テイルズシリーズの第一作目ですが、テイルズというとFF、DQ、という二強につづいて第三極ってとこですかね、しかしテイルズにはXX、みたいな略称記号がついてないことからもやっぱり二強に対してちょと弱いのかもしれません。
まず歴史が浅いってことですかね、DQとFFはほんとゲームの創世記から、ゲームの歴史を築いてきたわけですけど、テイルズは95年ですから、95年というともはやスーファミからプレステの時代が始まろうかって時代ですからね。
けどゲームとしてRPGと2Dのアクションゲームみたいな戦闘システムで、こういう動的な戦いってのはそれからの主流になりましたし、DQみたいにきっちりしたターン制のゲームはたるくて出来ないっていうせっかちゲーマーにも優しい出来上がりであります。
SFC版とプレステ版、それ以降のリマスター版とちょこちょこ変更があります、基本的には簡単で優しくボリュームが増えてるわけで、SFCはSFCらしい、まじかよ!っていう全滅パターンがかなり用意されてます、あぁー!この感じだ。理不尽なゲームオーバー感。
なんだかよくわからないデビルマスターという雑魚キャラのサモンデーモンを食らうと問答無用で即死ゲームオーバーします、またそんなのわかるかよっていう謎解きも多い。ラストダンジョンのワープシステムはかなりヒドイです。攻略本ありきのゲームです。
未来のダオスがゲロ強いです、このレベル上げ絶対しなきゃ勝てないっていう敵の存在も90年代のRPGだなーって気がする、ほんとにFFVのエクスデス先生にはコテンパンにノサれたのが皮膚に染みこんでますね。勝ち方を知らないと未来ダオスには3秒くらいでやられたりします。
何より腹が立つのは味方キャラクターはコンピューターの自動操縦なのですけど阿呆すぎます。わざわざ敵の技にハマりにいこうとしたり、敵を回復させちゃうような魔法を乱発したりと、ほとんど味方キャラが暴走しないようにコントロールするっていう、敵を攻撃するとかとは全然関係無いことに時間をとられるという謎ゲーでもあります。
あとラスボスがなー・・・、なんというか、RPGというよりはアクションゲームみたいな感じで、無敵状態とOFFのタイミングを見計らってハメ殺すだけの、今までのレベル上げとか意味なくね?主人公1人の攻撃しかほぼヒットしないし、召喚獣とか魔法集めて来たの意味無くない・・・?最後にこんな肉弾的なタコ殴りでラスボスを倒すなら、味方の武器とかアイテム集めた意味は・・・ってがっかり感があります。なんでラスボスで手を抜いちゃったんだ!って思いたくなります、プレステ版ではそういうわけでラスボスが変更になってます、やっぱ苦情があったのでしょうねw
それとこのゲームはラスボスが、実は自分の星を守ろうとした実はあっちの世界の正義の味方であったのだ、っていう種明かしがあるのですが、よく考えるとムチャクチャです。だっていきなり違う星の・・みたいなこと言ってるけど、世界のマナの中心はユグドラシル的な大樹なんですけど、えっ!?宇宙のマナの中心が宇宙のはじっこの小さな星の大樹っておかしくね?この星って宇宙でどういう立場なん?宇宙樹とかいう世界観ならわかるけれど・・・・。あと実は正義の味方であったのだ、というわりにはダオスというラスボスのルックスが悪者感100%のエイリアン的なクリーチャーですので、いやこいつは正義ではないw って思う。
それとうすーくパーティ内で恋愛的三角関係みたいなことがあるのですけど、なんだろう1人でゲームしてるヒトにとってはただ単にブルーになるだけだからやめたほうがいいと思う・・・ゲーマーなんて三角関係でドキドキみたいな生活を送ってないわけですし・・・。
テイルズシリーズには食べ物システム、みたいなスゲーどうでもいいシステムがあって、それにもかかわらず相当のメモリをそれにつぎ込んでいるのですが、そんなに食べ物集める奴は98%いないわけで、こりゃいったいなんなんだろう・・・
個人的にテイルズというとデスティニーなんで、ファンタジアは微妙に知名度が低い気がするのですけどどうでしょうかね?2で人気が爆発するってのはスーファミの時代にはよくあってみんな2しか持ってないゲームというものがよくありましたね、王者はスト2、スト2、というので1つの名詞ですからね、あとがんばれゴエモン2、それとIがすげぇ思い入れがあるのがスターオーシャン2、たぶんいちばんやり込んだと思います、なんでかしらないけどテイルズとオーシャンシリーズはIの中では同じなのですが、なんでだろ?
ともかくテイルズは初めっから完成度はものすごい高いですね、いろんなとこにアラがあるけれど・・・・、やっぱこのでもけっこうエグい敵がいるこの頃の難易度が好きかもしんない、ボス弱い、っていう悪い風潮を作ったのは絶対FFⅥのケフカのせい、ただエクスデスに勝てないで挫折ってヒトがあまりにも多かったんだろうなー・・・エクスデス、オメガ、神竜だけはたぶん死ぬまで忘れられん・・・
2014年7月29日火曜日
2014年7月28日月曜日
MAKING 171
この漫画ってのはほんとドラマチックなことが起こらないですねw 大好き。食べたり寝たりしゃべったり仕事をしたりするカットばっかし、すげぇマンガだ。
Op9シリーズはライフワーク的にやってるんですが、やっぱマンガを描くってのは最終的には一番楽しいものですね、爆発的に楽しいってわけじゃないけど、ずっと楽しい、他にそういうものって無いものなぁ。
2014年7月27日日曜日
1960 日本の夜と霧 大島渚
大島渚っていうと海外ではニューシネマ運動の先鋭ってとこなんですけど、アメリカと日本ではやっぱ立場が違いますよね。アメリカのニューシネマっていうのは娯楽映画ばかり作ってきたハリウッドへのアンチとしてシリアスでダークな映画が作られたわけですけど、もともと日本には娯楽大作を作る予算も無かったわけで、戦後の日本映画というのは、始めっからシリアスで重たいテーマの映画ばっかりでした、というかつまり、55年頃まで、黒澤明時代、映画の黄金時代でありまして、別にそれを否定する必要もなかった、けど56年頃から、日本は朝鮮特需で物質的豊かさこそすべて!っていう調子になっていったので、映画、も完全に破綻してしまいました。それはもう完全に破綻というか映画会社自体がもう映画を作るのを投げたって感じでした。
で、その状況に対して大島渚とか増村保造みたいな、なんていうのか・・・・タブーをこそ切り拓く、つまりはエログロ路線になったって気が、Iはします、Iが勝手にそう思ってるのかも。ともかく黒澤明の時代があったわけで、それに対してどうしたらいいのかってのがわかんないですよね。七人の侍、生きる、を超えるような作品を一日二日で作れるわけないもの。だから黒澤のやってこなかったテーマ、エロ、性愛、政治、ってものがテーマになった、そうせぜるをえなかったって感じかなぁとも思います、黒澤映画ってのは政治的なテーマってものはほとんど皆無ですから。もちろんもっとおーきなテーマでの政治批判はありますけどね、大企業の汚職と戦うみたいなのもあったし(悪いやつほど・・・)、生き物の記録でアンチ原子力みたいなのもありましたけど、実際に行動はしません。だから黒澤映画っぽくない映画、ってことで斬新なカット割りとか、奇妙な演出とか、きついテーマ選びをしていった結果ニューシネマとたまたま路線が被ったッて感じなんじゃなかろうかと思います。けどやっぱりそれって、一番自然なやり方をあえて外してるわけで、なんでしょう・・・、やっぱ本質からずれてんじゃないのかなーと思いますね。
でも決して悪い映画じゃない、Iは大島渚のファンでもなんでもなくてちょこちょこしか見てないので偉そうなことは言えませんけど、他のレヴューとかを見るとキビシーですね、セリフが詰まったり飛んだりしてるって、でもわざとそうしてカットを少なくした長回しをして俳優たちの緊迫感をつくってるのでしょう、それにコトバにつまってるのだってそれがリアリティです、だって現実では、映画みたいな長台詞をしゃべることなんてないし、それもかまないですらすらしゃべるってこともありえない。だからコトバをのんだりつまったりしない、いわゆる普通の映画、のほうが不自然極まりないのですよね。でも結婚式から次々と事実がわかっていくっていう映画の作り方はまさに「悪い奴ほどよく眠る」とかぶってしまってるなって気がしました。
津川雅彦は若い頃はこんな精悍なイケでシリアスな演技をするヒトだったんですねー、今は想像出来ません。
ただほんとこの50、60年代の映画ってのはテレビには出てきませんね。自主規制ってやつですか・・
で、その状況に対して大島渚とか増村保造みたいな、なんていうのか・・・・タブーをこそ切り拓く、つまりはエログロ路線になったって気が、Iはします、Iが勝手にそう思ってるのかも。ともかく黒澤明の時代があったわけで、それに対してどうしたらいいのかってのがわかんないですよね。七人の侍、生きる、を超えるような作品を一日二日で作れるわけないもの。だから黒澤のやってこなかったテーマ、エロ、性愛、政治、ってものがテーマになった、そうせぜるをえなかったって感じかなぁとも思います、黒澤映画ってのは政治的なテーマってものはほとんど皆無ですから。もちろんもっとおーきなテーマでの政治批判はありますけどね、大企業の汚職と戦うみたいなのもあったし(悪いやつほど・・・)、生き物の記録でアンチ原子力みたいなのもありましたけど、実際に行動はしません。だから黒澤映画っぽくない映画、ってことで斬新なカット割りとか、奇妙な演出とか、きついテーマ選びをしていった結果ニューシネマとたまたま路線が被ったッて感じなんじゃなかろうかと思います。けどやっぱりそれって、一番自然なやり方をあえて外してるわけで、なんでしょう・・・、やっぱ本質からずれてんじゃないのかなーと思いますね。
でも決して悪い映画じゃない、Iは大島渚のファンでもなんでもなくてちょこちょこしか見てないので偉そうなことは言えませんけど、他のレヴューとかを見るとキビシーですね、セリフが詰まったり飛んだりしてるって、でもわざとそうしてカットを少なくした長回しをして俳優たちの緊迫感をつくってるのでしょう、それにコトバにつまってるのだってそれがリアリティです、だって現実では、映画みたいな長台詞をしゃべることなんてないし、それもかまないですらすらしゃべるってこともありえない。だからコトバをのんだりつまったりしない、いわゆる普通の映画、のほうが不自然極まりないのですよね。でも結婚式から次々と事実がわかっていくっていう映画の作り方はまさに「悪い奴ほどよく眠る」とかぶってしまってるなって気がしました。
津川雅彦は若い頃はこんな精悍なイケでシリアスな演技をするヒトだったんですねー、今は想像出来ません。
ただほんとこの50、60年代の映画ってのはテレビには出てきませんね。自主規制ってやつですか・・
1969 東大紛争の記録 東京大学新聞研究所 日本評論社 /戦後史証言PROJECT「日本人は何をめざしてきたのか」 「知の巨人たち」第三回「民主主義を求めて」政治学者~丸山眞男~ 折原浩
なかなかどうして、面白い本でした。東大紛争が医学部のインターン問題というけっこう専門的な問題から始まって全学部ストライキ、闘争の拡大、大学首脳部のクビを飛ばし、団体交渉にいたるまで、ドラマチックです。
この本は1969年の終わりと同時にたぶん刊行されていますので、70年1月の安田講堂攻防戦で全共闘が完全に敗北するというクライマックスは描かれてません。本の末尾には改革はこれからも長く続くだろう、とありますが、実際には半月ほどで終結してしまうのですね。で、それ以後大学の改革はなされたのかというにに、それは詳細に調べて無いからわかりませんけど、紆余曲折はあったにせよ、現在、の大学を見る限り、学生と教授とか同じ立場にたって大学自治を運営してる大学なんてどこにもありゃしませんのでね。そんなことをしようという学生もいないです。自分のキャリアだけが大事だってのばっかしですし。
結果的には若者は当時の体制側に完全に飲まれて自らも体制側になるってことで全員腐り果てたら怖くない、っていういつもの日本人にカムバックしたって感じですかね。
インターン問題はそもそも無給でインターンとしてほぼ無権利で働かされるってのが問題の1つなのですが、学生運動をする、っていう行為も無給で他者のために頑張ってるのです、そのエネルギーはなんなんだろう、今の学生は絶対しませんね、バイトあるから帰ります。学生に限らず、もう無料で誰かのために何かをするなんてことは考えられないっていうのがこの社会の調子でしょうね。
そう考えるとやり過ぎだよ、っていう感じのある全共闘の方々の言ってたことが、本当は的を得てたんでしょう、ここで闘争をやめたって何も変わりはしないぞ、って。事実何も変わりはしなかったのです。より、悪化した。
大学は産業と、国家権力、と軍隊、から自立していなければならない。と言ってるのですけど、おー!と思いますね、むしろ現代の大学は、産業に奉仕する以外の何者でもない就職予備校でして、誰も学問なんてやってないです、シューカツ、ばっかしでね。あとはセックスパーティーです。それを大学が自慢してますからね、就職率90%!インターン、企業説明会を学内で開催してます。ってな調子。全共闘のヒトが生きてたら赤軍じゃなくてもテロを起こしたくなるような状態。
といってIは全共闘を支持するわけでも全然無いです、ただなんだろう、若者のすごいいい部分と悪い部分が明快にありますよね、今の若者ってのは若者、っていう役割を演じるのを拒否してますから、こういう若いなーー!!っていう人は・・・・必要だと思う。だって全員老人の役やってたって演劇にならないもの。
実力行使は悪、というのは現代はもっともっと鉄の掟になってしまってるけど、話し合いってのは話し合う、意思、が無いヤツとは出来ないものです。現代は双方ともに話し合う気が無いですね、どうせ言っても無駄。管理社会の中でヘラヘラガンバルしかないよ、それが出来ないなら自殺。すぐに自殺。それほど話し合うってことに幻想を抱いてないわけで、自殺者はリアリストであるわけです。社会はリアリストになってロマンチストを駆逐したって感じがしないのでもない。
豊かさと引き換えに何かを失ってしまった気がする・・・みたいな決まり文句がありますけれど、豊かさと引き換えに失ったものは、ものすごいはっきりしてる。
それは正義、ですよ。世界がアメリカが手動ではありませんが、1つのグローバル資本主義という体制に、たった1つの独占独裁的その体制に一本化されて、内部崩壊を起こしてるわけですが、つまり世界のどこにも、正義、が無いんです。
////////////
ちょうど折よく丸山眞男の特集をNHKでやってましたよ。Iも丸山っていうと口先だけのブルジョア左派って感じがするんですけど、丸山はこの闘争当時の東大にいて、しかもたぶんかなり先導するような立場にいたのですけど、学生運動に対して完全に沈黙、何もしなかった。それには色々理由があんだよ、ってことです。
