http://ro69.jp/product/magazine/8
ブリッジっていうロキノンの邦楽雑誌でBUMPの藤原基央さんのロングインタヴューが乗ってました。Iはこのインタヴュアーの渋谷陽一が嫌いなんですけどw(典型的な感動しいの誇大表現エディターだから、ロキノン系雑誌も全部)けどインタビューはおもろいです。
藤原さんってかなり地元なんですよね、高校がめちゃ近い。たぶん最寄り駅も同じだから原風景がかなり似通っててなんか、コワイっていうか微妙な感じです、なんかうわたっ!ってなるw
面白かったのは結構、歌詞ばっかり強調されるけどこのヒトが作曲もやってるんだなってとこですね、ヤマハのシーケンサーって濁されてるけど(多分ロキノンのスポンサーがヤマハじゃねぇんでしょう)CUBASE系で音を組んでるんだな、だからほかのLOGIC系の音とちょっとちがう、BUMPはだいたいハーフダウンで、キーボードで弾くのが面倒この上ない、実はピアノも弾ける・・・。ETC、そういうプロダクションのところがちょっとしれて面白かったです。
ただベスト盤出すのはどうですかね、なんか違う。ベスト盤ってノーベル賞もらうのと同じで現役引退みたいなものですからね。サルトルはノーベル賞を拒絶しました、Iを過去の過ちとして正当化してはいけない。しびれます。
/////////////////////////
http://v.youku.com/v_show/id_XNTU2ODIzMTI0.html
ガキの112回は人間大砲というドキュメンタリータッチの作品。トーク主体だったガキから、なんかコンセプトが決まった笑いに移行した、I名付けるにこれはコンセプト笑い、あるいはロケコント。というのは、ガキが11時代のゴールデンになり、ダウンタウンはフジの日曜8時というテレビ界のいわゆる頂点、に立ったわけです。で、ごっつとガキというダウンタウンの両輪が回り出すと、ムッチャクチャキツイわけですね。トークでもほぼ仕事がキツイというハナシしかしてませんw
ダウンタウン黄金時代なんです、だからムチャクチャ出来たし、こういうムチャクチャはこれ以後のテレビでは出来なくなった。テレビ最期の時代でもあります。
このへんのオープニングはほんとちょっと引くくらいめちゃめちゃで、水攻めしたり、人間クレーン、脳天チェーンソーw、そりゃこの時代のテレビはおもろいわいって感じです。一歩間違えば大怪我というか、まっちゃんはごっつで顔面がズタズタに実際なってましたけどw
ジミーちゃんはいつごろ出てくるんだろ・・?
でもこのコンセプト笑いってのは、ガキ以外では見たことないですよね。というかダウンタウン以前にはなかった新しい形態だったと思います。まじでホンキにしてしまうヒトがたぶんたくさんいる&面白さが理解出来ないレベルがいる。ダウンタウン=理解できないっていうのもこのへんからだと思う・・・
というか誘い笑いされないとそれが笑うべきことなのかわかんないってヒトには100わかんないでしょうねこれって。ごっつはそれでもみんなにわかるようにしてるし、毒やちょっとヲカルト、暴力的なトコを抑えてます、その反動でガキはフラストレーションが爆発したような感じなんですよね。超レベル高い笑いだったり、破壊的だったり。それが90年代の空気感だって気がします・・・
そういう短編漫画書いても面白そうだな・・・・