2012年12月31日月曜日

一年の締め。 OP9 making 4 企画書

作成中のOP9の昔の企画書がありました。



「ドラマ、というのは他人の人生を生きてみるという事である。

 ラッセル、ウィトゲンシュタイン、ゲーデルによる、20世紀前半による理性の限界の証明、そしてドストエフスキー以後の
神へ頼る事の限界性、理性は神を信じるには優秀すぎて、宇宙を解き明かすには限界がある。
 
 人間は神を失い、理性への信頼も失い、ただ死に至る病を抱える。そうすると問題はなぜ自殺しないのかということ。
哲学が自殺せよと命じているのに生きているというのは、ただ誠実さが足りないということだ。精神と肉体が乖離している。
理性の終わりを経て哲学は行動なのだ・・・

 希望なしで、生きていく。進むべき道は無いのに生きていく、不条理な生、それはどのような生であるのか?
理性ではなく実践で生きてみるより他はない。感覚や、風や光や、世界、青空、宇宙の闇、他者の愛、友情・・・それを感じる事で生きることを知るしかない
コトバにならない人生を探求するより他にない。
よって海里はその実存主義的実践者として、現れる。

 医療が進化して、人間が半永久的に生きられるようになったとしても、人間を覆う虚無はなくなりはしない
死すべき病いは引き伸ばされただけで、そこに永久になる。必要なのは、病を治すことではなく病を持ちつつ生きる事なのだ

 ということでわかるように、テグジュペリ、カミュ、セリーヌと続く、フランス大戦時文学がライトモティーフにある、それに実存主義哲学史と
20世紀科学史が混じっている・・・っていう感じの作品になる予定。

 私達は何も信じないし、何も信じないということもやはり信じられないスタヴローギンで、イヴァンのような迷いすらない。
私たちはには希望もないし、未来もない、もちろん来世も地獄も天国もありはしない、ただこの今を生きているということの他には。
だから自殺するほうが正しいとはわかっているのだけれど、そう考えているとすれば今こうして生きているのは誠実でない
生きている限り、生きているということを肯定せねば」



 ちょっと現在の感じとは違いますが、だいたいはこの線でいきます。来年はほとんどこのOP9を作るのに専念することになるでしょうなぁ。今日intuos5も買ってきたし、バリバリやらねば。

 この作品は他のところで書いたとおもいますけど、ずーっと私の中に飼ってる初恋の人を今まで何度もやってみては失敗したけど、そのヒト、作品中では海里、を失う物語です。だから私の青春の総決算として、挑む予定です。私が青春を失うってことを肯定しなければいけないから。キャッチコピーも決まってます。

 失うコトの正しさを。

 海里は上にも書いてあるように、スタヴローギンなので、神を信じない、そして最期には死ななければならない重い十字架を背負っている、スタヴローギンの語源はスタヴロス、つまり十字架です。ドストはスタヴになんの救いも与えないで、少女をレイプして白痴にさせたという十字架、をかせて自殺させる、けれどスタヴはそれを罪に感じているのではなく(なぜなら彼は天国も地獄も神も信じてないのだから)、ただどうしようもなく退屈だから自殺するのだと言い残します。ドストは悪霊で、神を失った人間がどうなるかを描いた、そしてその犠牲者としてスタヴを作った。その預言はまさしく第二次大戦、その後のソ連崩壊までを見事に言い当てました。共産主義や社会主義にキリストの変わりは出来ないと。まったく見事に100年後の世界を言い当てました。そしてこれからもドストの預言通りならば、神を失った文明は長い時間をかけてゆっくりと崩壊し、野蛮へと帰っていくだろうと。今の世界を見てるとこれもかなりの精度で実現するだろうと思います。
 ヒトを殺すなといいます、けれどシリアは今年ずっと内戦状態、完全な戦争状態でした。もし私達が本当にヒトを殺してはいけない、というコトを倫理の公理として受け入れているならば、それを無視して内戦がどうにか決着するのを見て見ぬふりをしてるというのはおかしい。だから私たちはヒトを殺すな、という倫理すらも持ち得ない、倫理の根幹である、第一定理のようなそれを持ってないのに、その後のもっと高度な倫理を誰が持ち得るのでしょうか、私達は倫理を持ってない。目的がない。理由がない。
 
 海里は言います、続ける理由がない、と。

 理由がなくても生きてる限りは生きてるコトを肯定しなきゃいけない、失うコトの正しさを、希望が無くても夢を描く勇気を、ユキは探す物語です。

 

  ともかく今年は下調べとかプロット作成とかで終わってしまってあんまり作品は作れなかったですね。まぁそういう時もあります。今年の採点は・・・・50点ってとこですかね。
 
 

2012年12月30日日曜日

森鴎外 青年 1910


 10 「一体日本人は生きるということを知っているだろうか、学校に入れば、一生懸命それに励む、その先に生きることがあ

ると思うのである、学校を出て職業につけば、その仕事をやりとげようとする、その先に生きることがあると思うのである。

けれどその先にはなにもないのである
 現在は過去と未来の間に書いた一線である、この線上に生きるがなければ、生きることはどこにもないのである」


 *鴎外は、ニーチェは神を信じない新しい人間の端緒であるが偏った個人主義でいずれ破滅する、トルストイも新しい時代
から逃げているだけで何の解決にもなりはしない。と明治のインテリの代表格として看破していますが、お前もその体制側の
しかも軍隊の高官じゃないかとついツッコミたくなりますね。そしてたぶん意図的に、ドストエフスキーとマルクス、という

20世紀前半のテーゼ、ドスト、マルクス、ニーチェテーゼ、DMNパラダイムとでもいいましょうかへの言明を避けました

ね。それはやっぱり体制側の高官として社会主義を認めるわけにはいかない、鴎外の限界ってところなんでしょうね。けれど

たぶん日本に初めて実存主義的価値観を持ち込んだ人間だと思います、大陸ヨーロッパ系の知識を懐胎したというか・・漱石

は明らかにislanderですもの、福沢諭吉も。
 才能以前に、時代と結びついていない、ってことは作家としてはかなり応えることです、あの芥川だって、プロレタリア文

学の書き手達を羨ましがってたし、太宰だって大学ではごちゃごちゃやって、それが人間失格の端緒となっていくわけです。
 DMNパラダイムは、結局1969年頃になくなってそこからは思想の空白期間が40年ほど続いているって感じですかね

。DMN、パラダイムはともかく世界を変える、というテーゼでした、なんで世界を変えるのか?それは生きてる理由が無い

し、生きていても何の目標もなく楽しくもないからです、Dは結局は裏切って世界を変えるなというそれは何もするなという

ことじゃなくて変わっていってしまう世界を変えてしまう奴と戦えということ、Mはもちろん世界を変えろという、Nは自分

がまず超越的な存在になれという。
 近代人の苦悩とは、突き詰めればそれしかない、生きている理由がない、目標が無い。ナチスの敗北はNの敗北だった、共

産主義への絶望はMの敗北だった。1968、9年というのは反共産主義の時代でした、共産主義という夢が終わった、あれ

は革命じゃなくて、反革命だった。誰もそれに気づいてなかった。Dの預言通りになった、けれど私達には、トルストイのよ

うな地主じゃないし、逃げこむべき修道院も、坊主になる寺も、信じるべき神も、死ぬべき天国も無い。
 そしてそれはすべてのテーゼが棄却されて古臭くなってしまった後にも、ずっと残っている。私たちはやっぱりスタヴロー

ギンです。

OP9 making 3 room manuscript 4 first one


         空が加わりましてん。グラス・ハウス。鬼のようにミニマルな部屋ですね。




                              4 first one
 アキ(翌日もメールチェックをしているとあそこは俺達の島なんだ、勝手に活動は許さねぇみたいな、ヤクザ漫画の読みすぎみたいな野郎からメッセージが入ってると同時に(彼らはまさかまだナイフを持って変なダンスを踊りたがっているのか?)めぼしいのが2通来ていた。一つは自殺志願者ではないけれど、何か面白そうだから自分も参加したいというもの。もう一つはこれはホンモノだった。近くに住んでるので、もししたらこの学校のヤツかもしれん、そうすると・・ちょっと困った事になる・・私の優等生キャラに傷がつくし・・ちゃんと秘密が守れそうなヒトなのか、それとキチガイさんじゃないかどうかを確認するためにちょっとメールをかわしてみる。スタッフ参加希望のほうは、まだ準備段階なので待機してもらうことにした。夏休み前の最後の模試が終わって、あとは天王山を登るのみ、うつむいてばかりで背骨が曲がっていた生徒たちも、夏が近づいているということを本能的に感知しだした。そして校舎は妙な静けさに包まれている・・・午前中授業やらなんやらで授業は殆どなくなってるからと同時に、そろそろ、学校に来ないで家で勉強したほうがいいという事に気づいた者が何人か引きこもりだした。そして誰しも、実はここにいる300人ほどの同級生たちが実は自分たちを奈落の底へ突き落とす悪魔なんだということを感じだしていた・・だんだんオンカロみたいな静けさを手に入れだしたのはそれが理由の一つである・・
 
 私はといえばナナからもらった臨時収入でハンズでスプレーとペンキ、強力なノリ、コンクリート、パネルなどを買って、しっかりしたストリートアートをやる準備を整えた、題材はピエタのヌードである。ミケランジェロはホモだったのに、なんで世界で一番カワイイマリアを彫ったのかまったく謎である、それと西洋の美人の基準はギリシャ時代からあんまり変わらないのに、日本の美人の基準は変わりまくるのは一体何故なんだろう、中国ですら一貫していた、最近はどこの世界もルネサンス基準で美しさのヒエラルキーを作っているけど・・・ピエタのイエスはどうみたって12才くらいだし、マリアは3メートルくらいあるゴリアテのような美少女である。ピエタからドレープをはぎ取るとその不思議な感じがわかるに違いない、ダヴィデの頭はでかすぎるのもそうだけど、ミケランジェロのデフォルメ感というかマニエル感が21世紀の美的感覚の源流だと私は思う・・