戦争に参加した世代として、暴力の本当ってのを知ってるから、ほんとのほんとは、虚妄だってことをわかっているから、けれどそれを信じ続けたいから、みたいな理由。それがでも本当だって気がする、丸山氏、阿呆ではないですから、日本人には民主主義を運営する能力なんて無いってのを気づいてるでしょう、でもそれを認めたくないんですよね。
まぁそれはたぶん再放送があると思うので見て下さいってことなんですが、1人折原浩東大助教授という人物がいて、なんだろう、この人は、目が死んでない。って気がして調べてしまいました。やっぱり反骨の精神を持った良い学者みたいです、ホムペに丸山について書いているのでどうぞ
http://hwm5.gyao.ne.jp/hkorihara/maruyamaron.htm
久々にこんなに遊びの無いホムペを見たぜw 今度この人の本を読んでみようと思います。専門はウェーバーらしいですね。
そう、書き忘れてましたけど、昭和43年・・とか昭和36年・・とか相変わらず和暦を使うんですけどNHKは、そりゃあんたら昭和に生きてた人にはそれでわかるのかもしれませんがね、平成生まれにしてはいちいち西暦にもどして考えるのは面倒なんです、それに西暦にしてその時世界は・・っていうふうに横に考える時に和暦は超不便、自分たちのことしか考えてないことを丸出しです昭和なんて、知るかって話。それくらいわかれっていう横柄な態度もわかるんですけど、こぉいう話しってのは若いヤツに興味を持ってもらわないといけない番組なんです、老人たちが懐かしいなぁって思うだけの番組なら、かってにネット放送でもしてろって話し、公共の電波でやってるんだから、若い人にもわかりやすいようにして下さい。どうせ中学生とかは丸山の番組なんて見ねぇだろっていう諦めが見える気がする。この番組を作る制作会社が、学生運動を扱って置きながら自分たちの組織では若い人の意見を汲み取れてないんじゃないのって気がしますね。
この本は1969年の終わりと同時にたぶん刊行されていますので、70年1月の安田講堂攻防戦で全共闘が完全に敗北するというクライマックスは描かれてません。本の末尾には改革はこれからも長く続くだろう、とありますが、実際には半月ほどで終結してしまうのですね。で、それ以後大学の改革はなされたのかというにに、それは詳細に調べて無いからわかりませんけど、紆余曲折はあったにせよ、現在、の大学を見る限り、学生と教授とか同じ立場にたって大学自治を運営してる大学なんてどこにもありゃしませんのでね。そんなことをしようという学生もいないです。自分のキャリアだけが大事だってのばっかしですし。
結果的には若者は当時の体制側に完全に飲まれて自らも体制側になるってことで全員腐り果てたら怖くない、っていういつもの日本人にカムバックしたって感じですかね。
インターン問題はそもそも無給でインターンとしてほぼ無権利で働かされるってのが問題の1つなのですが、学生運動をする、っていう行為も無給で他者のために頑張ってるのです、そのエネルギーはなんなんだろう、今の学生は絶対しませんね、バイトあるから帰ります。学生に限らず、もう無料で誰かのために何かをするなんてことは考えられないっていうのがこの社会の調子でしょうね。
そう考えるとやり過ぎだよ、っていう感じのある全共闘の方々の言ってたことが、本当は的を得てたんでしょう、ここで闘争をやめたって何も変わりはしないぞ、って。事実何も変わりはしなかったのです。より、悪化した。
大学は産業と、国家権力、と軍隊、から自立していなければならない。と言ってるのですけど、おー!と思いますね、むしろ現代の大学は、産業に奉仕する以外の何者でもない就職予備校でして、誰も学問なんてやってないです、シューカツ、ばっかしでね。あとはセックスパーティーです。それを大学が自慢してますからね、就職率90%!インターン、企業説明会を学内で開催してます。ってな調子。全共闘のヒトが生きてたら赤軍じゃなくてもテロを起こしたくなるような状態。
といってIは全共闘を支持するわけでも全然無いです、ただなんだろう、若者のすごいいい部分と悪い部分が明快にありますよね、今の若者ってのは若者、っていう役割を演じるのを拒否してますから、こういう若いなーー!!っていう人は・・・・必要だと思う。だって全員老人の役やってたって演劇にならないもの。
実力行使は悪、というのは現代はもっともっと鉄の掟になってしまってるけど、話し合いってのは話し合う、意思、が無いヤツとは出来ないものです。現代は双方ともに話し合う気が無いですね、どうせ言っても無駄。管理社会の中でヘラヘラガンバルしかないよ、それが出来ないなら自殺。すぐに自殺。それほど話し合うってことに幻想を抱いてないわけで、自殺者はリアリストであるわけです。社会はリアリストになってロマンチストを駆逐したって感じがしないのでもない。
豊かさと引き換えに何かを失ってしまった気がする・・・みたいな決まり文句がありますけれど、豊かさと引き換えに失ったものは、ものすごいはっきりしてる。
それは正義、ですよ。世界がアメリカが手動ではありませんが、1つのグローバル資本主義という体制に、たった1つの独占独裁的その体制に一本化されて、内部崩壊を起こしてるわけですが、つまり世界のどこにも、正義、が無いんです。
////////////
ちょうど折よく丸山眞男の特集をNHKでやってましたよ。Iも丸山っていうと口先だけのブルジョア左派って感じがするんですけど、丸山はこの闘争当時の東大にいて、しかもたぶんかなり先導するような立場にいたのですけど、学生運動に対して完全に沈黙、何もしなかった。それには色々理由があんだよ、ってことです。
戦争に参加した世代として、暴力の本当ってのを知ってるから、ほんとのほんとは、虚妄だってことをわかっているから、けれどそれを信じ続けたいから、みたいな理由。それがでも本当だって気がする、丸山氏、阿呆ではないですから、日本人には民主主義を運営する能力なんて無いってのを気づいてるでしょう、でもそれを認めたくないんですよね。
まぁそれはたぶん再放送があると思うので見て下さいってことなんですが、1人折原浩東大助教授という人物がいて、なんだろう、この人は、目が死んでない。って気がして調べてしまいました。やっぱり反骨の精神を持った良い学者みたいです、ホムペに丸山について書いているのでどうぞ
http://hwm5.gyao.ne.jp/hkorihara/maruyamaron.htm
久々にこんなに遊びの無いホムペを見たぜw 今度この人の本を読んでみようと思います。専門はウェーバーらしいですね。
そう、書き忘れてましたけど、昭和43年・・とか昭和36年・・とか相変わらず和暦を使うんですけどNHKは、そりゃあんたら昭和に生きてた人にはそれでわかるのかもしれませんがね、平成生まれにしてはいちいち西暦にもどして考えるのは面倒なんです、それに西暦にしてその時世界は・・っていうふうに横に考える時に和暦は超不便、自分たちのことしか考えてないことを丸出しです昭和なんて、知るかって話。それくらいわかれっていう横柄な態度もわかるんですけど、こぉいう話しってのは若いヤツに興味を持ってもらわないといけない番組なんです、老人たちが懐かしいなぁって思うだけの番組なら、かってにネット放送でもしてろって話し、公共の電波でやってるんだから、若い人にもわかりやすいようにして下さい。どうせ中学生とかは丸山の番組なんて見ねぇだろっていう諦めが見える気がする。この番組を作る制作会社が、学生運動を扱って置きながら自分たちの組織では若い人の意見を汲み取れてないんじゃないのって気がしますね。
2014年7月25日金曜日
1970 いちご白書 strawberry statement film ニューシネマ
たぶんこの映画は世界で一番日本で知名度が高い妙な映画です、いちご白書をもう一度、というPOPソングもあるわけでそれがヒットしたことからも。
映画としては、アメリカン・ニューシネマのトリッピーな感じに、学生運動っていうモチーフをとりあえずぶっこんだという映画です、ノンフィクションの本をベースにしてますが、あんまし本とか関係無い感じです、ともかく、ジョニ・ミッチェル、CSNYとかのPOPソングがガンガン鳴って、若者は反抗的で、最後には権力に屈するっていう、ニューシネマの文法をしっかり守っています。だから映画として別に政治的主張はほとんど感じられないです、ただなんとなく物悲しいって感じ。70年の映画ですから学生運動はすでに下火です、それがなんとなく虚無的な調子の理由なんじゃないでしょうか、60年だったらもうちょっと生き生きした感じにするはずだから。
映画全体の完成度はちょっといかがなものか、なんでこんなにチープなカメラを使ってるのでしょう?予算が無かったのかな、写真の色調が悪い気がする。70年代だったらもっと鮮明でクリアな映像になるはずなのにな、もしかして撮影監督無しでやったのかもしれません。
ニューシネマっていうのは、I的には、映画がテレビに取って代わられてしまって、映画が生きる道を探そうとした運動でした、やっぱしニューシネマというとイージーライダーですが、Iはやっぱ真夜中のカウボーイ、ミッドナイトカウボーイがニューシネマだなーって感じですね。
ニューシネマはテーマが深刻なんですね、普通のハリウッド映画はテーマなんて無いに等しい、楽しいのがすべて、だから。だからニューシネマってある意味全然アメリカらしくない映画運動です、ヨーロッパ映画そのまま、バッドエンドで映画が終わるってのはずっとタブーだったんですよね、ハリウッドでは。けどニューシネマはほとんど主人公達の全滅エンドっていうシェイクスピア的終わり方をします。
クレーマークレーマー、テルマ&ルイーズ、ボニー&クライド、カッコーの巣の上で・・・だいたいうわーっていう終わり方。
ニューシネマはいわゆる、スピルバーグ、ルーカス時代が到来したおかげで一気に勢いを失うわけですけど、彼らが映画を駄目にした、って言うヒトは多いですね。まるでヒトラーの政権放送みたいに、社会の最低レベルの理解力しか持たない人間に訴えることが、大衆、に訴える最良の方法であるってわけで、スピルバーグルーカスフィルムはどんなバカにだって楽しめるように作られています。当然売れ行きもいいわけです。
映画の生きる道は、映画にしか出来ない真剣なメッセージを込めるというよりは、テレビよりも大量の予算を爆発的につぎ込んで、超エンタメ作品を作ることだ、テレビよりも更に産業化されることが必要だ、という結論でそれからのハリウッドは動いていくわけですが、果たしてそれが良かったのかどうか・・・。
けど映画ベスト100みたいなんに入るのはほとんどすべてこのニューシネマ時代の映画ですね、映画好きはいつだってこういう単館上映的な映画を評価する。大衆とは逆行して。頭がいいヤツよりも悪いヤツのほうが多いんだから、映画は産業だとするなら当然わかりやすい映画にするしかないに決まってる。
結局売上がすべてなんだ、っていう価値観に対抗する価値観、ってものが今の世界にはありませんから、ニューシネマが敗北するのは当然なのでした、当時はあったんですね、反戦運動しかり、トロツキズムしかり、ゲバラしかり・・・・ソ連なんて国もありましたし・・・
映画としては、アメリカン・ニューシネマのトリッピーな感じに、学生運動っていうモチーフをとりあえずぶっこんだという映画です、ノンフィクションの本をベースにしてますが、あんまし本とか関係無い感じです、ともかく、ジョニ・ミッチェル、CSNYとかのPOPソングがガンガン鳴って、若者は反抗的で、最後には権力に屈するっていう、ニューシネマの文法をしっかり守っています。だから映画として別に政治的主張はほとんど感じられないです、ただなんとなく物悲しいって感じ。70年の映画ですから学生運動はすでに下火です、それがなんとなく虚無的な調子の理由なんじゃないでしょうか、60年だったらもうちょっと生き生きした感じにするはずだから。
映画全体の完成度はちょっといかがなものか、なんでこんなにチープなカメラを使ってるのでしょう?予算が無かったのかな、写真の色調が悪い気がする。70年代だったらもっと鮮明でクリアな映像になるはずなのにな、もしかして撮影監督無しでやったのかもしれません。
ニューシネマっていうのは、I的には、映画がテレビに取って代わられてしまって、映画が生きる道を探そうとした運動でした、やっぱしニューシネマというとイージーライダーですが、Iはやっぱ真夜中のカウボーイ、ミッドナイトカウボーイがニューシネマだなーって感じですね。
ニューシネマはテーマが深刻なんですね、普通のハリウッド映画はテーマなんて無いに等しい、楽しいのがすべて、だから。だからニューシネマってある意味全然アメリカらしくない映画運動です、ヨーロッパ映画そのまま、バッドエンドで映画が終わるってのはずっとタブーだったんですよね、ハリウッドでは。けどニューシネマはほとんど主人公達の全滅エンドっていうシェイクスピア的終わり方をします。
クレーマークレーマー、テルマ&ルイーズ、ボニー&クライド、カッコーの巣の上で・・・だいたいうわーっていう終わり方。
ニューシネマはいわゆる、スピルバーグ、ルーカス時代が到来したおかげで一気に勢いを失うわけですけど、彼らが映画を駄目にした、って言うヒトは多いですね。まるでヒトラーの政権放送みたいに、社会の最低レベルの理解力しか持たない人間に訴えることが、大衆、に訴える最良の方法であるってわけで、スピルバーグルーカスフィルムはどんなバカにだって楽しめるように作られています。当然売れ行きもいいわけです。
映画の生きる道は、映画にしか出来ない真剣なメッセージを込めるというよりは、テレビよりも大量の予算を爆発的につぎ込んで、超エンタメ作品を作ることだ、テレビよりも更に産業化されることが必要だ、という結論でそれからのハリウッドは動いていくわけですが、果たしてそれが良かったのかどうか・・・。
けど映画ベスト100みたいなんに入るのはほとんどすべてこのニューシネマ時代の映画ですね、映画好きはいつだってこういう単館上映的な映画を評価する。大衆とは逆行して。頭がいいヤツよりも悪いヤツのほうが多いんだから、映画は産業だとするなら当然わかりやすい映画にするしかないに決まってる。
結局売上がすべてなんだ、っていう価値観に対抗する価値観、ってものが今の世界にはありませんから、ニューシネマが敗北するのは当然なのでした、当時はあったんですね、反戦運動しかり、トロツキズムしかり、ゲバラしかり・・・・ソ連なんて国もありましたし・・・
2014年7月23日水曜日
hitler the rise of evil ヒトラー 権力への道 2003
CBC、CBS(Columbia Broadcasting System)共同制作による、テレビ映画、です。
ロバート・カーライル(トレインスポッティングのベグビー役をやってた人)、が主演でして、かなり豪華です。豪華っつーかテレビ映画でどうしてこんなに予算があるのやらまったく理解できないくらいきちんと作ってあります。
ドキュメンタリー系の映画なので、それほど嘘はありません、もちろん、ゲッベルスとかゲーリングとかヒトラー幹部こんなイケメンじゃなくね?
