ブルース・リーを知っていますか?w そんな聞き方ないですよね、けど若い人は知ってるのですかね、知っていてはいても映画を見たことある人はそこまで多くないんじゃないですか?
Iはたぶん道、怒りの鉄拳、死亡遊戯は見たけどこれは見たこと無かったですね。それも大昔の出来事です。あれですわね、70年台というと、映画の終わりの時代なんです。60年台にやるべきことはすべてやって映画はおしまい。ってことになった、テレビに負けて。実際には映画は無くなったわけではないけど、それまでの映画とは違うものになりました、ハリウッドではスターウォーズみたいなこれまでの映画とは似ても似つかない特撮モノっていうのか、コミックみたいなものに変わった。
香港ではまったく別の展開をして、いわゆるカンフー映画、が大流行するわけですね、どちらもそれまで、の演劇映画、っていうのか、そういう役者の演技力云々みたいな映画とはかけ離れたものです。
この映画ストーリーのあまりのチープさっていうかしょうもなさ、逆に狙ってるのかもしれませんけど笑っちゃいますね、ひでぇwって。 リーが酒に酔っ払うシーンなんてこんな大根役者二度と見れないってくらいひでぇですw
でもやっぱリーの殺陣っていうのか、格闘シーンの切れ味は未だ誰も追いつけずって感じですよね。まず体つきがじぇんじぇん違うもん、シュワちゃんとかスタローンみたいな偽筋肉じゃなくて、まじでパンチで人を殺しかねないカラダしてますね。本当に強い俳優、なんてなかなかいませんものね、蹴りもはえぇし。
カット割りの仕方も、狙ってるのか、撮影に失敗したのか、ものすごい独特のカッティングセンスをしてますよね、たぶんその両方ですね、あ~~!!撮れなかった!っていうのと、偶然のカット、それが組み合わされて面白いカット割りになってんですね。絵コンテを先に作るアニメとかCGではありえないコトです、偶然のカットつなぎっていうのは。特にCGは合成の都合でフレームはびったし合わせないといけませんからね、アニメならアニメーターが絵コンテ無視して茶目っ気出すってことも出来るけど(中国に作画外注してたらムリだけどね)
決してでもリーって顔はかっこいいと思わないんだけどIだけですか?それが人気が出たのは謎です、昔のオーディエンスは見る目がやっぱあったのかなぁ・・・。