 数日後、あの自殺志願者と会うことになった、プーシキンと私は名付けたけど、プーシキンはやっぱり私の学校でしかも同学年だった。向こうも私がポスターを貼ってるのをたまたまみかけたらしい。今思えば軽率すぎた。文体とかを見ればある程度その人となりくらいはわかるほどに私も本は読んでいるので、プーシキンはちょっと頭がいかれているけど、まとめで危険はなさそうだし結構頭が良いということがわかった。自殺志願者にしては非常にまともだ・・・。駅前の喫茶店で待ち合わせだ、私はカネがかからない公園がいいと言ったのに、おごるからコーヒーを飲もうとむこうの注文である。私は制服で行った、制服シャツ、薄手のパーカー、超ミニスカ、スポーツタイツ(スパッツともいう)、生足、くるぶしソックス、赤のオールスター、もしくはドクターマーチン、やや伸びすぎの毛先をパーマで散らしたショートカットボブ、皮のアディダスのメッセンジャーバッグ、ひきこもりになってからのスタイルはだいたいこれである。ちなみに実は身長170なので近くで見ると背が高い、そして忘れてた、ソニーのVcam)
プーシキン「こんにちわ」
アキ「やぁやぁ・・もう回してるけど大丈夫?」
プーシキン「大丈夫です、隠し撮りじゃなくていいんですか?お店・・」
アキ「知らない、ダメだったら出ればいいじゃないか、やっぱどこかであった事あるよね」
プーシキン「あります、実は何百回も、別に隠してもしょうがないんだけど、おれストーカーですよ、水澤アキの」
アキ「へぇ・・水澤アキのね・・」
私達が待ち合わせしたのはちょっと高級感のある喫茶店だ、チェーン店じゃない。
ストーカー「ラテのミディアムですよね、砂糖いいです。それとクロワッサン、おれはアイスカフェモカ」
アキ「ここ始めてだっけな?」
ストーカー「一回きたことありますよ、ほらあの中絶事件の前のデートの時に」
アキ「あぁ、詳しいねぇさすがに、勝手に事件化されてるけど」
ストーカー「ストーカーにとってはフォロワーの妊娠、中絶は大事件ですよ」
アキ「フォロワーっていうの?」
ストーカー「ストーキング用語です、本当は受け身でfollowedですけど、ストーキングハイってのがありましてね、だんだん自分が追われてるいるような気がするんですよ、ちくしょう今日も外出しやがった、家にいろよ面倒くさいなぁ、またおれも行かなきゃいけないじゃないかってふうに、それでだんだんフォロワーが嫌いになってくるんですよ、お前がいなければもっと自由時間が増えるのに、と思ってね、ストーキングブルーです、そんな段階はもうとっくに超えましたけど」
アキ「ふぅん・・・盗聴とかもやってるの?」
ストーカー「それは邪道です、ストーキングはアナログじゃないと、カメラも禁止です、パパラッチや芸能人のファンとストーキングは全然違うんです、こっちは何でもない素人を追っているんですから、ある意味純粋芸術です。写真に取るより裸眼で見て記憶する、車もダメ、ストーキングの名前通り、足音ってのがストーキングのキーファクターなんですよ、足音、見られてしまうストーカーは初心者です、ストーカーは音だけの存在、今日みたいに会合をしてしまうのは最悪のタブーです」
アキ「誰が決めてるの?ストーキング業界のルール?」
ストーカー「自分です、自分ルール。それが一番強力な法だから、憲法は破れても自分ルールは破れないですからね」
アキ「ふむふむ、なんでタブーを破ろうと思ったの?」
ストーカー「わからないです、別におれは君のためなら死ねるとか言うような梶原一騎みたいなヤツだったら、ストーキングしてないですからね、そうじゃない・・・もう正直、水澤アキが好きなのかどうかもさっぱりわからないんですよね、スランプですよね。だからこう・・なにか一回会って見て、化学変化を期待してるんです」
アキ「ストーカーっていうとやっぱタルコフスキーって感じが私はするな、ゾーーーーーンに行きたいんでしょ?私のこのカメラの名前もそれからとってストーカーなんだけど」
ストーカー「あれは・・・まぁストーキングのバイブルみたいなものです、確かに。映画ってのもストーキングに近いんじゃないですか、ほらアンタゴニストの人生をカメラでずっと追っていくんでしょ、その恥や私生活や苦悩まで。何も隠さずにさらけ出していく。ずっとついていって、ある場面では近づきすぎて融合してみたくなったり、突き放してみたり。追っていくっていう行為、小説でもなんでも、それは楽しいんですよ、ストーカーがなんでフォロワーとコンタクトしたくないかって理由もそれでわかるでしょ?そこは超えちゃいけない一線なんですよ、幻想と・・現実っていうか?なんというか、それの一線・・・こう、もっとくだけた喋り方でいい?」
アキ「全然いいよ、映画なんだし」
ストーカー「ありがと、慣れてないから敬語、飲んでよ、冷めちゃうよ」
アキ「そうだね、カメラ置こう、このカメラは私の特製で・・・て知ってるのか」
ストーカー「ハンドステディカムでしょ、ボディはソニーだけどレンズもライカに変えたし、フォーカス系の機械を全摘、マイクと配線ジャックを全部取り替えて、サスペンションキットはお手製、メモリはクラウドメモリ・・」
アキ「そう、原子力電池が欲しかったんだけど、民間では使えないんだよね。カメラって侍でいう日本刀だし・・一人っきりになったときに一緒に死んでくれるのはこいつだけだからさ・・・でもやっぱスタッフに頼めば良かったかな。メールで来たんだ手伝ってみたいって。でも知らない奴がいると深刻な話はしにくいかなと思ってね」
ストーカー「全然気にしないよ、そんなの」
アキ「ストーカーさんからみて・・」
ストーカー「工藤俊一」
アキ「俊作じゃなくて?仮名?」
俊一「じゃあ仮名ってことで」
アキ「ストーカーさんからみて私は最近どう?」
俊一「充実してるんじゃないですか、ほらあのピエタだってけっこう上手くいってるし、成績は優秀だし。一日8時間も寝て肌のハリも健康状態もいい。中絶の後の生理不順も無くなったし、経済的には厳しいけど本人はまったく気にしてないし」
アキ「すげぇなぁ、パーソナルトレーナーみたい、ちょっとした方針の発表だけどさ・・カメラがあるからってこぉ、間をつなぐようにしゃべらなくてもOKだよ、後でどうせ編集するから。・・私の方からいつ自殺しますか、とか方法は?とか聞くつもりはないんだ、自殺ってコトバにはすでにノイズがつきすぎてる気がするなぁ、なんか新しい名詞を考えよう・・ウル、でどうですか?」
俊「いいんじゃないですか、っていうか水原アキには常にYESマンですよ」
アキ「そうか。ウルについてはやり方も日時も一切こっちは口を挟まないけど、なるべく決行の時は呼んでほしいな、その瞬間ってのを、みんな見てみたいものじゃない、実際に全部使うかどうかはわかんないけど、でもその決行の瞬間だけを見てもつまんない。甲子園と同じでさ、試合だけみてもそれほど感動しないけど、その学校のチームを三年間追っていってこういうドラマがあって、こういう人間関係があってっていうのを追っていくほうが楽しいよね、それをやっているのがスポーツ漫画っていうジャンルだものね。だから工藤君って人間を少しは撮りたいよね、今までもある程度取れたけどさ。工藤くんがストーキングしてる水澤アキについては、これはいくらでも情報は入れられるわけだから、了解した?」
俊「oui、最近フランス語勉強してるんだよね、なんで?」
アキ「英語はある程度出来るようになったし、もっと自然でくだけた英語をしゃべろうと思ったら海外に行くしかないけど、別にアメリカ人やイギリス人が喋ってる英語が唯一正解だとは思わないから、英語を教えてる立場にいる連中は、正しい英語があると信じてるけど、そんなわけないじゃんね、英語が国際語なら、日本英語やベラルーシ英語やロシア英語が、つまり方言が生まれるに決まってるもの、そういう風に言語は離合集散していくものなんだよね、バベルの塔にかかわらず。見ているサウンドスケープやライフスケープが違うんだもん・・」
俊「・・・フランス語を始めた理由になってないけど」
アキ「あぁ・・・まぁ・・・なんだろ、かっこつけたかったからかな。ほらある種の演劇をやってるじゃん、優等生キャラの水澤アキを、優等生の彼女は中国語じゃなくてドイツ語かフランス語をやってるべきだよね。中国語の本を呼んでたら中国人なのかなって思われてしまうかもでしょ、フランス語の場合はその気遣いはない、インテリのかっこ良さじゃん、フランス文学って女向けだし、まぁ近代文学が暇な貴族の女の子向けなんだけどさ・・・」
俊「な~るほど・・、受験勉強もほぼ高2で終わらしちゃったもんね、主要大学の過去問ほぼ暗記してさ、英語はTOEICもTOEFLも海外留学レベルだし・・・やや数学がニガテってくらい」
アキ「ニガテっていうよりは・・なんだろう私は天才じゃないっがわかってるからやる気が出ないんだよね。私はどう宙返りしてもオイラーの定理を自分で考え出せるとは思えないもの、神の啓示でも降りてこない限り、そりゃ定理を使って大学受験レベルの問題を解くことはできるよ、でもそれって数学でも何でもないじゃんね、ただの批判不能の材料(公式)を与えられてのパズルだもん、工藤くんは勉強出来る方?」
俊「俊って呼んで下さい、工藤君ってよばれると病院に来たみたい・・勉強は・・まぁ文系理系に別れる前はずっと一位だったんだけど、他人には全然興味ないんだよなぁ、最初はほら、優等生はそういうものを気にするものだと思って猛勉強して注目してもらおうとか、普通の恋愛中毒がやるような愚行をやってたんですよ、特にその、前のバージョンの水澤アキに対しては・・・完全に無視されましたけど。ストーカーに返信するのは、今のバーションの水澤アキになってからだから」
アキ「あっそうだったかも、工藤俊作みたいな名前ってのを少しだけ見た気がする、あぁ!そうだったんだ、なんで私みたいなやつに戦いを挑んでくるんだろうって思ってた、だって学校のテストの順位なんて意味ないじゃん、最終的には・・相当の暇人なんだって思ってたら・・なるほどなぁ。その服装とか髪型だって私がこういうのがいいっていつか口に出したのそのままだもんね、さすがに整形はしなかったようだけど」
俊「予算の問題です、奥二重なんて無理ですよ、それと死んでるヤツがいいってのもまぁ今のところ無理、ウルによって可能になるかもですけど。もしウルになったら好きになりますか?」
アキ「う~~ん・・・たぶんならないだろうね。というか誰かを好きになるっていう才能が欠落してるかもね、記憶喪失によるものなのか、生まれつきなのか知らないけど、特にある個人を永久に好きになるっていう、純愛純血主義には向いてないんだよね・・誰がそれを始めたんだろう、僕は君と会うために生まれてきた、古典世界では誰かを愛するってことはあるけれども、それと死を直接連結させはしない気がする・・するか、アナスタシスってそうだもんね・・・ウルは名詞としても使えるんだな、複数形はウルルだね・・ところで世界についてはどう思います?」
俊「えっ何?」
アキ「世界、world , le monde 私達を取り巻いてるこれ」
俊「世界・・・別に教科書的な答えを期待してないよね?」
アキ「というと?」
俊「環境問題が、貧困問題が云々。ほら論文で慣れてしまってるじゃん、環境問題は国連がリーダーシップをもっと発揮して、迅速な解決策を取るべきである、人類の協力が不可欠である、的な、論文だとこれで9割。国連がリーダーシップ!そんな事小学生でも信じないのに・・、COPに反対する国家は女子供まで全員抹殺すべし、なんて書いたら0点だしさ」
アキ「そう思ってる?」
俊「いや・・正直なところどうでもいい、セカイなど・・・人類も。おれが生きてる間には直接かかわらないからいいとかそういう次元でなく・・結局大人だって偉い人間だって、こういう論文と同じような事を言って結局は何もしないし、何か解決するとも思ってないのにお茶を濁すのを心得てるわけだし・・・60年代が終わってから、コトバにするけどなんにもしないってことに慣れすぎてしまったよね・・人間は・・・死ぬ時は死ぬ、それだけだよ・・・セカイか・・・そうだなぁ・・セカイね。セカイ、別にそういう人類の問題がセカイの意味するところじゃないものね、このセカイについて・・・自然とか空間とか・・・」
アキ「別に答えを探さないでいいよ、時間はいくらでもあるわけじゃないけど俊のコントロールできる幅が少しはあるわけだし、ウルをするかしないかも、強制はしないから、別に私はそれに特別な興味がある、アレなヒトではないわけだし、ウィーンアクショニスト的なスキャンダルを期待してるわけでもなし・・ちょっとした思いつきの企画なんだから、でもあと何回かインタヴューしたいし、どっか外にも行こうね、自分のストーカーと話すのって新鮮だもん。特に俊の過去を少しはカバーしとかないと、クロノロジカルに順撮りしていくつもりはないけどさ。・・・本当はウルをしたいのは私自身なのかもね・・・なんだろうな、ゾルゲが無くなったというか、別に何に絶望したわけでも、何か辛いことがあったわけでもなんでもないんだけどさ、なんだかくだらなくなっちゃったんだよな・・・飽きたのかもね、18年の人生は短いというかもしれないけど、たいがいの事は1年もやれば飽きてしまうもの・・人生だけが例外ってことはありそ~もない。ほんと、あらゆる事に興味を失ってるよ、最近の私。」
俊「う~ん、今あらためて思ったけど水澤アキってカワイイんだよな、めがくりくりのアイドル系ではないんだけどさ・・・つまり薬師丸じゃなくて原田知世タイプ。いわゆるあれだよ、すごい便利なコトバ、透明感。透明だったら気持ち悪いだけなのにね、人間の美しさは薄皮一枚だけであったって漱石も言ってるし・・・、その薄皮の色で人種を見てるわけだけど、もっと奥まで調べれば人間はほぼ全員赤と黒なんだよね、どす黒い静脈か、真っ赤な動脈、もしくは骨の灰色、黄色。」
アキ「ミケランジェロがいうには、ピエタのマリアは、マリアっていう女は一度も汚れた事もないし、汚れたことを考えたことすら無いから、神様の恩恵でいつでも少女のような美しさらしいですよ、無茶苦茶いってるだけにも思えるけど・・私はどちらかといえば、pervert and rebelious womanだけど・・・前のバージョンではいわゆるやりまんだったし、中絶もしてるし、マスターベーションするほうだし・・・そうだね老いたマリアって見たことないよね、別にミケが勝手にそうしたんじゃなくて、マリアはそうなんだろうね、すっげぇ・・・やめとこ東方教会に叱られる。マリアはセックスシンボルだったのかなぁ・・修道院の連中はマリアでしこってたんだろうか・・・それにしても古っ、原田知世って・・もう50近いんじゃないの?」
俊「だって最近の映画見ないじゃん、というかここ一年くらい映画なんて見てないじゃん」
アキ「嫌いなんですよ映画」
俊「映画監督のクセに・・」
アキ「映画はもう落ち目の映画だからさ、でもだいたい芸術の落ち目にはなんかそれほど有名でないけどすごくいい作品が生まれたりするんだよね、浮世絵でいうと、あの血まみれ芳年みたいな。団菊左が死んだのでは歌舞伎なんて見てらんないぜ、キューブリック、黒澤、タルコフスキーが死んだのではね、それに映画監督じゃないよ、ただの作家。」
俊「ジブリは見に行ってたじゃん」
アキ「あれは漫画映画だもん、それも・・何年前?もののけ姫リバイバル上映でしょ・・・漫画映画ももぉだめだろうね・・っていうか始めっから漫画映画って無理があるんだよね、人件費がかかりすぎるもん・・・しかもそれほどまでやって結局漫画よりもどれほどよくなったかというとそれほど・・・まぁ音楽の力はあるだろうけどさ、結局漫画ナウシカが一番良かった気がするんだけどな・・・あるいはいくら3Dとか、映像技術が進歩しようが、360度の立体視が出来るようなものが開発されようが、結局語るべきものがなければ何の役にも立たないし、せいぜいやっぱりセックスゲームくらいにしかならないんだと思うな、本当に何かがあれば小説であれ、絵コンテレベルのレンダーでも・・・楽しいもん、売れるかどうかは知らないけどさ・・・まぁ最近それすらも楽しいのかどうかわかんないんだけど」
俊「まぁ・・360度立体視は結局現実と同じだもんな・・じゃあ現実でいいじゃんって感じもする・・まぁ世界遺産巡りとかしょーもないコンシューマー向けの映画が作られるんじゃないですか?・・映画である必要も全然無いけど」
アキ「そうだね・・・一体私たちはどんな時に幸せなんだろう?」
俊「petit princeが今季のNHKフランス語講座の教材ですもんね」
アキ「じゃあ今日はこれくらいにしとこうか、じゃあ・・・メールするね、コーヒーありがとう・・あっそうか、結局ついてくるんでしょ?、家あげてやろうか?」
俊「いい、狭いもん。あのアフリカ並みにSEXしかレジャーが無い部屋でまともでいられる自信が無いし」
二人は立ち上がって街へと出ていく。もう夏休み前のコントラストの激しい街並みだ・・
俊「・・では一応今日はお別れです、さようなら。やっぱ実際話してみると色々発見があるよな、喋り方とか、表情のニュアンスとか、匂いとか」
アキ「ははは、魅力を失った?」
俊「いや、香水をつけていなくてもいい匂いがするんだなぁと思って。それにもぉなんか好きとか嫌いとかどうでもいい感じなんだよね、なんなんだろう。演劇化しちゃってるのかも、もうこの役を演じきらないといけないから、ここにいるって気がする・・・ヒトはどんな時に幸せなのだろう・・・か。とりあえずもうストーキングは辞める、もうタブーを犯してしまったしさ。もう新たなステージなんだよね・・第一幕は降りてしまったというわけ。こんな事言ってたでしょ、映画だけじゃなく、芸術も、人間も斜陽にさしかかっているんじゃないかって・・・」
アキ「そりゃそうだね・・ピークがあれば、いつかは落ちるでしょう、空を飛べばいつかは落ちる、人間は土を離れて生きてはいけないものなの、国を失ってまで生きているのが滑稽かどうかは知らないけど・・それ以前に人間は生きていくべきかどうかという問題を私たちはこの長い下り坂の中で抱え込んでるわけなのですが・・・こんな暑い初夏の日差し下で考えるべき問題ではないようですね、以上明治文学的ダイアローグ。ではでは、ついてきてくれるヒトがいないと今後は寂しくなるかもね」
俊「ハハ、そう、ほんとこれから暇になるなぁ、何しようかな・・」
アキ「受験は?」
俊「理三」
アキ「じゃあ大変じゃん、医者になるの?」
俊「知らん、そうしろって言われたんだもん、実は家も小金持ちでしてね、私立の医学部もいけるの、全然医者になんてなりたくないけど・・」
アキ「別に医者にならなきゃいけないわけでもないでしょうし、ごめん行かなきゃ」
俊「さよなら」
アキ「メールするね!あと!一回5000円でやらせてあげてもいいよ、一発5000円だからね、二発出したら二倍だよ」

2012年12月29日土曜日

OP9 making 2 blender room


OP9 は背景の3d化を推進しております。まだ窓の外はDEADですw 
 少し前にどっかのCGソフトの会社が、表現を努力と忍耐から解放しようとスローガンを投げてました。又押井守がラジオで土地が少ない労働集約型農業の民族は、努力や真面目さ、勤勉さをアイデア、ひらめき、よりも重視するんだ、つまり保守的なんだってことを言ってました。
 私もそう思う、そしてそれがやっぱ敗戦の理由だと思いますね、気合と根性でカミカゼアタックを仕掛けても、天才のひらめきによる原爆にはちっとも手が出なかった。(いくら勤勉に手作業で農業やっても、トラクター、コンバイン、そして何より広大な土地の農業のほうが効率がいいに決まってる)それにもかかわらず、農耕民族はちっとも学習能力ナッシングなので、同じコトを繰り返して、やっぱ汗まみれになって何か作るのだ、それが偉いのだ。みたいなトコがありますね。努力そのものに人間の存在的価値があって結果はしゃあないっていう。別に悪いとは言わないけど、それって結局自己弁護に聞こえる、言い訳にしか聞こえない。

 
 努力は無駄だと言うわけじゃなくて、無駄な努力をするなってコトです。宮本武蔵が五輪の書に書いてました、努力の方向を間違えたら一歩も進んでないのと同じだ、型や流派にこだわってちっとも強くなれない者が多すぎる。

 ともかく、芸術を肉体労働から解放して純粋に、演出、表現の勝負になっていくというのはいいことだと思います、物質的制約だけじゃなく、職業的経験知からの解放も。今は過渡期なので、一部の金持ちにしかそれが出来ないとしてもいずれはよくなるでしょう、そして本当に才能のある者のみが残るでしょう、中間搾取などがいなくなって。


 
PS 年末テレビおもんな~~、けど仕事もやる気でぇへんし・・・と思ってる人へ
http://you.video.sina.com.cn/vlist/2722747094.html
 画質悪いけどNBA見ましょう。っつーか最近のレブロンやばすぐる・・デュラントでも歯が立ってなかったですよ。あんなわかりやすく世界最強プレイヤーなんて、ピークのジョーダン、コービー以来ですね。なんじゃあの圧力w






2012年12月28日金曜日

post nothing A part

 ・・をyoutubeにあげました、すごいですねGGLはyoutubeとブログが連携とれててさ。これはにこにこやらFC2とかがいくら頑張っても勝てないですね、違法なことしなけりゃ。
 youtubeのサービスで日本語対応してないのを改善して欲しけりですが。

2012年12月27日木曜日

avril lavigne too much to ask 和訳

ちょっと気になったので和訳を探したのですが、なんか直訳調っていうか、

私は・・・・だわ。

 っていう誰一人しゃべってない女言葉をまだ翻訳者とかいうババァどもは使ってんのか、って気がしてげんなり。夏目漱石は、落語家の文体から言文一致運動を進めたけれど、それは常に言文一致をしつづけるということで、夏目漱石の文体が正しい、日本語という偶像になるのを願ったわけではありません。コトバには、正しい、はありえない。ともかくAVRILは若者コトバで歌ってるんだからそれを古臭い女言葉にするなんてありえないじゃん・・・。


AVさん自体についてなんですけど、アラニスにあこがれてシンガーソングライターになったCanadianです、ここがポイントでCanadaなまりがある、トロントなまりっていうのか、自身はナパニーっていう田舎ものだから、って言ってます、だから田舎者なまりなのかも。グラミーや格式張った音楽賞などでは、またアイドルかよ、ってスノッビーな人々に冷めた目線を送られてます、ほかの音楽界でもやっぱアイドルだろ~~って感じの扱いですけど、00sに一番アルバムを売ったのはエミネムとアヴリル、BEP、AMYだと思いますよ、ビヨンセとかあぁいうアメリカ音楽業界の黒い力で水増ししてない人々のなかでは。私自身も、同世代なんですけど、同世代で一番才能あると思いけり。詩の才能もある。まぁ最近はアイドル路線でちょっとあれ?って感じですが。離婚もしまして・・・とかなんて言ってないで本題



Its the first time I ever felt this lonely こんな孤独なんて感じたことない

I wish someone could cure this pain 誰かがこの痛みを治せたらと願ったよ

Its funny when you think its gonna work out 私よりドラッグを選ぶまでうまくいくと思ってたなんて

Til you chose weed over me, you're so lame のうたりんなんじゃないの (ちがうふうにも読めます。 私よりドラッグをとってもなんとかなるって思うなんてバカなんじゃない? こっちのほうが自然か・・tillはまでに、という意味だけじゃなくて、ただの接続詞としても使うみたいです)

I thought you were cool until the point  好きだったんだ、あなたが電話するって言ったのに

But up until the point you didnt call me ぶっちぎるまではさ

When you said you would

 I finally figured out youre all the same やっとわかったんだ、いっつも同じ、あぁいう作り話ばっかり

Always coming up with some kinda story(あぁいう、とはおそらく、麻薬に手を出したのは寂しかったんだとかそういうジャンキー特有の言い訳だと思います)




Everytime I try to make you smile いっつも笑顔がみたいのに

You're always feeling sorry for yourself なんでそんなに悲しい顔するんだよ

Everytime I try to make you laugh いっつも笑わせようとするのに、出来ないんだ、どうして・・(you are too toughはかなり訳しにくい)

You can't 

Youre too tough    (youcan'tur too toughとしか聞こえません、これはたぶんリズムが合わなかっただけですね)

You think you're loveless ヒトを好きになれないって思ってるの?

Is that too much that I'm asking for?  私はそんなに多くを求めてる?(ただ笑ってほしいだけなのに)

 

I thought you'd come around when I ignored you 冷たくしたら来てくれるって思ってたのに

So I thought you'd have the decency to change 少しは変わってくれるくらいの礼儀はあると思ってたよ

But babe, I guess you didn't take that warning 全然わかってくれないんだね

'Cause I'm not about to look at your face again もう二度と顔なんて見たくない




Can't you see that you lie to yourself  自分に嘘をついてるってわかんない?