レームがゲイで処分されたってとこをなんで抜かしたの?ヒトラーがアンチセマイティズム、つまり反ユダヤ主義だ、ってことを散々強調するのですが、それよりもヒトラーはアーリア人種、の優等生、というのが前提になってのですよね。
アーリア人種が最高の人種である、つまり選民主義ですが、それがなによりの前提です。実は!ユダヤ人も選民主義なんだってことをお忘れないように。ユダヤ教では、ユダヤ人だけが、神によって救われるのです、だからその2つが互いを排除しようとするのは当然といえば当然です。根っ子の根っ子で相容れない、というか、選民主義っていう思想は自分たち以外のすべてのイキモノに対する宣戦布告と受け取られてもしょうがないと思います。ユダヤ人は無実の罪で虐殺された、というけれど、ちゃんとユダヤの歴史ってのを見れば、当然社会と対立するってのはわかる。ヒトラーが魔術を使って差別を生み出したのではなくて、ヒトラーは元からあるそれ、を利用させて、奴らを全滅させてやりたいっていう、本当はやりたいんだけど出来ない、ことを実現させたってことです。今のパキスタンとイスラエルの戦争もそうです、パキスタンもイスラエルも、相手が一人残らずWIPE OUTされればいいと心の底では思ってる。
そんな批判はいいとして、ヒトラーの幼少期から、権力を獲得するまで、という戦争ではなく政治闘争の時代の話しってのは結構珍しいし、いいところに目をつけてるなぁって気がしますね。だって戦争シーンはものすげぇ予算食ってしまうしな。
RISE OF EVILって副題からして、ヒトラーを悪、として決めつけてますけど、果たして、ヒトラーが悪なのか?悪が先にあって、ヒトラーがそれを利用したんじゃないかって話しです。あらゆる魅力的な悪役に共通ですけど、ヒトラーにはとても良い部分がある、それは凡人よりもずば抜けて優れたところ。ヒトラーは結構他人思いだってことです。独裁者っていうと、ふつーのイメージでは自分のことだけしか考えてなくて、傍若無人ですぐにハーレムを作って酒池肉林、ルイ14世的なイメージだけどヒトラーやナポレオンは仕事熱心だし、ハーレムでセックス三昧などをしないで、むしろ恋愛においては純粋だったりする。そして実は本当に国の為だ、って少なくとも本人は思ってたりする。
このブログはことあるごとにヒトラーを取り上げてますがw やっぱしこの人物ってのは、もっとも20世紀的人物っていうか、20世紀の主役なんですよねー。
このヒトラーの芸術家崩れのホームレスから、生活保護者、まったく死を恐れない兵隊、敗残兵を束ねる極右政党員、天才的演説家と大衆操作の技術者、合法的な選挙による権力掌握、そして全権委任、ヨーロッパの半分以上を支配する独裁者へ、っていう流れはほんとーにどんな作家のシナリオよりも、まったく滑稽で馬鹿げているようなありえないリアリティです。
ロバート・カーライルは悪い、っていうかクセのある人間をやらせたらやっぱ一流ですねー、いい俳優ですー。ただヒトラーが英語しゃべってるのは超違和感w でも相当資料を見て研究したんだろーなーって感じ、偉い。
ロバート・カーライル(トレインスポッティングのベグビー役をやってた人)、が主演でして、かなり豪華です。豪華っつーかテレビ映画でどうしてこんなに予算があるのやらまったく理解できないくらいきちんと作ってあります。
ドキュメンタリー系の映画なので、それほど嘘はありません、もちろん、ゲッベルスとかゲーリングとかヒトラー幹部こんなイケメンじゃなくね?
レームがゲイで処分されたってとこをなんで抜かしたの?ヒトラーがアンチセマイティズム、つまり反ユダヤ主義だ、ってことを散々強調するのですが、それよりもヒトラーはアーリア人種、の優等生、というのが前提になってのですよね。
アーリア人種が最高の人種である、つまり選民主義ですが、それがなによりの前提です。実は!ユダヤ人も選民主義なんだってことをお忘れないように。ユダヤ教では、ユダヤ人だけが、神によって救われるのです、だからその2つが互いを排除しようとするのは当然といえば当然です。根っ子の根っ子で相容れない、というか、選民主義っていう思想は自分たち以外のすべてのイキモノに対する宣戦布告と受け取られてもしょうがないと思います。ユダヤ人は無実の罪で虐殺された、というけれど、ちゃんとユダヤの歴史ってのを見れば、当然社会と対立するってのはわかる。ヒトラーが魔術を使って差別を生み出したのではなくて、ヒトラーは元からあるそれ、を利用させて、奴らを全滅させてやりたいっていう、本当はやりたいんだけど出来ない、ことを実現させたってことです。今のパキスタンとイスラエルの戦争もそうです、パキスタンもイスラエルも、相手が一人残らずWIPE OUTされればいいと心の底では思ってる。
そんな批判はいいとして、ヒトラーの幼少期から、権力を獲得するまで、という戦争ではなく政治闘争の時代の話しってのは結構珍しいし、いいところに目をつけてるなぁって気がしますね。だって戦争シーンはものすげぇ予算食ってしまうしな。
RISE OF EVILって副題からして、ヒトラーを悪、として決めつけてますけど、果たして、ヒトラーが悪なのか?悪が先にあって、ヒトラーがそれを利用したんじゃないかって話しです。あらゆる魅力的な悪役に共通ですけど、ヒトラーにはとても良い部分がある、それは凡人よりもずば抜けて優れたところ。ヒトラーは結構他人思いだってことです。独裁者っていうと、ふつーのイメージでは自分のことだけしか考えてなくて、傍若無人ですぐにハーレムを作って酒池肉林、ルイ14世的なイメージだけどヒトラーやナポレオンは仕事熱心だし、ハーレムでセックス三昧などをしないで、むしろ恋愛においては純粋だったりする。そして実は本当に国の為だ、って少なくとも本人は思ってたりする。
このブログはことあるごとにヒトラーを取り上げてますがw やっぱしこの人物ってのは、もっとも20世紀的人物っていうか、20世紀の主役なんですよねー。
このヒトラーの芸術家崩れのホームレスから、生活保護者、まったく死を恐れない兵隊、敗残兵を束ねる極右政党員、天才的演説家と大衆操作の技術者、合法的な選挙による権力掌握、そして全権委任、ヨーロッパの半分以上を支配する独裁者へ、っていう流れはほんとーにどんな作家のシナリオよりも、まったく滑稽で馬鹿げているようなありえないリアリティです。
ロバート・カーライルは悪い、っていうかクセのある人間をやらせたらやっぱ一流ですねー、いい俳優ですー。ただヒトラーが英語しゃべってるのは超違和感w でも相当資料を見て研究したんだろーなーって感じ、偉い。
2014年7月21日月曜日
ジブリ汗まみれ 140720 近藤喜文について
マーニーは喜文イズムなんじゃなー、っていう話しから、近藤監督? 近藤作画監督、こっちがすわりがいいですよね、についての話しです。
この前、近藤勝也作画監督、について書きました、耳すま以降、の作画はこの人であるからこの人が一番上手いアニメーターなんであろう、って。
それ以前、ホタル、トトロ、もちろん耳すまの作画をやってたのがキブン、本当はヨシフミ、さんです、奇しくも両方近藤さんなので、キブン、と勝也なのですけど。キブン作画、について鈴木さんが語ってくれて目からうろこポロポロです。
耳すまってのはアニメーションとして、抜群の出来でした、ナウシカは作品として抜群でしたが、作画は荒いとこが目立ちます、荒いっていうか、絵の具の映えが悪いっていうか・・。今ひとつ色がぱっとしないのですよね、たぶんそれは撮影機材とか絵の具の質とか紙の調子とか、が問題なのでしょうけど。
だからアニメーターになりたい人は絶対に耳をすませばから学ぶといいなと思うのです、Iはアニメーターでもなんでもないんですけどw 絵を描く人ではありますので、絵としてものすごい出来がいいってのがわかります。
あのしずくが、全然だめだよねーIは・・・、っていって体操ずわりするとこがあるじゃないですか、あそこは絵コンテではパンツが見えてるわけですけど、キブン作画によって、手を足の間に通してスカートを抑えるようになっているんです。駿作画ってのはズロースってのかかぼちゃパンツっていうのかがちらちら見えるのですけど(あんなアンダー履いてるヤツいねぇよ、90年代の女子では)キブン的にはそれは無しなんです、それでもめたらしいのですが、結局キブン作画が通りました。
Iもなんかあのシーンはすげぇ違和感があって、妙なテンション、ってーのか、妙な感じ、恐ろしく妙な感じ、空間が歪むようなもやーっとした感じがあったのをすごい覚えています、そういうわけだったのか! 駿氏があんな、手を足の下にくぐらせる座り方をやらせるはずがないものね。
駿氏ってのは実際オンナってのを描けないひとです、女の子、は書けるけど。キブンはオンナってのを書けるんです、少女もかけるし、オンナも描ける、そこが天才アニメーターなんですよね。自身スーパーアニメーターである駿氏が絶対にスタッフとして欲しがる人材ですからどんだけ上手いかってのがわかろうってもんです。
だからあのシーンは、しずくがちょっと、オンナ、である、ってのが出るトコで、なんかもやっ、としたものが出るのですよねー、それがしずくのもやもやした感じが出てスゲー良いってことなんでせう。汐のオンナっぽさの無いことw 駿氏が描くオンナって全部あぁいう感じ、サディストっつーのか、おせおせの強いオンナ。ツンツンしてる。デレは一切無し。こっ恥ずかしくて描けないってわけ。それがもぉ完全におばはんにするかですねー。 風立ちぬの奈緒子もどう見たって高校生にしか見えないしなー。
ただマーニーは見ないなw
残念ながらあの監督には才能が欠けてる、本当は才能が無いわけじゃないんですけど、駿氏と比べたらどうしたって見劣りするわけで、ちょっと才能がある、じゃ駄目なんですよねー・・・。
そう一番書きたいことを忘れてました、汗まみれはポッドキャストでバックナンバー配信してるんですけど、政治的なテーマの回。集団自衛権の回はバックナンバーが無いわけです、TOKYOFMが拒否してるのか知らないけど、ちょっとねー。どうしてそれは禁じられてるのか、って本当に考えなおす時に来てるんじゃないのかなーと。
汗まみれはたぶんマスメディアでほぼ唯一そういうことにたまに衣着せぬ発言をする番組でもあるのです。よくある、毒にも薬にもならない、失言だけはしないよーに、っていう政見放送の延長みたいな討論番組とは違いましてね。
この前、近藤勝也作画監督、について書きました、耳すま以降、の作画はこの人であるからこの人が一番上手いアニメーターなんであろう、って。
それ以前、ホタル、トトロ、もちろん耳すまの作画をやってたのがキブン、本当はヨシフミ、さんです、奇しくも両方近藤さんなので、キブン、と勝也なのですけど。キブン作画、について鈴木さんが語ってくれて目からうろこポロポロです。
耳すまってのはアニメーションとして、抜群の出来でした、ナウシカは作品として抜群でしたが、作画は荒いとこが目立ちます、荒いっていうか、絵の具の映えが悪いっていうか・・。今ひとつ色がぱっとしないのですよね、たぶんそれは撮影機材とか絵の具の質とか紙の調子とか、が問題なのでしょうけど。
だからアニメーターになりたい人は絶対に耳をすませばから学ぶといいなと思うのです、Iはアニメーターでもなんでもないんですけどw 絵を描く人ではありますので、絵としてものすごい出来がいいってのがわかります。
あのしずくが、全然だめだよねーIは・・・、っていって体操ずわりするとこがあるじゃないですか、あそこは絵コンテではパンツが見えてるわけですけど、キブン作画によって、手を足の間に通してスカートを抑えるようになっているんです。駿作画ってのはズロースってのかかぼちゃパンツっていうのかがちらちら見えるのですけど(あんなアンダー履いてるヤツいねぇよ、90年代の女子では)キブン的にはそれは無しなんです、それでもめたらしいのですが、結局キブン作画が通りました。
Iもなんかあのシーンはすげぇ違和感があって、妙なテンション、ってーのか、妙な感じ、恐ろしく妙な感じ、空間が歪むようなもやーっとした感じがあったのをすごい覚えています、そういうわけだったのか! 駿氏があんな、手を足の下にくぐらせる座り方をやらせるはずがないものね。
駿氏ってのは実際オンナってのを描けないひとです、女の子、は書けるけど。キブンはオンナってのを書けるんです、少女もかけるし、オンナも描ける、そこが天才アニメーターなんですよね。自身スーパーアニメーターである駿氏が絶対にスタッフとして欲しがる人材ですからどんだけ上手いかってのがわかろうってもんです。
だからあのシーンは、しずくがちょっと、オンナ、である、ってのが出るトコで、なんかもやっ、としたものが出るのですよねー、それがしずくのもやもやした感じが出てスゲー良いってことなんでせう。汐のオンナっぽさの無いことw 駿氏が描くオンナって全部あぁいう感じ、サディストっつーのか、おせおせの強いオンナ。ツンツンしてる。デレは一切無し。こっ恥ずかしくて描けないってわけ。それがもぉ完全におばはんにするかですねー。 風立ちぬの奈緒子もどう見たって高校生にしか見えないしなー。
ただマーニーは見ないなw
残念ながらあの監督には才能が欠けてる、本当は才能が無いわけじゃないんですけど、駿氏と比べたらどうしたって見劣りするわけで、ちょっと才能がある、じゃ駄目なんですよねー・・・。
そう一番書きたいことを忘れてました、汗まみれはポッドキャストでバックナンバー配信してるんですけど、政治的なテーマの回。集団自衛権の回はバックナンバーが無いわけです、TOKYOFMが拒否してるのか知らないけど、ちょっとねー。どうしてそれは禁じられてるのか、って本当に考えなおす時に来てるんじゃないのかなーと。
汗まみれはたぶんマスメディアでほぼ唯一そういうことにたまに衣着せぬ発言をする番組でもあるのです。よくある、毒にも薬にもならない、失言だけはしないよーに、っていう政見放送の延長みたいな討論番組とは違いましてね。
2014年7月19日土曜日
MAKING 170
あっ! 二枚目色間違えた・・・
////////////
なんか色々なものが一段落して暇ですね、いや暇じゃねぇんですけど、ずっと集中力がいる作業をするのはしんどいんです、息抜きになにをするかってのは、今日のメシよりも大事なことなんですが。
ここは大人しくMLBを見ましょう。
brian wilson beach boys good vibration 1966 和訳 解説
I, I love the colorful clothes she wears
And the way the sunlight plays upon her hair
I・・IはCのまとっているカラフルな服が大好きだ、太陽がCがの髪をなでるようにきらめかせ
I hear the sound of a gentle word
On the wind that lifts her perfume through the air
優しいコトバの響きが聞こえる、Cの香水をまたたかせるそよかぜから
I'm pickin' up good vibrations
She's giving me excitations
Iはグッド・ヴァイブレーションを手に入れる、Cは絶頂を与えてくれる・・・
I'm pickin' up good vibrations (Oom bop, bop, good vibrations)
She's giving me excitations(Oom bop, bop, excitations)
Good good good good vibrations (Oom bop, bop)
She's giving me excitations(Oom bop, bop, excitations)
Good good good good vibrations (Oom bop, bop)
She's giving me excitations (Oom bop, bop, excitations)
Close my eyes
She's somehow closer now
目を閉じると、Cをもっと近くに感じる
Softly smile, I know she must be kind
When I look in her eyes
柔らかく微笑して、Cはきっと笑ってるだろう、その瞳を見た時には
She goes with me to a blossom world
CはIと一緒に花咲く世界へと旅立ってくれる
I'm pickin' up good vibrations
She's giving me excitations
I'm pickin' up good vibrations (Oom bop, bop, good vibrations)
She's giving me excitations (Oom bop, bop, excitations)
Good good good good vibrations (Oom bop, bop)
She's giving me excitations (Oom bop, bop, excitations)
Good good good good vibrations (Oom bop, bop)
She's giving me excitations (Oom bop, bop, excitations)
(Ah)
(Ah my my what elation)
あぁ、あぁなんて歓喜
I don't know where but she sends me there
それがどこかわからないけどCはそこへIを運んでくれる
(Ah my, my, what a sensation)
なんて戦慄!
(Ah my, my, what elations)
(Ah my, my, what)
なんて・・なんて!
