2012年12月21日金曜日

自作年表 v1

LDの資料集めをしています。整理のために年表をつくっています。まだ未完。ポイントは人間が決めたことはあまり重要ではない、というマテリアルな年表です。歴史区分も特殊で、古代文明と現代文明を軸に整理してます。
参考 アシモフ 科学と発見の年表


       先史
ー200億 宇宙
ー43億 地球
-500万? 人類(二本足で立つさる ホミニード、アウストラロピテクス)
ー200万? ホモ・ハビリス (ハビリスはability、能力のあるもの)
ー160万? ホモ・エレクトス (エレクトス、直立する)
ー50万? 原人が火の使用を覚える
-15万 サピエンス (ネアンデルタール人) 死者の埋葬をする。宗教の始まり
ー20,000 ホモ・サピエンス・サピエンス (私達)、洞窟の壁画など芸術の始まり
-15000 農耕、牧畜が始まる
ー12000 氷河期の終わり
-10000 古代文明・・ civilization とは都市に住むもの、の意。農耕で得た食物を守るために集団で武装したのが始まり。
-7000 陶器 
ー6000 リネン(亜麻糸) 服の始まり、いかだ 乗り物。
ー5000 灌漑 (irrigation 水を与える) 都市国家。
秤、尺度。
ー4000 日時計 
ー3600 青銅 (化学)
ー3500 荷車 船
文字(シュメール文明 楔文字 エジプト ヒエログリフ)、紙(パピルス)

歴史時代
-3100 国家 (エジプト第一)
-2800 暦 陰暦 太陽暦
-2600 ピラミッド ファラオ(大きな家、転じて王) 芸術的建築の始まり よって数学(幾何学)も。
-2500???  大洪水
文学の誕生 ギルガメシュ物語 (不死の薬草を求める冒険)
ー2350 サルゴン王がシュメール、アッカドを支配、二つ以上の文化、民族の交わっている国家、帝国を築く。
ー2000 ウマの乗物化
ー1750 ハムラビ王による、ハンムラビ法典
ー1500 カナン人によるアルファベットの発明
ー1375 アメンホテプ四世が、太陽神アトンを唯一神とする一神教を発明。
-1250? 旧約聖書・・・
-1200? トロア戦争
ー1000 鉄の精錬(にごった)鋼
ー753? ロムルス ローマ建国
-750? ホメロス イリアード オデュッセイア
ー700 (日)時計
ー640 マネー

 古代文明 
ー580 タレスによる哲学(神や超自然に頼らない、理性による世界把握)、元素論
-582?  ピタゴラス (-493) 
ー520 無理数の存在、ピタゴラスの定理
ー492~479 ペルシャ戦争
-469  ソクラテス (-399)
ー440 デモクリトス 原子論 科学的世界観
ー431~404 ペロポネソス戦争
-427 プラトン (-347)
-384 アリストテレス (-322)
ー387 アカデメイア 最初の高等教育機関
ー350 論理計算 アリストテレス、オルガノン、他、ほとんどの自然哲学系学問。
ー334~324 アレクサンダー大王の遠征
-300 ユークリッド幾何学 (アレクサンドリアのムセイオン(museumの語源)
ー264~241 ポエニ戦争
-150 ヒッパルコス 三角法
-44 カエサル 暗殺
ー11  ヴェルギリウス ”アエネイス”
0?  イエス生まれる
14 アウグストゥス 病死
30? イエス処刑
70?  新約聖書
180 マルクス・アウレリウスの死 五賢帝時代の終わり ローマの衰退

 古代文明 崩壊 神の支配
250 ディオファントス 代数学、分数
300 ゾシモスによる錬金術の大成
313 コンスタンティヌス帝により キリスト教の公認
395 テオドシウス帝によるローマ東西分裂
476 西ローマ帝国滅亡
622 マホメットのヒジュラ イスラム暦元年
673 カリニクス ギリシャの火(火炎放射器)
750 ゲーバー エリクサー(乾いた砂)、パナケア(万能薬)、を探す内に酢酸を発見する(強酸による化学変化)
771 カール大帝のフランク王国統一
810 クワリズミ 0の発明。アラビア(インド)数字
