2015年8月21日金曜日

コスチュームデザイン と コスプレ 

 最近は新作のデザインをやってたりしますが、コスチュームデザインって実はすげー大事ですよね。Iが好きだからそう思うのかもしれないけど、どういう服を着てるのかってのは一番わかりやすいそのキャラクターを説明出来るポイントです。
 よく説明ゼリフは最悪だっていいます、

「だってあなたはエースパイロットじゃない、あなたに適うヒトなんていないもん」


 これは少しは洗練されているけれど、それでも露骨な説明ゼリフです。そうじゃなくて、エースパイロットの制服を整理してる時に、チラっと勲章のワッペンが見える。それで識別して、ホレって制服をわたす。これはかなり上手い説明シーンです。(上手くねぇわっていう意見があるかもですけどw実際コトバで説明するよりはそうやって間接的にやるほうがオシャレですわね。
 
「ワタシはアイドルになってみんなに笑顔を届けたい!」

 これは最低最悪の説明ゼリフ、自己宣言型ってでもいうのか、そんなヤツいねぇ、だいたいにおいて日本人はそういうしゃべり方をしません、明らかに芝居がかったセリフ回し。でも朝ドラとかオーディエンスのレベルが痴呆寸前の小学校低学年クラスに合わせるとこういう直接的なやり方をしたほうが伝わるでしょう、コロコロコミックでもそういうしゃべり方ですものね

「仲間を傷つけるやつは絶対にゆるさないぞ!」

みたいな。


 まったく主題からズレてますけどw ともかくコスチューム、衣装デザインってのはほんと大事。けれどもあんまり評価されてない、あの映画の、アニメの、衣装デザイン誰?っていうので答えられるのなんて殆ど無い、例外としてヘップバーンとジバンシィ、デヴィット・ボウイと山本寛斎みたいなことがありますけどね、殆どはわかりません。アニメとかでもそう。

 しかも実写で衣装デザインの賞をもらうのって大概レオパード、とかヴィスコンティとか、フランス革命時代の衣装を再現した~~、宮廷生活のデザインを~~~、みたいな時代劇の衣装デザインにばっかし賞が与えられるのですよね、クソかよって感じです。
 Iはほんと時代劇ものって大嫌い、やる気あんのかこいつらって思いますね。昔のヒトの服装を考古学者とかにも聴きつつ再現、クソくだらねーですそんなの。オリジナリティのカケラもねぇ。というか実写映画って殆ど手抜きしてるようにしか思えないのです、適当なところでロケやりやがって、ちゃんとセット作れ、ちゃんと一から考えろってすごい思う。
 最近小説とかにも思うのですよね、いや文章だけって!これで完成なの・・?って思う。背景を考えて、コスチュームを考えて、キャラクターを考えて・・・、それが物語の大事な部分で、文字だけっておいおいおい!って思ってほんと小説が読め無くなってしまいましたね~・・・。


 アニメやマンガの衣装デザインってのはコスプレイヤー、レイヤーがクローズアップしてくれたおかげで、なんかちょっとリアライズされるようになって来ました。これはもう確実な予言ですけど、10年以内にコスプレをもっとリアルクローズに落としこんで洗練させたようなファッション、ネオレイヤースタイル、みたいなのが主流になります、これは間違い無いと思う。


 いまのリアルクローズってほんとめちゃくちゃ退屈なデザインが多いですよね、みんなユニクロでいっか、買い物めんどいし、どうせほんとに欲しい服なんてどこにも売ってないし。かっちょいいハイブランドの何万もするシャツやら数十万もするジャケット買えるはずもねぇって思うから。実際そうです。結果みんな数パターンのそれっぽい感じ、っていうスタイルになってる。自称ファッションデザイナーやらアパレル関係っていうバカ女は腐るほどいますけど、殆どみんな同じやん。って思う。オリジナリティが無さ過ぎ。こんなこと言うと絶対怒られるのですけど基本オンナってオリジナリティが無いのですよね、全員似通ってるのです。アンドロイドみたい。だから法律とか、会計、みたいな退屈な仕事に向いてるのですよね。オトコはオリジナリティはあれでもセンスが伴わないってことになりがち、それはものすげーダセーことになるか、優れたセンスを発揮することになるのですけど・・・




 で、最近才能あるデザイナーはどこに行ってるかというに、だいたいゲーム会社で働いてますね、海外もそぉです。ファッション業界はめちゃ保守的、それは未だにファッションの都パリ、とか言ってる時点でわかりますわね、パリて・・・フランスなんてナチスにコテンパンにのされてから四流国じゃん・・・、なんにも新しいものなんて生まれて来るはずねぇっすよ。フランスはでも観光業では世界一なんですよね、観光客ってのはどのレベルの人間で構成されてるかわかろうってもんです。
 


 ともかくなんか、ハッ・・とするデザインってのはだいたいゲームで見るようになりました。映画はハリウッド映画は最近はコミックばっかしなので、しかも古いコミックなので糞ダセーですね、っていうか基本的にアメリカ人ってデザインセンスがからっきし、ファッションセンスとデザインセンスは実は違うものです。バットマンやらスパイダーマンなんてこいつら正気か・・・って思いますもん。なんてーこったい。

 やっぱデザインセンスは西洋と北欧に集中してるんでしょうね、特にIはロンドン、ベルリン、らへん。
 ナチスは退廃芸術展を行って現代美術を滅ぼそうとした、ってよく言われますけど、Iは完全にヒトラーのセンスのほうがいいと思う、だって実際退廃芸術はクソですもん。現代美術、まぁ~ひどい。現代美術とナチスが広めたスタイル、どっちが後の影響を持ったかというに明らかにナチスのデザインはあまねく世界に広がりましたもの。黒のつや消しのオートバイ、モノクロを貴重としたサディスティックなデザイン、女軍曹w みたいなキャラも生み出しましたしねw 。

 現代美術のスタイル、って言われても殆ど何も浮かんでこないけど、ナチスのスタイル、というと明らかにナチスのスタイルってものがありましたもの。ヒトラーはアーリア人種は最高の民族だと言っていましたがあながち根も葉もない嘘っぱちってわけではありません、確かに彼らの、量より質、クオリティ重視のスタイル、ってのは抜きん出てすげーもんです。

 コミュニズムのスタイルもありますけどね、まぁ~~そのデザインのひどいこと、彼らの服装を見れば、あっソ連はダメだこりゃってわかります。死ぬほどダサいもん。制服がかっこいいからレジスタンスよりもナチスの親衛隊に入りたいですw 



 なんて適当に書きなぐる・・・