Gotta keep those lovin' good vibrations
A happenin' with her
このグッド・ヴァイブレーションを愛し続けていないと、Cが巻き起こすそれを
Gotta keep those lovin' good vibrations
A happenin' with her
Gotta keep those lovin' good vibrations
A happenin'
Ah
Good good good good vibrations (Oom bop, bop, I'm pickin' up good vibrations)
She's giving me excitations (Oom bop, bop, excitations)
Good good good good vibrations (Oom bop, bop)
She's na, na
Na, na, na, na, na
Na, na, na
Na, na, na, na, na
Na, na, na
Do, do, do, do, do,
Do, do, do
Do, do, do, do, do,
Do, do, do
特に歌詞が大事な曲ではありませんが、この曲ってのは構成、がキモなんですよね。ハーモニーとかいうよりも、構成が、ものすごい。まじイントロの斬新さったら無いです。今でこそこういう途中で曲調がぐるぐる変わるってのは、love is warm gun ,ボヘミアン・ラプソディ、パラノイド・アンドロイド、ってなものでロックオペラとかでも使われますけど、当時はそんなのは存在しなかった、もっと直線的でわかりやすいポップソングの時代ですから。
またアンサンブルもロックとはかけ離れてる、別にこれはロックってものでもなんでもない気がします、モノトロンのコード・カッティング、ドラム、ベースはプレシジョンベースとチェロ(!)、何かのギター、リード楽器はテルミン(!)。まずベースが2ラインだってのに驚きですね、メロディベースと、セロのルートのベースがあるんだ。
厚いコーラスが入るので上側の楽器はモノトーンだけという。
このビーチボーイズとブライアン・ウィルソンってのも背景知識が無いと意味がわからないです。至極簡単にいうと、ビーチボーイズには天才が1人いて、それがウィルソンです、他は別に歌の上手いコーラスで代用が聞く、スタジオ・ミュージシャンで大丈夫、ウィルソン主体のバンドだってことです。
けれどウィルソンは別にビーチ・ボーイズなる、海が似合うネアカの人間でもなんでもなく、ネクラ感満点のオタク気質の音響マニアです。だからサーフィンやら女の子やら車がどうのこうのっていうのにすぐに飽き飽きして、レコーディングだけをするようになった。
そのレコーディングスタジオに篭もりっきりっていうほとんどブライアン1人と、あとはプロのミュージシャンで作ったほぼソロアルバムが PET SOUNDS、1966 です。これは人間向きじゃなくてPETにしかわからんだろうっていう自嘲気味のアルバムでものすごい前衛サウンドです、当時は、ね。当然あなりセールスは振るわずにウィルソンはドラッグにはまっていくというどこかで聞いたようなことになるのです、PINK FLOYDもSTONESもこのパターン。
しかしウィルソンはSMILE、というアルバムに乗り出して、その先行シングルがこのGOOD VIBRATIONです、史上最高のシングル、と言われています。それはアルバムのSMILEが結局WILSONがイカれちまったために完成しなかったので、アルバムに入らなかったから、史上最高の、シングル、なんですね。こんないわくつきのシングル、ってのは他に無いから。
ウィルソンがおかしくなってしまってからもビーチボーイズは活動はしますけど、これもやっぱりジョーンズのいないSTONESでして、惰性で続いてるだけです。
ウィルソンはしかれども、ナッシュ(ナッシュ均衡のナッシュね)みたいに正気を取り戻して、音楽活動にカムバックします、そして未完のアルバムSMILE、は2004年、製作期間40年という破格のスケールの時間を要して完成されました。
これはこれでものすげーアルバムです。ただファンもほとんど死んでるし、若い人はウィルソンを知らないし、40年待てるファンもあんまいないわけで、あんまし話題にはならなかったのかもしれません。けど絶対に聞くべきです。
ドラッグで廃人になったヤツがカムバックするってのはあんまし無いことですね、レッチリは1人メンバーが死んでも続けられたし、NEW ORDERはヴォーカルが自殺して、ダンスロックみたいになった、エアロスミスもジャンキーからのカムバックですか・・・やっぱ結構いたわw ただ天才がいるバンドってのは難しいですよね、じゃあその天才とスタジオ・ミュージシャンだけでいいじゃん、バンドいる?ってなるから。だいたいみんなソロになる。といって天才過多のバンドも大変なのですね、ビートルみたいに天才たち、ではもぉガチ喧嘩です、POLICEもそぉ、ROSESもそう、BLURもそう、持たないのですよね、すぐに解散する。
天才を集めればいいってもんじゃない、ある程度プレイヤーに徹してくれる人じゃないと、FLEAとかは理想的なバンドマンですよね。
しかしこの曲およそ50年前の曲なんだよなー、色褪せないねー、というべきなのか、50年も何の進歩もしてないぞって思うべきなのかわかりません。ロックってのは新しい反骨の音楽だったのに、今では保守的音楽の代名詞になってしまいました。
2014年7月17日木曜日
ゴジラ (初代) 1954 志村喬
これは予想外にものすごいいい作品でしたw
やっぱより好みをせずに映画ってのは見ないといけないなーってものなんですけど、NHKで60週年ということでやってたんですが、志村喬が出てるんだ!ってので腰を据えてみました。
日本の俳優で一番有名なのは三船敏郎で間違いないのですけど、日本で一番の名優は誰かというとIは志村喬で間違いないと思いますね。もちろん三船はカリスマが服着て歩いてるようなスーパースターなんですけど、三船の相手を努められるのは志村喬しかいません。というか、世界、でも指折りであることは間違い無いですね。
(Iが思う一番演技が上手な人はーーー・・・やっぱリリアン・ギッシュですね、女優ですけど。ほんと度肝を抜くほどの演技力なんです、映画俳優ってのを人生をかけるほどの仕事だってのを確立したのはこの人だって思う)
生きる、での伝説的演技もそうですけど、やっぱ志村喬がいるだけで、単なる娯楽映画が、ちゃんとした映画になるのですねー。ただIは志村喬というと常におっさんとして登場していて、若いころってのを一切知りません、それをちょっとDIGしてみる必要がありますねー。
まぁ特撮のチープさったら無いのですけど、ミニチュアにしたってもうちょっと大きく作れよって思ったりね、しかしそれが50年代の東京の風景に妙にマッチして、それとやっぱしモノクロってのがいいのでしょうね、これがカラーだと泣きたくなるほどバカバカしい絵面になってしまうのですけど、モノクロとフィルム独特の味わいが、チープな特撮を今でも見るに耐えるものにしてくれます、やっぱし白黒なんだよなー映画って・・・・、カラーって死ぬほど難しいですよね、カラー映画を撮る事ができるってのはほんとなんだろ、特殊能力なんですよね、常人には無いもの。キューブリックはその稀有な才能を持ってましたけど、普通の人間にはカラーで白黒映画が持ってたテンション、っつーか緊張感を出すのは出来ないんですよね。
平成ゴジラをガキの頃見たことがありましたけど、ほぼなんのこっちゃーでしたね、なんで恐竜が人間の味方をするのかわからんし、美少女やコドモを守ろうとするのかちっとも解せない。初代ゴジラは水爆実験の副作用によって生まれたモンスターでして、論理的な思考などは全然ありません、でもそれで普通ですよね。それで東京を破壊しまくるんですけど、なんとなく、それが当然って気もする、こんな街破壊されて当然だっていうね。その爽快感はなんなんでしょう?ともかくこの怪物が東京を破壊ってのは、巨神兵現るっていうついこのあいだの特撮でも取り入れられている、お決まり、の1つになりました。
やっぱより好みをせずに映画ってのは見ないといけないなーってものなんですけど、NHKで60週年ということでやってたんですが、志村喬が出てるんだ!ってので腰を据えてみました。
日本の俳優で一番有名なのは三船敏郎で間違いないのですけど、日本で一番の名優は誰かというとIは志村喬で間違いないと思いますね。もちろん三船はカリスマが服着て歩いてるようなスーパースターなんですけど、三船の相手を努められるのは志村喬しかいません。というか、世界、でも指折りであることは間違い無いですね。
(Iが思う一番演技が上手な人はーーー・・・やっぱリリアン・ギッシュですね、女優ですけど。ほんと度肝を抜くほどの演技力なんです、映画俳優ってのを人生をかけるほどの仕事だってのを確立したのはこの人だって思う)
生きる、での伝説的演技もそうですけど、やっぱ志村喬がいるだけで、単なる娯楽映画が、ちゃんとした映画になるのですねー。ただIは志村喬というと常におっさんとして登場していて、若いころってのを一切知りません、それをちょっとDIGしてみる必要がありますねー。
まぁ特撮のチープさったら無いのですけど、ミニチュアにしたってもうちょっと大きく作れよって思ったりね、しかしそれが50年代の東京の風景に妙にマッチして、それとやっぱしモノクロってのがいいのでしょうね、これがカラーだと泣きたくなるほどバカバカしい絵面になってしまうのですけど、モノクロとフィルム独特の味わいが、チープな特撮を今でも見るに耐えるものにしてくれます、やっぱし白黒なんだよなー映画って・・・・、カラーって死ぬほど難しいですよね、カラー映画を撮る事ができるってのはほんとなんだろ、特殊能力なんですよね、常人には無いもの。キューブリックはその稀有な才能を持ってましたけど、普通の人間にはカラーで白黒映画が持ってたテンション、っつーか緊張感を出すのは出来ないんですよね。
平成ゴジラをガキの頃見たことがありましたけど、ほぼなんのこっちゃーでしたね、なんで恐竜が人間の味方をするのかわからんし、美少女やコドモを守ろうとするのかちっとも解せない。初代ゴジラは水爆実験の副作用によって生まれたモンスターでして、論理的な思考などは全然ありません、でもそれで普通ですよね。それで東京を破壊しまくるんですけど、なんとなく、それが当然って気もする、こんな街破壊されて当然だっていうね。その爽快感はなんなんでしょう?ともかくこの怪物が東京を破壊ってのは、巨神兵現るっていうついこのあいだの特撮でも取り入れられている、お決まり、の1つになりました。
MAKING 169
どうしたの、仕事してんじゃんw ってのはアレでただ単にアップをしてないのが溜まっていただけ、けどこのカット、セリフが結構手間取りましたね、この画像ではわからないけれど。描き直しまくった。
最後のカットだけ白目を白く塗ってみました。どーでしょー。
2014年7月15日火曜日
1922 荒地 WASTE LAND Thomas Stearns Eliot エリオット
超有名な詩。おそらく20世紀で一番有名な詩。WASTE LAND、ですが、それを読んでいる人は皆無に近い。
といってもわりと最近岩波に入ったんですね、おっそーーーー。著作権的なこと?エリオットがしんで50年ですかね。
有名な割に手に入りづらい詩、マヤコフスキー集成みたいなのもなかなか手に入らないのですけど、20世紀詩人、シリーズってのはほぼ一切、普通のルートではてにはいりませんな。
非常に難解といわれますけどそれほどでもないかなー、という気がします、なにぶん短いので難解であっても分析には時間がかかんない、失われた時を求めて・・、みたいに難解以前に長くて気が滅入るってものではありません。それに引用だってレイヤーだって、聖書、ダンテ、シェイクスピアあたりの超有名ドコロなので、そんなのは知ってて当然ってことなんでしょう、当時の文化ってのは、サロン社会ですから、知らないのは読者が悪いのです。フィネガンズ・ウェイクを読破したような歴戦の強者にはささいなこってす。エズラ・パウンドに献呈されてますが、パウンドの詩のほうがよっぽど・・、炸裂してます。まずパウンド自身が理解してるのかあやしい漢字をただの気分で突っコンでるしね。
翻訳不可能っていうジャンルがありますね、古くは渡辺一夫が挑戦したガルガンチュアシリーズ、そしてフィネガンズ、このWASTE LANDもその1つ、エズラ・パウンドもその1つ、けど少しずつ物好きの学者によって、翻訳されているようです。パウンドはでもさすがに無理だろ、って感じもするのですけど。すでに、コトバ、にもなってないものもあるから。
文化っていうものは、少しづつ前衛、によって自由な表現になっていっていると考えてる人が多いです、特に歴史とかを顧みないひとは。けど実際には、二次大戦以前の前衛、モダニズム、は現代よりも、何段階も前衛です、戦後、の文化というのは逆行していて、非常に保守的です。というより、市場主義、的です。売れる、ことが最重要になっている。戦前はそれよりも、もっと大事なことがあったんですね、究極的に現代的であること、とランボーがいうようなこと、それが売上などよりも大事だった、じゃなきゃモダニズムなんて成立しない。それはやっぱ戦争下の芸術ってことなんじゃないでしょうか、明日死ぬかもわからん、明日ヨーロッパ、っていう文明は消え去っているかもしんないっていう状況で、売上や一般受けを狙うことは出来ません、モダニズムというとなんでもあり、と受け取られやすいですけど、当時のモダニスト、の真面目さはもはや滑稽とすれすれの領域で、死が背中にぺったり張り付いている緊迫感のあるものだってことをお忘れなく。
市場主義の芸術ってのは、ものすごい逆行です、いまさらこんなことをしてるの?って思う、たぶんミライの人が見たら、1920年代の作品と2010年代の作品、のどちらが古い作品か、ってのがわからないと思います、なんで昔の作品のほうが斬新なの?って思うでしょう。モダニズム、現代的、っていうジャンル名はムチャクチャであるけれども、的を得てもいます、モダニストよりも、現代的な作家はその後には現れていないのです、戦後の文化は逆行していて、もっと住みやすい懐かしい場所が表現の場所です、誰もまだ開拓してない未開の領域に踏み込むモダニスト、はほとんど絶滅した。POP SONG、ROCK、ってのは技術は新しいですが音楽的には19世紀の文脈です、マンガや映画、のストーリーというのは19世紀の小説の文脈です、あるいはもっと古い騎士道物語とかそのあたりのの変奏である場合が多い。表面的にパッケージが新しいだけで。
それが悪いと言ってはいません、みんなが前衛、になったらそこが本陣になっちゃいますからね、ただ前衛的な作家、というのがいないのはさみしいこってす。前衛的、であるってことと、市場主義的であるってのは真逆ですから、文化の市場主義が終わらない限り、前衛的、な作家は生まれてこないでしょうね。文化至上主義ならぬ文化市場主義です。文化至上主義に対しては、リアリズム、プロレタリア文学、写実主義、私小説、みたいなカウンターがあったけれど文化市場主義にはカウンターがない、モノカルチャーで、脱出出来ない迷路みたいに息が詰まる。
いわゆる議論を巻き起こす作品、賛否両論を巻き起こす、ってのを久しき聞きませんよね、だいたいにおいてみんないいって言ってる。ってのが市場主義のアプローチです、アカデミー賞を取りました、とか、全米一位、ってのが良いこと、とされてますでしょう、全米の半分が怒り狂い最低の駄作だといい、半分は完璧だと言った、みたいなものはないですから。
最後に岩波の本に一言、Iは英語の原文を読みましたけれど、岩波はものすごい注釈がこまいのですけどそんなことよりも対訳として原文を載せりゃあいいのに。ポエム、ってもので対訳にしない意味がほとんどわかんない。ちっとも理解できない言語だって、音や目にどう映るかってのが大事なので対訳にするべきですね。エリオットの昔の作品も載せる、ってのはなんか欲張って意味がわかんないです。蛇足以外の何者でもないぜ。
また訳文の文体にケチをつける人ってのもIにはよくわかりませんね、詩の訳なんて正しいやり方なんてわるわけないし、名文ってのも嘘です、詩ってのは原文そのものでしかない。それ以外に絶対あるわけない、だけどどういうふうに解釈するの?っていう、解説、みたいなもので、訳文が綺麗だろうがなんだろうがどうでもいいです。
//////////////
ワールドカップはあれですね、決勝ってものの宿命で面白くない試合でしたね。あぁ、ドイツのほうが段違いだな。ってのが最初の数分でわかってしまって、結局延長になりましたがドイツが勝つと。
固いチームが勝つ、ってのが昨今のスポーツですね、論理の通用しないミラクルスーパースターが大活躍で勝つってのは無い。NBAはスパーズが勝ち、ワールドカップはドイツが勝ち・・・
チームスポーツってのはやっぱしそういうものなのかもしらん、ボクシングとかサシスポーツだったらマニーウェザーみたいな規格外の化け物ってのがいるのですけどね。ウェザーは現代のスポーツ界で、無敗、という伝説を持っている唯一の存在だって話しです、ボルトもフライングで負けてますものね。だからあらゆるアスリートで一番の金持ちなのも当然だってわけです
2014年7月14日月曜日
宇宙白熱教室 ダークマター
http://www.miomio.tv/watch/cc81788/
これは四回目ですけど探せば三回目も見つかるのではないですか?