You can't see the world through a mirror 鏡を通して世界なんて見えやしないんだ(麻薬なんてやめなよって意味も含まれます、この英語は秀逸、元ネタがあるんだと思ったら見つかんなかった、たぶん鏡の国のアリスから引用だと思います、Aliceの映画の主題歌をうたってましたしね、キャロル英語を知ってるはず)

It wont be too late when the smoke clears 煙が消えてから(麻薬をやってから、ここでの麻薬はWEEDにもわかるようにマリファナ、ハシシ類、でも鬱病的な傾向からいってヘロインとかのダウナーもやってますねこのジャンキーさんは)だって遅すぎるなんてことはないんだよ 

'Cause I, I am still here  だって私はずっと待ってるもの




But everytime I try to make you smile ねぇいっつも笑って欲しいだけなのに

You'd always grow up feeling sorry for yourself なんで自分がいけないなんて思うんだよ(ここも訳しにくい、なんでどんどん自分が悪いんだ、全部おれが悪いんだって追い込んでいくんだよ、みたいなコト。鬱病のヒトの知り合いがいるとわかりやすい、ドラッグでハイになってその後にダウンするとこうなる)

Everytime I try to make you laugh いっつも君を笑わせようとするのに

You stand like a stone  ラリってて聞いてもくれないじゃんか(stone、はスラングでヤク漬けでボーっとしてる感じのことです。stanlikastone って聞こえます、トロントなまりなんです self がshelfに聞こえるのも、これはフランスなまり、Avrilって名前もフランス語源だし、フランス家系なんでしょうね)

Alone in your zone 君はいっつも君の中に閉じこもってんだ(この表現も秀逸)

Is it too much that I'm asking for? ねぇ、私は君に出来ない願いをしてるの?(ただ笑ってほしいって思ってるだけなのに・・)




Yeah yeah yeah yeah

Can't find where i am  どこにいるのか、わかんない、寝そべって、一人ぼっちが怖くて、暗闇が怖いの

Lying here        誰にもそれを伝えらんない、また一人ぼっちなんだ・・・

Alone I fear            (ネガティブ発言の繰り返しですw、そしてこういうところが思春期

Afraid of the dark          特有のあるあるっていうか・・・私もそうだ、なんでこのヒトは私が                  思ってるのと同じように歌ってくれるんだろうっていう、ただのアイ

No one to claim         ドルとちがうとこなんですね、日本のアイドルはジャンキーの彼氏が

Alone again            いてさ、最悪なんだ、死んじゃいたい、みたいなコトは歌わないです

              

Can't you see that you lie to yourself      *繰り返し

You can't see the world through a mirror

It wont be too late when the smoke clears

'Cause I, I am still here




Everytime I try to make you smile

You're always feeling sorry for yourself

Everytime I try to make you laugh

You can't

You're too tough

You think you're loveless   きみは自分が好きになってもらう資格なんてないと思ってる

It was too much that I'm asking for 私が確かに君に求めすぎてたんだね・・・


(ダウンに入ってるヒトを笑わせようとしたり、頑張れって励ましたりするのはよくないって医療統計的にそう言われます、三船敏郎的にいうと、面白いこともないのに笑えませんよ、って話。もうお前なんて知らない、勝手にしろってことなのか、笑ってくれなくてもいいよ、それでも私は待ってるからってことなのか、はぼやかしてます。確かに落ち込んでるのに、面白くもない冗談言われたら死ぬほど腹立ちますしね、よく感受性の無い母親がヒッキーの息子に明るくしよう明るくしようとして、超逆効果になってる感じですかね)


 


 実はジャンキーの彼氏以外に誰もトモダチがいない、っていう重いテーマの曲です。ただそのジャンキーの彼氏が笑ってるのを見たいっていう、けどジャンキー君は、懲りずに同じ事の繰り返し、うんざりするよ、そんなに私が他人に求めすぎてるの?なんでいっつもひとりぼっちになっちゃうんだ・・・・



 海外の曲はなんでそんなにセックスと麻薬の話ばっかなの?っていう素朴な疑問があると思いますけど、海外では麻薬ってのは・・・・、そうですね、彼氏がAVを見る、くらいに日常的なことなんじゃないですかね、マンガとかアニメばっかり見てるとか、そんなハードルがない身近なものなんですよね。(アメリカがアフガニスタンが経済復興するようにケシの栽培をすすめたことがありました)。だから海外のヒトが日本人がオトナなのにマンガ読んでるのを見て、アーハン?って感じになるのと同じです、それを同じ感覚をジャンキーに対して日本人は持ってるってわけ。


 

 全然関係ない話ですけど、メグ・ライアンとかアヴリルとか、フランス・ドイツ系の顔立ちの美人(金髪美人)

のほうがヨーロッパは当然アジアにも馴染みやすいみたいですね。ジュリア・ロバーツとか、いわゆるミス・ワールド、ユニヴァース系の美人ってちょっと肌に合わない・・・、だからアジアはロリコンだ(ゲルマン人も)、と言われますけれど、どうなんですかね、肌の色と髪の色、特に眼の色が幼く見えるってだけのような気がする・・・まぁドイツ・フランス・極東アジア、は趣味が変態に偏りがちですけどねw。まぁジュリア・ロバーツが世界一の美女って言われると超違和感あります。

2012年12月25日火曜日

opus 9 manuscript 3

名前がころころ変わって面倒ですね、とりあえずopus 9として草稿を上げていきます。無題ってことで。これは第1稿で、ほぼ没にしてますw

                 
              3 hung

                                 3 hung
 次の日にたくさんの知りもしない人からメッセージが届いてるのを見てさっぱり意味がわからなかった、ストリートアートに興味が移ってしまってスタッフ募集していたのことのほうを完全に忘れていた。内容を確かめてやっとそれを思い出した、けど内容はスパム同然だった。面白いです!とかイラストが気に入りました、とか感想が大半で、後はおれもストリートアートやってるぜベイベーみたいなのが少しあっただけだ、なんかちょっとしたコミュニティがあるらしい、確かに見たことのあるロゴの写真をたくさん送ってよこしやがったから。本来の目的に合致したのは無い、やってる本人がそれを忘れていたんだからしょうがないけど・・・
 今日はバイトのある日だから水泳はなし、学校も創立記念日で休み、つまり図書館にいる。図書館のパソコン自体は規制がかかってるけど、ホットスポットとして持ち込みパソコンには規制はかからない、というかかかっていても外せるのだけど・・
ナナ「アキ~!」
ナナはほぼ唯一の中学の時からの友達(中学は公立でバカ学校だからこの進学校に来たのはたぶん三人くらいだった気がする)なので、いきなり私が人格を変えて縁を切るってことは出来ないほぼ唯一の友達で、というか私が急にキャラ変えをしたこともその理由も、私の性格もわかり尽くしている、強敵である。しかもキャラ的にそういう理由がなくてもガンガンくる、そうよくいるだろう、どんな高尚で孤高な人でもなんか俗悪な土俵に引きずり落として勝負させて、その勝負から逃げると逆にかっこわるいような場を持っている人、それだ。そしてとてもいい子である。本当に・・・一生処女のまま死ぬのではないかという不安を私が勝手に持っている。ブスではないが恐ろしくモテない、たぶんすぐにやらせてくれそうにないというのがフェロモン的なものでわかってしまうからなのか・・・
ナナ「休みも図書館で勉強ですか、優等生は」
アキ「まぁ、最近うちの学校のやつをよくみかけるようになったよ」
ナナ「私もその一人、あと9ヶ月を缶詰になって過ごさないといけないの」
アキ「sardine can 芸大だっけ?」
ナナ「第一志望はね」
アキ「あそこって都心に近くないんだよね、だからやだ」
ナナ「東大だって遠いじゃん、糞田舎、中央線でしょ?」
アキ「別に行きたくもないよ、でもそう書かないと叱られるんだもの」
職員「すいません図書館の中では・・」
二人「すいませ~ん」
ナナ「ちょっとマックでも行こうか?」
アキ「おごりなら」
ナナ「しゃあないなぁ」
アキ(私がナナとの交際を切らない本当の理由は究極的にはナナの金払いの良さなのかもしれない・・お嬢様育ちなんだ・・)

ナナ「あれだよね、三年になって急にアキが殻に閉じこもり出したけど、だんだんみんなそうなってきたよね、というかみんなアキのスタイルに感化され出したというか、あっ本気モードに入ってよるみたいな」
アキ「(ビッグマック旨し)そんな所でファッションリーダーを演じましてもね」
ナナ「私も正直なとこ色んな人間関係を整理したいもの・・・生徒会(会長)、部活(管弦楽部長)、文化祭副委員長・・調子に乗って背負いこみすぎたなぁ、ヘルニアになりそう、精神の・・」
アキ「でも夏まででしょ?しょせんあと一月半じゃん、がんばれニッポン」
ナナ「超ヒトゴト・・」
アキ「人事ですもの・・」
ナナ「ハハハ、確かにでも、甲子園の応援もあるからさ、もし出場になったら甲子園に行かなきゃいけないんだよ、管弦楽のほうの大会もあるから新幹線で往復しまくるかもしれない、文化祭も生徒会の・・」
アキ「好きでやってるんでしょ」
ナナ「うぅ・・・そうですけど」
アキ「なんだってあの、ナナの好きな・・」
ナナ「その話はいいよ」
アキ「別れたの?」
ナナ「違うよ!もぉ・・優勝したらやらせてくれだって、馬鹿じゃないの」
アキ「やらせてやればいいじゃん、甲子園優勝って結構すごいことだよ」
ナナ「だって、そしたら結婚することになっちゃうじゃん」
アキ(何か私とナナとの間では方程式が違うみたいだけどそこはまぁいいや、セックスすると必ず身ごもると思ってるのか、それともカラダを任せたら結婚する掟でもある家なんだろうか?)
アキ「すればいいじゃん」
ナナ「ヒトゴトすぎるって!18才で人生決めらんないよ」
アキ「むしろ18才ってのは人生を決めないといけない年なんだと私は思うけどな、だって別れる気はないんでしょ?」
ナナ「・・・アキはそりゃ早熟だもん」
アキ(神はアキの門を閉じられたり)
アキ「今の子供が子供すぎるんだって、ともかく結構選べるように見えて結婚相手なんてほぼ選べないんだよ、悪くないくらいで手を打っとかないと、まさか運命の出会いなんて信じてないでしょ?30過ぎたら出産のリスクが桁違いに高くなるのだし・・・」
ナナ「わぁ~~もぉいいって、これ以上心配事を増やさないでよ、もう溢れてるんだから、キャパが」
アキ「ハハ、じゃあとりあえず今日は勉強に集中して心配の種を無くさないとね、がんばれ受験生」
ナナ「あなたも受験生でしょ」
アキ「もうA判定ですから、別に滑り止めでもなんでもいいし、奨学金が取れるとこがいいな」
ナナ「チッ・・」
 二人は立ち上がってまた図書館へと戻っていく、初夏の風が吹いている。この夏をふいにしなきゃいけないのかとナナは残念そうに若いカラダをうんと引き伸ばし、アキはまったく違う事を考えていた。そんなに受験勉強がんばってもうすぐ死ぬ運命にある人もいるはずだ、そんな人は今の自分をどう思うんだろう・・・もうすぐ死ぬとわかっていれば、別にしななくても大きなものがガラガラ壊れてしまえばだんだん大きな目標を立ててコツコツということはできなくなる、そういうとき人間は橋の上に立ち尽くして呆然として川か空を見つめるものらしい、特に日本文学的伝統によれば・・・そりゃ方丈記的世界観ってやつか?

ナナ「そうだ、アキの好きな人って誰なの?」
アキ「うん?」
ナナ「ほら、すごく鮮やかにフッたでしょ、昨日、私好きな人いるんだとかいって。アキの好きな人って誰なのって噂になってるよ、ほぼ唯一付き合いがある私に質問が集中しています」
アキ「あぁ・・秘密って事にしておいたほうがいいと思うよ、アントワーヌ・ポワドバールだけど」
ナナ「外人?」
アキ「航空考古学の第一人者」
ナナ「それってもう死人じゃないの?」
アキ「死んだ人に恋してはならんなんて法律はないでしょ?私死んだ人が好きなんだ、ほら・・完結してない漫画を読むのがニガテなタイプでしょ。完結してないといやなの、不完全でもいいから終わってる事が大事なのですよ、現在進行形のものは危なっかしくていやだ」
ナナ「・・なるほど秘密にしておいたほうがいいかもね」
アキ「トムヨークが死んだら私の好きな人はトムになると思うよ」
ナナ「はぁ・・、ねぇ時間有るなら偏微分のとこちょっと教えて、数学Ⅲいるんだよなぁ芸大・・」
アキ「時給1000円でいいよ」
ナナ「いいよそれで」
アキ(払うんだ・・・冗談のつもりだったのに。長い付き合いのはずなのにまだナナは私にとってカルチャーショックである、本当に友達からオカネを取る私のほうがナナにとってはカルチャーショックなのかもだけど・・)
 
 三時間ほど数学の稽古を着けた後にアルバイトに言った、印刷所に言ってチラシをやらポスティングのものを受け取って原付か自転車で運ぶという単純明快なお仕事。原付免許は持ってるのだけど自転車のほうが小回りが効くのでそっちを選ぶ・・ナナの専属家庭教師をやってるほうが随分と時給は良いと思われる・・・でもこうやって自転車で街中を走りまわっていると、空の色の一日の色の変化を追ってけるのが楽しい。空の色はほとんどすべての色へと変わる。黒、青、黄色、赤、緑・・・太陽光線はすべての色のスペクトルを持っていると言ってしまえば当たり前の事なんだけれど、私にはこれはすごい奇跡的な光景に見える・・・全然面白くない住宅街からひょうと空に目を向けると、とんでもない宇宙の神秘、そのギャップがものすごい。空を見るのだけは飽きない・・・そういえば私は子供の頃は飛行士になろうと思ってた、けれど死ぬほどカネがかかるし目も悪い、その上お金持ちの豚を乗せて飛ぶのなんてまっぴらごめんだ、お金持ちの豚を蜂の巣にしてやりたいとは思うけど。だからすぐにやめた、RAFが臨時パイロットを募集してたらすぐにレジュメを送るけど・・(自衛隊は大嫌い)、ともかく戦争かなんかで飛行士が劇的に減らない限りワーキングクラスに飛行士的な仕事は来ない。
 三時間ほど地球資源を無駄に配りまくったあげくに帰宅。9割9部はすぐにゴミ箱行きだ、ポストに入った瞬間にもうあれはキップルになってる。シャワーは明日プールのシャワーで浴びるのでよし、ベッドにフェードイン。ドアノブをあけて着替えてフェードインまで一分かかってない。寝付きは最近は悪くない、あの明るい頃の私は、死んでしまったけれど、少女らしい不安やら期待やらで不眠症だった、やっぱ躁があるから欝があるんだな、私は今は相当低空飛行で飛行距離を稼いでいるのでブレが殆ど無い。スティーブ・ライクの音をipodで聞きながら・・・まぁミニマルはよく眠れるったら無い)

2012年12月24日月曜日

庵野監督 所信表明 angst drive manuscript 2


庵野秀明総監督 所信表明
我々は再び、何を作ろうとしているのか?

「エヴァンゲリオン」という映像作品は、様々な願いで作られています。

自分の正直な気分というものをフィルムに定着させたいという願い。
アニメーション映像が持っているイメージの具現化、表現のたようさ、原始的な感情に触れる、本来の面白さを一人でも多くの人に伝えたいという願い。
疲弊する閉塞感を打破したいという願い。
現実世界で生きていく心の強さを持ち続けたい、という願い。

今一度、これらの願いを具現化したいという願い。

そのために今、我々が出来るベストな方法がエヴァンゲリオン再映画化でした。
10年以上昔のタイトルをなぜ今更、とも思います。
エヴァはもう古い、とも感じます。
しかし、この12年間エヴァより新しいアニメはありませんでした。

閉じて停滞した現代には技術論ではなく、志を示すことが大切だと思います。
本来アニメーションを支えるファン層であるべき中高生のアニメ離れが加速していく中、彼らに向けた作品が必要だと感じます。
現状のアニメーションの役に少しでも立ちたいと考え、再びこのタイトル作品に触れることを決心しました。

映像制作者として、改めて気分を一新した現代版のエヴァンゲリオン世界を構築する。
このために古巣ガイナックスではなく自身で製作会社と制作スタジオを立ち上げ、初心からの再出発としました。
幸いにも旧作からのスタッフ、新たに参入してくれるスタッフと素晴らしい面々が集結しつつあります。
旧作以上の作品を作っている実感がわいてきます。

「エヴァ」はくり返しの物語です。
主人公が何度も同じ目に遭いながら、ひたすら立ち上がっていく話です。
わずかでも前に進もうとする、意思の話です。
曖昧な孤独に耐え他者に触れるのが怖くても一緒にいたいと思う、覚悟の話です。
同じ物語からまた違うカタチへ変化していく4つの作品を、楽しんでいただければ幸いです。

最後に、我々の仕事はサービス業でもあります。
当然ながら、エヴァンゲリオンを知らない人たちが触れやすいよう、劇場用映画として面白さを凝縮し、世界観を再構築し、
誰もが楽しめるエンターテイメント映像を目指します。

2007年初秋を、御期待下さい。

原作/総監督 庵野秀明
2006 09/28 晴れの日に、鎌倉にて





http://www.ghibli.jp/docs/12-12-01.pdf

こんなん出してたんですね、知らなかった。
EVAはもう古いけどそれより新しいアニメは1つもなかった→同意
中高生がアニメ離れ→?
 二極化じゃないですか、おっさん向けのおっぱいアニメと、子供向けでも子供を舐めきったような同じことの繰り返しアニメ。それで子供がダメになるとは思わないけど、ダメな奴はダメだし、ダメじゃないやつは、あぁこれ結局繰り返しかって普通に気づくだろうし・・・といって、その繰り返しに気づいて嫌になった奴に本当に質のいい作品を作ったところで、そういう人間の頭数は全然少ないから当然売れないと。
 別に全部作り手が悪いわけじゃない、そういう市場として大衆の知的レベルがそうなんだからそういう作品が生まれてきておる、EVA、の再映画化だってそっちのほうが資金が集めやすいし、同じもののほうが安心して客がくるし、やっぱ客層だって30代くらいのおっさんだし・・・だから0から初めて、新しいレベルの高いお客さんを作って、っていうのはもう不可能だって自分でゲロってしまってるじゃんか。
 だからサロン化傾向だと思います、レベルの高い人たちが集まってその中だけであまり金のかからない形式の作品で、質をあげていく、明治時代文学がそうだったように、小さなグループで貧しく、磨きあげた素朴な作品を作るっていう。作品の予算の肥大化傾向は終わるんでしょう。新しく、また原点回帰というか・・・



 
 現代は閉塞している、技術よりも志→・・・
現代が閉塞している、という神話は一体どこからやってきたんでしょうか、何も言うことがない6時のニュースの煽り文句を受け取ってしまっただけじゃないの・・、だって90年代、終末論の時代でした、ユーゴ内戦が激化してクソみたいな時代でした、80年代、これもバブルの拝金主義でカスみたいな人間ばっかりの時代、70年代、学生運動が敗北して何の目的もない無生産の時代、60年代、ヴェトナム戦争やら、阿呆のブルジョアのクソガキがドラッグで楽しむだけの何やら、うんざりするようなことがありすぎた時代、50年代、焼け野原。差別、貧困の時代。40年代、戦争、それ以前、イカレポンチの帝国主義。やっぱやろう、30年代帝国主義化ファシズムの時代、20年代成金、財閥国家癒着政治腐敗の時代(が、ファシズムを生んでる、一般市民に受ける、金払いのいい金持ちが、汚職をして、ファシズムへは、80年代バブルからブッシュのようなユニラテラリズム(これもファシズムじゃん)を生んだ)10年代一次大戦、漁夫の利で虐殺がっぽりの時代(いい時代?)、1900アジア植民地化の時代・・・

 結局これも繰り返しですから、2000年代のまた拝金主義、からのお金儲け第一主義、グローバリゼーション云々は、あるところまでは金持ち=正義、正しい、偉い、で行きますが、それが爆発すると、一気にファシズム化して、わけのわからん、国家の品格だとか、伝統だとか神話を引っ張りだして、単独行動主義に走るでしょう。右傾化、国民戦線化、ともいいますけれど。連帯、家族愛、人々の触れ合い、絆、民族、文化、全部ファシズムドクトリンじゃんか、アーリア人は世界最高の人種だ、と別に何も変わらないですよ。
 いやいいです、ファシズムもある種のスタイルですからね、全体主義じゃなきゃ達成出来ないものもあるし、特にインフラ。
 ともかくどんな時代だって、自由主義であれば、独占の抑圧、全体主義であれば政府からの抑圧があるんですよね、だから現代が特別閉塞してるわけでは全然無いと思う、少子高齢化、環境問題、核問題云々いってますけど、ウラを返せば問題が長期の問題ばっかで、明日零戦でつっこまなきゃ、とか差し迫った問題がないから何か問題を無理やり探してるだけじゃんって気がします、少子高齢化なんてほんと問題でもなんでもないですからね、先進国のほとんどが世界の経済バランス考えて移民を(しぶしぶ)とってるのに日本だけが断固純血主義をとってるだけですもん。
 