1025 アルハゼンによる光学
1054 キリスト教の東西分裂

 神の支配の崩壊
1180 ネッカムが羅針盤を西洋に紹介
1215 マグナ・カルタ
1228 石炭 (化石燃料) 人間のエネルギー消費>植物(薪)の成長率となると、化石燃料が必要になる。
1249 西洋に火薬が伝わる
1300 硫酸、蒸留法を錬金術師が見つける
1346 大砲

 現代文明(第二文明)  (ルネサンス)
1436 アルベルティ 射影幾何学 遠近法
1450 火縄銃
1451 レンズ
1453 東ローマの滅亡
1454 印刷術 グーテンベルク聖書
1492 新大陸へ 
1517 ルター 宗教改革
1535 タルターリア 三次方程式解法
1543 コペルニクス 地動説、科学革命の開始。
1545 カルダーノ 四次方程式解法 、負の数の定義
1551 ラウヒェン による三角関数表
1560 学会の成立
1581  振り子の規則性 ガリレオ
1583  小数の導入 ステヴィン
1589 自由落下運動法則  ガリレオ 
1590 顕微鏡 ヤンセン
1592 温度計 ガリレオ
1609 惑星の軌道 惑星の公転速度 ケプラー
1614 対数、対数表(掛け算を足し引きで計算できるようにする) ネイピア
1620 科学的帰納法 実験科学の理論化 ベーコン
1624 気体の定義 gas はフランス語のchaos
1633 ガリレオの宗教裁判 (ガリレオはこの時70歳)
1637 デカルト 「方法序説」 、解析幾何学(幾何代数学) 
フェルマーのlast theorem  1995 ワイルズが解決。
1642 清教徒革命
1643 Isaac Newton -1727
 気圧計 真空状態 トリチェリ
1652 イギリスーオランダ戦争 、ケープタウンの植民地
1654 確率論 パスカル、フェルマー
1662 気圧の法則 大気の原子論  王立協会の設立
1665 細胞の発見 フック 光の回折(光の波動論) グリマルディ
1666 光のスペクトル(色彩学) ニュートン
1668 運動保存則 ウォリス  様々な保存則の契機。宇宙の大方程式的世界観
1669 calculas (微積分) ニュートン、ライプニッツ
1677 微生物 精子の発見 レーウェンフック
1681 ドードーの絶滅 (初めて完全に人間が原因の種の全滅)
1685 complex plane ,complex number  ウォリス
1687 運動法則、万有引力、古典力学。宇宙が統一的単純な法則に従うという世界観。ニュートン
1699 名誉革命

 現代文明(古代ギリシャよりも進歩した文明) 西洋支配 
1700 二進法 ライプニッツ
1707 Leonhard Euler -1783
1710 ライフル銃
1712 蒸気機関 ニューコメン
1729 電気伝導 グレイ
1736 ニュートンの著作の力学的説明 オイラー
1742 ゴルトバッハ予測 
1744 trancendental numbers (超越数)の存在(代数方程式の答えにならない数、たとえばe,π)  オイラー
1748 モンテスキュー 「法の精神」
1772 定量化学 (測定化学) ラヴォアジェ
1775 アメリカ独立戦争
1776 人種による、人間のカテゴリ化 ブルーメンバッハ
1781 steam engine  ワット
1787 合衆国憲法
1788 代数力学(代数と微積による力学)、質量保存則 ラグランジュ
1789 パリ革命
1790 産業革命 イギリスの情報封鎖(鉄のカーテン)、アメリカの盗用 スレーター
英米の産業革命、経済的世界支配。 
 メートル法 ラプラス、ラグランジュ

 現代文明 世界支配
1793 精神病院
1796 正十七角形の作図 正七角形の幾何学的作図の不可能証明 ガウス 最初の不可能証明。
1798 マルサス 「人口論」
1800 電池 ヴォルタ 赤外線 ハーシェル
1801 紫外線 リッター
1803 原子表 ドルトン
1804 ナポレオン皇帝へ
1805 モルヒネ 麻薬 ゼルテュルナー
1806 ライン同盟 神聖ローマ帝国の滅亡
1807 蒸気船