最近教育テレビがやってる、欧米の大学での生涯学習みたいな公開講座を見るというやつです。生徒はゴリゴリの大学院生ではなく一般人を相手にしてるので、コトバを知ってるならわかるはずです。
宇宙論ってのはマクロの物理学で、素粒子論はミクロの物理学で、あんまし噛み合ってたり、噛み合ってなかったりしますが、なかなかおもしろいです。
やっぱし欧米というのは、教育、にかける情熱ってのがパネェってことです、日本人やアジアの、見て盗め、方式は、生徒がやる気に満ち溢れた天才共なら効果を発揮するのだけれど、学ぶ側に自主的にやる気がなければ何億年続けたって何も伝わらないままです、基本的に見て盗め方式は、生徒が先生よりも、能力が優れていて初めて成立する。でも教育ってのは基本的には頭がいい人が、頭が悪い人に知識を吹き込むことにあるので、それって教育になってないのです。
教育ってのは、やる気が無い、興味が無いやつに、興味を持たせる、やる気を与えるものでないといけない、しかし東洋ってのはそれがほんとーーーに出来ない人々の集まりでして、やる気が無いのを相手のせいにするのです。
だから天才の一代記、ってのがほとんどで後が続かない。世代を超えて何かを作るってことをしないんですよね。
これは四回目ですけど探せば三回目も見つかるのではないですか?
最近教育テレビがやってる、欧米の大学での生涯学習みたいな公開講座を見るというやつです。生徒はゴリゴリの大学院生ではなく一般人を相手にしてるので、コトバを知ってるならわかるはずです。
宇宙論ってのはマクロの物理学で、素粒子論はミクロの物理学で、あんまし噛み合ってたり、噛み合ってなかったりしますが、なかなかおもしろいです。
やっぱし欧米というのは、教育、にかける情熱ってのがパネェってことです、日本人やアジアの、見て盗め、方式は、生徒がやる気に満ち溢れた天才共なら効果を発揮するのだけれど、学ぶ側に自主的にやる気がなければ何億年続けたって何も伝わらないままです、基本的に見て盗め方式は、生徒が先生よりも、能力が優れていて初めて成立する。でも教育ってのは基本的には頭がいい人が、頭が悪い人に知識を吹き込むことにあるので、それって教育になってないのです。
教育ってのは、やる気が無い、興味が無いやつに、興味を持たせる、やる気を与えるものでないといけない、しかし東洋ってのはそれがほんとーーーに出来ない人々の集まりでして、やる気が無いのを相手のせいにするのです。
だから天才の一代記、ってのがほとんどで後が続かない。世代を超えて何かを作るってことをしないんですよね。
2014年7月13日日曜日
パソコン BIOSすら反応しない 熱暴走 オーバーヒート
パソコンがぶっ壊れました、Iのじゃなくて親の。
うちの親はIよりも格段に高性能のi7、グラボ付き、8Gメモリのゲームパソコンで毎日モンハンをやってます、どっちがコドモか・・・・・・
それがぶっ壊れました、どうせウィルスかなんかでOSリストだなと思いきや、BIOSすらつかないで、モニターは真っ暗。まじか・・・と思いつつパソコンの中を開けてとりあえず大掃除。やっぱりホコリまみれだしUSBジャックは錆びてるし・・ゲームやりすぎだろ・・・。
でCMOSリセットです、ジャンパピンを抜いたり指したりして格闘するも反応無し。電池変えなきゃと思いつつも電池がない。マザーボードに電池が見当たらないのです?えーー、電池どこだよーと探しまわってもない。充電式?と型番検索しても見当たらない。
ちなみにこのパソコンは三年前くらいのFRONTIERのゲームパソコン。試行錯誤した後でグラボを外してみると、グラボの下に電池があるという阿呆設計、何考えてんならぁ!!
ボタン電池を変えても、しかし反応無し!あれーーー、じゃあグラボ?マザーの配線を付け外ししてからもう一度組み立てて違うグラボを使う、これで映った。もう一回もとにもどして前のグラボを使うとこれも映った。
たぶんオーバーヒートだったんでしょう、電池もキレてましたし、(ずっとクロックがリセットされてたから)電池を変えたあとに
マザーのピンなどを一回全部外すこと!!
そうしないと、マザーに電気が溜まったままで電池を変えてもCMOSリセットされてないことがある。ともかく配線をし直すと治るという超アナローグな解決が熱暴走には効果的のようです、ムチャクチャやなー。
それとミニタワー、スリムタワー、ってのはグラボをつけるとオーバーヒートしやすいです、中がごちゃごちゃになっとるし、それと埃をちゃんと掃除すべしのこと。しかしパソコン素人には、カバーを開けてマザーとファンの掃除なんか出来っこないよね。っつーかマザーには電池が使ってあって絶対に壊れる運命にあるってのを絶対にパソコン業者は説明しないのね、パソコンが電池で動いてるなんて知らないもの。そう考えるとスーファミとかプレステ、ゲームボーイの耐久力はすさまじい・・・。任天堂がパソコン作ったら買うな・・・。
やっぱ結局んとこパソコンは寿命は3年なのかもなー。パソコン解体する勇気のない人には。っつーか解体すると保証外になるしね、それなのに電池交換がいるなんてムチャクチャですよね。修理に出したらバカ高いしさ。
でもマザーの作りとかが勉強になりました・・・・。今度自作パソコンやってみよかな・・。
うちの親はIよりも格段に高性能のi7、グラボ付き、8Gメモリのゲームパソコンで毎日モンハンをやってます、どっちがコドモか・・・・・・
それがぶっ壊れました、どうせウィルスかなんかでOSリストだなと思いきや、BIOSすらつかないで、モニターは真っ暗。まじか・・・と思いつつパソコンの中を開けてとりあえず大掃除。やっぱりホコリまみれだしUSBジャックは錆びてるし・・ゲームやりすぎだろ・・・。
でCMOSリセットです、ジャンパピンを抜いたり指したりして格闘するも反応無し。電池変えなきゃと思いつつも電池がない。マザーボードに電池が見当たらないのです?えーー、電池どこだよーと探しまわってもない。充電式?と型番検索しても見当たらない。
ちなみにこのパソコンは三年前くらいのFRONTIERのゲームパソコン。試行錯誤した後でグラボを外してみると、グラボの下に電池があるという阿呆設計、何考えてんならぁ!!
ボタン電池を変えても、しかし反応無し!あれーーー、じゃあグラボ?マザーの配線を付け外ししてからもう一度組み立てて違うグラボを使う、これで映った。もう一回もとにもどして前のグラボを使うとこれも映った。
たぶんオーバーヒートだったんでしょう、電池もキレてましたし、(ずっとクロックがリセットされてたから)電池を変えたあとに
マザーのピンなどを一回全部外すこと!!
そうしないと、マザーに電気が溜まったままで電池を変えてもCMOSリセットされてないことがある。ともかく配線をし直すと治るという超アナローグな解決が熱暴走には効果的のようです、ムチャクチャやなー。
それとミニタワー、スリムタワー、ってのはグラボをつけるとオーバーヒートしやすいです、中がごちゃごちゃになっとるし、それと埃をちゃんと掃除すべしのこと。しかしパソコン素人には、カバーを開けてマザーとファンの掃除なんか出来っこないよね。っつーかマザーには電池が使ってあって絶対に壊れる運命にあるってのを絶対にパソコン業者は説明しないのね、パソコンが電池で動いてるなんて知らないもの。そう考えるとスーファミとかプレステ、ゲームボーイの耐久力はすさまじい・・・。任天堂がパソコン作ったら買うな・・・。
やっぱ結局んとこパソコンは寿命は3年なのかもなー。パソコン解体する勇気のない人には。っつーか解体すると保証外になるしね、それなのに電池交換がいるなんてムチャクチャですよね。修理に出したらバカ高いしさ。
でもマザーの作りとかが勉強になりました・・・・。今度自作パソコンやってみよかな・・。
1988 YAIBA 青山剛昌
YAIBAってのはすげー簡単にいうとサンデーでジャンプのドラゴンボールに対向するカタチで打ち出した超王道少年漫画です。
少年漫画、かくあるべしっていう侍、刀、技、修行、ヒロイン、魔王、みたいな、ガキがもんっ!!ってなっちゃう要素をつぎ込みまくったものです。
この侍ものってやつはいつになっても人気がありますよね、武蔵、小次郎、柳生なんてのも。マンガのノリとか主人公のあっけらかんとした性格みたいなのからそーとードラゴンボール意識が高いのがわかるのですけど、ヒロインとの恋愛みたいなのに結構重点があったり、この青山さん独特のタッチ、ってのがあって、結構YAIBAの熱心なファンってのはいましたね。慣れてるから別に違和感ないですけど、知らない人が初見で見たら、相当すごいデフォルメ感覚です、目がドアみたいな感じ。
でもサンデーってのはこういう、ちょっとだけ女子向け感があるって気がする。ジャンプよりもちょいと恋愛要素が強い。ジャンプの恋愛漫画ってのはたいていただのエロ漫画ですからw
連載が結構長いので途中超中だるみしたり、捨て回みたいなのがあったり、えっ?ムチャクチャやーんってのがあったり、なんか終わらしどころがわからなくなってるなぁ・・、ってのがある。かぐや、というのが地球と合体してそれを倒してちゃんちゃん、でいいのに、次になんと日本列島が龍になって戦うのです、順番逆じゃね?地球と闘った後に日本と戦うの・・?
そりゃあでも最初からじっくりプロットを書き上げた描きおろしじゃなくて連載なんだからしゃあないですよね、ドラゴンボールだってそうでしたもの。フリーザ戦で終わりでよかった、セル戦はよかったという人といらないっていうので大論争があるでせう。魔人ブウは完全にめちゃめちゃでした。
ただこの青山氏も、思い入れのあるキャラを殺せないっていう、キャラ死なせられないシンドロームでして、主要キャラは絶対にすぐに復活する、殺せないんです。少年漫画なんだからそれでいいんじゃない、っていうかもしれませんけど。
あしたのジョーの偉大さはやっぱそこにあるんですよね、力石は死んだら帰ってこない。
少年漫画、かくあるべしっていう侍、刀、技、修行、ヒロイン、魔王、みたいな、ガキがもんっ!!ってなっちゃう要素をつぎ込みまくったものです。
この侍ものってやつはいつになっても人気がありますよね、武蔵、小次郎、柳生なんてのも。マンガのノリとか主人公のあっけらかんとした性格みたいなのからそーとードラゴンボール意識が高いのがわかるのですけど、ヒロインとの恋愛みたいなのに結構重点があったり、この青山さん独特のタッチ、ってのがあって、結構YAIBAの熱心なファンってのはいましたね。慣れてるから別に違和感ないですけど、知らない人が初見で見たら、相当すごいデフォルメ感覚です、目がドアみたいな感じ。
でもサンデーってのはこういう、ちょっとだけ女子向け感があるって気がする。ジャンプよりもちょいと恋愛要素が強い。ジャンプの恋愛漫画ってのはたいていただのエロ漫画ですからw
連載が結構長いので途中超中だるみしたり、捨て回みたいなのがあったり、えっ?ムチャクチャやーんってのがあったり、なんか終わらしどころがわからなくなってるなぁ・・、ってのがある。かぐや、というのが地球と合体してそれを倒してちゃんちゃん、でいいのに、次になんと日本列島が龍になって戦うのです、順番逆じゃね?地球と闘った後に日本と戦うの・・?
そりゃあでも最初からじっくりプロットを書き上げた描きおろしじゃなくて連載なんだからしゃあないですよね、ドラゴンボールだってそうでしたもの。フリーザ戦で終わりでよかった、セル戦はよかったという人といらないっていうので大論争があるでせう。魔人ブウは完全にめちゃめちゃでした。
ただこの青山氏も、思い入れのあるキャラを殺せないっていう、キャラ死なせられないシンドロームでして、主要キャラは絶対にすぐに復活する、殺せないんです。少年漫画なんだからそれでいいんじゃない、っていうかもしれませんけど。
あしたのジョーの偉大さはやっぱそこにあるんですよね、力石は死んだら帰ってこない。
2014年7月12日土曜日
MAKING 168
EP 26はこれでお終い!
暑い!!
朝、緊急地震速報です!! っていうサイレンで起こされまして、それで変な時間に起きちゃって超体調崩す・・・ 神経質になりすぎちゃう・・、気象予報も、警報!警戒!!とかやってるとしだいにオオカミ少年になっちゃって、どうせまたしょうもない、ってなるからやめたほうがいいです、過剰に言っときゃ間違い無いみたいな風潮があるけど、過剰に言ったって間違いは間違いです、情報ってのは正確じゃない意味がない。
////////////////
NBA、レブロン・ジェームスがキャブスにリターン移籍!!大ニュースですな、HEATは完全解体で弱小チームになるようですね、キャブスではジェームズも勝てはしないだろうし・・・。それだと来シーズンはスパーズ楽勝すぎんじゃない?ローズが帰ってきて補強ができればBULLSが頑張ってほしいな・・・ただメロは確かにブルズの色じゃない気がする。
ツールはフルームがなんとリタイア!オーマイ、フルームで固いな、とか言ってたのに、ニバリがこのままってわけにはいくまいと思うのですがね、コンタドールが山岳で巻き返す?んー、なんか本命不在になりました。キンタナ出てないんじゃん!
