2014年6月2日月曜日

ドカベン 1972

 前にも書いたのですがまた読み返すというねw

 今日は  I DECLARE HOLIDAY~~ ってわけだったので。


 ドカベンの終わりかたってほんと好きですねI、いや二年のセンバツは後半たぶん打ち切りが決まってしまったのかなんなのか、土佐校との試合が一話でおわったりと、めちゃくちゃになってしまいましたが、これがほーーんとドカベンの汚点になってしまいましたが・・・(といって弁慶に負けた二年の甲子園で打ち切りにするのもこれはこれで・・・)、作者は明訓高校が負けたというストーリーにしたのは失敗だったと言っていますが、でもIは負けるべきだったと思いますけどね。ん~~~、まぁ難しい、作家の端くれとしてどっちがいいのかわかんないです・・・・Iだったら、もっと高2くらいから野球を始めさせたほうが良かったのじゃないかと思いますね、だって高1で連覇しちゃったらねぇ?といって高1では弱小でだんだんと高2、高3で最後に優勝っつーのも、ありがちなサクセスストーリーっぽくてなんかシラーですし。

 ともかくそんなんがありながらも、いきなり里中中退って、そんな前フリ全然なかったじゃねぇか!みたいなのもありつつ、ともかく岩鬼のセリフが9億点くらいの名台詞なんですね。


 ただ全体としてのまとまりとして、なんか、どうしたもんかいの~~~、って感じになってしまったのは残念至極、これがジョーのほうが名作とされる原因になってますよね、ジョーは本当に鮮やかに終わりましたし、全体のバランスも抜群でした(ハリマオー必要だった?ってのはあるけど)。スラムダンクが打ち切りを決断したもの、ドカベンの轍を踏まないためだったと思いますし。


 そういうわけで、もぉ、前フリとかサイドストーリーなんてどうでもいいから見たい試合を書こうぜってことで大甲子園なんですよね。ストレスがたまるというか残念な終わり方だったから・・・大甲子園は、すげぇ面白いです、けどやっぱ人間ドラマが無い分だけ、感動はしないですね。しなかったという記憶がある、見返してみよ~。


 ドカベンで誰が一番好き?ってのは超性格が出る質問ですが、Iは岩鬼ですね、岩鬼の完璧じゃないところが好きです、ビッグマウスを叩いて、呆気無く三振して、失恋したり、エラーしたり、オトコは泣かないといいつつしょっちゅう号泣したり、それでもじぇんじぇんへこたれたり悪びれないところがかっこいい。ただわいはかっこよく生きたいだけなんや、ってまだ柔道やってるころから言ってるんですけど、ほんとそれだけなんですよね、ただかっこよくやりたいだけなんだ、なんてすげぇモチベーションの持ち方だろう、無敵じゃんw