどね、車に轢かれてもなんともなかったり、ビルから落ちてもすぐに立ち上がれたり・・)・・・がこれもこれでクセがあります、初期のバイオハザードみたいなCG作画が多いので・・・。あとかなり問題だと思うんですけど、漫画のカバーが全然面白そうじゃない。あんまりビギナーが手を取りそうな感じじゃない、もっと面白そうな感じにすりゃいいのに・・。ワタシはこのマンガラジオでケンドーコバヤシがオススメしてたので初めて知りました。そういうきっかけがないとあんまり手を出しにくいマンガです。
けっこうこの半分だけCGを使うっていうやりかたはいいとワタシも思っていて、特に背景に3DCGを使うってのはこれから主流になると思います、理由は背景なんて誰も見てないから。とくにフォトリアルな建造物を手書きで書くのはただの時間と労力の無駄だと思う。ナウシカみたいにファンタジーな感じの世界観だと、ちゃんと背景も書かないと雰囲気は出ないんですけど、普通のビルだの商業施設だの手書きしたくはないですよね。
それと服を3DCGでやるのにも利点があります、質感表現が出来るってことと、パターンを使えるってことです、2Dにテクスチャを貼るだけだと平面的になってしまうけど3Dならそれが出来る。よく考えれば気づくと思いますが、アニメや漫画のキャラにはパターン、柄物の服はほとんど出てきません、あってもワンポイントかトーンを貼ってるだけ。
けどこの漫画は白黒なんで、そのテクスチャが逆になんか汚いだけになってしまってるし、3DCGの技術も専門学校2年レベルっていうのか、稚拙です。カラーじゃなきゃ意味ないじゃん。
まぁ手書きとCGで調和をとるってのは実はとっても難しくて、まだこれっていうやり方が出来てないのが実情なんだと思います。それと思ったよりも作業量は減らないしラクできないじゃんってのが経験的にわかっております。3DCGでモーションをつけるのは
、実は手書きしたほうがはやかったりします。めっちゃ複雑な服を着てたりしない限り。
ただ下ネタと時事ネタはえげつなくて、女性キャラはほぼレイプされるだけに存在しているようなありさまw 喧嘩稼業になってからは女性は一人も登場しなくなりましたけども・・・。
そういうのが苦手な人にはまったく向かない、いや、一握りの格闘マニアにしか受けないマンガですね。ワタシはテレビ全然見ないのでテレビネタも全くわからんし・・・ヤングマガジンって一回も買ったことないなぁ・・・。
ギャグのセンスもマガジン独特のノリってやつがありますよね、GTOにもあるような、どういうのっていうと説明は難しいんですけど、闇金牛島君をちょいマイルドにしたようなダーティな感じ、うしじまくんはあれは・・・スピリッツ、小学館でした。意外にも。なんかそういうのが好きなやつっていますね、やせてるタイプのヲタクっていうのか。わたしはちょっとやっぱしマガジンのギャグセンスは肌が合わないのかも・・・。
途中でいったん休載(3年も!)して、喧嘩商売、から喧嘩稼業として再スタートしたんですけど、主人公の顔が全然ちゃう!?・・・なぜ?作者死んだの?ほかにも同じ人間が書いてるはずなのに、作画が全然違う感じになっている・・、なんか怖っw
鬱エピソードが隠れてそうなので退散!