ジロで優勝してツールは見送って来年の優勝を目指すんですって、ふむーー!くむー!最強クライマーがいないのではちょっとテンション下がっちゃいますな。
1953 J・D サリンジャー 9つの物語 Jerome David Salinger nine stories
サリンジャーが好きな人ってのがいますよね、ほんとによくいます。昔々に小泉今日子がラジオでキャッチャー・イン・ザ・ライを読んだよ、ってのを言ったら、ファンがこぞってキャッチャーを読み始めたってのがきっかけで、文盲世代にもひときわ有名です。
ただ、あんまし本を読まない人にとってはサリンジャーはちょっと敷居が高いのかな、というか、なんていうんでしょうサリンジャーは・・・、なんでそこまで人気があるのかIはあんましわかりません。卓越した才能がある、ってのはパッと見でわかるのですが、しかし一体何について書いてるのか?というとなんとなく曖昧です。
曖昧さ、と謎、というのがサリンジャーらしさで、そこがなんかIは本を読むんだよー、って自慢したいヤツには格好のネタっぽいのがいいのかもしれません。こうこう、でこうこうだよ、っていう定説が無いのでなんとでも言えるって感じ。
例えばカントの批判シリーズを読んだフリをしてても、ちょっと話してみればこいつ全然読んでないな、ってのはわかります、こういう意味だ、というのがわりとハッキリしてるから。
プレビート世代って感じなのですかね、20世紀あたりの前衛とはまったく違う、生活に根ざした描写でありながら、突然カルマだのホメオパシーだの、ヤッピー的なものが飛び出したり、突然神の話しをしたり、精神がおかしくなったり。といってもピンチョンみたいに、ヒッピートリップ感全開ってのではない。
そしてサリンジャー自身が、ランボオ―みたいにいきなり作家を引退するっていうコトをしたので、話しが全部ぶっちぎりにされてて、結局すべて未完、という調子になってるのも、なんというか、ミステリアスで、とらえどころのない感じのアレでもあるのです。
日本ってのはそういうことをこと小説に関してはしないのですけど、欧米では小説のベスト100ランキングーーー!みたいなのをやってます、日本がそれをしないのは、そんなに本を読んでる編集者も読者もいないからでしょう。
だいたいキャッチャーはそのベスト100に入りますね、そのベストがオールタイム・ベストなのか、20世紀のベストなのかにちょっとよるけど。オールタイムベストだとシェイクスピアの1作品ずつリストにいれるのか、ファースト・フォリオっていう全集で1個にしちゃうのかで変わってきます、1つずついれると100の内の20ほどはウィリアムで埋まってしまいます、それでダンテ、ゲーテ、ドストエフスキーあたりの四天王クラスがぶち込むと、半分埋まるので、20世紀の作家なんかはリストに入りませんからね。特にI的にはウィリアムとドストで30作品ですね。群を抜いてるもの。
でも、実際のランキングを見るとえっ???って感じのがこつんこつん入ってたりします、邦訳すらないものもある、ディドロのジャックザフェイタリスト、コンラッドのノストローモ、エリオットの本などなど、ベスト100に入ってるようなものが、邦訳すら出てないんだ!ってちょっと唖然とします。しかしながら、ベスト100といいつつ東洋の本は一冊も無しかこのやろうってのもある。西遊記、とかは絶対に入らない、漱石も太宰も、視野が狭いですね。結局小説っていうジャンルは、そのフォーマット上、国境を超えると劇的に知名度が下がるものです。
ただ、あんまし本を読まない人にとってはサリンジャーはちょっと敷居が高いのかな、というか、なんていうんでしょうサリンジャーは・・・、なんでそこまで人気があるのかIはあんましわかりません。卓越した才能がある、ってのはパッと見でわかるのですが、しかし一体何について書いてるのか?というとなんとなく曖昧です。
曖昧さ、と謎、というのがサリンジャーらしさで、そこがなんかIは本を読むんだよー、って自慢したいヤツには格好のネタっぽいのがいいのかもしれません。こうこう、でこうこうだよ、っていう定説が無いのでなんとでも言えるって感じ。
例えばカントの批判シリーズを読んだフリをしてても、ちょっと話してみればこいつ全然読んでないな、ってのはわかります、こういう意味だ、というのがわりとハッキリしてるから。
プレビート世代って感じなのですかね、20世紀あたりの前衛とはまったく違う、生活に根ざした描写でありながら、突然カルマだのホメオパシーだの、ヤッピー的なものが飛び出したり、突然神の話しをしたり、精神がおかしくなったり。といってもピンチョンみたいに、ヒッピートリップ感全開ってのではない。
そしてサリンジャー自身が、ランボオ―みたいにいきなり作家を引退するっていうコトをしたので、話しが全部ぶっちぎりにされてて、結局すべて未完、という調子になってるのも、なんというか、ミステリアスで、とらえどころのない感じのアレでもあるのです。
日本ってのはそういうことをこと小説に関してはしないのですけど、欧米では小説のベスト100ランキングーーー!みたいなのをやってます、日本がそれをしないのは、そんなに本を読んでる編集者も読者もいないからでしょう。
だいたいキャッチャーはそのベスト100に入りますね、そのベストがオールタイム・ベストなのか、20世紀のベストなのかにちょっとよるけど。オールタイムベストだとシェイクスピアの1作品ずつリストにいれるのか、ファースト・フォリオっていう全集で1個にしちゃうのかで変わってきます、1つずついれると100の内の20ほどはウィリアムで埋まってしまいます、それでダンテ、ゲーテ、ドストエフスキーあたりの四天王クラスがぶち込むと、半分埋まるので、20世紀の作家なんかはリストに入りませんからね。特にI的にはウィリアムとドストで30作品ですね。群を抜いてるもの。
でも、実際のランキングを見るとえっ???って感じのがこつんこつん入ってたりします、邦訳すらないものもある、ディドロのジャックザフェイタリスト、コンラッドのノストローモ、エリオットの本などなど、ベスト100に入ってるようなものが、邦訳すら出てないんだ!ってちょっと唖然とします。しかしながら、ベスト100といいつつ東洋の本は一冊も無しかこのやろうってのもある。西遊記、とかは絶対に入らない、漱石も太宰も、視野が狭いですね。結局小説っていうジャンルは、そのフォーマット上、国境を超えると劇的に知名度が下がるものです。
2014年7月11日金曜日
2014年7月9日水曜日
MAKING 167 / MISC SPORTS
海里のパーカーのネイビーブルーがいいなぁ、このパーカー欲しいw
///////////////////
あれですねー、いろんなスポーツイベント目白押しの6,7月も佳境に入って来ましたけれど、ブラジルまじかー。ワールドカップでも歴史に残る最悪の試合でしたね。
まじかよ、ここまでコテンパンにされるとは誰が予想したかって話しです、ブラジル開催? ブラジル優勝単勝1,1倍じゃねぇかと皆言ってましたからね。代表選手が暗殺されないのを祈るだけですね、国外に逃げたほうがいいです、絶対。
ワールドカップ前にペレだけが、今回のセレソンはスターがいないからダメだろうね、と1人超冷静に分析してたのを思い出しました、他の人達がネイマーーール!って浮かれて騒いでた時にです。この人以外が言ったら何されるかわからんセリフだし。さすが王様ペレ、ワールドカップってのを誰よりも知ってるのですね。
でもエースなんだからマーク激しく来て怪我で潰されるってことぐらい予測しておくべきでしょ、そうなるに決まってるもの。メッシなんか、もぉ細心の注意を払ってコンタクトを避けてますものね。やっぱ若いです、ワールドカップ用に若い選手だけでチームを作るっていうセレソンのタクティクスは間違ってたってことでしょうね、若いやつは勢いに乗ったらもはや誰にも止められないけれど、一度ボキっと折れるともろいし立ち直りが効かない。
負けたからってにわかファンが何を分析してんだ、このXXXめ、って声が聞こえてきますけど、批判されるからプロなんですよね、批判されたくないならお庭でたまあそびやってな。負けたらボロ雑巾にされるのがプロってものです。しかしまじでブラジルでは生活できなくなるだろうな、かわいそう、日本のファンは優しすぎるってよく言われますね、もっとけちょんけちょんにノサれるのが代表、ってものの宿命なのに・・・、1勝も出来ないでよく帰ってこれるよね、って。戦争から生きて帰ってくるなんて無様なマネだけはしてくれるなよって言ってた国とは思えませんね。
今回はスター不在だからダメだ、っていうペレのコトバを思い出すと、やっぱし確かにスターはネイマールくらいで他は知らん、ってのが多かったですねー、昔ならリバウド、ロナウド、ロナウジーニョ、カカー、ロベカル、って黄金カルテット、いつだって黄金カルテットで闘って来たのに、ワンマンチームではな。(特にリバウドがいないのではね)
では今回黄金カルテットが揃ってるチームはというと、やっぱドイツですね、今大会MVPはキーパーのノイヤーでしょうね。優勝すれば。
アルゼンチンもワンマンチームだから勝てないでしょう。けど決勝オランダXドイツでは結果が見えててつまんないですね、今日のアルゼンチンには頑張って欲しいです。
///////////
ツールが始まっていますが、一日目でクラッシュ、キャベンディッシュがリタイア、っていうイギリススタートなのに大事故でしたなー。結局キャヴが6つくらいステージ勝つのを見守るっていうのが一気に無くなって、混戦になりました、特にスプリンターは、しかし今回もマイヨジョーヌはフルーム臭いですね、カラダのキレが違いますねー、ヤクの香りがするけどw キンタナを個人的に応援してます。
//////////
実は結構大きなイベントのバスケの世界選手権が今年の夏にあります。アメリカのロースター候補が上がってますね。
名前 Pos. 身長 体重 生年月日 所属
ラマーカス・オルドリッジ F 211 109 7/19/85 ポートランド・トレイルブレイザーズ
カーメロ・アンソニー F 203 104 5/29/84 ニューヨーク・ニックス
ブラッドリー・ビール G 196 94 6/28/93 ワシントン・ウィザーズ
タイソン・チャンドラー C 216 107 10/02/82 ニューヨーク・ニックス
デマーカス・カズンズ C 211 122 8/13/90 サクラメント・キングス
ステファン・カリー G 191 84 3/14/8 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
アンソニー・デイビス F/C 208 100 3/11/93 ニューオーリンズ・ペリカンズ
アンドレ・ドラモンド C 208 122 9/10/93 デトロイト・ピストンズ
ケビン・デュラント G 206 104 9/29/88 オクラホマシティ・サンダー
ケネス・ファリード F 203 103 11/19/89 デンバー・ナゲッツ
ポール・ジョージ G 203 100 5/02/90 インディアナ・ペイサーズ
ブレイク・グリフィン F 208 114 3/16/89 ロサンゼルス・クリッパーズ
ジェイムス・ハーデン G 196 100 8/26/89 ヒューストン・ロケッツ
ゴードン・ヘイワード F 203 95 3/23/90 ユタ・ジャズ
ドワイト・ハワード F/C 211 120 12/08/85 ヒューストン・ロケッツ
アンドレ・イグダーラ G/F 198 94 1/28/84 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
カイリー・アービング G 191 87 3/23/92 クリーブランド・キャバリアーズ
レブロン・ジェイムス F 203 113 12/30/84 マイアミ・ヒート
カイル・コーバー G/F 201 96 3/17/81 アトランタ・ホークス
デイビッド・リー F 206 109 4/29/83 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
カワイ・レナード F/G 201 107 6/29/91 サンアントニオ・スパーズ
デイミアン・リラード G 191 88 7/15/90 ポートランド・トレイルブレイザーズ
ケビン・ラブ F 208 118 9/07/88 ミネソタ・ティンバーウルブズ
クリス・ポール G 180 79 5/06/85 ロサンゼルス・クリッパーズ
デリック・ローズ G 191 86 10/04/88 シカゴ・ブルズ
クレイ・トンプソン G 201 93 2/08/90 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
ラッセル・ウェストブルック G 191 85 11/12/88 オクラホマシティ・サンダー
デロン・ウィリアムス G 191 94 7/26/84 ブルックリン・ネッツ
勝てるか!w こんなチームに。だから(どうせアメリカの強さを見せつけるだけの試合なので)盛り上がりにかけるわけですけど、いつものコトながら、今回もゴリゴリに強えぜ、たぶん棄権する人も多いでしょうけど、そうですねー。デュラントとポールの2人だけでもワールドクラスで勝てるチームだからなー。 結構こうやってでも身長と体重とかのスペックを並べて見る機会って無いですけど、これが相手チームのプロフだよ、ってこれを渡された監督はどうしたらいいんですかね。よし、諦めよう!楽しもうぜってなるしかないなw
それと優勝チームのSPURSからはレナードだけなんですね、確かにそっか、アメリカ人の超少ないチームですからね。
2014年7月7日月曜日
1985 バック・トゥ・ザ・フューチャー
スピルバーグとゼメキスのコンビが続いたわけですね、ミライから戻ってきましたがw
知ってますかこの映画、タイムマシーンで30年前に戻った少年が、ミライへと頑張って帰ってくるっていうのw 何千回も話しを聴いたけれどI初めてまともに見ましたね。
けれど予算は20億ですから、現代の映画ってのがよっぽどカネがかかるようになったってのがわかるというか、それほどスピルバーグとかルーカスの使える金の規模が大きくなったというわけですね。
よく考えるとおよそ30年前の映画なんですねー、過去に行く、というのはあるものを再現すればいいので簡単です、けどミライを描くのは予想と嘘ばっかりなので難しい。