1809 進化法則 ラマルク 空気力学 ケーリー
1811 アヴァガドロ仮説 分子  アヴォガドロ
1812 catalysis (触媒) キルヒホフ
機械論的宇宙論、力学的決定論的世界観(すべての情報が与えられれば未来を確実に予測できる) ラプラース  ⇒1926 不確定性原理 シュレーディンガー
1814 スペクトル分析 フラウンホーファー
1818 カール・マルクス (~1883)
1820 電磁気学 エールステッド、アンペール、アラゴー、シュヴァイガー
1821 ドスト 誕  (~1881)
 電気力 磁場 ファラデー
1822 フーリエ変換 (波動関数)  フーリエ
コンピューター  バベッジ
射影幾何学 ポンスレ
1823 異性体(原子の配列で分子の性質が変わる事) リービッヒ
気体の液化 ファラデー
電磁石 アンペール
1824 thermo dynamics カルノー second law (エントロピー増大則) ちなみにfirst lawはエネルギー保存則。
 五次方程式以上の解の公式の不在証明 アーベル 
 ベートーヴェン 「symphony no 9」  
1825 蒸気機関車
1826 非ユークリッド幾何学 ロバチェフスキー (ユークリッドの平行線公理を使わない幾何の公理体系。これにより、公理系は1つではなく複数存在出来るとわかった。≒絶対の非存在)
1827 オームの法則 オーム
タービンエンジン フーネイロン
スクリュープロペラ ロバート・ウィルソン
ブラウン運動 ブラウン
1830 群論 ガロア
パリ 七月革命
1832 電気分解法則 ファラデー
1834 マコーミック刈り取り機 (アメリカでは機械化により、労働人口の4%だけで全人口の食料を生産することが可能になった)
1835 コリオリ効果 コリオリ (回転運動)
リボルバー(六発式) コルト
1837 円積問題 立方体の体積の二倍問題 角の三等分問題 の(古代ギリシャからの問題)の不可能証明 ウァンセル
1838 細胞説 シュライデン
モールス信号 (電信装置の祖) モールス ・・・ーーー・・・ = SOS
1839 写真 (視覚記録歴史の始まり) ダゲール
ゴム  グッドイヤー
燃料電池 グローブ
自転車 マクミラン
1839 熱化学 ヘス 
1840 アヘン戦争
1841 催眠状態(同じ刺激を与え続けて、感覚をおかしくすること) ブレイド
 雷管ライフル ドライゼ (この装備が前装式の武器しかない敵に対するプロシアの優位にとなった)
1842 化学肥料 (有機肥料とはうんこのこと) ローズ
ドップラー効果 ドップラー
1843 熱の仕事量保存 ≒ エネルギー保存則 ジュール
四元数 、n次元解析幾何学(つまり実数、複素数、よりも高次元の数学体系) ハミルトン
1844 アメリカで電信装置の整備 
1847 エネルギー保存則 宇宙の大保存則 ヘルムホルツ
ニトログリセリン爆薬 シェーンバイン ソブレロ
記号論理学(アリストテレス論理学にやっと変わるもの) ブール
1848 マルクス、エンゲルス 「共産党宣言」
パリ 二月革命 
ドイツ 三月革命
絶対零度 -273.15度 ケルヴィン
光のドップラー効果、赤方偏移 フィゾー
1849 光速の測定  (299 792 458 m/s) フーコー
ロッシェ限界 (二つの天体がある距離以上に近づくと潮汐力により衛生にならない、土星の環のように)
1851 フーコーの振り子、地球の自転 フーコー
ナポレオン三世のクーデタ 翌年皇帝へ
1852 ジュール・トムソン効果(気体の膨張は、分子の引力を引き離すためにつかわれて温度が下がる) 
 原子価(化学式の基礎) フランクランド
エレベータ(が高層ビルを実用化させて都市の風景を変える) モニエ
1853 グライダー(飛行機のひな形) ケーリー
ペリー 浦賀来航
1854 リーマン幾何学(非ユークリッド幾何学)(ユークリッドよりも相対性理論的宇宙と近い)
1855 力線 (マックスウェルがファラデーの概念を数式化。ファラデーは数学が出来なかった)
プラスチック パークス
