野村哲也氏はデザイナーらしいんでストーリーは誰が書いてるのか不明ですね。
キングダムハーツチームが手がけた携帯ゲームなのですが、ゲームは斬新の一言です。ゲーム性もゲーム感も、操作性も斬新です。
それがいいのかどうかわかりませんね、なんかもっと簡単なゲームにしてちょ~~、って思う人もいるだろうし。なんだこの
カッコつけてばっかのチャラいゲームは、って思う人もいるだろうし、タッチペンの操作は腱鞘炎になるわ・・っていうおっさんもいるでしょう。
良くも悪くもベタを嫌ったゲームです。海外での評価が高いのは海外、っていうかアメリカ、は新しいことに取り組む、っていう
チャレンジ子供応援ポイントみたいなものがあって、しかも全体のポイント数でもかなりの部分を占めてるのですね。フロンティアスピリッツ。
それはアメリカのひじょーに良い所であるのですけど、それもやはり弱点があって、歴史が薄くてペラペラ、ってことですね。
奇妙奇天烈なだけで内容無くね・・?ってことにもなりがち。アメリカの映画を見てもわかるでしょう、表面はすごい最新技術が盛り込まれてるけど
実はペラペラで中身が無いってことが多い。
それとクリエイターと少数の支持者のサロンでの内輪ネタ合戦になりがちってことですね。
ゲーム性としてこのゲーム自体のIの判断はいまいちです、ゲームとしてそこまで面白く無い。上と下両方操作するっていうのは無理ゲーだし、簡単に
勝とうと思えば楽勝で勝てるし、色んなブランドの服を選べる割には強いブランドは決まっているので、最終的にはペガッソだけになってしまいます。
これもん~~って感じ。バッジの種類もいっぱいあるんですけど、けっきょく起動時間が遅いものはほぼ使い物にならんので、だいたいみんな同じものに
なってしまうと思います。バランスが悪いですね。特にこすると起動、みたいなヤツ、ほぼ一度も起動しないで終わる。
難易度を選べるってのが最近どのゲームにもありますよね、ライトゲーマーからヘビーユーザーまで楽しめるって。それは確かにそうなんですけど
やっぱそれって達成感がねぇですよね。ねぇねぇあのボスどうやって倒すの~~、倒してよ!っていうのが無い、EASYでやればいいじゃん、って終わり。
手に汗かかないですね、やり直しできるし。ロックマン2みたいにコントローラー汗でベタベタってならない。
けどストーリーとか世界観、雰囲気は結構好きです。特にネクという主人公が、他人なんていらねー、クソかよ。っていう強ぼっちキャラなのですけど
壁に書かれたグラフに魅せられて
自由に生きようって思うとこは、なんかいい感じだと思います、ちゃんと時代を捉えてますな~って感じ。ストリートアートがプロットのフックになるって
のは新しいです。今までに無い。
だから脚本を書いてる人には高ポイントを上げたいのですけど誰が脚本なのかはわかりませんでした。バンクシー全盛の時代ですからね。
このゲームをやると渋谷に行きたくなりますw でも実際の渋谷はもっとごみごみしてて、つまんねー奴らも多いし、ゲームと現実の一番の違いは
リアル渋谷はブサイクの割合が多いってことですね。ゲームやマンガは女の子はだいたい美人、オトコもイケメンです、少なくとも見るに耐えないブスは
あまりいない。BUT リアルワールドでは、いやいやブスのクセに高い服着んなよ、デザイナーカワイそうだわってくらい残念な顔ランクの輩バッカス。
Iは誰にも支持されないけど、ブスと年寄りは顔を隠すべしっていうのをずっと唱えてます。フードでもいいし、マスクでもヘルメットでもバンダナでも。
もっと匿名性を上げたほうがいい、顔を晒すなってことですわね。特に顔ランクが低いやつは。そしたら、スタイルや着こなしにもっと目が行って
逆に個性、が際立つ。Iは人のカッコとか雰囲気を観察するのがすごく好き、大好きw ファッションが好きというのとは少し違うのですよね。別にかっこよく
なくてもカワイクなくてもいい。その人間のストーリーとスタイルを見たいのです。絵描き病なのかもしれませんね。
まぁぜっっってぇにわかってもらえないですねこの発想w ネク君じゃないけど他人にはわかりっこねぇ。でもイスラム教の人がオンナは顔を隠すべし
って言ってる、これはほんとベストアイデア賞をやりたい。わかってくれる人もいるんでしょうね。MARNIというブランドでモデルの顔を全員ヘッドピースで
隠すってのもやってましたし、一部の変態どもには伝わるのかもにゃ~。おっぱい丸出しでもいいから顔を隠すべきなんです。
ネタバレですけどエンディングを見てもなんかよくわかりませんでした、隠しエンディングとクリア後のレポート探しみたいなのをやれってことなんでしょうけど
そこまでやり込む時間はオトナにはねぇでやんす。しかしラスボスがグラサンってのはどうなん・・・?なんかラスボスのキャラ弱くね・・・、ヨシュアと
戦って終わりで良かった気がする・・・。ラスボスが薄いっていう裏面重視の最近のゲームにありがちなことなんですけど、Iはその裏面充実させて、普通の
ストーリーはさくさく終わるってのはよくない風潮だと思う。裏面はストーリーを無視してやり込める、ストーリー自体はちゃんと表で完結させるべきですわね。
映画の最後に本当のラストはマンガで、って言われてるようなもんです、はぁ?って感じ。裏面ってのはドルアーガの塔みたいな、ちょっとギャグ、お楽しみ。
って感じがいいと思うのですけどにゃ~~~~。
それにヨシュアだけはリアルワールドでもサイキックが使えるんだよ、ってサラっと最後に言い放ちますけど、それ言っちゃあおしめぇよってくらい卑怯です
その設定。なんかかる~く長そうとしてるけど、おいおいおい待ってくれっち。結局最後はこの人は選ばれた存在だからっていう、選民オチかよってね。
このゲーム、装備であるブランドの服を着るためのパラメータが勇気なんです、勇気がないと派手な服は着れないといふ・・・、勇気を上げるとオトコでも
女の子の服を着れるようになる・・・・勇気?w