        PART2 imposter

2 ポスター
アキ(次の日の朝は6月らしいしっとりとした雨だった、ただ温水プールに入りたいためだけに入部した水泳部の荷物を背負って朝の街を行く、学校までは15分くらい、水泳部は私以外には二人しかいないし両方幽霊だ、なんでこんなに人気が無いのか、かなり設備の整ったプールもあるのに。その理由はどうやら最近の高校生は競泳水着なんてダサいカッコで泳ぐのはまっぴらごめんだということだかららしい(というかAVのメインカルチャー化に伴って競泳水着を来てるヤツなんてオリンピックに出るほど速くない限りコスチュームプレイ好きの変態か、少なくとも露出狂だという感覚が一般的になってる気がする)それにこの学校が進学校で部活は県大会に進めるのはスポーツ推薦で乱獲した野球部だけだということにも理由がある。野球部は甲子園の常連である。つまるところいい大学への進学率の甲子園の出場さえしとけば学校の面目は大丈夫という経営方針なのである、単純が故に恐ろしく効率的であり、経営は上手くいってるらしく、色んな設備が整っているのである。ちなみに私は進学率のほうの奨学生で学費は免除である、大学に行く気なんてさっぱりないけれど、点数はしっかりとってるから何も文句は言われない、恐らく彼らは私が少なくともどっか国立か、早慶くらいにはすっぽり入っていくだろうと鷹をくくっている。まっぴらごめんだぜ、なんでこの若くて肉体が最大限に使える四年間をどうしてまた図書館で培養しなければいけないのか、もし行くとしたら50くらいになって肉体がガタピシ言い出してからにするよ。その年になったらもう大学に行く意味もないだろうけど、結局のところみんな就職する為に大学に行く、私は就職なんてしたくない。いや私はもう映画監督に就職してしまったのだから意味が無いんだ・・・、1キロ泳ぎながらそう思った。なんか教員たちの鼻をあかしてやった気持ちでさっぱりした。上がってみると幽霊部員の一人が珍しく来ていた、たぶん一年ぶりくらいだ、名前も知らない、一年下であり女であるということくらいしか情報がない)
幽霊「部長、偉いですね朝練ですか?」
アキ「(私は部長になっていたらしい)うん、珍しいね、何年ぶり?」
幽霊「ダイエットしようと思って」
アキ(たしかに君にはダイエットが必要なようだ、バルザック)
アキ「そっか、私先に行くよ、鍵は・・」
幽霊「持ってますよ、副部長ですからね」
アキ「そう、じゃあインハイ目指して頑張って」
幽霊「ハハハ」
アキ(幽霊は無様なクロールを始めた、まぁダイエットにはいいのかもしれない。ご覧のとおり私は日常会話に支障をきたすような施設行きの人間では全然無いわけだ。精神病というと必ずフーコーと太宰治がメリーゴーランドする、太宰は通じる人はあっても花火師のほうはまったく話が合う人がいない。人は大人になれば頭が良くなるって誰が言ったんだろう?知識が増えるというのも嘘っぱちだ、恐らく18くらいが一番物事をよく覚えてるし、また考えるスピードも速い。所詮頭脳も肉体労働ってわけだ、年寄りの学者は実は何かしてるようで何もしてない、施設の局長とかやってる奴は実はもう使い物にならないのだ、研究員はみんな40以内で、飾りものは別に必要ない。老人が存在していいという理由は合理主義世界では全くないわけだ・・・一部の驚異的天才はそりゃ別ですが。彼らは人間として分類すべきでもない気がする・・トーヴァンにしたってドストにしたって、ウィリアムにしたって。モーツアルトが存在したことによって人類が生まれたことを肯定出来るとアインシュタインは言ったらしい、私はウォルフはあんまり好きでないけどまぁすごいことは認める、でも彼らは本当に人間だったんだろうか・・・別に宇宙人だとか未来人だといか言いたいわけじゃなくて、彼らの脳みその内部構造はサピエンスよりも突然変異的に違っていて、シナプスの回路がサピエンスの何倍も速いとか新しい種族だったんじゃなかろうか、内部進化は見つけづらい。見かけはサピエンスでも中身はホモ・ゲニウスとかホモ・プログレスとか・・・ホモ・インフィニタスとか・・・
 ・・60年代に若さに至上の価値を置いて、i wanna die before get oldと歌っていた人々は、年金を拒絶して死を選んだりしないだろうか?何故老人は自殺しないのか?・・・なぜ私は自殺しないのか?結局のところ、私はまた最初のあの映画にまた戻ってきてしまった、私達には自殺以外に語るべきことがなにもない。どこか上層部に呼び出されて何か特別な使命が下るのでも待っているのか?マホガニー製の大きな机に碇司令みたいに座り込んで逆行で輪郭しかみえないが、ふちなしメガネが光を乱反射させているような情景を待っているのだろうか?このつまりこの作戦に命をかけろということなんですね?という能面をつけて私はオレンジ色の影と青空の間に立っている・・・カミュは本当の哲学的問題は何故自殺しないのかという事のみだと言った、その後もたくさん書いてるけれど結局のところ意味がよくわからなかった。カミュ自身何を言ってるのかわからなかったような気がする。カントやハイデガーも自分が何を言ってるかわかって無い気がする、デリダとかドゥルーズとかは意図的にそれだけど・・・
 温水プールからは渡廊下が校舎までつながっている、校舎というか学校全体のデザインは、ポンピドーセンターを才能が20%くらいしかない建築家に学校に作りなおさせたみたいなデザインだ。私は現代建築は大嫌いだし、ノートルダムの鐘に書かれていることに大賛成である、建築は100年以上かけてつくられないといけない。経済的で効率的な建築なんて・・・なんだろう、経済的で効率的な夢を持てと言ってるようなものだ、経済的で効率的に死ねといってるようなものだ、なのに経済的で効率的に生きる事に否定する人は少ない、意味してるところは同じなのに。
 まだ一限まで時間があったのでカバンの質量を減らす為に図書室に本を返しに言った、棚の雑誌の見出しが目に入る、自殺天国日本!赤のテクストをベベルしてドロップシャドウをした、シロートみたいなデザインの左派系雑誌だった。一瞬見間違いだと思った、自殺大国じゃなくて自殺天国なのか?批判してるのか賛成してるのかわかんない・・もしかして尊厳死を認める法案でも通ったとかいう内容なんだろうか?今年も三万人自殺しましたという、もうニュースバリューを失った統計的データの話ではなくて・・・ちょっと読んでみようかと思って辞めた。この手の雑誌のデリカシーの無い文章体が我慢出来ない代物だということを思い出したから。善良な馬鹿ほど始末の悪いものは無い。善良な馬鹿と友達になるくらいなら、有能な独裁者と友達になるほうがいい、スターリンは優秀な政治家だった事をみんな無視したがる、でもあのグルジア人はポンコツのソ連をあそこまで引き上げたのだ、超大国の一つとなってアメリカと対決できるまでに。それはヒトラーの経済的奇跡と同じかそれ以上にすごい事だ。普通の政治家ならあの大戦を乗り切ることすら出来なかっただろう、それはチャーチルでもルーズベルトでも無理だったに違いない、スターリンは実は20世紀で一番有能な政治家だった、一番偉大な人間ランキングでは随分底辺近くだけど・・・私は経済的に豊かな人が素晴らしいなんて価値観はもっちゃいないし、スーパーパワーになりたいなんて野望は全くないけどすごいことはすごいと認める、だってほら・・バク宙出来る人はすごいじゃない、何の役に立つのかさっぱりわからないけれど・・。
 本がなくなってカバンはスッキリした。でもまだ水中で泳いだあとの気だるい感じが流れるプール状態で残っていて、それと眠さがこみ上げて来てある種幻想的な状態で私は机という約束の地へとたどり着き、昼休みまでは仮死状態である。進学校の素晴らしいところは授業態度が悪かろうが、服装がだらしなかろうが、ともかくペーパーでいい点取れば英雄だということだ。模試でA判定を出し続ければダブルダブルをキープしてるバスケ選手のように英雄だということ、実力主義はある意味で一番過ごしやすい、実力の有るものが生き残り、他は飢えて死ぬのみ。しかし誰かが飢える人に施しをするとすべてが崩壊してしまう、古代ローマがキリスト教にやられたみたいに。キリスト教は邪教だ・・・特に新約は・・・
 ともかく授業なんて聞かなくても、どうせテストはまたどっかの大学の入試問題の数字を変えただけのような問題なのだ、私は過去問をかたっぱしから当たっていってそれを覚えるのに集中すれば3日で一学期分の学業を終える事ができる。実際の入試だってそうなんだ、問題を新しく考えるのは糞面倒臭い、教授連だってそんなことに自分の時間を割きたくないだろう、結局はるか昔の真面目な人が作ったものに手を加えて終わりというわけだ。テストの問題に限らず、ほとんどのいわゆる仕事をしてる人はそんなもんだ。人類が産み出したものはその犠牲に比してあまりにも少ない、人間が絶滅させた動物の一種類の秘密は、その情報量は、完成度は、美しさは、一つの国よりも価値あるものだったのかもしれない・・・
 
 クロワッサンをかじりながらラテを飲む、ぬるい。昼休みはまたポスター作りの続きをやることにした、昼寝が効いていいアイデアを思いついた。

 自殺者(ゾルゲリエン sorgerien)募集!あなたの最後を映画に残してみませんか?映画サークル カイユ・ノアールはあなたの自殺を全面的に協力します。
 
 私の書いたイラストを貼りつけて完成。サークル名は適当につけてしまった、いつからサークルになったのかもわからないしこれでいいか。コンピューター室にはレーザーが無いので新聞部とやらにデータを持って交渉にいかないといけない。新聞部は新聞など発行せずに部室で麻雀とスナックを楽しむ確かにホンモノの新聞記者らしい場所である。一年の時の明るくて人当たりの良いアキ時代の友達が確かいたはずだ、名前を忘れたけれど。仮にヴィクトル・ユーゴーとでもしておく。でももう時間もないしそれは放課後にしよう・・・

 午前中たっぷり寝たので午後は目が冴えてしまった、最近始めたフランス語の内職にせいを出して、すぐに終了。
同級生男「水澤さん」
アキ「・・・」
男「水澤さん!」
アキ「・・・あっ!私か」
アキ(私の苗字はもう18年の付き合いだけどさっぱりしっくりこない、あぁ記憶っ喪失があるから10年の付き合いだけど)
男「まさか自分の名前忘れてたの?」
アキ「まさか、どうしたの?時間あんまりないけど(おおげさな腕時計を見るジャスチャーをしようとして腕時計をつけてない事に気づく)」
アキ(この学校は掃除人夫を雇ってるから放課後の掃除なんて事はない、放課後に声をかけられてロクな事はない、特に異性は・・・)
男「そう・・じゃあまた今度でいいや」
アキ「いいよ、何?気になるから言ってよ(わざとたいして荷物もないのに荷物の整理をガタゴトやる)」
男「何の用事?」
アキ「新聞部にレーザーコピー借りにいこうと思って」
男「なんで?」
アキ「コピーするためだね、たぶん」
男「なるほど・・」
アキ(目線で何を?という質問を殺した)
男「水澤さん彼氏とかっているの・・」
アキ「いや、でも好きな人はいる。でもほら・・今は受験勉強に集中すべきときかなって思ってさ、すべてが終わったら思いを伝えようと思う。人はほら・・一人で頑張らないといけない時もあるんじゃないかな?私も一人でいたいもの、ごめん時間ないから、じゃあねまた・・明日は休みか、また明後日」
アキ(我ながらあざやかな立ち振る舞い、好きな人って誰って言うタイミングを与えずに視界からサッと消えた。彼が私が受験とはまったく関係ないフランス語の入門書を読んでいた事に気づいていない事を願う。私だって、誰かを傷つけたくてたまらないサディスティックミカではないのだし、わかってくれたまえ。好きな人がいるのは本当だ、私の好きな人は今はアントワーヌ・ポワドバール、航空考古学の第一人者・・・半世紀前に死んだけれど。彼の写真資料はレバノンの首都ベイルートのオリエント図書館に保存されてるということです。ほら、なんか魅力的でしょ?
 何故か私は中東やアフリカにはまり込んだ西洋人が好きだ、オレンス、セリーヌ、テグジュペリ、あと死んだ人間が好きだ。それはネクロフィリアとか死体を食べちゃうあらゆる性癖の中でも最悪のあれだって言いたいわけじゃない。でもスカよりもネクロのほうがまだ・・・まし?でも何でか生きてる人間には興味がわかない・・早く死んでくれって思う。トム・ヨークが死んだら私の好きな人はヨークに決定する・・・もちろん肉体的にはペニスが欲しい時だってあるけれど・・・でもペニスが欲しいだけで男は全く必要ない。上半身を切り取って下半身だけの生物でいい・・・男は女の上半身も好きなんだろうか・・・?たぶんそうなんだろう、マーメイドってのがいるくらいだし、ケンタウルスは馬並み・・・

 ポスターをいろんなところ、もちろん街やネット掲示板にも貼りまくった。貼りながら思ったけれど、もっとバンクシーテイストにすればよかった、あとコピー紙のA4じゃあまりにもインパクトに欠けてる・・・仕方ないからアイドルの看板イラストの顔の所に貼ったり交通標識に貼ったりしてみる。あとポストの入り口を塞ぐようにも貼ってみた、どうせ雨が降ればすぐしなしなになっておじゃんだ。連絡先には捨てアドしか書いてないからバレる気遣いはないのだし・・・ストリートアーティストがエスカレートしていく気持ちがわかった。私はこの街が大嫌いだ、この街の作りを見ればどれだけ教養が無いかすぐにわかろうってわけだ、日本人ってのは、社会の為とか人類のためっていう精神が全くかけている、自己中のエコノミーモンキーで最低の人種だ。日本人はユダヤ人がなんで嫌われているのかどうもしっくりいってないだろう、しっくりいくヒントを与えてあげるとユダヤ人に一番似てる人種は日本人だ。さぁ、どれだけ軽蔑に値するかもう君にもわかるはず・・・日本人がディアスポラして一体どこで受け入れてくれるもんか、黄禍のイエローモンキーめ・・
 
 都市をギャラリーに変える徒労が終わったところでもう夜になってしまった。一日早い・・・ちょっとストリートアートにはまってる自分がいる・・どっかでやってる人にスプレーとペンキを分けてもらえないかな・・わざわざ買うのはやだ・・・でも100均くらいであったような気がする・・・それとラテックスの皮のライダースーツとフルフェイスメットが必要だ・・あと原付も・・むぅ。予算オーバー。

 何かのドキュメンタリーでシャッターに落書きされて怒って消そうとしていた店主がこれはバンクシーのかもしれないから価値が有ると言われて、いきなりニコニコしだしてもっと書いて欲しいとか言い出した時の顔が忘れられない。一般人のアートに対する態度ってそれだ・・・・・・・
 ともかく何か壁に対する見方が変わった、あっこのテクスチャー面白いとか・・この街角にあれが・・とか・・でもちょっとリスキーだよなぁ・・優等生だもの・・結構気に入ってるんだもの優等生キャラを演じるのが・・・



 

千日回峰

http://www.youtube.com/watch?v=SKcie3yOZ0I

 話題?の千日回峰という比叡山の修行です。達成すると生き仏になれるらしいですよ。放送室でたかっちゃんが語っていた奴、&今月の無料配布版熱風でひときわ異彩を放っていたエッセイにかかれていたもの。

 途中で9日間の不眠不休、断食で不動明王と同一化する、堂入りなる荒行があるらしいんですけど・・・・まゆつば・・・、歩きまくるのは確かに可能かもしれないけど、ねぇ?9日は無理でしょう、断水で9日は・・・、本当だったらこれからの災害時の下敷きの人を探すリミットタイムを6日も伸ばさないといけなくなるし・・・そりゃあ・・・。別に嘘こく必要なんてないじゃないですか、歩き続けるのだって十分すごいし・・・。
 たぶん、最初の人が9日の堂入りで、不動明王と同一化せよと言ったのは、つまり死んで仏になれっていう意図だったと思うのですけどね。それを本気で受け取って、裏ワザを使ってはいけないね。
 あと途中で諦めたら自刃するように、小刀を持って歩くのですけど、それは銃刀法違反ですよ。NHKさん。頼むぜ。宗教だったらなんでもありなんかい。そして修行に犬コロがトコトコついてくるのですけど異常にカワイイ。


 私個人の意見ですけど、そうやってとんでもない苦行や、あるいはチベットの人がやるように焼身自殺、生き仏みたいなの。たしかにそれで自分をぶっ壊してしまうことで、忘我とか、感覚麻痺の状態になるのはわかるけれど、それってやっぱ逃げなんじゃないのかなと思います。自分を壊しちゃいけないんじゃないの、怖いって思うコトや、弱さを抱えて生きていくほうが勇気なんだと思いますけどね。弱くてダメな自分を変えて行け、ってスローガンを聞きますけれど、そういう自分で自分に洗脳かけて、自分をロボットにしてしまうのは私は好きませんね。まぁ個人の価値観でしょう。

2012年12月23日日曜日

even before christmas Angst drive no,1 plot



                        so we don't believe in Christ no Happy X huh? but even though i have no hope to happiness, it is nice(at least show some courtesy)  to say good bye.