1856 鋼鉄 ベッセマー
1858 インドのイギリス統治
進化論、適者生存、自然選択論、生物学 ダーウィン、ウォーレス
有機化学 (あの化学式の線で結ぶ表し方) ケクレ、クーパー
冷蔵庫 カレ
真空中の放電 (蛍光灯) プリッカー
1859 油田、石油の鯨油に変わるDEF燃料化 ドレイク
スペクトル分析による元素特定 キルヒホフ
気体運動論 マックスウェル
1860 内燃機関 ルノアール
1861 南北戦争、奴隷解放宣言、ロシア農奴解放
1862 甲鉄軍艦 エリクソン
機関銃、マシンガン リチャード・ガトリング
1865 遺伝学 メンデル
アヴォガドロ数 22.4L=1mol   分子の数 6x10の23乗
マックスウェル方程式(電気、磁気、光の統一理論) マックスウェル
1866 ダイナマイト ノーベル
1867 タイプライター ショーウェル
1869 アメリカ大陸横断鉄道開通
元素周期表 メンデレーエフ
1873 ドストエフスキー 「悪霊」
超越数 eが代数解でないことの証明 エルミート
1874 超限数 無限数学 カントール
1876 電話 ベル、エジソン
化学熱力学 ギッブス
蓄音機 エジソン
4サイクルエンジン オットー
1878 パリ万国博覧会
地層年代測定法 ド・イェール (最期の氷河期は一万二千年前、農耕の開始と同時期)
1879 電灯 エジソン
熱の放射法則 シュテファン
1880 ドストエフスキー 「カラマーゾフの兄弟」
電気計算機(パンチカード式) ホレリス international business machines corporation (IBM)の設立
圧電減少 ピエール・キュリー (レコードなどの音響記録装置の元)
1881 ヴェン図(ベン図、論理集合)、論理幾何学 ジョン・ヴェン
1882 πの超越数証明=(円積問題の不可能証明) リンデマン
1883 合成鋼鉄 ハドフィールド
交流電流 テスラ 
マキシム銃(オートマチック) マキシム
優生学(eugenics)  遺伝子操作学 ゴールトン(ダーウィンのいとこ)
1884 蒸気タービン(発電機、動力船) パーソンズ
リノタイプ印刷技術 メルゲンターラー
1885 変圧器 スタンリー
自動車 カール・フリードリッヒ・ベンツ
1887 光電効果 ハインリッヒ・ルドルフ・ヘルツ
ゴムタイヤ ジョン・ボイド・ダンロップ
1888 ラジオ波  ヘルツ
ル・シャトリエの法則 平衡状態の系の変化を最小限にするような方向へ系の再編成が行われるという一般命題
家庭用写真機(コダック) ジョージ・イーストマン
1889 神経理論、ニューロン ヴァルダイアー・ハルツ、カミーロ・ゴルジ、ラモン・イ・カハル。
公理、数学の基礎論理学 ジュゼッペ・ペアノ
コルダイト(無煙火薬) アーベル、デュアー
活動写真 エジソン、イーストマン
1891 慣性法則  エートヴェーシュ
電子 アレニウス、ストーニー
1895 X線 レントゲン
光速の最大速度と距離の収縮 フィッツジェラルド、ローレンツ
アンテナ ブランリー、ロッジ、ポポーフ、マルコーニ
1897 電子(最初の素粒子、水素原子の1/1837の大きさ) トムソン
放射線 マリー・キュリー
アルファ・ベータ線 アーネスト・ラザフォード
オシロスコープ (ブラウン管の元祖) ブラウン 
ディーゼルエンジン ルドルフ・ディーゼル
1898 放射能、放射線、ラジウム マリー・キュリー
潜水艦 simon lake
1899 幾何学の公理系、そしてそれが自己矛盾しないことの証明  デヴィッド・ヒルベルト
1900 エネルギーと振動数の数式化 量子(quonta ラテン語の何個?の意)論 現代物理学 マックス・プランク
ガンマ線 ヴィラード
原子崩壊(放射性原子が違う原子になること) クルックス
遺伝における突然変異 フリース、コレンス、チェルマク
血液型 ラントシュタイナー
飛行船 (dirigible balloon)  ツェッペリン
1901 放射性エネルギー ピエール・キュリー
ラジオ通信 マルコーニ
1902 染色体 サットン