けどIは時代劇ものってのが嫌いだし、(それって結局嘘じゃんって思うのですよね)死んだ人間がよみがえるものは嫌いだとこの前書きました、タイムマシンもだいたいにおいて、死んだ人間をよみがえらそうってするものです、それが出来なきゃ、タイムマシンなんて何の意味もないしね。
けどそれってやっぱり禁じ手です、禁じ手を破って新しい表現が生まれるっていう禁じ手とは違う種類の禁じ手、それって、映画のために本当にコドモを殺しちゃうみたいな禁じ手と同じことです。けどこれはコメディであって、エンタメ作品でして、そんな真剣に受け取るようなものじゃないからいいんでしょうね。コンタクトはもっとシリアスな作品だったからどーかなー、と思ったのですけど。
こんなファミリーが夏休みにとりあえず日々のコトを忘れて楽しもうみたいな映画はなんでもありです。
最近のIはすごい迷ってて、昔っていうかここ数年は、絶対的に現代的であること、リアリティがあること、が作品にとっては一番大事なんだと思ってましたけど、果たしてそれもどうなんだろう、すべてを忘れさせてやるってのも、芸術のするべきことなのかもしらん、リアリズムVS娯楽、っていう尽きることない論争ですね。いわゆる映画祭ってやつはリアリズムこそが映画、けれど大衆としては娯楽こそが映画、とはっきりくっきり分かれてる。
実際、普通の一般人には、そんな映画的な瞬間というのは訪れない、ひたすら退屈な人生が待っているわけで、何もかも忘れさせてそれで幸せに出来るんだったらそれがいいのかもしれん、やれ夢を捨てるな、大きな希望を持て、社会を変革せよ、なんてのは左巻きの独善的なインテリ的トップダウンなのかもしらん。
けど正解はないんですよね、んー、どっちも必要、けどIは今だんだんと、忘却、のほうが幸せなのかもって思ったりしています
プロメテウスのコトバ Iは人間に盲目という幸福を与えた、人間はミライを見えないそれが人間の幸福となるだろう
ってわけです。
特に今みたいなどうせだいたいの人間は不幸になるって社会では・・・・でもだからこそ社会と戦うための作品が欲しいのかも、やっぱわかんないや。
1997 contact コンタクト 映画と予算
確か放送室で高須ちゃんがおすすめしてた気がします。一体何の映画なのか?ってのがなかなかわかりにくい上に長いので一苦労ですが、最後までみれば良い映画じゃん、ってわかります。ただテンポが遅いし、ダイアローグばっかしで動きが少ないので映画としてじっと見るのはしんどいですね、150分ありますけど120分ごろから面白くなります。
それとIがジョディ・フォスターがあんまし好きじゃないってのが、なんとなく見るのがしんどい理由かもしれません、一回諦めてますから。痩せすぎてて怖い、いや痩せてなくてもなんとなく怖い。すっげー重い感じがする、この人w そんなのどうでもいいか。
簡単にいうと宇宙人とのコンタクトっていうものなんですけど、原作がカール・セーガン(科学者)なのでファクトアンドフィギュアはしっかりしてます、ワープ装置のデザインとかも、あぁそのタイプね、って科学的にある意味納得が行くようにできてますし、だいたい一般の映画で間違ってる相対性理論の引用も的確です、科学的アドバイザー自身が書いてるみたいなもんですから。
最初はものすげー普通の映像ばっかしで安上がり映画なのかと思いきや、結構CGがしっかりしてる、ロバート・ゼメキスだし、って思います。予算は90億円、結構かかってますね。アメリカの映画って予算がいくらかかったのかってのが公開されてんですよね、それで見るかどうか決められる、予告登板制度みたいなものです、それでもアート映画がみたいって人はそうすりゃいいし、同じ1000円(アメリカの映画館はだいたい10$)なりゃそりゃ予算が多いのみるぜってのも選べる。100億超えの映画だ、見なきゃってなったりするし。日本なんて10億で超大作ですからね、10倍違うんだもの、そりゃ10分の1ですよ、なんてね、才能ででもカバー出来てもせいぜい二倍くらいにしかならんのではないか・・・なんて嫌なこと言ってみる。ちなみに一番制作費がかかった映画はパイレーツカリビアンの最後のやつで300億ですって、まぢかよ・・・。
日本の映画史上で一番金使ったのはFFですけどでもアメリカと共同制作だからね、映画史上稀に見る大失敗策ですけどw
アニメで一番使ったのはもののけでしょうけど、もののけでも25億円くらいですよ、アニメって大変!って思われているけどむしろ激安ですよあのクオリティであの値段なら。CGよりも手書きのほうが実は安いんです、大変と思われてるけど。EVAQの予算を調べたけどわかりませんでした、でも20億くらいじゃないのかなー?相当CGは使ってますけど、パソコンが安くなったからですね、ソフトも進化したし。90年代の20倍くらいのスペックがありますから。
じゃあパイレーツは一体何にカネを使ってんだって話しですが、パイレートの3がクソみたいに長くて途中でガキが爆睡するって有名ですからね。ただ単に長い分カネを使ったんでしょう、というか制作費といっても宣伝費で半分ですからね。1,2でペイできてるからもう使っちゃえってのもあると思うし。
こんな映画とカネといういやな話しをするのも実は理由がって、この映画は科学とカネ、っていう教育者が躍起になって隠そうとするところを実はグリグリやってるからですね、カール・セーガンのやらしいとこです。科学にかけるカネで一体何人の命が救える?それで科学は素晴らしい?ふざけんなよって思うのはふつー。
こっからはネタバレです。
結構映画の主題として宗教と科学っていうテーマに時間がさかれているんですけど、これはアメリカ中心の発想だよなーーーって気がすげぇする。アメリカの世界観だけじゃんって思う、最後にワープした宇宙で死んだ父と再会するっていうラストもちょっとIは気に食わない、ともかく絶対に死んだ人間を生き返しちゃいけないってのがIのただ1つの信念です、作家として観客としても、タイムリープは許せるけど蘇りは許せない、じゃあ別に死んだっていいじゃん、ってなってすべてがおじゃんになっちゃうから。
そう考えるとスペース・オデッセイのキューブリックみたいなやり方はやっぱ賞賛に値すると思いますね、宇宙をワープするとモノリスがある、何も語らない、何も明らかにしない、何もわからない、何の価値判断もしない。何のキレイ事も無い、ただある。ってだけ。しょうもないキレイ事に頼らないキューブリックのかっこよさです、Iは人間としてキューブリックの価値観が好きです。キューブリックの映画ってひとっっっっっこともキレイ事を言わないのですよね。そんな映画他に無いぜ。悪いことなら死ぬほど言うのですがね、とくにクロックワークはw
2014年7月6日日曜日
transfromers 2007 トランスフォーマーズ
チャマ先生オススメのトランスフォーマーズですw
マイケル・ベイ、って人は、I的にはテンポがようやく会っている人間って気がしてすげぇ気持ちよく見れるのですけどいかがでしょうか?テレビ番組とかを二倍速で見るのに慣れている人にはマイケル・ベイのテンポとアングルがバッチリ来て気持ちいい、普通の映像を見慣れてる人だと、なんのこっちゃわかんないってことが多いかもしれません。EVAQのカメラ割もベイっぽかったですよね。
特にこのトランスフォーマーズは、ガチャガチャとしてメカの変形が早すぎるし、カメラがぐるぐるオービタルに回っているので、何が起こってるのかよくわからん、ってのが多かったみたいですね。というかデストロン、海外ではディセプトロン、とサイバトロン、海外ではオートボット(AUTOBOT!?なんじゃそのネーミング、クルマロボみたいな最低のネーミングですw)、のどっちが敵でどっちが味方なのかわからん!ってのが多かったんじゃないでしょうか。元ネタっていうかアニメとかを見てる人にはわかるんですけどね、Iは世代的にビーストウォーズをガキの頃に見てましたので、だいたいはわかります。
この実写版だとデストロン系は全部モノクロみたいな感じなんですけど、本来はそうじゃないです、見分け方は弱そうなのはだいたいサイバトロンですw
明らかデストロンのほうが強いんですよね、だいたい飛べるし、戦闘機とスポーツカーじゃ本来勝負は見えてる気がするんじゃが・・・、コンボイとF22が闘って勝てるわけないもの(実際映画の中でも一方的にやられてるんですけど)コンボイ、ってのがオプティマスプライムっていう名前なのはしっくりきません、コンボイはコンボイじゃんか・・・、ビーストウォーズ世代にはコンボイ=ゴリラっていうイメージがもう刷り込まれているので、おや?と思う。というかIはガキの頃は英語でゴリラのことをコンボイと言うのだと思ってました。あとデストロンのキャラが立ってないのがちょと残念、メガトロンとデストロン、以外ほとんどしゃべらないし名前すらわかんないと思うますね、アニメだともっとペラペラしゃべってるのだけどな。
でもなんでこんなローカルなおもちゃアニメにハリウッドが食いついてこんな超大作を作ったのかよくわかりませんね、えっそこ?って気がすごいする、ならガンダムとかやればいいんじゃないのかと思うんですけど、ガンダム側がごねてるのかもしれませんね。
今更何を言っとるんじゃと思われるでしょうけど、CGの合成が上手いですねー、フルCGじゃなくて実写も結構使って、それをマット合成してるんだと思うのですけど、フルCGでもやろうと思えば全然出来るんです、今の技術なら、違和感なく、そっちのほうが安上がりの場合もあるし。でも結構実写でやってる、それにトランスフォーマーをかぶせている感じで、なんだろう妙に変なリアル感があります。結構役者は大変だろうなーと思いますねー、後で合成すっから、と言われてもどう演技していいのかちっともわかんないもの。
合成が難しくなるので、前に物がかぶらないようにアングルをとってるのに気付きましたか?重ねるだけなら合成はすげぇ簡単だから。あとテンポとカットを速くすることで、ん?重なってない、色味が変、ってのを気づかないようにさせてるのがすごい上手です。
個人的にハッカーの黒人が捕まったときに、おれはなんにもやってない、あぁネットからは何千曲も違法ダウンロードした、けど WHO NOT?? そんなことしてない奴いるかよ!!って開き直るところがスゲーツボでした。
このCGを作ってるILMのCGモデラーだってだいたいみんなMAYAをハッキングして修行してきた連中ですからね。ソフトハッキングも出来ないでクリエイターなんて出来ないよってわけ。WHO HASN’T? CGはMAYAの拡張で出来てるんですって、パソコン300台つなげて。
この映画は当たったんですね、全然知らなかった・・、だから続編が作られています、もう4までできてるんだものね、まったく意外なものが当たるものです。ガキが見に行ってんのかな?
マイケル・ベイ、って人は、I的にはテンポがようやく会っている人間って気がしてすげぇ気持ちよく見れるのですけどいかがでしょうか?テレビ番組とかを二倍速で見るのに慣れている人にはマイケル・ベイのテンポとアングルがバッチリ来て気持ちいい、普通の映像を見慣れてる人だと、なんのこっちゃわかんないってことが多いかもしれません。EVAQのカメラ割もベイっぽかったですよね。
特にこのトランスフォーマーズは、ガチャガチャとしてメカの変形が早すぎるし、カメラがぐるぐるオービタルに回っているので、何が起こってるのかよくわからん、ってのが多かったみたいですね。というかデストロン、海外ではディセプトロン、とサイバトロン、海外ではオートボット(AUTOBOT!?なんじゃそのネーミング、クルマロボみたいな最低のネーミングですw)、のどっちが敵でどっちが味方なのかわからん!ってのが多かったんじゃないでしょうか。元ネタっていうかアニメとかを見てる人にはわかるんですけどね、Iは世代的にビーストウォーズをガキの頃に見てましたので、だいたいはわかります。
この実写版だとデストロン系は全部モノクロみたいな感じなんですけど、本来はそうじゃないです、見分け方は弱そうなのはだいたいサイバトロンですw
明らかデストロンのほうが強いんですよね、だいたい飛べるし、戦闘機とスポーツカーじゃ本来勝負は見えてる気がするんじゃが・・・、コンボイとF22が闘って勝てるわけないもの(実際映画の中でも一方的にやられてるんですけど)コンボイ、ってのがオプティマスプライムっていう名前なのはしっくりきません、コンボイはコンボイじゃんか・・・、ビーストウォーズ世代にはコンボイ=ゴリラっていうイメージがもう刷り込まれているので、おや?と思う。というかIはガキの頃は英語でゴリラのことをコンボイと言うのだと思ってました。あとデストロンのキャラが立ってないのがちょと残念、メガトロンとデストロン、以外ほとんどしゃべらないし名前すらわかんないと思うますね、アニメだともっとペラペラしゃべってるのだけどな。
でもなんでこんなローカルなおもちゃアニメにハリウッドが食いついてこんな超大作を作ったのかよくわかりませんね、えっそこ?って気がすごいする、ならガンダムとかやればいいんじゃないのかと思うんですけど、ガンダム側がごねてるのかもしれませんね。
今更何を言っとるんじゃと思われるでしょうけど、CGの合成が上手いですねー、フルCGじゃなくて実写も結構使って、それをマット合成してるんだと思うのですけど、フルCGでもやろうと思えば全然出来るんです、今の技術なら、違和感なく、そっちのほうが安上がりの場合もあるし。でも結構実写でやってる、それにトランスフォーマーをかぶせている感じで、なんだろう妙に変なリアル感があります。結構役者は大変だろうなーと思いますねー、後で合成すっから、と言われてもどう演技していいのかちっともわかんないもの。
合成が難しくなるので、前に物がかぶらないようにアングルをとってるのに気付きましたか?重ねるだけなら合成はすげぇ簡単だから。あとテンポとカットを速くすることで、ん?重なってない、色味が変、ってのを気づかないようにさせてるのがすごい上手です。
個人的にハッカーの黒人が捕まったときに、おれはなんにもやってない、あぁネットからは何千曲も違法ダウンロードした、けど WHO NOT?? そんなことしてない奴いるかよ!!って開き直るところがスゲーツボでした。
このCGを作ってるILMのCGモデラーだってだいたいみんなMAYAをハッキングして修行してきた連中ですからね。ソフトハッキングも出来ないでクリエイターなんて出来ないよってわけ。WHO HASN’T? CGはMAYAの拡張で出来てるんですって、パソコン300台つなげて。
この映画は当たったんですね、全然知らなかった・・、だから続編が作られています、もう4までできてるんだものね、まったく意外なものが当たるものです。ガキが見に行ってんのかな?