EVA3は大変好評らしいという話を聞きました、ん~。まぁまぁ。でも実写がまともに見れなくなるのにかなり貢献してるのは確かだと思います、黒澤映画を私たちは、あの時のあの瞬間に見れなかったから、たぶんもぉ二度と・・・なんだろうか、波長が合っていかないんでしょうね、なんかの残滓を味わってるだけ、そのあるタイプの作品には、賞味期限があるのは一体なんなんでしょうか。その時に読んでもさっぱり意味がわからなくて何十年もたってようやく、芯を食ってくるというのもあるし・・・第二次大戦の話もだんだん、ただの教訓話か、神話になってきて。
 ともかく私たちは私達の物語を語るべきなんだと思います、他の誰かの苦しみではなくてね。

 パッチギをみんながいぃいぃいいよるから見たんですけど、全然入ってけぇへんかったなぁ・・・なんかもぉその60年代懐かしい映画は本当にもぉえぇで、って感じですね・・・いわゆる擬古典主義っていいものにめぐりあったことないもの、だから時代物って好きじゃない・・・なんか考証とか抜きにして全然違うものにするならいいけど、借景みたいな感じで。あの時はこういう社会的なルールがあってとか、こういう社会通念があってとか、おまぇが何を知ってんねんって感じですからね。




以下。 草稿の1 、タイトルがコロコロ変わってますけどなんかしっくりこないのです。ANGST DRIVEはちょっと良い感じ。






 L'Etranger                  


                          first chapter
                       終わり無き夜への旅へ
                 
              1 NICHIJÓ
アキ(学校の屋上の手すりに鉄棒でやるように足をかけて、上下逆さまになりながらストーカー1(改造pola-sx70)で空を撮っていると色んな想念が押し寄せてきた。
  まずわざわざ自分が逆さまにならないでもカメラを逆にして持てば良かったということ。もしくは後で編集ソフトで180度反転させれば良かったということ。
 空は6月の晴れ間でまっ青に晴れ渡っていてどちらが地平線かわからないということ
 高校三年になって私たちの同世代にはこの青空とは真逆な厳しいリアルライフという怪しい乱気流が押し迫っていること。彼らはどんどんプレス機にはめられて、きちんとリクルートスーツでパッケージにされて、教育という工場から出荷されて魂を持たない何か泥の塊になってしまうということ、それも自ら進んで。
 私はカメラの使い方と編集ソフトの使い方を学ぶためにたった一人で短編映画を撮ってそれをたまたま雑誌で見つけたコンペに送ってみたけれど、私自身それは全然賞なんか獲れっこないし、そもそも賞が欲しいのかどうかすら疑問だということ。
 パンツが丸見えだということ。
 私たちの自由は、労働から解放された日曜と祝日に浮島のように、トルストイとその妻の仲がいい時みたいにぽつんと存在していて、自由であればどこにだって自由に行けるのだ、と中東の革命家が思ってるものとは全然違い、せいぜい東京の汚い海か旅行会社によって冒涜された観光というチンケな感動が精一杯だということ。
 本当にどこかに自由に行くと、結局野ざらしを覚悟しないといけないということ。
 次の映画のプロットが何も思いつかないこと
 私たちは貧困と重力と社会のルールと法律と、マナーとかっこ良さと、常識と道徳と、地球の環境と世界情勢やら、そのたもろもろのものでがんじがらめで縛られていて、結局はどこにも行けず、最大限の自由を獲得したはずの現代であっても、行き交う旅客機を見つめ、無限の青空を眺めるくらいが最高の贅沢だということ(それは奴隷にだってできたんじゃなかったっけ?)
 なんかあらゆる映画がくだらなく思えること、特に恋愛映画やらアクション映画はたまらなくいやだ
 結局、私たちの奴隷に対する軽蔑は奴隷というコトバに対するもので、それがパートナーだとか、仲間だとか、妻だとかというコトバに変わっただけで、むしろ好ましいと思っている事、それは奴隷を所有するほうではなくて奴隷自身が。私たちは奴隷になりたい。自由を得るために。私は大審問官みたいな事を言ってる。
 かといってタルコフスキーとかブレッソンみたいにやるにはまだ私は若すぎるというか・・・そこまで達してない気がするし、そこに達したくもない、ずっと未成年をひきずっていたい気がすること
 結局女は、いつまでたっても身売りをする以外に食べていく方法が無いということ。
 次の映画に何を撮ったらいいのか皆目見当もつかないということ。映画はその歴史の終わりに属していて、斜陽の芸術であるということ、芸術そのものが、斜陽にさしかかっているのではないかということ、人間すら、急激な上り坂の後の長くてひたすら退屈な下り坂にを歩いているのではないかということ。
 青空は大気汚染の影響でその青さを失い、太陽からの光は100年前と比べて30%も減じたというような話を聞いた。月が隠れた夜は真っ暗で、源氏物語や平安時代の夜に対する恐怖は現代人には想像もつかないと、国語の教科書が教えてくれたけれど、1000年前の澄み切った夜空は、天の川がきらめく光の海であったのではなかったでしたか?
 現代人は1000年かかっても彦星とおりひめのお話を作ることができないだろう、星が見えないから、私たちは夜空には星が有るということをすっかり忘れているということ。日本人はどうして歌を詠むのをやめたんだろう、もしくは歌が詠めなくなったんだろう、空と同じように心もにごったから何も見えなくなったのか?どうやってたら歌をもう一度詠めるようになるだろうか・・・
 それなのに宇宙へ避難場所を求めていること。宇宙に行くならもう一度歌の詠み方を思い出せ、もしかしたら逆なのかもしれない、まだ誰も触れてない風や土に触れればそれが帰ってくるのかもしれない・・・・
 ともかく次の映画のネタが何一つ浮かんでこないということ、それはもうこの青空のようにさっぱり何も思い浮かばない。
 処女作は今日は私にとって特別な日です、というキャプションからずっとサイレントである少女(私)の退屈で楽しくて胸が痛い青春の一日が主観で映されて行って、最後にビルの屋上に立ち、もしかして特別な日というのは少女の最後の日なのではないか?少女は自殺するんじゃないか、と期待させておいて、実はその日は少女の誕生日でしたという、我ながら恥ずかしいような、大好きな作品になってしまったということ。



(地球にはもはや人間の住むべき場所は無い、シロアリの塚だ。という幻聴を聞く、ふり帰ると新中国政府のペイロードロケットをみつける、海里が参加しているプロジェクトである・・)

?「地球にはもう人間の住む場所は無い、あるのはシロアリの塚だよ」
アキ「えっ?誰?」
アキ(靴を履いていると誰かがそういった気がした、振り返るとまっ青な空にロケットが月に向かって発信して言った、モバイルの画像検索で捉えると情報が出た、新中国政府(月面基地)の燃料を運ぶペイロードロケットだということだ、今日が発射日だったんだ・・っていうか自分の思考を幻聴で聞くなんてかなり末期がんだぜ、大丈夫か?私・・)




 放課後の一瞬の静寂は終わり、部活にはげむ体育会系たちの掛け声と、吹奏楽部の現代音楽風のアドリブが聞こえてくる。うちの学校は最近できた設備の新しさが売りの進学校だけど野球部にだけは力を入れていてスポーツ推薦で18人きっちりチームを集めてる。それに伴ってだいたいの文化系女子はオケ部に入っている。
 ここ最近ずっと何を撮ろうかという事ばかり考えているけど、唯一なんとなく決まったのは、今度は一人でなくて一人でもいいから他人を使ってみようということくらいだ。別に寂しいからとか、作業が大変だからとかではないのだ、むしろその作業が好きだから始めたのだし、私の寂しいセンサーはいつの間にか故障してしまっていて、むしろ今はあらゆる人間から距離をとっていたい気分のほうが強い、でもやっぱ他人を使ってみれば違う角度からアイデアが浮かぶかもしれない。何かスタッフ募集のポスターを書こう・・・

(ナナにつかまる、文化祭の出演交渉、ファッションショー、ミスコン、ライブへ出ることになる)

 電脳(HMD、3Dマウス一体型パソコンの商品名、ここ10年くらいで全部電脳が独占的販売)室でフォトショを使ってポスターを作ってみた(案外ここの電脳は設備がいい、特にソフトの)、ニルヴァーナのバンドメンバー募集なみにこれは魅力がなさすぎると思って、私のセクシーショットでもサブリミナル的にオーバーレイしてみようかと考えた。もしくは女性器をブラシに使って、よーく拡大したらすべての文字が女性器で書かれているみたいな感じにしようかと思って辞めた、そんな天井桟敷じみたハリボテ感は好きじゃない。それに全然面白く無いヤツが来ても困る、何か特別に面白い人だけがひっかかるようなポスターにしないとダメなんだよな、別に選挙ポスターじゃないんだから大衆受けを狙う必要はなかったんだった。ポスターを作るときのセオリー通りにみんなに見栄えが良さそうなのを作ってしまったのを反省していたら、もう6時になってコンピューター室のとなりの部屋にいる情報技術という謎の授業を受け持つ能面みたいな顔の男にしっとりと追い払われてしまった。彼は湿度10%の砂漠にいても湿度を失わないであろうコケみたいな存在です、湿度と彼の存在は密接に結びつきすぎているためにドライになった瞬間に彼自身も消えてなくなってしまうに違いない、かといって夏の水たまりのような清々しさは欠片もない、しかしどうして学校の教師って変態が多いんだろう、けっこう人気の職業のはずだし、ここは案外に進学校なのでもっと私の大嫌いな「出来る人間」みたいな鬱陶しいタイプの人間が教師をやっててよさそうなものなのに・・・。

(図書館。とりあえず受験生なので受験勉強、といっても受験勉強はもう二年生の時に終わらせてしまった、高校の範囲は・・だから今は第二外国語文学としてフランス語を始めた、ラジオのテキストが星の王子さまだったのでそれの全訳をやっている、私の外文のやりかたはいっつもそれだ、好きな小説か映画を全訳して、その表現を覚える・・・・・・3時間(俊がみきれる)・・・さっき聞いた幻聴の正体を思い出した、それはテグでもterre des hommeのほうのコトバだった、これは変な本だ、最初は現代文明の擁護から始まって、もっと人間と繋がりを持ちたいみたいな事を言って、地球は大事だといいつつ、最後は現代文明が我慢ならん、マテリアリズムは人間を疎外する、みたいな調子で終わる)
 
 学校に泊まれないのは失敗だった、なんで寮生の学校にしなかったんだろう?別に家が嫌いとかではなくてこの登下校っていうタイムロスが最大にイヤダ、たぶん行かないだろうけど大学は絶対に寮があるとこに行く・・・

 アキは一人暮らしのマンションに帰った、アキが一人暮らしをしてる理由を語るにはおよそ200ページ必要なのにもかかわらず、アキと親の関係はたった一言で説明出来る。普通である。アキがちょっとした事故で記憶喪失で幼年時代の無い人間だということを覗いては。アキにとって両親は他人だった、というよりも他人というあり方以外に二人の人間のあり方があるだろうか?家族という幻想は、おそらくはただの経済的問題である。親から独立できる資金を持った子供はいつまで親といたがるだろうか、おそらく思春期を迎える前に子供は親を見捨てるだろう、もっとハッキリ言えば、必要がなくなったらすぐに見捨てるだろう、家事をやってもらう奴隷だと考えれば、耐えられないものではなくなるかもしれないけど、それは個人の好き嫌いであるに違いない。プラトンは国家論の中で家族システムを社会にとって害とみなして排除している、もちろん民主主義も、2000年も前に。プラトンの民主主義批判は恐ろしく的確で私たちはそれを証明している。幼年時代だけが幸せだとトルストイは言うし、ほとんどの老人もそう思っている、けどそれは本当はすべて惨めだった人生を記憶の曖昧な子供時代を脚色して輝かしいものにしてるだけのように思える、フロイトならそうすることで精神バランスを保とうとするのだと考えたろうか?ともかく幼年時代が無いアキには何の関係もない話である、アキは幼年時代が無いのに別に精神に異常をきたしてるわけでもないから(きたしているのか?)恐らくこの仮説は放棄される。
 アキの食生活は恐らくパスカルと同じくらい質素なものだ、一日パンと牛乳と、コーヒーを食事というよりも間食的にパクつく程度のものだから。極度に吝嗇とも言える。というより彼女の主食はコーヒーであって、コーヒーの消費量だけならどんな富豪にもひけをとらないはずだ。彼女は電気を使わないで家に帰ったらすぐに寝てしまうし、部屋にはほぼ折りたたみベッド以外には何も無い。起きたら着替えてすぐに図書館やらどこかに出かけてしまうし、シャワー着きユニットバスなので風呂にも入らない。月々の生活費はなんと家賃込みで三万円である。夕刊とチラシを配るアルバイトをしている、朝がニガテなの絶対に朝刊は配らない。月の収入は4万ほど。それほど熱心なアルバイターでもない。最近の図書館はハイテク化が進んで電脳も完備してるので、アキが持ってるガジェットはビデオカメラ(これはいいもので中古で20万もした)とカードHDDが三枚。図書館はすべて電子化されたので本というものはほとんどコレクターアイテムか懐古主義者のものになっている。まるで古代人のように起きたらすぐに外へ出て、暗くなったら眠るのがアキのライフスタイルである、成績は学年でもトップ10である、しかしペーパーテストで順位を決めることへの情熱はからっきしない。ちなみに部屋は、部屋というよりは牢獄で、ラスコーリニコフ的な部屋を探していたアキはこの月8000円の部屋を見つけた時にはそうとううれしかった。オーナーは陰気なユダヤ人の老婆ではなかったけれど・・建物自体はコンクリート造りでそれほど古くもない、ただこれはマンションではなく倉庫として建てられてその一部を部屋に改造したようなものだった。

 
 アキは友達が少ないほうでは全然無かった、けれど高校二年くらいからこの卒業したら二度と会わないであろう同学年の人々との友達ゲームから降りてしまった。別にはぶかれているわけでもいじめられてるわけでもなく、ただそのゲームから降りてしまったのだ、アキは見た目的にもいじめられるようなルックスではない、むしろ人々の畏敬の念を起こさせ、尊敬されるようなルックスである、あまり愛されはしない、巨匠の大理石の彫刻のレプリカのレプリカみたいな感じである。美人である事には誰一人異論をさしはさまないが、どういうわけか同姓からの嫉妬も集めない美人であった。まさしくファッションモデル系だった、どうしてかわからないけど彼女たちは美しすぎて似通っていて、アンドロイドの展覧会みたいになんとなく愛着が沸かない。ともかくアキは透明な壁を何重にも広げて自分のスペースをどんどん広げていった。特別な用が無い限りは誰も近づか無いように城壁をこしらえた。


2012年12月22日土曜日

LD making v1   旧ver ラフ 111208


 Lonliest Drive はオープンプロジェクトのデジタルマンガというわけで、メイキングをどんどん公開していきまぁ~す(若林風に)



アキは高校三年の春。
Vカムを買ったものの何を撮るべきかわからない
テレビのニュースで自殺者が今年も三万人を超えたというニュース

「お~い死ぬくらいなら私の映画製作手伝え!」

ぱっと思いつく、自殺するヒトのドキュメンタリーとろう、本当に死ぬところ撮ろう

本当の事言おう
キャッチコピー。


自殺者募集、ドキュメンタリー映画にあなたの最後を記録しよう。

最初応募があったのは哲学かぶれの男 俊。
ソクラテスのように死を恐れないらしい、理科準備室から青酸カリを盗み出し。
いざ決行、しかし男はひよって飲めない。それどころかアキの事が好きになった
から一緒にいる、おれがアキを食わせてやると言い出す始末、アキはでもオカネ
くれんならいいやと承諾

その次の女の子は朋子
これも結局失敗、朋子はカメラマンとして加わる。



次に現れたのは15才の少女、これはマジ。

自分のやってることがよくわからなくなってくるアキ
少女を止めるべきなのか・・・
ココロがブッ壊れそう・・・
でもそれが映画なんだ
これはどうすればいいのかわからない映画だ
実際に生きている人と同じように
だから、作ってる私が本当にいかれてしまうところまでいかないと
本当は伝わんない・・




最後の瞬間までそれはわからない。

2012年12月21日金曜日

自作年表 v1

LDの資料集めをしています。整理のために年表をつくっています。まだ未完。ポイントは人間が決めたことはあまり重要ではない、というマテリアルな年表です。歴史区分も特殊で、古代文明と現代文明を軸に整理してます。
参考 アシモフ 科学と発見の年表


       先史
ー200億 宇宙
ー43億 地球
-500万? 人類(二本足で立つさる ホミニード、アウストラロピテクス)
ー200万? ホモ・ハビリス (ハビリスはability、能力のあるもの)
ー160万? ホモ・エレクトス (エレクトス、直立する)
ー50万? 原人が火の使用を覚える
-15万 サピエンス (ネアンデルタール人) 死者の埋葬をする。宗教の始まり
ー20,000 ホモ・サピエンス・サピエンス (私達)、洞窟の壁画など芸術の始まり
-15000 農耕、牧畜が始まる
ー12000 氷河期の終わり
-10000 古代文明・・ civilization とは都市に住むもの、の意。農耕で得た食物を守るために集団で武装したのが始まり。
-7000 陶器 
ー6000 リネン(亜麻糸) 服の始まり、いかだ 乗り物。
ー5000 灌漑 (irrigation 水を与える) 都市国家。
秤、尺度。
ー4000 日時計 
ー3600 青銅 (化学)
ー3500 荷車 船
文字(シュメール文明 楔文字 エジプト ヒエログリフ)、紙(パピルス)

歴史時代
-3100 国家 (エジプト第一)
-2800 暦 陰暦 太陽暦
-2600 ピラミッド ファラオ(大きな家、転じて王) 芸術的建築の始まり よって数学(幾何学)も。
-2500???  大洪水
文学の誕生 ギルガメシュ物語 (不死の薬草を求める冒険)
ー2350 サルゴン王がシュメール、アッカドを支配、二つ以上の文化、民族の交わっている国家、帝国を築く。
ー2000 ウマの乗物化
ー1750 ハムラビ王による、ハンムラビ法典
ー1500 カナン人によるアルファベットの発明
ー1375 アメンホテプ四世が、太陽神アトンを唯一神とする一神教を発明。
-1250? 旧約聖書・・・
-1200? トロア戦争
ー1000 鉄の精錬(にごった)鋼
ー753? ロムルス ローマ建国
-750? ホメロス イリアード オデュッセイア
ー700 (日)時計
ー640 マネー

 古代文明 
ー580 タレスによる哲学(神や超自然に頼らない、理性による世界把握)、元素論
-582?  ピタゴラス (-493) 
ー520 無理数の存在、ピタゴラスの定理
ー492~479 ペルシャ戦争
-469  ソクラテス (-399)
ー440 デモクリトス 原子論 科学的世界観
ー431~404 ペロポネソス戦争
-427 プラトン (-347)
-384 アリストテレス (-322)
ー387 アカデメイア 最初の高等教育機関
ー350 論理計算 アリストテレス、オルガノン、他、ほとんどの自然哲学系学問。
ー334~324 アレクサンダー大王の遠征
-300 ユークリッド幾何学 (アレクサンドリアのムセイオン(museumの語源)
ー264~241 ポエニ戦争
-150 ヒッパルコス 三角法
-44 カエサル 暗殺
ー11  ヴェルギリウス ”アエネイス”
0?  イエス生まれる
14 アウグストゥス 病死
30? イエス処刑
70?  新約聖書
180 マルクス・アウレリウスの死 五賢帝時代の終わり ローマの衰退

 古代文明 崩壊 神の支配
250 ディオファントス 代数学、分数
300 ゾシモスによる錬金術の大成
313 コンスタンティヌス帝により キリスト教の公認
395 テオドシウス帝によるローマ東西分裂
476 西ローマ帝国滅亡
622 マホメットのヒジュラ イスラム暦元年
673 カリニクス ギリシャの火(火炎放射器)
750 ゲーバー エリクサー(乾いた砂)、パナケア(万能薬)、を探す内に酢酸を発見する(強酸による化学変化)
771 カール大帝のフランク王国統一
810 クワリズミ 0の発明。アラビア(インド)数字
1025 アルハゼンによる光学
1054 キリスト教の東西分裂