記号論理数学 ゴットロープ・フレーゲ (完成間近にラッセルに自己矛盾を指摘されて崩壊する)
1903 飛行機 オーヴィル&ウィルバー・ライト
宇宙飛行、ロケット理論、宇宙服、人工衛星、太陽系植民地化計画 ツィオルコフスキー
1904 日露戦争
整流器、真空管 フレミング
1905 特殊相対性理論(絶対空間、絶対時間の相対化) アインシュタイン
E=mc*2 質量とエネルギーの統一化、質量とエネルギーは交換可能なものであるということ。質量エネルギー保存則。 アインシュタイン方程式 アインシュタイン
1907 四次元時空間 (spacetime) ミンコフスキー
1908 分業流れ作業 フォード
1909 遺伝子 モーガン、ショウジョウバエ、ヨハンセン
1910 プリンキピア・マテマティカ 数論理学の集大成 ラッセル、ホワイトヘッド
1911 辛亥革命
原子核 ラザフォード
宇宙線 ヘス
1913 同位体(isotope 同じ場所、のギリシャ語) ソディー、ファヤンス
原子の量子化(説明) ラザフォード、ボーア
1914 陽子(proton) ラザフォード
漱石 「こころ」
サラエボ事件 WW1
1916 一般相対性理論 (特殊相対性理論の拡大、宇宙物理学) アインシュタイン
ブラックホール (一般相対性理論の解の1つ、シュバルツシルト解、引力により脱出速度が光速を超えた場合、何もそこから脱出できなくなる(その距離がシュバルツシルト半径)) カール・シュヴァルツシルト
1917 宇宙膨張論 (アインシュタインは宇宙を静的なものとするために、任意の定数を加えた。ド・ジッターは、それを除去すると宇宙は膨張すると主張する・・)
 ソナー ランジュバン(光には水の厚い層を超える事はできないが、超音波にはそれが出来るので海底での探査に役立つ)
 ロシア革命
1919 ヴェルサイユ条約
1922 ソヴィエト成立
中国独立
1923 物質の波、粒子の二面性 コンプトン、ブローイ
1924 素粒子の統計的扱い ボース・アインシュタイン統計(ボソン)
1925 電子の排他律 パウリ
粒子スピン ウーレンベック、ハウストミット
行列力学(電子の放射の数式化) ハイゼンベルク
1926 波動力学 (電子を波動として捉える) シュレーディンガー
波動の確率論 マックス・ボルン
フェルミ・ディラック統計(スピンを持つ粒子の統計法) (フェルミオン)
液体燃料ロケット ゴダード
1927 不確定性原理 (不確かさ、はプランク定数以下にはならない) ハイゼンベルグ  量子力学の確立
電子回折 (波動の性質を持つ粒子の発見)デヴィッソン、G トムソン(息子)
ビッグバン仮説 ルメートル(宇宙が膨張するのであれば、時間を逆にすれば宇宙は収縮した点から始まるという仮説)
電子結合 (化学はつまりは、電子の結合によるもので、量子物理学にしたがうもので、化学は物理学の一分野であることをしめす) ロンドン、ハイトラー
放射能の遺伝的突然変異 (x線で突然変異の数を大きくすることができる) マラー
*ということは放射能汚染でDNAの分子が活発になれば、失敗作も生まれるけれど、進化の速度を上げることも出来るわけだ。
トーキー映画 「ジャズ・シンガー」
リンドバーグ 大西洋横断飛行
1928 ペニシリン フレミング
ゲーム理論 ノイマン
1929 粒子加速器 コッククロフト、ウォルトン
RNA、DNA レヴィーン
脳波電位測定 アイントホーフェン
世界恐慌
トロツキーの追放 スターリン独裁へ
1930 反物質 ディラック
サイクロトロン(円系の粒子加速器) ローレンス
真空管コンピューター (微分計算が可能) ブッシュ
1931 ゲーデル不確定性原理 (任意の公理系には、その公理系では誤りであることも正しいとすることも出来ない命題を必ず生み出すことが出来る、完全な公理系は不可能であること)
ニュートリノ (ベータ線の放射で行方不明のエネルギー) パウリ、フェルミ
電子の共鳴 ポーリング
密封式気球 (通常の気球では10Kmが限度、内部を密封して30Kmまで達する) ピカール
満州事変 対中戦争
1932 中性子 チャドウィック