2014年7月5日土曜日
1984 Beverly Hills Cop
名前は聴いたことあるけど見たことないっていう作品を見返していこうっていうブームです、Iは70、80、年代の映画って全然見てこなかったなぁっていう反省もあってですね。20,30、50の白黒映画は相当見てきたと勝手に思ってるんですけどねー。
エディマーフィーの出世作として有名。Iはビバリーヒルズ・コップとポリスアカデミーを混同してましたね、ポリアカにはエディは出てねぇんじゃん。エディも当初は、なんだろう、コメディ色はそんな強くないんですね、もうちょっと二枚目寄りです、ラッシュアワーとかのマシンガントークはまだその片鱗しか見せてない。映画ってのはセリフを噛まないものです、それはリアリティって意味では不自然で普通の生活では結構英語の人は詰まったり、噛んだりしてます、ah....とかO...とかね。スラスラ喋ってる人ってのを映画とかじゃないと見かけない。
CGがほぼ使われて無い、ので、逆にスリルがありますね。わー!この車高いのに!わー勿体ねぇっ!ってなる、この撮影アブねー、とか、これ意図と違うほうに失敗したのをそのまま使ってるんだな、みたいなの。CG映画に見慣れてて忘れてましたね、このわぁ!もったいない!っていう感覚。
音楽がシンセ・ポップっつーのか、シンセベースのファンキーな感じで、あぁ80sやなー、って気がしますね。
//////////
ワールドカップは結局ほとんどランキング通りに上がってきてますなー、ってーかネイマール頚椎骨折って!!超ヤヴァス、一試合くらい温存しても良かったですね、前の試合で脚も怪我して精細欠いてたし。でもサッカーってそりゃ怪我するわ、って感じのスポーツですね、コンタクトが多すぎるもの。怪我させたろーって思ったらできるしさ。
ウィンブルドンもジョーカーとフェデラーっていう、なんか懐かしいような顔合わせです。
あと7月だってのに天気悪すぎ、さむっ!ってなるもの、あつすぎるのもやだけどやっぱずっとぐずつくのは一番ヘコミますね。カラダ重ーいもの。
エディマーフィーの出世作として有名。Iはビバリーヒルズ・コップとポリスアカデミーを混同してましたね、ポリアカにはエディは出てねぇんじゃん。エディも当初は、なんだろう、コメディ色はそんな強くないんですね、もうちょっと二枚目寄りです、ラッシュアワーとかのマシンガントークはまだその片鱗しか見せてない。映画ってのはセリフを噛まないものです、それはリアリティって意味では不自然で普通の生活では結構英語の人は詰まったり、噛んだりしてます、ah....とかO...とかね。スラスラ喋ってる人ってのを映画とかじゃないと見かけない。
CGがほぼ使われて無い、ので、逆にスリルがありますね。わー!この車高いのに!わー勿体ねぇっ!ってなる、この撮影アブねー、とか、これ意図と違うほうに失敗したのをそのまま使ってるんだな、みたいなの。CG映画に見慣れてて忘れてましたね、このわぁ!もったいない!っていう感覚。
音楽がシンセ・ポップっつーのか、シンセベースのファンキーな感じで、あぁ80sやなー、って気がしますね。
//////////
ワールドカップは結局ほとんどランキング通りに上がってきてますなー、ってーかネイマール頚椎骨折って!!超ヤヴァス、一試合くらい温存しても良かったですね、前の試合で脚も怪我して精細欠いてたし。でもサッカーってそりゃ怪我するわ、って感じのスポーツですね、コンタクトが多すぎるもの。怪我させたろーって思ったらできるしさ。
ウィンブルドンもジョーカーとフェデラーっていう、なんか懐かしいような顔合わせです。
あと7月だってのに天気悪すぎ、さむっ!ってなるもの、あつすぎるのもやだけどやっぱずっとぐずつくのは一番ヘコミますね。カラダ重ーいもの。
MAKING 166 1950 Islands in the Stream 海流の中の諸島
//////////////////////
Islands in the Stream
出版は1970年で作者が死んだ後に出版されなかったものを掘り起こして出版されました、といっても未完成とは見えず、あとは推敲をするだけって感じだったのでしょうね。それでこの小説の、続きとして予定されていたのが、 「老人と海」でこれだけが独立して出版されて好評を得たのはご存知の通り。(ヘミングウェイは1961年に自決)
でもどうなんですかね、作家としてはこうやって作品を描く前に、その作品の、前、というのを設定として描くってことをすることはあります、それ自体は作品にするんじゃなくて、途中から始める、ことによって作品に厚みと世界観をきっちりつくり上げるってことで。そういうわけで老人と海の創作ノートって感じなんじゃないでしょうかね。
けどIやっぱしヘミングウェイとそりが合わないのかもなーと思います、どうもリズムが合わないというか・・んーーー、かっこつけんなよ、って思うw 下手するとなんか老いぼれのノスタルジーっていう救えないものだって気もするんだけどなー。でも今のIがそう思うだけでIも老いぼれたら好きになるのかもしれませんぜ、もちろん全然ダメなヘボ作家では無いわけで、技術も文体もしっかりしてます、そのうえで好き嫌いでいうと、Iはあんま好きくない。ただあんまり好きじゃない作品を読むってのことは作家にとっては大事なことなんです、自分と違う人間っていうエッセンスが入れられるから、そうしないと自分の作品には、自分しか出てこないことになる。
ただヘミングウェイはアメリカの作家だってのが大事なのでしょうね、アメリカってのは歴史の無い国家でして、すがるべき伝統、ってのがなんにも無いから、どこかいつも表層的でうつろでペラペラです、けど戦争世代の作家たちは、いっつもそうやって戦争という主題に逃げ込めるからいいですよね、平和の時代の作家たちは、小説の行末がわからなくなったらどうしたらいいかわからん、1人の人間の一代記みたいな作品があるとして、そのなかで一度も戦争を描かないってのは、どうも彩りに欠けます、戦争の無い人生なんてのは糞食らえですねほんとに。たった一度の人生でそれを経験出来ないのは、少なくとも作家にとっては、最悪の不運でしかないです。
それとやっぱりIはアメリカ人の家族、を愛するってのがほんと我慢ならないのですよねー、コドモが大事だったり、妻を愛してたり、なんだそれ・・しょーもな・・・。って思う、これはただのIのビョーキなのかもしれませんがね。ただイギリスの作家はもっと家族、ってものに対してドライですけどね、シェイクスピアだって、なんだろう、家族は憎しみ合うものだ、っていう歴史、を持ってるからですかね。
2014年7月3日木曜日
コンスタンティン 2005
BUMPの増川氏推薦の作品w
なんでしょうこの手のジャンル、宗教アクション、的なヤツ。シュワちゃんの奴もありましたよね、名前忘れちった。こぉいうの好きですよねーほんとアメリカってやつは。アメリカ?欧米ってやつは、けど日本だって、日本の妖怪だの、時代劇だの、好きだよねーそういうの・・・ってのは色々あります。他の文化圏の人からすると、なにをそんなにこだわっているのか?って思ってしまうけれど、まぁ元ネタがある、というのはストーリーにレイヤーが生まれるわけで深みがでるわけですよね。完全オリジナルってのはどうもペラペラになりがち、特に映画なんて二時間で壮大なドラマを作れっこないのでね。
元ネタがありましてDCコミックの ヘルブレイザー、です。最近、っつってもこの作品は全然最近でもないんですけど、DCコミック、マーベルコミックとマンガ、から実写映画が作られるというのがハリウッドでもそういう傾向です、日本はもちろん。オリジナル、じゃない分だけ、見に来るヤローがある程度予測できるし、パブリシティに使う予算も少なくてすむ、so WHO NOT?ってわけですね。
トランスフォーマー、スパイダーマン、バットマン、ヘルボーイ、アイアンマン、ハルク、XMEN、全部コミックのムビライズですね。
DCというのがマガジン、マーベルコミックスがジャンプって感じで二大巨頭です、マーベルにはオールスター総出演、みたいなマンガがあって、同じ雑誌社のヒーローが全員出るマンガ、みたいなのがあります、アベンジャーズとか。これはジャンプ特別企画映画、的なノリですが、向こうって作家性が強くないっていうか会社で色々な作品を作ってるので、1人の作家が一作品ってノリじゃないのです、から全員集合!みたいなのが出来るわけ、日本じゃ無理だものね、ワンピースとドラゴンボールが一緒に、みたいのが一回ありましたけど、日本ってのは作家がてんでバラバラに自由に書いているので長編とかものすごい大きな作品を協力して仕上げるってことは出来ませぬ(でもルパンとコナン、みたいなのやってたか・・・)、ファンが納得しないのでしょうね。
この映画当たったのかどうかわかりませぬが、キャストが豪華です、キアヌ、レイチェルワイズ、ティルダ・スウィントン、ガブリエル天使の役がティルダなんですけど、この人しか考えれないなー、どうしてもティルダはデヴィッド・ボウイに見えて仕方ない、けど手足の長さとか顔立ちのなんか神秘的な感じ、ぜってぇ日本人じゃ無理ってスタイルで、はまり役です。
いまいち日本ではパッとしなかったのはやっぱタイトルのせいでしょうね、何の映画かさっぱしわからぬもの、コンスタンティヌス帝の伝記映画?ってコンスタンティヌス帝をまず知らんだろうし、そいで普通のアクションだとおもいきやゴリゴリの宗教スラングばっかしでオーマイ、意味がわからぬ・・・ってなるし。ブルガーコフのマスターアンドマルガリータを思い出しましたね、いったい何の小説なのか、と思いきや、ほとんどがルシファーとイエスの話しという。
まず大事なことですが、マモンというのが誰かわかってないとこの映画ちっともわからないですね、マモンってのは拝金主義の悪魔です、サタンの使徒としてマモンだけがこちらのセカイに来ている、だからセカイは拝金主義という悪魔崇拝に陥ってるんだよっていうブラックレリジャスユーモアを理解しましょう。よく金の亡者をマモンの使徒め、って欧米だと言います。
でもマモンってのはあんまし日本には馴染みない、日本人ってイメージとしてだいたいクズみたいなエコノミー猿でして、典型的マモニストなんですけどね、自分に対する悪口だから知らないのですね。
だいたいでも悪魔っていうと
ルシファー(サタン) 元はガブリエルより上の最上級天使、が堕天使となっておる
メフィストフェレス 知悪魔 ルシファーの腰巾着的なの、ファウストで有名。黒魔術でもだいたいメフィスト、知識があり、悪魔であるっていう。だいたいイケメンだったり、場合によると美女だったりしますね、一番でじろが多い。知識はあるが、悟性を持たぬ、らしいですよ。科学者のカミサマでもあるのですよねー
マモン 上記
ベルゼバブ だいたい悪魔業界のNO2、ハエの大王、で気持ち悪い系の悪魔のトップ
モレク 異教神 だいたいでかい、巨神、で石造り感がある
ベリアル だいたいマッチョです、武闘派。
ってなとこじゃないでしょうか。あとリリス、ですね、お色気担当。天使よりも露出が多い、なんで悪魔のオンナ系ってのは露出が多いのですかね、確かに悪いっちゃあ悪いんだけどw
あとこれも大事なことですけどアメリカというのはプロテスタントが(ギリギリ)過半数でして、カトリックは少数派です、けどこの作品のキャラはほとんどが、カトリックだってことが伏線になってるのですよ。これってたまにどっちだっけ?ってなりますよねー。そういう時はプロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神、を思い出して、
プロテスタント=勤勉=金持ち=資本主義、って連想するとわかります。カトリックの国家はだいたいいっつも腐敗して破産しそうになってる、スペイン、イタリア、ってね。カトリックの奴に怒られるけれど・・・
なんでしょうこの手のジャンル、宗教アクション、的なヤツ。シュワちゃんの奴もありましたよね、名前忘れちった。こぉいうの好きですよねーほんとアメリカってやつは。アメリカ?欧米ってやつは、けど日本だって、日本の妖怪だの、時代劇だの、好きだよねーそういうの・・・ってのは色々あります。他の文化圏の人からすると、なにをそんなにこだわっているのか?って思ってしまうけれど、まぁ元ネタがある、というのはストーリーにレイヤーが生まれるわけで深みがでるわけですよね。完全オリジナルってのはどうもペラペラになりがち、特に映画なんて二時間で壮大なドラマを作れっこないのでね。
元ネタがありましてDCコミックの ヘルブレイザー、です。最近、っつってもこの作品は全然最近でもないんですけど、DCコミック、マーベルコミックとマンガ、から実写映画が作られるというのがハリウッドでもそういう傾向です、日本はもちろん。オリジナル、じゃない分だけ、見に来るヤローがある程度予測できるし、パブリシティに使う予算も少なくてすむ、so WHO NOT?ってわけですね。
トランスフォーマー、スパイダーマン、バットマン、ヘルボーイ、アイアンマン、ハルク、XMEN、全部コミックのムビライズですね。
DCというのがマガジン、マーベルコミックスがジャンプって感じで二大巨頭です、マーベルにはオールスター総出演、みたいなマンガがあって、同じ雑誌社のヒーローが全員出るマンガ、みたいなのがあります、アベンジャーズとか。これはジャンプ特別企画映画、的なノリですが、向こうって作家性が強くないっていうか会社で色々な作品を作ってるので、1人の作家が一作品ってノリじゃないのです、から全員集合!みたいなのが出来るわけ、日本じゃ無理だものね、ワンピースとドラゴンボールが一緒に、みたいのが一回ありましたけど、日本ってのは作家がてんでバラバラに自由に書いているので長編とかものすごい大きな作品を協力して仕上げるってことは出来ませぬ(でもルパンとコナン、みたいなのやってたか・・・)、ファンが納得しないのでしょうね。
この映画当たったのかどうかわかりませぬが、キャストが豪華です、キアヌ、レイチェルワイズ、ティルダ・スウィントン、ガブリエル天使の役がティルダなんですけど、この人しか考えれないなー、どうしてもティルダはデヴィッド・ボウイに見えて仕方ない、けど手足の長さとか顔立ちのなんか神秘的な感じ、ぜってぇ日本人じゃ無理ってスタイルで、はまり役です。
いまいち日本ではパッとしなかったのはやっぱタイトルのせいでしょうね、何の映画かさっぱしわからぬもの、コンスタンティヌス帝の伝記映画?ってコンスタンティヌス帝をまず知らんだろうし、そいで普通のアクションだとおもいきやゴリゴリの宗教スラングばっかしでオーマイ、意味がわからぬ・・・ってなるし。ブルガーコフのマスターアンドマルガリータを思い出しましたね、いったい何の小説なのか、と思いきや、ほとんどがルシファーとイエスの話しという。
まず大事なことですが、マモンというのが誰かわかってないとこの映画ちっともわからないですね、マモンってのは拝金主義の悪魔です、サタンの使徒としてマモンだけがこちらのセカイに来ている、だからセカイは拝金主義という悪魔崇拝に陥ってるんだよっていうブラックレリジャスユーモアを理解しましょう。よく金の亡者をマモンの使徒め、って欧米だと言います。
でもマモンってのはあんまし日本には馴染みない、日本人ってイメージとしてだいたいクズみたいなエコノミー猿でして、典型的マモニストなんですけどね、自分に対する悪口だから知らないのですね。
だいたいでも悪魔っていうと
ルシファー(サタン) 元はガブリエルより上の最上級天使、が堕天使となっておる
メフィストフェレス 知悪魔 ルシファーの腰巾着的なの、ファウストで有名。黒魔術でもだいたいメフィスト、知識があり、悪魔であるっていう。だいたいイケメンだったり、場合によると美女だったりしますね、一番でじろが多い。知識はあるが、悟性を持たぬ、らしいですよ。科学者のカミサマでもあるのですよねー
マモン 上記
ベルゼバブ だいたい悪魔業界のNO2、ハエの大王、で気持ち悪い系の悪魔のトップ
モレク 異教神 だいたいでかい、巨神、で石造り感がある
ベリアル だいたいマッチョです、武闘派。
ってなとこじゃないでしょうか。あとリリス、ですね、お色気担当。天使よりも露出が多い、なんで悪魔のオンナ系ってのは露出が多いのですかね、確かに悪いっちゃあ悪いんだけどw
あとこれも大事なことですけどアメリカというのはプロテスタントが(ギリギリ)過半数でして、カトリックは少数派です、けどこの作品のキャラはほとんどが、カトリックだってことが伏線になってるのですよ。これってたまにどっちだっけ?ってなりますよねー。そういう時はプロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神、を思い出して、
プロテスタント=勤勉=金持ち=資本主義、って連想するとわかります。カトリックの国家はだいたいいっつも腐敗して破産しそうになってる、スペイン、イタリア、ってね。カトリックの奴に怒られるけれど・・・
MAKING 165
もう一枚描いたはずだが・・・、次回。
今日は音楽を作っていまして。音楽ってのは。だんだんやりかたがわかってくると逆にもっともっと時間がかかるようになるっていう妙なメディアです。
そして音楽ってのは努力が報われないってことですね、絵、って頑張れば絶対見返りがある、それが絵のとってもいいこと。音楽と・・、あと小説、これはまったく努力が意味が無いことがある、アイデアや経験がすべてだったりする、お笑い、ってものそうですね、努力に見返りがない。スポーツってのもある程度努力は裏切らないものです、カラダを使うものって結構努力が大切。
だからIは人に進めるなら断然絵とか彫刻がいいと思いますね、才能、よりも気持ち、が大事だから。シンガーとかになりたいとかは、もう生まれ持ったもので99%ですから、野垂れ死にしたいっていう激マゾ以外にはね。
けどそれがかっこいいってのも事実ですけど。
///////
錦織氏は負けちまいましたねー、あぁいうビッグサーバーに勝つには相手の打ち方を見抜けばいいのです、卓球とは違ってラケットの打ち方を隠せないから、ワイド、センターってモーションを盗めばすぐわかる。ジャンプの仕方とかでも、テレビ見ながらでも8割は当てられます。
たぶんちゃんとビデオで研究してなかったんでしょうね、研究され尽くすとビッグサーバーは勝てなくなります、だからランキング上位にはビッグサーバーが消えたわけです、ビデオ時代ですからね。でもいきなり無名の新人が勝ち上がる場合はだいたいこの手のビッグサーバーです・・・
前に出てサービスエリア内にタマがあるうちにこつんと返すっていう技もあるのですけど、あれでも相手がミスったときに怖いです。
今日は音楽を作っていまして。音楽ってのは。だんだんやりかたがわかってくると逆にもっともっと時間がかかるようになるっていう妙なメディアです。
そして音楽ってのは努力が報われないってことですね、絵、って頑張れば絶対見返りがある、それが絵のとってもいいこと。音楽と・・、あと小説、これはまったく努力が意味が無いことがある、アイデアや経験がすべてだったりする、お笑い、ってものそうですね、努力に見返りがない。スポーツってのもある程度努力は裏切らないものです、カラダを使うものって結構努力が大切。
だからIは人に進めるなら断然絵とか彫刻がいいと思いますね、才能、よりも気持ち、が大事だから。シンガーとかになりたいとかは、もう生まれ持ったもので99%ですから、野垂れ死にしたいっていう激マゾ以外にはね。
けどそれがかっこいいってのも事実ですけど。
///////
錦織氏は負けちまいましたねー、あぁいうビッグサーバーに勝つには相手の打ち方を見抜けばいいのです、卓球とは違ってラケットの打ち方を隠せないから、ワイド、センターってモーションを盗めばすぐわかる。ジャンプの仕方とかでも、テレビ見ながらでも8割は当てられます。
たぶんちゃんとビデオで研究してなかったんでしょうね、研究され尽くすとビッグサーバーは勝てなくなります、だからランキング上位にはビッグサーバーが消えたわけです、ビデオ時代ですからね。でもいきなり無名の新人が勝ち上がる場合はだいたいこの手のビッグサーバーです・・・
前に出てサービスエリア内にタマがあるうちにこつんと返すっていう技もあるのですけど、あれでも相手がミスったときに怖いです。
登録:
投稿 (Atom)