 神の支配の崩壊
1180 ネッカムが羅針盤を西洋に紹介
1215 マグナ・カルタ
1228 石炭 (化石燃料) 人間のエネルギー消費>植物(薪)の成長率となると、化石燃料が必要になる。
1249 西洋に火薬が伝わる
1300 硫酸、蒸留法を錬金術師が見つける
1346 大砲

 現代文明(第二文明)  (ルネサンス)
1436 アルベルティ 射影幾何学 遠近法
1450 火縄銃
1451 レンズ
1453 東ローマの滅亡
1454 印刷術 グーテンベルク聖書
1492 新大陸へ 
1517 ルター 宗教改革
1535 タルターリア 三次方程式解法
1543 コペルニクス 地動説、科学革命の開始。
1545 カルダーノ 四次方程式解法 、負の数の定義
1551 ラウヒェン による三角関数表
1560 学会の成立
1581  振り子の規則性 ガリレオ
1583  小数の導入 ステヴィン
1589 自由落下運動法則  ガリレオ 
1590 顕微鏡 ヤンセン
1592 温度計 ガリレオ
1609 惑星の軌道 惑星の公転速度 ケプラー
1614 対数、対数表(掛け算を足し引きで計算できるようにする) ネイピア
1620 科学的帰納法 実験科学の理論化 ベーコン
1624 気体の定義 gas はフランス語のchaos
1633 ガリレオの宗教裁判 (ガリレオはこの時70歳)
1637 デカルト 「方法序説」 、解析幾何学(幾何代数学) 
フェルマーのlast theorem  1995 ワイルズが解決。
1642 清教徒革命
1643 Isaac Newton -1727
 気圧計 真空状態 トリチェリ
1652 イギリスーオランダ戦争 、ケープタウンの植民地
1654 確率論 パスカル、フェルマー
1662 気圧の法則 大気の原子論  王立協会の設立
1665 細胞の発見 フック 光の回折(光の波動論) グリマルディ
1666 光のスペクトル(色彩学) ニュートン
1668 運動保存則 ウォリス  様々な保存則の契機。宇宙の大方程式的世界観
1669 calculas (微積分) ニュートン、ライプニッツ
1677 微生物 精子の発見 レーウェンフック
1681 ドードーの絶滅 (初めて完全に人間が原因の種の全滅)
1685 complex plane ,complex number  ウォリス
1687 運動法則、万有引力、古典力学。宇宙が統一的単純な法則に従うという世界観。ニュートン
1699 名誉革命

 現代文明(古代ギリシャよりも進歩した文明) 西洋支配 
1700 二進法 ライプニッツ
1707 Leonhard Euler -1783
1710 ライフル銃
1712 蒸気機関 ニューコメン
1729 電気伝導 グレイ
1736 ニュートンの著作の力学的説明 オイラー
1742 ゴルトバッハ予測 
1744 trancendental numbers (超越数)の存在(代数方程式の答えにならない数、たとえばe,π)  オイラー
1748 モンテスキュー 「法の精神」
1772 定量化学 (測定化学) ラヴォアジェ
1775 アメリカ独立戦争
1776 人種による、人間のカテゴリ化 ブルーメンバッハ
1781 steam engine  ワット
1787 合衆国憲法
1788 代数力学(代数と微積による力学)、質量保存則 ラグランジュ
1789 パリ革命
1790 産業革命 イギリスの情報封鎖(鉄のカーテン)、アメリカの盗用 スレーター
英米の産業革命、経済的世界支配。 
 メートル法 ラプラス、ラグランジュ

 現代文明 世界支配
1793 精神病院
1796 正十七角形の作図 正七角形の幾何学的作図の不可能証明 ガウス 最初の不可能証明。
1798 マルサス 「人口論」
1800 電池 ヴォルタ 赤外線 ハーシェル
1801 紫外線 リッター
1803 原子表 ドルトン
1804 ナポレオン皇帝へ
1805 モルヒネ 麻薬 ゼルテュルナー
1806 ライン同盟 神聖ローマ帝国の滅亡
1807 蒸気船
1809 進化法則 ラマルク 空気力学 ケーリー
1811 アヴァガドロ仮説 分子  アヴォガドロ
1812 catalysis (触媒) キルヒホフ
機械論的宇宙論、力学的決定論的世界観(すべての情報が与えられれば未来を確実に予測できる) ラプラース  ⇒1926 不確定性原理 シュレーディンガー
1814 スペクトル分析 フラウンホーファー
1818 カール・マルクス (~1883)
1820 電磁気学 エールステッド、アンペール、アラゴー、シュヴァイガー
1821 ドスト 誕  (~1881)
 電気力 磁場 ファラデー
1822 フーリエ変換 (波動関数)  フーリエ
コンピューター  バベッジ
射影幾何学 ポンスレ
1823 異性体(原子の配列で分子の性質が変わる事) リービッヒ
気体の液化 ファラデー
電磁石 アンペール
1824 thermo dynamics カルノー second law (エントロピー増大則) ちなみにfirst lawはエネルギー保存則。
 五次方程式以上の解の公式の不在証明 アーベル 
 ベートーヴェン 「symphony no 9」  
1825 蒸気機関車
1826 非ユークリッド幾何学 ロバチェフスキー (ユークリッドの平行線公理を使わない幾何の公理体系。これにより、公理系は1つではなく複数存在出来るとわかった。≒絶対の非存在)
1827 オームの法則 オーム
タービンエンジン フーネイロン
スクリュープロペラ ロバート・ウィルソン
ブラウン運動 ブラウン
1830 群論 ガロア
パリ 七月革命
1832 電気分解法則 ファラデー
1834 マコーミック刈り取り機 (アメリカでは機械化により、労働人口の4%だけで全人口の食料を生産することが可能になった)
1835 コリオリ効果 コリオリ (回転運動)
リボルバー(六発式) コルト
1837 円積問題 立方体の体積の二倍問題 角の三等分問題 の(古代ギリシャからの問題)の不可能証明 ウァンセル
1838 細胞説 シュライデン
モールス信号 (電信装置の祖) モールス ・・・ーーー・・・ = SOS
1839 写真 (視覚記録歴史の始まり) ダゲール
ゴム  グッドイヤー
燃料電池 グローブ
自転車 マクミラン
1839 熱化学 ヘス 
1840 アヘン戦争
1841 催眠状態(同じ刺激を与え続けて、感覚をおかしくすること) ブレイド
 雷管ライフル ドライゼ (この装備が前装式の武器しかない敵に対するプロシアの優位にとなった)
1842 化学肥料 (有機肥料とはうんこのこと) ローズ
ドップラー効果 ドップラー
1843 熱の仕事量保存 ≒ エネルギー保存則 ジュール
四元数 、n次元解析幾何学(つまり実数、複素数、よりも高次元の数学体系) ハミルトン
1844 アメリカで電信装置の整備 
1847 エネルギー保存則 宇宙の大保存則 ヘルムホルツ
ニトログリセリン爆薬 シェーンバイン ソブレロ
記号論理学(アリストテレス論理学にやっと変わるもの) ブール
1848 マルクス、エンゲルス 「共産党宣言」
パリ 二月革命 
ドイツ 三月革命
絶対零度 -273.15度 ケルヴィン
光のドップラー効果、赤方偏移 フィゾー
1849 光速の測定  (299 792 458 m/s) フーコー
ロッシェ限界 (二つの天体がある距離以上に近づくと潮汐力により衛生にならない、土星の環のように)
1851 フーコーの振り子、地球の自転 フーコー
ナポレオン三世のクーデタ 翌年皇帝へ
1852 ジュール・トムソン効果(気体の膨張は、分子の引力を引き離すためにつかわれて温度が下がる) 
 原子価(化学式の基礎) フランクランド
エレベータ(が高層ビルを実用化させて都市の風景を変える) モニエ
1853 グライダー(飛行機のひな形) ケーリー
ペリー 浦賀来航
1854 リーマン幾何学(非ユークリッド幾何学)(ユークリッドよりも相対性理論的宇宙と近い)
1855 力線 (マックスウェルがファラデーの概念を数式化。ファラデーは数学が出来なかった)
プラスチック パークス
1856 鋼鉄 ベッセマー
1858 インドのイギリス統治
進化論、適者生存、自然選択論、生物学 ダーウィン、ウォーレス
有機化学 (あの化学式の線で結ぶ表し方) ケクレ、クーパー
冷蔵庫 カレ
真空中の放電 (蛍光灯) プリッカー
1859 油田、石油の鯨油に変わるDEF燃料化 ドレイク
スペクトル分析による元素特定 キルヒホフ
気体運動論 マックスウェル
1860 内燃機関 ルノアール
1861 南北戦争、奴隷解放宣言、ロシア農奴解放
1862 甲鉄軍艦 エリクソン
機関銃、マシンガン リチャード・ガトリング
1865 遺伝学 メンデル
アヴォガドロ数 22.4L=1mol   分子の数 6x10の23乗
マックスウェル方程式(電気、磁気、光の統一理論) マックスウェル
1866 ダイナマイト ノーベル
1867 タイプライター ショーウェル
1869 アメリカ大陸横断鉄道開通
元素周期表 メンデレーエフ
1873 ドストエフスキー 「悪霊」
超越数 eが代数解でないことの証明 エルミート
1874 超限数 無限数学 カントール
1876 電話 ベル、エジソン
化学熱力学 ギッブス
蓄音機 エジソン
4サイクルエンジン オットー
1878 パリ万国博覧会
地層年代測定法 ド・イェール (最期の氷河期は一万二千年前、農耕の開始と同時期)
1879 電灯 エジソン
熱の放射法則 シュテファン
1880 ドストエフスキー 「カラマーゾフの兄弟」
電気計算機(パンチカード式) ホレリス international business machines corporation (IBM)の設立
圧電減少 ピエール・キュリー (レコードなどの音響記録装置の元)
1881 ヴェン図(ベン図、論理集合)、論理幾何学 ジョン・ヴェン
1882 πの超越数証明=(円積問題の不可能証明) リンデマン
1883 合成鋼鉄 ハドフィールド
交流電流 テスラ 
マキシム銃(オートマチック) マキシム
優生学(eugenics)  遺伝子操作学 ゴールトン(ダーウィンのいとこ)
1884 蒸気タービン(発電機、動力船) パーソンズ
リノタイプ印刷技術 メルゲンターラー
1885 変圧器 スタンリー
自動車 カール・フリードリッヒ・ベンツ
1887 光電効果 ハインリッヒ・ルドルフ・ヘルツ
ゴムタイヤ ジョン・ボイド・ダンロップ
1888 ラジオ波  ヘルツ
ル・シャトリエの法則 平衡状態の系の変化を最小限にするような方向へ系の再編成が行われるという一般命題
家庭用写真機(コダック) ジョージ・イーストマン
1889 神経理論、ニューロン ヴァルダイアー・ハルツ、カミーロ・ゴルジ、ラモン・イ・カハル。
公理、数学の基礎論理学 ジュゼッペ・ペアノ
コルダイト(無煙火薬) アーベル、デュアー
活動写真 エジソン、イーストマン
1891 慣性法則  エートヴェーシュ
電子 アレニウス、ストーニー
1895 X線 レントゲン
光速の最大速度と距離の収縮 フィッツジェラルド、ローレンツ
アンテナ ブランリー、ロッジ、ポポーフ、マルコーニ
1897 電子(最初の素粒子、水素原子の1/1837の大きさ) トムソン
放射線 マリー・キュリー
アルファ・ベータ線 アーネスト・ラザフォード
オシロスコープ (ブラウン管の元祖) ブラウン 
ディーゼルエンジン ルドルフ・ディーゼル
1898 放射能、放射線、ラジウム マリー・キュリー
潜水艦 simon lake
1899 幾何学の公理系、そしてそれが自己矛盾しないことの証明  デヴィッド・ヒルベルト
1900 エネルギーと振動数の数式化 量子(quonta ラテン語の何個?の意)論 現代物理学 マックス・プランク
ガンマ線 ヴィラード
原子崩壊(放射性原子が違う原子になること) クルックス
遺伝における突然変異 フリース、コレンス、チェルマク
血液型 ラントシュタイナー
飛行船 (dirigible balloon)  ツェッペリン
1901 放射性エネルギー ピエール・キュリー
ラジオ通信 マルコーニ
1902 染色体 サットン
記号論理数学 ゴットロープ・フレーゲ (完成間近にラッセルに自己矛盾を指摘されて崩壊する)
1903 飛行機 オーヴィル&ウィルバー・ライト
宇宙飛行、ロケット理論、宇宙服、人工衛星、太陽系植民地化計画 ツィオルコフスキー
1904 日露戦争
整流器、真空管 フレミング
1905 特殊相対性理論(絶対空間、絶対時間の相対化) アインシュタイン
E=mc*2 質量とエネルギーの統一化、質量とエネルギーは交換可能なものであるということ。質量エネルギー保存則。 アインシュタイン方程式 アインシュタイン
1907 四次元時空間 (spacetime) ミンコフスキー
1908 分業流れ作業 フォード
1909 遺伝子 モーガン、ショウジョウバエ、ヨハンセン
1910 プリンキピア・マテマティカ 数論理学の集大成 ラッセル、ホワイトヘッド
1911 辛亥革命
原子核 ラザフォード
宇宙線 ヘス
1913 同位体(isotope 同じ場所、のギリシャ語) ソディー、ファヤンス
原子の量子化(説明) ラザフォード、ボーア
1914 陽子(proton) ラザフォード
漱石 「こころ」
サラエボ事件 WW1
1916 一般相対性理論 (特殊相対性理論の拡大、宇宙物理学) アインシュタイン
ブラックホール (一般相対性理論の解の1つ、シュバルツシルト解、引力により脱出速度が光速を超えた場合、何もそこから脱出できなくなる(その距離がシュバルツシルト半径)) カール・シュヴァルツシルト
1917 宇宙膨張論 (アインシュタインは宇宙を静的なものとするために、任意の定数を加えた。ド・ジッターは、それを除去すると宇宙は膨張すると主張する・・)
 ソナー ランジュバン(光には水の厚い層を超える事はできないが、超音波にはそれが出来るので海底での探査に役立つ)
 ロシア革命
1919 ヴェルサイユ条約
1922 ソヴィエト成立
中国独立
1923 物質の波、粒子の二面性 コンプトン、ブローイ
1924 素粒子の統計的扱い ボース・アインシュタイン統計(ボソン)
1925 電子の排他律 パウリ
粒子スピン ウーレンベック、ハウストミット
行列力学(電子の放射の数式化) ハイゼンベルク
1926 波動力学 (電子を波動として捉える) シュレーディンガー
波動の確率論 マックス・ボルン
フェルミ・ディラック統計(スピンを持つ粒子の統計法) (フェルミオン)
液体燃料ロケット ゴダード
1927 不確定性原理 (不確かさ、はプランク定数以下にはならない) ハイゼンベルグ  量子力学の確立
電子回折 (波動の性質を持つ粒子の発見)デヴィッソン、G トムソン(息子)
ビッグバン仮説 ルメートル(宇宙が膨張するのであれば、時間を逆にすれば宇宙は収縮した点から始まるという仮説)
電子結合 (化学はつまりは、電子の結合によるもので、量子物理学にしたがうもので、化学は物理学の一分野であることをしめす) ロンドン、ハイトラー
放射能の遺伝的突然変異 (x線で突然変異の数を大きくすることができる) マラー
*ということは放射能汚染でDNAの分子が活発になれば、失敗作も生まれるけれど、進化の速度を上げることも出来るわけだ。
トーキー映画 「ジャズ・シンガー」
リンドバーグ 大西洋横断飛行
1928 ペニシリン フレミング
ゲーム理論 ノイマン
1929 粒子加速器 コッククロフト、ウォルトン
RNA、DNA レヴィーン
脳波電位測定 アイントホーフェン
世界恐慌
トロツキーの追放 スターリン独裁へ
1930 反物質 ディラック
サイクロトロン(円系の粒子加速器) ローレンス
真空管コンピューター (微分計算が可能) ブッシュ
1931 ゲーデル不確定性原理 (任意の公理系には、その公理系では誤りであることも正しいとすることも出来ない命題を必ず生み出すことが出来る、完全な公理系は不可能であること)
ニュートリノ (ベータ線の放射で行方不明のエネルギー) パウリ、フェルミ
電子の共鳴 ポーリング
密封式気球 (通常の気球では10Kmが限度、内部を密封して30Kmまで達する) ピカール
満州事変 対中戦争
1932 中性子 チャドウィック
原子核の陽子、中性子モデル ハイゼンベルグ
反電子、陽電子 アンダーソン、ミリカン
核反応 (原子核崩壊) コッククロフト、ウォルトン
電子顕微鏡 (電子を光と同じように扱い、焦点を結ばせる) ルスカ
1933 ナチス政権確立
1934弱い相互作用 パウリ、フェルミ
放射性同位体 ジュリオ&イレーネ キュリー
1935 強い相互作用 ハイゼンベルグ、フェルミ、湯川
レーダー (rador =radio detection and ranging) 光よりも障害物に強いマイクロ波をつかった測定 ワトソン=ワット
1937 ミューオン アンダーソン
電界放射顕微鏡 ミュラー
1939 テグジュペリ「人間の大地」
核分裂反応(ウラン235に、中性子照射) ハーン、マイトナー
核連鎖反応(原子核の崩壊の連鎖) ジラード
ヘリコプター シコルスキー
ドイツのチェコ、ポーランド侵攻 WWⅡ
1940 六フッ化ウラン (ウラン238とウラン235を気体で分離させるために化合する、これにより、ウラン235を濃縮できる、濃縮ウラン)
ベータトロン(電子加速器) カースト
カラーテレビ ゴールドマーク
1941ジェットエンジン ホイットラー
独ソ戦
太平洋戦争
1942 核反応炉 (中性子を跳ね返す炭素による炉、中性子がはねかえってウラン235へぶつかる確率の最低限の質量=臨界質量、中性子の発生が一定以上になると核連鎖による制御外になる、反応を止めるのには中性子を吸収するカドミウム棒でコントロールする) フェルミをトップとする、マンハッタン計画。 核時代の到来。