原子核の陽子、中性子モデル ハイゼンベルグ
反電子、陽電子 アンダーソン、ミリカン
核反応 (原子核崩壊) コッククロフト、ウォルトン
電子顕微鏡 (電子を光と同じように扱い、焦点を結ばせる) ルスカ
1933 ナチス政権確立
1934弱い相互作用 パウリ、フェルミ
放射性同位体 ジュリオ&イレーネ キュリー
1935 強い相互作用 ハイゼンベルグ、フェルミ、湯川
レーダー (rador =radio detection and ranging) 光よりも障害物に強いマイクロ波をつかった測定 ワトソン=ワット
1937 ミューオン アンダーソン
電界放射顕微鏡 ミュラー
1939 テグジュペリ「人間の大地」
核分裂反応(ウラン235に、中性子照射) ハーン、マイトナー
核連鎖反応(原子核の崩壊の連鎖) ジラード
ヘリコプター シコルスキー
ドイツのチェコ、ポーランド侵攻 WWⅡ
1940 六フッ化ウラン (ウラン238とウラン235を気体で分離させるために化合する、これにより、ウラン235を濃縮できる、濃縮ウラン)
ベータトロン(電子加速器) カースト
カラーテレビ ゴールドマーク
1941ジェットエンジン ホイットラー
独ソ戦
太平洋戦争
1942 核反応炉 (中性子を跳ね返す炭素による炉、中性子がはねかえってウラン235へぶつかる確率の最低限の質量=臨界質量、中性子の発生が一定以上になると核連鎖による制御外になる、反応を止めるのには中性子を吸収するカドミウム棒でコントロールする) フェルミをトップとする、マンハッタン計画。 核時代の到来。

 現代文明 核時代
1943 アクアラング (潜水服)
1944 V2 ロケット(Vはvergeltung、復讐の意、V1は無人の爆弾付き飛行機)
1945 核分裂爆弾 マンハッタン計画
シンクロサイクロトロン (同期加速器) マクミラン、ヴェクスラー
1946 ENIAC (electronic numerical integrator and computer) 初のデジタル計算機 モークリー、エッカート
1947 パイオン素粒子 パウエル
ホログラフィー (holograpgh holo はすべて、の接頭語)ガボール 
超音速飛行 イーガー
家庭用テレビ
1948 トランジスター (半導体) ショクレー、ブラッタン、バーディーン
LPレコード ゴールドマーク
サイバネティクス (情報伝達系の数学) ウィーナー
原子核構造 メーナー、イェンゼン
量子電磁力学 ファインマン
ビッグバン ガモフ
1949 原子時計 ライオンズ
ソ連の核分裂爆弾  冷戦
1950 チューリングマシン(数式であれば機械は解くことが出来るという人工知能の可能性)
朝鮮戦争
1951 増殖原子炉 (ウラン235、トリウム232からも分裂可能なプルトニウムを形成する中性子を出せる原子炉)
stellarator (核融合技術、水素ガスを磁場によって閉じ込める。核融合は星の中心のような一億度の高温の水素を高圧で閉じ込めることで、水素→ヘリウムへの変換で核分裂の7倍のエネルギーを得られる。しかし容器が持たないので磁場によってそれを閉じ込めるしかない。核融合反応は、核分裂爆弾を利用して得ることでき、核融合を組み込んだ核爆弾が水素爆弾である。) スピッツァ
H BOMB テラー
超電導 (絶対零度で電気抵抗が無くなること) バーディーン
UNIVAC universal automatic computer (ENIACの進化系、磁気テープを使った大量生産CP) モークリー、エッカート
1952 核融合爆弾 (水素-2、水素ー3は通常の水素よりも低温で核融合する、希少な同位体、核分裂爆弾の500倍) ソ連、イギリス、中国も開発へ。
K中間子、ハイペロン (強い相互作用に関連するものは ハドロン 厚いのギリシャ語、弱い相互作用に関連するものは レプトン 弱いのギリシャ語とされる) ダニズ、プニースキー 素粒子理論の混乱。
生命の起源 (35億年前) 
無機物質からの有機物質の生成(生命の誕生のモデル) ユーリー
精神安定剤 レセルピン (バルビツール系のように眠くならない) ウィルキンス
1953 二重らせん核酸塩基配列 フランクリン、ワトソン、クリック、ウィルキンス
ストレンジ粒子 ゲルーマン
メーザー maser (microwave amplification by stimulated emission)  タウンズ、プロパソフ、バソフ
スターリン死亡 スターリン独裁の終わり
1954 臓器移植 (双子の腎臓移植)
制御原子炉(遅い核分裂反応、核発電、暴走するとメルトダウンになる)
原子力潜水艦 (ノーティラス号) リッコバー
ロボット (チェコ語で奴隷の意) デヴォル、エンゲルバーガー
べバトロン 陽子加速器 (10億V=1 billion electron volt=1BeV)
ピル   ピンカス
1955 反陽子 セグレ、チェンバレン
電界イオン顕微鏡 ミューラー
1956 ニュートリノ、反ニュートリノ  ライネス、コーワン
パリティ(遇奇)保存 が弱い相互作用でなされない事 ヤン、リー
反中性子 
リボソーム、RNA パレード、ホアグランド
1957 人工衛星 (スプートニク、衛生のロシア語) ソ連
心臓ペースメーカー (サイボーグ技術の初め)
1958 コピー機 (xenograph 乾式処方 ギリシャ語) カールソン XEROX創設
1959 無人機の月面到着 (ルナ1,2号)
1960 レーザー laser (light amplification by stimulated emission of radiation)
集積回路 (小型トランジスターの集まり)
1961 有人宇宙飛行 ボストーク一号 ガガーリン、エチトフ
クォーク(joyceの造語?) 大量のハドロンの分類法 ゲルーマン、ネーマン
1962 カーソン 「沈黙の春」 環境主義
1964 charge-parity の破れから、charge parity time 対称、CPT保存 フィッチ、クローニン
1965 マリナー四号による火星撮影
ヴェトナム戦争
1966 文化大革命
1967/10/9  ゲバラ処刑 
心臓移植 バーナー
クローン  ガーデン
中東戦争
1968 4つの基本物理法則(相互作用) 電磁、重力、強、弱、のうち電磁と弱が同じものとして表せること、電弱相互作用。(ちなみに1つで表すのが統一理論) ワインバーグ、グラショー、サラム
1969.7.20  人類が月に立つ(人類が他の星に初めて立つ) アポロ計画
人工心臓 クーリー、リオッタ
1970 DNAの組み換え ネーサンズ、スミス
走査型電子顕微鏡 クルー
1972 レーザーディスク
沖縄返還
1973 宇宙の起源 量子のゆらぎ説 (ビッグバンの前の宇宙は無ではなく、真空の量子のゆらぎでありそこからランダムに質量が生まれた?)
陽子の自然崩壊 (陽子は10*33年で陽電子とニュートリノに崩壊する) 統一理論 grand unified theory GNUへの改良。グラショー、サラム
1974 タウオン、12種のレプトン パール
チャーム クォーク 、12種のクォーク  リヒター
1975 マイクロチップ(より小さく強力な集積回路)
1976 バイキング1,2号による火星調査
ひも理論(宇宙は一次的な空間であった?) 
毛沢東の死亡 
1977 AIDS (acquired immune deficiency syndrome) 後天性免疫不全症候群
1978 がん遺伝子(は正常な遺伝子と似通っており、アミノ酸ひとつしかかわらない) ワインバーグ
試験管ベイビー
1980 イランーイラク戦争
1981 スペースシャトル
1983 ファミコン発売
核の冬モデル カール・セーガン(実際には氷河期にはならない)
1984 ナウシカ 映画
1985 オゾンホールの発見 
1986 チェルノ爆発
1987 セラミックスによる高温超伝導 ミュラー、ベドノルツ
1988 温室効果
1989 天安門事件
冷戦終結
1990 ドイツ統一
1991 湾岸戦争 ハイテク戦争技術
1992 地球サミット 持続可能成長の議論、生物多様性の保護
ソ連崩壊
2001.9.11  911テロ