 現代文明 核時代
1943 アクアラング (潜水服)
1944 V2 ロケット(Vはvergeltung、復讐の意、V1は無人の爆弾付き飛行機)
1945 核分裂爆弾 マンハッタン計画
シンクロサイクロトロン (同期加速器) マクミラン、ヴェクスラー
1946 ENIAC (electronic numerical integrator and computer) 初のデジタル計算機 モークリー、エッカート
1947 パイオン素粒子 パウエル
ホログラフィー (holograpgh holo はすべて、の接頭語)ガボール 
超音速飛行 イーガー
家庭用テレビ
1948 トランジスター (半導体) ショクレー、ブラッタン、バーディーン
LPレコード ゴールドマーク
サイバネティクス (情報伝達系の数学) ウィーナー
原子核構造 メーナー、イェンゼン
量子電磁力学 ファインマン
ビッグバン ガモフ
1949 原子時計 ライオンズ
ソ連の核分裂爆弾  冷戦
1950 チューリングマシン(数式であれば機械は解くことが出来るという人工知能の可能性)
朝鮮戦争
1951 増殖原子炉 (ウラン235、トリウム232からも分裂可能なプルトニウムを形成する中性子を出せる原子炉)
stellarator (核融合技術、水素ガスを磁場によって閉じ込める。核融合は星の中心のような一億度の高温の水素を高圧で閉じ込めることで、水素→ヘリウムへの変換で核分裂の7倍のエネルギーを得られる。しかし容器が持たないので磁場によってそれを閉じ込めるしかない。核融合反応は、核分裂爆弾を利用して得ることでき、核融合を組み込んだ核爆弾が水素爆弾である。) スピッツァ
H BOMB テラー
超電導 (絶対零度で電気抵抗が無くなること) バーディーン
UNIVAC universal automatic computer (ENIACの進化系、磁気テープを使った大量生産CP) モークリー、エッカート
1952 核融合爆弾 (水素-2、水素ー3は通常の水素よりも低温で核融合する、希少な同位体、核分裂爆弾の500倍) ソ連、イギリス、中国も開発へ。
K中間子、ハイペロン (強い相互作用に関連するものは ハドロン 厚いのギリシャ語、弱い相互作用に関連するものは レプトン 弱いのギリシャ語とされる) ダニズ、プニースキー 素粒子理論の混乱。
生命の起源 (35億年前) 
無機物質からの有機物質の生成(生命の誕生のモデル) ユーリー
精神安定剤 レセルピン (バルビツール系のように眠くならない) ウィルキンス
1953 二重らせん核酸塩基配列 フランクリン、ワトソン、クリック、ウィルキンス
ストレンジ粒子 ゲルーマン
メーザー maser (microwave amplification by stimulated emission)  タウンズ、プロパソフ、バソフ
スターリン死亡 スターリン独裁の終わり
1954 臓器移植 (双子の腎臓移植)
制御原子炉(遅い核分裂反応、核発電、暴走するとメルトダウンになる)
原子力潜水艦 (ノーティラス号) リッコバー
ロボット (チェコ語で奴隷の意) デヴォル、エンゲルバーガー
べバトロン 陽子加速器 (10億V=1 billion electron volt=1BeV)
ピル   ピンカス
1955 反陽子 セグレ、チェンバレン
電界イオン顕微鏡 ミューラー
1956 ニュートリノ、反ニュートリノ  ライネス、コーワン
パリティ(遇奇)保存 が弱い相互作用でなされない事 ヤン、リー
反中性子 
リボソーム、RNA パレード、ホアグランド
1957 人工衛星 (スプートニク、衛生のロシア語) ソ連
心臓ペースメーカー (サイボーグ技術の初め)
1958 コピー機 (xenograph 乾式処方 ギリシャ語) カールソン XEROX創設
1959 無人機の月面到着 (ルナ1,2号)
1960 レーザー laser (light amplification by stimulated emission of radiation)
集積回路 (小型トランジスターの集まり)
1961 有人宇宙飛行 ボストーク一号 ガガーリン、エチトフ
クォーク(joyceの造語?) 大量のハドロンの分類法 ゲルーマン、ネーマン
1962 カーソン 「沈黙の春」 環境主義
1964 charge-parity の破れから、charge parity time 対称、CPT保存 フィッチ、クローニン
1965 マリナー四号による火星撮影
ヴェトナム戦争
1966 文化大革命
1967/10/9  ゲバラ処刑 
心臓移植 バーナー
クローン  ガーデン
中東戦争
1968 4つの基本物理法則(相互作用) 電磁、重力、強、弱、のうち電磁と弱が同じものとして表せること、電弱相互作用。(ちなみに1つで表すのが統一理論) ワインバーグ、グラショー、サラム
1969.7.20  人類が月に立つ(人類が他の星に初めて立つ) アポロ計画
人工心臓 クーリー、リオッタ
1970 DNAの組み換え ネーサンズ、スミス
走査型電子顕微鏡 クルー
1972 レーザーディスク
沖縄返還
1973 宇宙の起源 量子のゆらぎ説 (ビッグバンの前の宇宙は無ではなく、真空の量子のゆらぎでありそこからランダムに質量が生まれた?)
陽子の自然崩壊 (陽子は10*33年で陽電子とニュートリノに崩壊する) 統一理論 grand unified theory GNUへの改良。グラショー、サラム
1974 タウオン、12種のレプトン パール
チャーム クォーク 、12種のクォーク  リヒター
1975 マイクロチップ(より小さく強力な集積回路)
1976 バイキング1,2号による火星調査
ひも理論(宇宙は一次的な空間であった?) 
毛沢東の死亡 
1977 AIDS (acquired immune deficiency syndrome) 後天性免疫不全症候群
1978 がん遺伝子(は正常な遺伝子と似通っており、アミノ酸ひとつしかかわらない) ワインバーグ
試験管ベイビー
1980 イランーイラク戦争
1981 スペースシャトル
1983 ファミコン発売
核の冬モデル カール・セーガン(実際には氷河期にはならない)
1984 ナウシカ 映画
1985 オゾンホールの発見 
1986 チェルノ爆発
1987 セラミックスによる高温超伝導 ミュラー、ベドノルツ
1988 温室効果
1989 天安門事件
冷戦終結
1990 ドイツ統一
1991 湾岸戦争 ハイテク戦争技術
1992 地球サミット 持続可能成長の議論、生物多様性の保護
ソ連崩壊
2001.9.11  911テロ 

2012年12月19日水曜日

running horses youtube

 コンペに出すのが面倒至極だったのでyoutubeにあげちゃいました。 こんな感じになっています。

2012年12月18日火曜日

なんか言うこと忘れてたの話 対中戦争リターンズ

 昨日のブログで何か言うことを忘れていましたが、そう、選挙の事です。その田中智学系のきな臭い奴、岸一派といえばいいですか?あのへんのきな臭い奴らは、自民党と公明党の背後にいます、まぁ公明党は隠れてないモロですけどね。
 今回そっちが選挙で圧勝なりということで、そして石原さんたちにも票が入ったらしいですね、国民の3分の1の投票率でどういうわけかそういうわけです。
 
 別にそれがダメだというわけではないんですけど、じゃあ対中戦争やるんだね?って私は思いました、日本のアンチアメリカ系の人間は東京裁判とそれに続くGHQによる公職追放で一掃されて、残ったのはそっちがわ、アンチ中国系の派閥です。アンチ中国っていうとなんか語弊がありますけど・・なんていうのかですねぇ、独善的宗教ファシズムみたいな輩さんたち。彼らはすぐに見分けが尽きます、口癖があるから。平和、愛、自由、民主主義、人権、民族、尊厳、勝利。これです。
 いややるならやるでいいです、憲法改正もしたらいいです、だけど、中国は利口でたかが沖合の島のために原爆使わないだろうっていうあまっちょろい考えと、いつもの精神論ではまた同じ失敗を繰り返すだけだよって言いたい。
 やるなら有無を言わさぬ電撃戦しかない、一瞬で敵を圧殺するしかない。そうしないとまたずるずるながながと百年戦争やるはめになるし、後腐れなく、全滅作戦しかない。それを断行する勇気があるのか?覚悟があんのか?そんな鮮やかな手腕が出来る参謀が自衛隊にいるのか?一瞬で首をすげかえて、縫合手術するような神業が必要になるのに。中国共産党の中のお金大好きのカスみたいな連中と、役職、地位大好きの官僚主義独裁者たちを交換するってことです、後者の首をスパンと切り離して。そうすれば中国は自壊するから。しかしそりゃあ難しいですよ・・・CIA工作員の技量にかかってくるしさ。
 だからもっと中から瓦解させるほうがいいと思う、普通の表立ったやり方はよくないでしょう・・・もっと中国の民主化を狙うテロリストに入れ知恵するとか、チベット問題をクローズアップして、国際的に少しずつ窒息させるとか、ともかくせこい勝ち方をする最大の努力をしないといけないです。それが、日本軍が一番苦手なとこなんだけれど。

2012年12月17日月曜日

太田光はこう思う 11 神と正義 無価値論

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8824475

大田さんが、ラジオでなぜ日本人は戦争を始めたのかについて、神と正義という視点から語りますw そんなバカなって感じですが、マジです。
 たぶんマスメディアでは一番まともな事を言ってると思います。結論的には、神を信じずに生きていく事が人間の生き方だという実存主義的結論に落ち着きます、マルロー的って言えばいいのか。マスで田中智学とか、国体論とか、その後継の創価学会とか日蓮とかに触れるのは明らかにタブーです。というのは、マスの上のほうに、そのきな臭い右派の人々がおって、そこに媚びないと免許取り上げで干されるからです。だからタレントはまずそこに好かれないといけないってのが業界慣習なんですけど、まぁくそどうでもいい話です。私もそいつらは大嫌いなんですけど・・・
  
 私はなんで日本人が戦争を始めたのかにそんな、哲学的、思想的な方法なんてしないで、ただ単に贅沢病。で終わらしてしましますね、大田さんみたいに、そういう人間の行動に深い理由、意味を持たせて物語にしてしまう人はいます、確かにそのほうが面白いしある種の歴史創作なんだけれど、実際は、人間には・・っていうか一握りの人間以外には、考える能力ってのはほとんど欠落していて、脳じゃなくて、胃袋で動いてるってのが事実だと私は思います。しかしそんなのあまりにも夢のないし、日本が戦争したのは、一旦贅沢を始めると、もう後戻りできなくなって、もっと大勢の人が贅沢したくなって、結果他の国から略奪しないといけなくなったという産業化のいつものパターンだって言っても、それじゃあ日本人っていう民族の特質とかそういうのがある、って信じたい、人間はそのただの飯食べてうんちをする、チンケな動物系のプログラムじゃないって、信じたい人にとってはあまりにもみじめな結論ですからね、けど事実は、人間はどれも似通っていて、感情や思考だって原子の配列のパターンだってのが、当たっていると思いまする。なんていうのか、実存主義者は神を信じるなというのに、生きているというのに高い意味を求める、意義、とか存在理由とか、結果それってただ単に自分を神にしたいっていうだけじゃんという気がします。神を裏返しただけ。贅沢をするってのを、長生きしたがるって言えばもっとわかりやすいでしょうか。
 人間には存在理由もないし、正しさ、倫理、戒律、その他も存在しない、それは人間の決めたことだから、神も人間の決めたものだから。人間の決めたものは、変わっていくし、意味の無いものであると言ってしまうほうが私はいいと思う、人間には生きてく理由なんて無いってはっきり言ってやるほうが私はいいと思います。それでも人間にはやりたい事があったり、楽しい事があるんだからそれをやればって感じです。
 だからそういう実存主義者たちは、結局神無しの価値論をやろうとしてるんだと思います、それは無駄だと思う・・・
 私は神を信じない、神は実在するか、といわれても、神という概念を人間が勝手に作ってるんだからそれを信じるかどうか、実在性、なんかいわれても、知らんわ。って話です、山田太郎を信じるかみたいなもので、お前が山田太郎って勝手に名付けたものをこっちは知らんわって話です。神とは言わないで、価値、というとはっきりしますか。価値はあるか?価値を信じるか?


 実存主義者たちは、なんで価値論をつくりたいかというに、太田さんもしかりですけど、平和な世界を作るという、理由が欲しかったり、自己正当化をしたいのでしょうね。別に平和だろうが、戦争だろうが、何を平和と呼んでるのかてめぇのさじ加減じゃねぇかってとこだし、腹が減ったら共食いだってするし、人間だって食べるし、人を殺すのは楽しいから理由もなく続けるって人もいるだろうし(人を殺すとその人の財産、権利を獲得することができるという利点を、無視するのはよくない)そういう奴は人間じゃないっていって殺してしまう人もいるだろうし、ある人は生き続けたいから生きるし、生きるのに飽いたら自殺する人もいるでしょう、どんな生き方にしたって、その価値を決めることは出来はしないし、したいことをするしかない、というか、行動によって、何がしたかったのかがわかるってことだと思います。
 こういう立場を、不可知論者からもじって、無価値論者とでも呼びましょうか。初期ウィトゲンシュタイン派・・・。私はそれです。

 向田邦子の口癖は絶対、というコトバを使うな。ということだったらしいです、絶対、というのは、絶対的価値、ということです、絶対は神と同義語だからこれは確かに神話を語りたくないなら使うべきじゃない。学生の頃、薬物はダメ、絶対、と書いたポスターがありました。薬物は君の未来を損なう。妙に腹が立った理由が今ではわかります、勝手な決め付けがあまりにも多いから、まず未来が善い物という決め付けがおかしいし、本当に絶対に身体に悪影響なのかどうかの理由が何もないし、お前知らないのに書いてるだろ、ただダメらしいと誰か医者に教えられたのをどうして絶対といえるんだっていう無責任さにも腹が立つし、なんで未来を全部犠牲にして今、薬物で快楽を得るという生き方はいけないのかの証明も出来ない。ODで今死んで何がいけないの?もっと事実だけを述べればいい、薬物を所持したり使用すると、国家が暴力で監禁しますって書けばいいじゃねぇか。絶対何かだ、と言うのは別にかまわないけれど、教育という強制的洗脳でそれをやるのは私には許せない。
 
 で、次の作品の主人公である、海里も、だいたい同じような、科学的マテリアリストって感じになる予定です・・・。この海里ってキャラクターは、私が14くらいの時からずっと私の中で飼っているキャラで・・・、作品を作るたびに、このキャラを死なせないと作品が成立しないというところまでいって、どうしても海里が死ぬのを描けなくなって作品がポシャる。といういわくつきの人物です・・・今回もどうなるかわからない・・・。つまり初恋の人なんです。でもいい加減そろそろこの子と決着をつけないといけないという気がするのです、たぶん私の青春ってやつの終わりにどうしても出会わないといけない人物だから。
 

2012年12月16日日曜日

Lonliest Drive AMS ヤミ



AMS Athen Limus terra
 新作のキャラデザインをやっています。アムスっていう名前の響きが好きですね。まったく主人公ではありませんw


 昔のラジオを聞いてたら太田光が、裏に入ってしまって、自殺サイトをみちゃうんだよな、といきなり冒頭で語りだして笑ってしまいました。若林面白いも、やっぱこういう裏に入る面白さなんですけど、最近はわかさんは丸くなっちまいました。ピカリも最近はラジオでいきなりぶちまけるってのはやんないみたいですね、昔はなんかまるまる2時間くらい太宰についてしゃべったりしてたのに・・さすがに聴取率的問題なのか・・・・
 けどそういう裏に入ってしまう力、負の力ヤミノチカラってのは絶対に何か作るには必要なエネルギーだと思います、欝は病気だ、とかなんとか最近のNHKがほざいてますけど、お前が勝手に決めただけじゃねぇか、何かは病気で何かは病気じゃないなんて、人間が決めてるだけじゃんか。って気がして腹立ちますね、あるいは資本主義ってのはそういうものだ、とかいうやつも、そりゃ人間が決めたものじゃん、ありものとして語られても・・・
 松本人志は桂枝雀にはとどかないってのはたぶん、まっちゃんにはそういう裏に入るとこがないからでしょうね、それがテレビに出続けられる理由でもあるし、成功の秘密でもあるんだろうけど、何か胸の奥に響かない、身体の芯から震えが来るような完成度はないですね、異論はあるかもしんないけど、黒澤映画にもそれが無い、闇がなさ過ぎる。・・・それは桂枝雀とか太宰とかにはあって、しばらく最近そういうものにお目にかかってない。そういう・・・それ以上やったら、壊れてしまうよっていうギリギリの感じの作品・・・む~。
 けっこうまっつんがマジで老人になってそろそろ死期が近いってなったら、そのすげぇとこに化けてくれるのかもしんないですね、志ん生師匠も震えるくらいすごいとこに老年になって行ったし。
 駿さんも、本当にイカれてしまって、80後半の廃人同然のとこまで行った時に何を書いてくれるんだろうと期待してます、最近むしろなんか80、90の人間が何を書くんだろうって興味がありますね、若者、中年は飽きた。クソジジイのほうがまともなことしゃべると気づいた。もちろんちゃんと積み上げてきた人間は、ね。中年で結婚して子供が出来て、みたいな人間は、なんかぬるっとしたことをいいたがる、それがたまんなくやだ。創作のピークは(独身の)30代前半と、人生の終わり頃にやってくるんじゃないか・・って思います。


http://author.mang.jp/comic/story_list.php?id=18076

 漫画UPしました。


2012年12月15日土曜日

Gimp ESQ


gimpで初書き、全然慣れん!
次の作品 Lonliest drive (仮)は完全フリーソフト化を目指しています。GIMP BLENDER メインでやります。全然うまくかけてないけどこういう、デッドな目というか、ハイライトを下にしかいれない目の描き方でいこうと思います、あんまり主流じゃないから。キラキラ目じゃないのは。

 

 タブレットが認識されて使えるようになるまでに、一時間浪費w わかりずらっ!!おもいっきり文字バケーションになってるし。
 UNIX系の独特の操作感ってやつでしょうか、PSに慣れてると違和感満載です。PSを買う前に使ったほうがいというのは本当です。こういうものだとして受け入れればすんなりといくんでしょうけどね。ちょっと比較。

GIMPの特徴
・ペン補正 インク機能 これがおそらく一番重要です。PSになんでペン補正が無いのかはまずまったく意味不明。SAIよりもディテールの凝ったペン補正がかけられます、っていうか一番高度なペン補正だと思います、現行。しかし高度すぎて使い方がわかんないというのが悲しいところ。けど色んなソフトをつかったけどGIMPが一番、それっぽい、線が書ける気がします。
・ベクター系でもILくらいにストローク切れます、SAIやCELSYS系のソフトのような、線画だけに特化したベクターはないっぽい。
・ベタ塗り補助機能(隙間塗り)は無い。これはCLIPSTUDIOが一番良いです、隙間あっても塗ってくれます。ともかくいわゆるアニメスタイルのベタ塗りはCLSが断然リードしてますね、厚塗りにはてんで向いてないし、要らない機能が多すぎるけれど(あと表現がステレオタイプだ)。
・画像が画面より大きくなくてもスペースで移動出来る。 わかりずらいかもしれないけど個人的にこれは超ウレシイです。PSだと画面におさまんない場合のみスペースでパンできますけど、GIMPは小さい画像でも画面のはじっこに動かせます、つまり紙のはじっこが塗りやすいことこの上ない。
・直線が引きやすい。シフト押すと、ゴーストで線を出してくれます、これは一番速いし線の確認しやすし。
・バグがけっこう多い、パンするときにブロックノイズみたいになる。たぶんWINで動かすからですな、LINUX系でやったほうがスムーズ臭。PSはこういうトランスフォームのスムーズさとバグの少なさ、他のソフトとの連携がグンバツによい。だから結局最期はPSで補正かけることになったりしてね・・・
・テクスチャーがブラシにつけらんないじゃんか、はGIMP paint studioで解決します。しかして、たぶんテクスチャーの張り込みは3Dでやったほうがいいです。
 
  いまのところの感想。たぶん使いこなせればPSよりも断然優秀です、ただ業界とかはGIMPのファイルに対応してないので商業出版には向かなし。たぶん就職にも。

 
 

 関係ない話ですけどYOUTUBEにアップした動画が、お前どうせ違法動画だろうが!って勝手ないちゃもんをつけてきてアフィリエイト出来ない、本当に私がつくったのにD、googleも丸くなってくだらない会社になっちまったぜ。あのプライバシーを侵害しまくりながらMAPを作っていたGGLはどこに行ったんだ・・・そりゃyoukuに走るわ。






2012年12月12日水曜日

short animation running horses 完成   ジブリ汗まみれの謎

完成というか終わらせましたw
 もともと実験だったので、ともかくステップがうまくいくかどうかやってみました。結論としては、やっぱアニメは一人で作るべきじゃねぇなってとこですねw。24フレームってどのくらいの長さってのが身についてないからちょっとカットが短すぎた・・
 ともかく一人アニメは中途半端な出来になるので避けたほうがいいですね、けど音楽と漫画の融合はやっぱいいと思ったので、もっと簡単な動画にしたほうがいいと思いました。

 アウトレットはどうしようか、youtubeで流すかな・・・コンペに出すか。コンペってなんか形式とか著作権とか合わせるのしんどいんですよね・・・ネットで応募出来るの無いのかな・・・




 最近はっとしたんですけど、ジブリ汗まみれというつまんない時と面白い時の落差がえぐいラジオがあるんですけど、この鈴木Pがニコニコの川上なる、まぁ虫唾が走るほどむかつく奴を部下に置きだして、もぉ聞くのをやめてしまったんですけど、最近気づいたのは。たぶん鈴木Pはやっぱ一番むかつく奴を部下においたんですね、一番の敵を一番身近に置いておいたのかって、気づいてははぁなるほどなぁと思いました、やっぱ食えない男です・・・
 私は嫌いな奴に嫌いという人間なので出来ない技です、ソクラテスが言ってました、私は犬という動物を尊敬する、嫌いなものには嫌いと大声で鳴くからだ、と、いわゆるcinic(犬)犬儒派ってのはそこから来てます。

2012年12月11日火曜日

松本人志の放送室 三週目

 最近聞くものがなかったので、見るテレビもあんまないし(今週のガキは面白かった)、ので三週目を完走しまいました。

 391時間もすぐに聴けてしまうもんですなぁ、まぁオールナイトと違って一時間だからってのもあるけれど、フリートークだけのラジオで一時間ってのはなかなかのもんです。まっつん曰く、ずぶの素人が何を言うてんねん。プロは圧倒的な力の差を見せつけなきゃあかん。と、だからネタ職人とかの助けを借りないラジオなんでしょうね。
 確かにプロなんだから素人のネタ面白い面白いっていうのも確かにいいけれど、やっぱ自分もガチで力をみせつけないといけないですね。事実上、芸能界で一番面白い人間と、一番優秀な放送作家のフリートークなんだから他では聞けませんね、そりゃ大御所だの、大物だののラジオはあるかもしんないけど、実力で一番の人の話ってなかなか聞けるものじゃない、半分以上は、テレビの愚痴なんですけどw それってあの任天堂のマリオのクリエーターの人とキャメロンのゲームとか、井上雄彦と鳥山明のマンガとか宮崎駿と庵野さんのアニメみたいなもんですからね、そんなんありえないもの。
 
 
 私はごっつをリアルタイムでは見れなかって、落ち目になったテレビやラジオしか、リアルタイムでは味わったことない人間ですけど、放送室があった00sは、テロに始まりずーーーっと不景気で全然ぱっとしない時代だったけれど、放送室があってよかったなって思いますね。ある回で、放送室しか生きてて楽しみが無いって書いてくるリスナーがいて、それがなんかうわっと思いましたね、まっつんはクズやんけ、言ってましたけどw そんな人結構いたんだろうなって思います。なんなんだろうな、あの感じは、90年代の熱い終末論的な感じが私は好きでした。00sのみるみる世界がダメになっていくのを肌で感じるような空気感、それも綺麗な終わりじゃなくて、目を背けたくなるような、貧しさとか保身とか、拝金主義的な感じ、90年代がヘロイン打ち込みすぎて野垂れ死にしてるロッカーだとしたら00sは寝たきりで完全にボケてクソをもらしながら死を待ってる老人って感じです。2010sももう二年が終わろうとしているけれどやっぱあの地震以来ちょっとなんか変わったような気がします、もっと人が自己中心的でなくなっているということでは全然無くて、もう政府なんてこれっぽっちもあてにしない、必要とあれば殺しあうしかないんだ、地球がボロボロになれば、奪い取って、憎しみ合って、それでもっていうふうに・・・やっと現実を見だして、覚悟ができてきたのかなって思います、私の個人的変化なのかもだけれど。
 
 2010sのテーマは優しさ、になると思います、甘やかす優しさだけじゃなく、死なせてあげる優しさとか、あきらめさせる優しさとか、闘う優しさとかですかね・・・

マンガ ゲット

http://mang.jp/comic/view/18076

ここで昔のマンガを無料公開しはじめました。ビューアがみずらいですけどまぁ仕方あるまいに。

2012年12月10日月曜日

レヴュー after effects fot animation BNN

アニメーションに特化したAEマニュアル本ってのは他に無いので貴重な本です、テクニックよりも、だいたい24フレームでやるとか、3D合成は30フレームに戻すとか、どういうふうにプリコンしていくとか、業界慣習的な技術的問題が参考になると思います、PANの画像の解像度はどうしよう?とか。別に決まった方法は無いけどだいたいこうしているみたいなの。
 
 操作の部分に関してはもっと基礎的な説明があればいいのに、AEの基本操作とか。エフェクトの紹介も薄いです。INDESIGNでテンプレートをしっかり作るのはいいけど、みやすいだけで内容が薄いのは良くないし印刷代かかりすぎて値段が高いのも納得できませんね。マニュアル本なんだから薄い紙でレイアウトも気にする必要ないのに、デザイン発注された編集スタジオが出来るトコみせようとして失敗してやがるんですね。だいたいデザイン系の出版社ってそうだけど、別に本にそんな綺麗な配色とレイアウトなんか求めてないぜ、雑誌とかならわかるけどさ。

 マルチの撮影方とかもさらっと触れていますけれど、たぶんアニメでマルチの絵をつくるとして、ウォークスルーとかにせよ、そこはたぶんAE、じゃなくて3Dソフトでやるでしょうね、手間のかかり具合は簡単だし・・・そう!だいたい一般のアマチュアは3Dソフト無いだろうという感じで、日本のマニュアルは書いてあるけれど、アニメを作るぐらいの根気があるなら、普通3D使うでしょ、それとなんか3Dについてよくわかんなくても参考として使えるみたいな、マンガ系のソフトにちょっと組み込んである3Dの機能は、はっきりいって使い物になんないですね。たぶんアニメの背景はもう完全2Dってのは消えると思いますね、後数年で。3Dは温かみがなくて絵を書く楽しみがないとかいうけど、3Dでもテクスチャ手書きやっちゅうねんボケェ。

2012年12月9日日曜日

poly conversation

https://docs.google.com/open?id=0B9bHZ7qFblqhYzBjeFpJMXVKVDg

 小説の新しい形式として、タイムライン式の小説を書いてみました、まだまだ実験段階なんですけど興味があれば是非。

pdf形式。



 最近気になることなんですけど、なんかストリートでスケボー人口が増えてる気がする、LAか!ってつっこみいれたくなる、別に嫌では全然無い。なんかそういう反体制的なニュアンスがいいのかな、私はどっちかというと、ストリートアートのほうが楽しそうだと思うけど、ステンシル用意するのめんどくせぇな。連載漫画で絶対流行るのが二つあって、1つはそういうEXスポーツ系で、もう一つはダンスのマンガって流行ると思う、私が書く気は微塵もない。私はそういうダークサイドの無いさわやかなものってのは書けない人間です。

 あとエロ本を読んでいると(!)同人誌書いてる人々は、アフターピルっていう中出しされた後に避妊が出来る薬があるってのを知らないん?普通の若い女は知ってると思うけど・・童貞なんだなぁ・・・たぶん同人誌でむちゃくちゃに女の子を犯すようなものを書く人って、だいたい逆に、女性蔑視じゃなくて、女ってものを実際よりも何億倍も高く評価してるんだろうなと思ったりする、うぶで純粋でレイプされて中出しされたら人格壊れるような女って、実際はあんまいない気がする、ケロっとピル飲んでオスッって感じだと思うな、むしろ彼らが描いてるような性格の女って、彼らと同じようなブス女の性格だよなぁ・・・けれど実際はブス女と嘘みたいな話があうと知ったら慄然とするだけでしょうな

2012年12月8日土曜日

マンガの話 たかみち HxH REAL 



running horses は原画が切れてAEでの作業になってます、今回はともかくAEと音楽と効果音を使いたかったので、原画はあっさりと終わらせました。
 でafter effect for animation なる本を読みつつやってます、アニメ用の使い方に特化してるので使いやすいですけど、まぁ根本的なとこは解説うすいです。AEって3Dプレーンが使えるんだ!すごいね。


 どういうわけか最近マンガ読みました

たかみち 
みなみのしま?
 カラーマンガってこんな感じかなぁっていうテンプレートしてこれは、最悪だと思います。内容はOPACITY8%くらいのうっすい話ですけど。こういう細かいコマ割りでアニメーションクオリティのカラーリングをするのは、結局空間も無いしカラーの利点もなくてどっちつかずです。アメコミにもこういうのあるけどやっぱどっちつかず(キングなんとか?メタキングだっけ)、むしろ一頁一枚の大きいかっとでページ数を多めにとったほうが絶対いいと思う、デジタルはカラーただなんだからさ。でもデザインと塗り具合は一般性があってスタイルとしては流行ると思います。とくにこの人って色のセンスがすごいいいと思います。


冨樫某
 HxH 32
まだハンターやってたんかって感じです、話がシッチャカメッチャカだけど、それなりにおもろいです。なんだけどなんかその・・・ぬるっとした感じがひやっとしますね、くっさぃくっさぃのを避ける人だったきがするのに、やっぱ結婚してガキできておっさん化するとこぉなるんですかね、もっとドライなのが好きだったのになぁ・・・ジャンプって結局今かなりおっさんばっかが書いてるんちゃう・・?
 最近気がついたのだけど耳すま書いた時の宮崎のおっさんは50近くだったんだよなぁ・・・すげぇですねぇある意味、50であんな絵コンテ切る?恥ずかしくて普通無理・・・18才なら書けるけどさ・・・

 
 雄彦 リアル 14?
 ぬるっとするといえばこの人もどんどんぬるっとしてきましたね。どっか他のとこでも書きましたけれど、金持ちになると、本人が望まなくても周りに良い人が集まってくるんですよね、イエスマンってわけでもないし、クズってわけでもない、でもそれが一番人間をダメにすると思いますね、本当に優れた人間ばっかとトモダチになってくると、どんどんあぁ人間っていいなぁ♪みたいになってきて、ぬるっとした事を言いたがるようになるけれど、どんどん一般社会と違うとこにいってしまう、インテリゲンツィア状態、百姓から見るとやっぱこいつ何ぬりぃこと言ってんだ?って思う、むしろやっぱクズ、っていうか敵?と向かい合ってるほうがやっぱ人間成長すると思います。北の人とかアメリカのウォール街のダニみたいなやつらとか、イ◯◯◯原理主義者とか、うわっ・・この人たちと話し合える気が全然しねぇっ!って人と別に仲良くしなくていいから、そういう人がいるってのを認めて、向き合わないとさ。なんかそういう人はいないって目をつぶって、綺麗な話にまとめられてもさ。青少年の健全な育成云々と同じ気がする、そりゃ青年を世の中のわる~いとこから隔離して育てることは出来るけど、そのわる~いとこを全部抜かした社会まで用意してやれるんならいいけどそんな社会どこにもないんだから、健全に育てたら育てただけ、幻滅するだけだと思うけど。人間は別に素晴らしくもないし、高望みしても阿呆ばっかだし、教育で別によくなんないし、それでも良い人は少ないけど本当にいて、けれどそいつとも(むしろだいたいそいつと)戦わないといけないよって、言ってあげないとね?

  




 
 

2012年12月6日木曜日

シリア内戦 サリン弾

 よく聞くコトバで、うんちゃらは(だいたい国連は)強く非難をしています。というのを聞くけれども、それってなんなん?って思いますね、非難しているってことは、つまり見殺しにしてるってことでしょう(何もしないってことでしょ)、そいでロシアと中国は拒否権を行使した。がついでみたいにいつも見るのだけれどそれもどうだか・・・、といって反政府を助けろとは一言も言ってません、だいたいにおいて、反政府のほうが民主主義者で正義ってのは、アメリカメディアが伝える一方的なやり口ですからね。このシリア内戦だって、重要なとこは全部ぼやーーーっと誤魔化してなんじゃかんじゃうらでやっとるなぁというのが伝わって来ます。特になぜそもそも反政府運動をやっとんのか?どういう弾圧を政府はその前にしてきたのか?というのは一切謎に包まれてしまっています、ただたんにインターネットが持てるほど豊かになったら、他の国はもっと贅沢してるのに気づいて腹が立ったというだけのように見えるのだけれど・・・反政府軍、レジスタンスとか言っておいて、なんか最新のスマートフォン片手に今の政府はクソだ、なんていわれても・・・うまく利用されてるだけだよって・・・君もアメリカ人のように生活しよう、っていういつものキャンペーンじゃん、君がアメリカ人のように暮らすには、そのぶんだけ新しく中東と戦争地域が必要だってことがわからないのかしら。別にアメリカが悪いともいいませんね、騙される(善良な)バカが一番悪い。アメリカはやろうと思えばそんな演劇的なステップをしなくたって、ボカーンとやっておれの土地ィィィ!とも出来るんだしさ。


 ベネズエラのウーゴ・チャベスのコトバが的をえてるんですかね


 「現在、シリアで死者を伴う政治的な抗議運動が始まっていると言われている。また、大統領が国民を殺害しており、いずれ米国人たちが来て爆撃し人々を救い出す、とも言われている。暴力的な衝突を引き起こし、国中を血に染め、その後に爆撃し、干渉し、天然資源を我がものにし、その国を植民地とするために、かの帝国が発明した新しい方式の何と皮肉なことか」


 ともかくサリン弾をぶっこめば(自分の国の都市にですぜ?)、オウム真理教もびっくりの大作戦にはなるだろうなぁ・・・、大事なのはそのあとにやってくる米軍とどう戦うかだね。



 

2012年12月5日水曜日

亀やん先生

亀やん先生パンチ見えとるなぁ・・・。
 
 なんかすっかり子供に大人気の丸いボクサーになりましたな。普通に強いやんけって思いました。

 やっぱでもバンタムってコトバを聞くたびに、力石がちらつきますね。

8日はパッキャオ兄さんの試合です、このまえのはまじでイミフの判定負けだったけれど・・・やっぱ格闘技はボクシングが結局おもろいなぁ、結局ずっと人気が続いてるのはボクシングだけだものね。

2012年12月4日火曜日

OPENATE  

 いろいろ考えたあげくに、やっぱオープンソフト化してったほうがいいなぁ、アップデートにいちいち付き合っていくのはもううんざり。というわけでGIMPを導入。

本体
http://www.gimp.org/


gimp painter plugin
http://code.google.com/p/gps-gimp-paint-studio/

っていうか個人的にはPSよりもGIMPのほうが使いやすいですね、線の補正機能もついていて、絵を描くのはPSよりもGIMPに軍配あがりまする。PSで線がふにゃふにゃするのに20万もつっこむなら断然こっちのほうがいい。
 ただOPENATEで大変なのは業界が受け付けへんってとこですね、まぁいいです。Zbrushもなんか更新がイラッと来たので(旧バージョンのサポート薄い!)、モデリングもblenderでやることにします、連携とれないんだもん。
 ワープロもOpen officeでなんとかやります。
 動画編集だけは難しいですなぁ・・・premiereはいいんだけどAEに変わるソフトないもんなぁ・・・OSもUBUNTUに変えたほうがいいのかも・・・

 Blu-rayも売れへんし、WIN8なんてまったく需要ないしね。もうそのアップデートで金儲けするスタイルはやめにしようぜ。




2012年12月2日日曜日

born digital & CG world

 BDの本は他のアマチュアレベルの出版社よりも出来がいいと思います、出来がいいというより、ちゃんとしてるって感じですかね。ともかくページ数が多いし・・。値段がバカタカですけどね。
 でもMAYAのマニュアルなんて、MAYAを持ってるような人間がほんの少ししかいないんだからまぁ仕方ないのかもしれないけれど・・・
 カラー印刷って金かかりすぎだよなぁ、こんなに技術が発達してるのに、なんで安いカラー印刷の1つも発明できないかね?ここはビジネスチャンスあると思いますよ。電子書籍は良し悪しありますけれど、レファレンス本とかマニュアル本って絶対に使いづらいもの。

 しかして、最新3DCG系の出版社なんですが、やっぱりいつも思うのはソフトはぐんぐん進歩してるのに、あがってくる、作品はのQはグングン下がってる気がするんですよね、というか・・・受け手にあわせてレベルを下げてるっていうか・・・ん~、それも違うか、クリエイターのバカさと大衆のアホさがシンクロしててレベルのひくーい母集団を形成してるって感じなんですかね、みのもんたとそれを見る馬鹿女たち、って感じで。
 なんかもっと・・・、内容があるもの作れないものかね。漫画もそうですねclip studioはかなり使いやすそうなんですけれど、それを使って出来たものが、ちっっとも面白いものが無い・・・・むしろやっぱそういう風潮に逆走してるほうが、人気があったりもしてね、井上雄彦とか・・・いやぁしかし、やりすぎな気がしたなぁ、新しいバガボンド。

 だいたいにおいて、絵コンテ切る奴、脚本書く奴ってのがいないんでしょうね、そこって完全に才能だから、教えようもないし、答えもマニュアルもないし・・・


 それとロビイングにつぐロビイングでインターネットがガチガチに規制されてしまって、インターネットが可能にした事が、すべてインターネット以前の社会のシステムに適合するために、両手両足もがれてしまったから、インターネットの文明波及力はがくっと無くなったし、バカ高系のソフトで人材枯渇するでしょうね・・・すでにしてるんかな?